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SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ vol.52 2021.1.29

2021/01/29 (Fri) 17:00
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 SDGsメールマガジン ~ずっと続く未来へ~ vol.52 2021.1.29
 
 サステナビリティCSOフォーラム/環境パートナーシップ会議(EPC)
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○
もくじ
【1】時事情報:  
【2】サステナビリティ紀行  
【3】サステナビリティ関連書籍の紹介   
【4】お知らせ・イベント紹介
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【1】時事情報

・「SDGsアクションプラン2021」が決定
2020年12月の第9回推進本部会合にて、2021年のSDGs推進のための具体的施策をとりまとめた『SDGsアクションプラン2021』が決定されました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/effort/index.html#promotion


【2】サステナビリティ紀行

◆「地域の市民力を活かし、パートナーシップでSDGs達成を目指す」
自治体によるSDGs未来都市が増えたり、大学や協同組合などあらゆるステークホルダーによるSDGs取組が広がっていますが、地域ごとのプラットフォームもできつつあります。
今回は、主に富山県内で活動している団体や市民によって作られた「環境市民プラットフォームとやま」の活動について事務局長の堺勇人さんにお話を伺いました。
https://sus-cso.com/kiji/suskiko210119


【3】サステナビリティ関連書籍の紹介

◆『SDGsで地域の環境を守ろう~地域で活動するNPOのためのSDGs活用ガイド~』
http://www.geoc.jp/activity/international/2664911.html
この冊子は、SDGsに取り組むことによってNPOの活動の活性化やパートナーシップの促進に活用いただけるよう作成しました。
SDGsの成立背景、その捉え方、達成に向けて期待されるNPOの役割や取り組む意義と可能性から、これまでの活動に加えてSDGs達成にもつながるヒントが得られるようになっています。
SDGsを身近なものでひもといた事例や、自身の活動とSDGsのつながりを考えたり事業性の拡大を検討したりするためのワークも掲載しています。

◆『13歳からの食と農 家族農業が世界を変える』関根佳恵(著)
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/sa/1120.html
私たちにとって「食べること」は喜びであり、また命をつなぐためにも欠かせません。
しかし、ここ数年の異常気象や感染症は、これからも栄養豊かで、安全で質の高い食を将来にわたって十分に確保できるのかという課題を浮き彫りにしています。
国連は、持続可能な農と食のあり方を実現するために2019~2028年を国連「家族農業の10 年」と定めました。
本書は、”家族農業はSDGsの要”だとして、小規模な家族農業経営が担ってきた、環境にも社会にも優しいシステム「アグロエコロジー」の可能性や、だれもが農的暮らしをできる社会に向けての取り組みなどを紹介しています。

◆Emissions Gap Report 2020
http://www.geoc.jp/activity/regionalactivities/26610.html
UNEPは気候変動の最悪の影響を避けるために、温室効果ガスの排出に関して2030年のあるべき姿と現実的な予測とのギャップについて、10年以上にわたってレポートしてきました。
今年のレポートでは、2020年コロナ禍に温室効果ガスの排出量は減少したにもかかわらず、世界はパリ協定の目標をはるかに超えて3℃を超える気温上昇に向かっていることを明らかにしています。
また、排出量のギャップを埋める上で、海運・航空部門だけでなく、ライフスタイルと行動の変化が果たす役割を強調しています。

◆人間開発報告書2020
http://www.geoc.jp/activity/regionalactivities/26611.html
人間開発報告書は、毎年異なるテーマのもとに人間開発のあり方を問題提起し、国際社会の議論をリードしてきました。
今日、世界が新型コロナウイルス感染症の大流行という危機に直面するなか、2020年の報告書では、各国の二酸化炭素排出量とマテリアルフットプリントを勘案した人間の進歩に関する新たな試験的指数を提示し、今後も同じような危機が訪れると警告しています。
また、SDGsは世界が目指すべき未来を指し示していますが、報告書では、そこに到達するために必要なステップと方法についても言及されています。
*日本語での説明はこちら(UNDP駐日代表事務所)
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/library/human_development/hdr2020.html


【4】お知らせ・イベント紹介

・2/3(水)、2/4(木) 森林サービス産業フォーラム2021 オンライン開催
山村の活性化に向けた「関係人口」の創出・拡大のため、森林空間を健康・観光・教育等の多様な分野で活用する新たなサービス産業『森林サービス産業~新たな森と人のかかわり「Forest Style」の創造~』への注目が高まっています。
そこで、本年度森林サービス産業の「モデル地域」に選ばれた地域の取組等を紹介するとともに、参加側の団体等が、相互のネットワークづくりに貢献する場・機会を提供するため、関係者が一堂に会する各種行事を開催します。
〇詳 細:http://www.green.or.jp/topics/fs2020/

・2/5(金)、2/6(土)SDGs推進フェア「SDGs AICHI EXPO 2020」
愛知県は、2019年7月に国からSDGsに大きく貢献する可能性を持った地域として「SDGs未来都市」に選定され、愛知県の企業、大学、NPO、市町村などが様々な取組を始めつつあります。
SDGsの17のゴールのうち、特に重要な意味を持つものが GOAL 17:「パートナーシップで目標を達成しよう」であり、個の力を集結させ、愛知県全体で強いパートナーシップを構築していくことは、SDGs達成に向けた大きな一歩になります。
〇詳 細:https://sdgs-aichi.com/

・2/8(月)~3/18(木)オンラインリレーイベント「SDGs書籍の著者に聞く」
SDGsに関する書籍の著者をゲストに招き、自著で最も伝えたかったことや、SDGsの現
状や課題などについて、6回連続でお話いただきます。
〇詳 細:https://que.digital.asahi.com/question/11003483

・2/8(月)~2/13(土)「JEIエシカル・サミット&ウィーク」オンライン開催
近年度重なる深刻なウイルス蔓延の要因は、牛肉、大豆、パーム油、木材・紙等々を過剰に得るための自然の破壊にあると国連環境計画(UNEP)は指摘しています。
こうした社会の危機的状況から抜け出すべく、若い世代の思いを核に、あらゆる世代が協働して「EX:エシカルな変革」を構想する2021年エシカル・サミット&ウィークが開かれます。
〇詳 細:https://www.jeijc.org/ethical-summit-week/

・2/15(月)、2/22(月)オンライン学習会(第2回、第3回)「開発とSDGs~市民からの持続可能性アセスメント~」
開発事業におけるSDGsのあり方について、どのように市民の立場から評価するのかについてのオンライン学習会を開催いたします。
第2回は「開発とSDGsにおける市民活動の役割」、第3回は「市民からの持続可能性アセスメント」がテーマです。
〇詳 細:http://npo.omachi.org/?p=15238

・2/16(火)シンポジウム「ポストコロナ社会を生き抜く地域の知恵と持続可能性 -新たな地域循環共生圏(ローカルSDGs)の創造-」オンライン開催
本シンポジウムでは、コロナ禍で注目の高まった自立・分散型社会について、具体的な先進事例を共有します。
特に、ウィズコロナの新しい活動を先導し、現在も発達を続けるICTが地域社会の内外をつなげる機能に注目して、ポストコロナの社会像に迫ります。
そして、デジタルトランスフォーメーション(DX)で進化したパートナーシップが生み出す新たな価値と、自立・分散型社会が地域の特性に応じて相互に支え合う地域循環共生圏(ローカルSDGs)を手がかりに、持続可能な社会へと発展するポストコロナの地域社会像を探ってまいります。
〇詳 細:https://www.env.go.jp/press/108971.html

・2/17(水)「ローカルSDGs四国キックオフフォーラム」開催
四国の地域課題を解決し、地域創生の成果を確かなものとし、持続可能な地域づくりを進めていくために、ローカルSDGsの達成に向けた取組を積極的に推進することが重要です。
そこで、この取組を推進するプラットフォームとして「ローカルSDGs四国(LS四国)」を立ち上げます。
〇詳 細:https://4epo.jp/information/events/20750.html

・2/24(水)三鷹市・三鷹ネットワーク大学 講座「省エネからはじめるSDGs~毎日の暮らしと世界の課題~」
暮らしの中での省エネの取り組みが、17のSDGs目標とどのように繋がり、地球温暖化防止のために重要であるかを学びます。(講師・ファシリテーター:星野智子)
〇詳 細:https://www.mitaka-univ.org/kouza/D2012900

・2/26(金)SDGsジャパン ウェブセミナー「コロナ時代のSDGs~地域の視点から、市民社会の実践を探る~」
団体発足4周年を記念した本イベントでは、特に「地域」をテーマに「誰一人取り残されないSDGsの達成」のために、日本の各地域から生まれてきた実践を共有するとともに、さらなる発信のあり方について議論します。
〇詳 細:https://www.sdgs-japan.net/single-post/20210226_event

・3/17(水)~3/19(金) NEW環境展 / 地球温暖化防止展 開催
各種課題に対応する様々な環境技術・サービスを一堂に展示情報発信する事により環境保全啓発を行い、国民生活の安定と環境・温暖化防止関連産業の発展を目的として開催します。
〇詳 細:https://www.nippo.co.jp/n-expo021/

・「第4回ジャパンSDGsアワード受賞団体」決定
SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体として、SDGs推進本部長(内閣総理大臣)表彰に「みんな電力株式会社」、SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞に「北海道上士幌町」、「青森県立名久井農業高等学校 環境研究班」
などが表彰されました。
〇詳 細:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/award/index.html#award4

・国連広報センターの広報誌『Dateline UN』最新号Vol.100
「『より良い復興』から持続可能な世界へ」、「創設から75年、初のバーチャル国連総会」など最新情報をご覧いただけます。
〇詳 細:https://www.unic.or.jp/news_press/info/40715/

・環境省「第8回グッドライフアワード」環境大臣賞最優秀賞等が決定!!
最優秀賞には、「荒れた山林を児童養護施設の子どもたちと伐り拓いて里山づくり ~自らの力でふるさとを創り上げる試み~」としてNPO法人 東京里山開拓団(東京都)が選ばれました。
〇詳 細:https://www.env.go.jp/press/108669.html

・国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)第2回ワークショップ開催
2020年11月11日、UNU-IASが設立したSDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)の第2回ワークショップがオンラインで開催され、25大学から45人が参加しました。
〇詳 細:https://ias.unu.edu/jp/news/news/second-sdg-up-workshop-discusses-times-higher-education-impact-rankings.html

・『NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦 | SDGs』のミニ動画
学校の教材や、企業の研修にも無料で使用できます。是非ご覧ください。

[地球のミライ] 温暖化は新フェーズへ
〇詳 細:https://youtu.be/J7OpIbxtZ3A
[地球のミライ] 2100年に“待っている未来”
〇詳 細:https://youtu.be/f6J3gptt76I
[地球のミライ] 若者たちの声で脱炭素へ!
〇詳 細:https://youtu.be/wFqEDEAFUlc

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・・・最後に
オンラインセミナー、ウェビナーがたくさん開催されています。知識を蓄積するにはとても有効ですね。
一方で、対面での意見交換やちょっとした立ち話、名刺交換や思わぬ出会いなどないのがちょっと寂しいです。
リアルに会う時の臨場感や場の雰囲気を感じらたらと思いますが、それが無くても慣れてしまっているような気もします。
今年のSDGs全国フォーラムは長野県で開かれます。
https://shinshu-sdgshiroba.com/forum/ 
1/31の分科会で登壇します。リアル参加できず残念ですが、臨場感が出せるように努めます!(星野智子)


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