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SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ vol.84 2026.5.28

2026/05/28 (Thu) 13:00
○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ vol.84 2026.5.28
 
 サステナビリティCSOフォーラム/環境パートナーシップ会議(EPC)
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○

もくじ
【1】時事情報
【2】サステナビリティ紀行
【3】サステナビリティ関連書籍の紹介
【4】お知らせ・イベント紹介

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【1】時事情報

○第48回南極条約協議国会議(ATCM48)の開催
  2026年5月11日から21日まで「第48回南極条約協議国会議(ATCM48)」
 が広島市において開催されました。
  南極条約協議国会議(ATCM)は、南極条約に基づき南極において積極
 的に科学調査活動を実施している「協議国(29か国)」が、南極地域の
 平和的利用、科学的研究の促進、生物資源の保護・保存等について毎年
 会議を開催し議論する場です。
  会議は協議国が持ち回りで開催し、日本での開催が1994年以来32年ぶ
 りとなりました。今回の会議では、南極の環境保護や透明性向上、観光
 枠組みなどについて議論されました。

 →外務省「第48回南極条約協議国会議(ATCM48)(結果)」
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_03748.html

○UN事務総長来日・日本の国連加盟70周年
  2026年5月17日から20日まで、アントニオ・グテーレス国連事務総長
 が訪日されました。滞在中、滞在中、天皇陛下はグテーレス国連事務総
 長を御引見になり、高市早苗内閣総理大臣との会談、茂木敏充外務大臣との
 意見交換等も行われました。
  また、国連事務総長の訪日にあわせ、アジアでの開催は初めてとなる
 「国連システム事務局長調整委員会(CEB: United Nations System
 Chief Executives Board for Coordination)」の年次会合や日本の国
 連加盟70周年記念シンポジウムなども開催されました。 

 →UNIC「アントニオ・グテーレス国連事務総長の訪日について」
 https://www.unic.or.jp/news_press/info/54454/

 →国連大学「日本の国連加盟 70 周年記念シンポジウム」
 https://jp.unu.edu/events/archive/symposium/celebrating-70-japan-un-cooperation-expo-2025-and-the-future-of-multilateralism.html

○国連、「Beyond GDPに関するハイレベル専門家グループ」報告書を公表
  国連は2026年5月7日、「Beyond GDPに関するハイレベル専門家グルー
 プ(HLEG)」による最終報告書「Counting What Counts: A Compass of
 Progress for People and Planet(重要なものを数える:人と地球のた
 めの進歩の羅針盤)」を公表しました。このハイレベル専門家グループ
 は、「未来のための協定(Pact for the Future)」で定められた内容
 に基づき、国連加盟国からの要請を受けて国連事務総長により設置され
 たものです。
  報告書では、DPを完全に置き換えるのではなく、経済活動を示す指標
 として維持しつつ、「現在のウェルビーイング」「公平性・包摂性」
 「持続可能性・レジリエンス」の3分野を組み合わせた“Beyond GDP”
 の考え方を提示しました。また、自然資本・人的資本などを含む多面的
 な指標を通じて、将来世代を含めた社会全体の豊かさを把握する必要性
 を強調しました。

 →国連「Beyond GDPに関するハイレベル専門家グループ」(英文)
 https://www.un.org/en/beyondGDP

〇5/22(金)は、国際生物多様性の日です
  毎年5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」であり、世界
 共通のテーマに沿って、世界各地で普及啓発イベントが開催されます。
  国際生物多様性の日を記念し、5/28(木)に国際生物多様性の日2026
 シンポジウム「『地域の一歩が、世界を動かす』~協働で実現する人と
 自然の共生~」を開催するほか、J-GBF(2030生物多様性枠組実現日本
 会議)関係団体等においても、5月22日(金)を中心に生物多様性を感
 じ、学び、行動するイベントを全国各地で開催します。
  ぜひ、お近くのイベント会場に足をお運びください。

 →環境省「国際生物多様性の日(5月22日)について」
 https://www.env.go.jp/press/press_04478.html


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【2】サステナビリティ紀行

◆南極の保全に関する国際的な動き
 (第48回南極条約協議国会議(ATCM48)のポイント)
  2026年5月11日から21日まで、広島市で「第48回南極条約協議国会議
 (ATCM48)」が開催されました。
  南極条約は南極地域の平和的利用、科学的調査の自由と国際協力の促
 進、核爆発及び放射性廃棄物処分の禁止などを原則とし、1959年に採択
 されました。南極条約協議国会議(ATCM: Antarctic Treaty Consulta-
 tive Meeting)は、南極条約締約国の中でも、南極に基地を設ける等、
 実質的で積極的に科学的調査活動を実施してきている国が南極条約に基
 づき定期的に集まり、情報の交換や国際協力の促進等について協議を行
 う場です。32年ぶりに日本で開催された今回の会議では、近年活発にな
 っている南極観光活動への対応や気候変動が南極地域に与える影響等が
 議題となりました。
  今回は、南極・南大洋連合(ASOC: Antarctic and Southern Ocean
 Coalition)のメンバーでもあり、ATCM48を含む南極・南極海の環境保
 全に関する活動に参加してきた国際環境NGO FoE Japan代表理事のラン
 ダル・ヘルテンさんに、ATCM48での議論や今後の見通しなどについてお
 話を伺いました。
 https://sus-cso.com/kiji/suskiko260528


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【3】サステナビリティ関連書籍の紹介

◆三陸の浜から未来へ: 地域の知から考えるこれからのくらし
 ・吉野馨子、佐藤布武、西山直輝 編著
 ・定価:2,500円+税
 ・発行年月:2026年4月
  第1部では、三陸および雄勝半島での主要な漁業、農業、林業のなり
 たちについて述べ、自然とそれに人々が働きかけてきた歴史が織りなす
 重層的な豊かさを描いた。第2部は、地域にある資源をみつめ、それを
 いかし地域を元気づけようとしている7つの取り組みを紹介していく。
 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784811907154

◆プラネタリーヘルス入門 地球と人類の健康のためにできること
 ・國井修 著
 ・定価:3,200円+税
 ・発行年月:2026年2月
  気候変動、海洋酸性化、生物多様性の損失、大気汚染――。
  このまま地球が病み続ければ、人類が生き残れない未来がやってくる。
  地球と人をともに健康にし、地球の生物圏全体のウェルビーイングを
 達成する〈プラネタリーヘルス〉という概念。それは、学際的な研究成
 果とイノベーションを結集し、100年、200年先を見すえる全人類規模
 の運動でもある。この〈プラネタリーヘルス〉にコミットするための、
 待望の入門書。
 https://www.msz.co.jp/book/detail/09831/


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【4】お知らせ・イベント紹介

〇【東京・オンライン】6/6(土)イラン情勢から考えるエネルギーと平和
 ーFoE Japanの現場から
  アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃は、人道危機とエネルギー危
 機を引き起こしました。
  こうした状況の背景には、私たちの社会が海外の化石燃料資源や原子
 力に依存している現実があります。政府や産業界は「エネルギー安全保
 障」を掲げ、化石燃料や原発の推進を加速させています。
  戦争、核の保有、拡大する化石燃料投資、そして気候危機―これらの
 問題は深く結びついています。本イベントでは、FoE Japanの活動から
 見えてくる現場の声をもとに、社会の大きな動きと私たちの暮らしとの
 つながりを考えます。
 ・時間:13:00~15:00
 ・開催方式:ハイブリッド形式(対面、Zoom)
 ・会場:北とぴあ 第一研修室(東京都北区)
 ・参加費:無料
 ・主催:国際環境NGO FoE Japan
 ・詳細:https://foejapan.org/issue/20260427/29361/

〇【オンライン】6/14(日)ワークショップ
 「私たちが創るサステナブルな未来」
  本ワークショップは、「環境問題に関心はあるけれど、学校や職場で
 学ぶ機会がない」「何か行動を起こしたいけれど、何から始めればいい
 かわからない」というユース世代(35歳以下)の方を対象としています。
  本ワークショップに先立ち、事前ウェビナー(6月3日開催「30分で学
 ぶ環境の重要課題」)で、「気候変動(適応)」、「廃棄物管理・循環
 経済」「生物多様性」の3分野の基礎をインプット、続く本ワーク
 ショップでは、環境課題への意識をさらに深め、明日からできる具体的
 なアクションプランを形にしていきます。
  本プログラムはオーストラリアで実績を持つユース向け研修スキーム
 「Youth Leading the World」をベースにしています。当日は、研究者
 や教育者、すでに活動中の同世代メンバーと共に、主体的なアクション
 プランの作成を目指します。
 ・時間:14:00~18:00
 ・開催方式:オンライン
 ・参加費:無料
 ・定員:20名
 ・主催:一般社団法人NatureLit Japan
     公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
 ・共催:一般社団法人 Change Our Next Decade
     青年環境NGO Climate Youth Japan
 ・詳細:https://www.iges.or.jp/jp/events/20260614

〇【大阪】6/17(水)環境・SDGs基礎セミナー【第2回】
 気候変動と資源循環~最重要課題から学ぶ問題の本質と企業の役割~
  サステナビリティ推進を担う担当者様向けの全3回連続講座です。
  SDGsの基本概念をはじめ、気候変動や廃棄物問題、サーキュラーエコ
 ノミーといった最新の重要テーマを、講義と展示場見学を通じて実践的
 に学びます。
  社会課題とビジネスの結びつきを深く理解し、日々の業務における
 SDGsの「自分ごと化」を目指すための基礎講座です。
 ・時間:14:00~16:30
 ・場所:おおさかATCグリーンエコプラザ(大阪市住之江区)
 ・参加費:無料
 ・定員:20名
 ・主催:おおさかATCグリーンエコプラザ実行委員会
 ・詳細:https://www.ecoplaza.gr.jp/seminar_post/20260617s/

〇【東京】6/17(水)大学生・院生対象】環境サステナ就活のはじめかた~
 「環境サステナ就活ナビ」イベント第1回~
  WWFジャパンが実施した就活生の環境意識調査では、環境に関心の高
 い学生の約8割が、環境によい取組をしている企業を選びたい一方で、
 実際には企業の環境の取組の調べ方や評価の方法が分からないと感じて
 いることが判明しました。
  そこでWWFジャパンでは、環境を企業選びの軸としたいと考えている
 就活生を応援するWebサイト「環境サステナ就活ナビ」を2026年6月上旬
 に立ち上げ、企業選びのヒントとなるような第三者による評価や企業の
 好事例などを紹介します。
  そこで、同じような考えをもつ就活生同士がつながる機会として、定
 期的にイベントを開催していきます。第一回目は「環境サステナ就活の
 はじめかた」と題し、企業選びの方法の説明や、実際に環境を軸に就活
 をした社会人1~3年目の方によるセッションを行います。会の途中では、
 グループに分かれ悩み等を共有しあう交流会も行います。
 ・時間:16:00~18:30
 ・場所:キャリアチケットカフェ早稲田店(東京都新宿区)
 ・参加費:無料
 ・定員:45名
 ・主催:公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
 ・詳細:https://www.wwf.or.jp/event/organize/6261.html

〇【東京・オンライン】6/22(月) SDGsジャパン総会イベント
 「平和と人権から考えるSDGsのこれから」
  SDGsの達成期限まで、残り5年を切りました。
  2030年に向けた歩みをさらに前へ進めるために、今あらためて大切に
 したいのが、SDGsの前提であり基盤である「平和」と「人権」です。環
 境、社会、経済の課題に統合的に取り組むSDGsは、多様な立場の人びと
 がつながり、対話し、行動を重ねることで実現に近づいていきます。
  SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)は総会に合わせ、会員の
 皆様とともにSDGsのこれからを考える会員限定イベントを開催します。
  今回のテーマは、SDGsの前提であり、達成に不可欠な「平和」と「人
 権」です。4人の登壇者からの論点提起を通じて、残り4年7ヶ月SDGsの
 これからを会員の皆様と考えます。
  本イベントは、SDGsジャパンの会員の皆様とともに、これからのSDGs
 の歩みを考えるための機会です。日々の活動の現場で感じている課題や
 願いを持ち寄りながら、平和と人権を土台に、私たちにできることを一
 緒に考えていきます。会員限定での開催となりますが、これを機に新た
 にご入会いただいた方もご参加いただけます。
 ・時間:16:30~17:30
 ・開催方式:ハイブリッド形式(対面、Zoom)
 ・会場:人権ライブラリー(東京都港区)
 ・参加費:無料
 ・主催:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク
 ・詳細:https://www.sdgs-japan.net/single-post/2026june-event

〇【東京】6/25(木)SXトラック 第5回セッション
 住み続けられるまちづくり(政策編)
 ~「地域循環共生圏」の構築にむけた地域トランジッション~
  東京都市大学が東京・渋谷に開設した新たな拠点「TCU Shibuya PXU
 (東京都市大学渋谷パクス)」では、持続可能性(SX)に関するシリー
 ズ・セッション(SXトラック)を開催しています。
  今回のセッションでは、環境省が2018年の「第五次環境基本計画」で
 で提唱した概念で、都市と地方がそれぞれの強みを活かし、持続可能な
 社会を共につくることを目指す「地域循環共生圏」について議論します。
  「地域循環共生圏」とは、「各地域が自立しながら、地域の資源を循
 環させ、互いに支え合うネットワーク」のこと。SDGsが掲げる「環境・
 社会・経済」の統合的解決を「地域レベル」で実践するプロジェクトで
 あり、「ローカルSDGs」とも呼ばれています。
  具体的には、「地域循環共生圏の構築に向けた地域トランジッション」
 をテーマに、まちをひとつの“生態系(エコシステム)”として捉え、
 内在する多様な資本を可視化し、地域内外のつながりを強化させること
 により、自然資本を基礎とした、社会・経済のあり方を模索します。
 ・時間:18:30~20:00
 ・場所:TCU Shibuya PXU(東京都市大学渋谷パクス)(東京都渋谷区)
 ・参加費:無料
 ・定員:80名
 ・主催:東京都市大学
 ・協力:SDSN JAPAN、株式会社宣伝会議、環境ビジネス、ESD活動支援
     センター、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
 ・詳細:https://peatix.com/event/5014409

〇【全国】~6/30(火)「第25回聞き書き甲子園」高校生募集
  「聞き書き甲子園」は、全国の高校生が森・川・海の「名人」を訪ね、
 その知恵や技(わざ)、心を「聞き書き」し、記録、発信する活動です。
 本年度、全国12の地域で聞き書きする65名の高校生を募集します。
  各地の自然とともに生きる「名人」の知恵や生き方に学び、日本の豊
 かな環境や文化を次世代につなぐ取り組みです。高校生の皆さんのご応
 募をお待ちしています。
 ・参加対象:高校生 
 ・募集人数:65名
 ・応募方法:Webサイト内の応募フォームまたは事務局へ郵送
 ・参加費:無料
 ・締切:6/25(木)必着
 ・主催:聞き書き甲子園実行委員会
 ・詳細:https://www.kikigaki.net/

〇【茨城】7/20(月・祝)国立環境研究所公開シンポジウム
 「聴いてわかる環境研究の今、知ってわかる私たちの未来」
  国立環境研究所は、環境に関するさまざまな研究成果を広く社会にお
 伝えするため、1998年6月から毎年「公開シンポジウム」を開催してい
 ます。
  今回のテーマは、「聴いてわかる環境研究の今、知ってかわる私たち
 の未来」。
  気候変動が部活動に与える影響、首都圏でのCO2観測、PFASの分析法、
 水の安全性など、社会的な関心の高い課題に対し、最前線で活躍する国
 環研の研究者たちが、その研究活動をわかりやすくご紹介します。
  研究者の講演後に始まるパネルディスカッションでは、近隣の中学校
 や高等学校の先生方をお招きし、研究者とともに次世代を担う生徒達が
 環境問題を自分の未来と結びつけて理解すること(じぶんごと化)の重
 要性、そのための工夫や取組について語ります。
 ・時間:13:00~16:30
 ・場所:つくば国際会議場(茨城県つくば市)
 ・参加費:無料(要事前申込)
 ・主催:国立環境研究所
 ・詳細:https://symposium.nies.go.jp/2026/


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 新緑のきれいな時期ですね。5月22日は国際生物多様性の日でした。各
地で田植えが行われていますので、そのような風景を楽しむのも良いかと
思います。
 来月は環境月間です。自然の恵みに感謝し、環境のこと、サステナビリ
ティのことを考える機会が各所であるかと思いますので、どうぞご参加く
ださい。

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 このメールマガジンは「サステナビリティCSOフォーラム」宛に
お申込みいただいた方や、名刺交換させていただいた方にお送り
しています。登録および解除は、以下のサイトで受付けています。
https://sus-cso.com/submit

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 発行:一般社団法人 環境パートナーシップ会議(EPC)
 E-mail: rio20@epc.or.jp <https://epc.or.jp> Tel:03-3407-8107
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