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『マンションへの散歩道 第二十三歩』 2023/2/7

2023/02/07 (Tue) 11:25
━「マンションへの散歩道」発行:マンションコンサルティング-━
このメールマガジンは、配信登録された方の他に、マンションコンサルティング社員と名刺交換された方、および過去に展示会・セミナー等に参加いただいた方に配信しています。
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XXXX XXXX 様

謹賀新年!
今年も、皆様に喜んでもらえるマンション記事情報をお伝えできるように励みます。
自動車業界のEV化は様々な課題を抱えながらも着実に進んでいるように見えます。マンションに係る立場としては、マンションはどうすればよいかという課題を抱えています。これまで、その対策のいくつかを紹介してきましたが、どう見ても、住人目線では解決したとは言えないようです。
昨年末に日産自動車マーケテイング本部が「EV車購入時に重要な住居の環境についての調査」を発表しました。その調査結果でもマンションのEV化への課題が解決していないことが読み取れます。調査対象がEV購入検討者(保有者)、及び集合住宅に居住する30~50代男女400名ですが、結果は「マンション住まいではEV車が買えない」という肌感覚に近いものでした。

■EVと住環境についての調査リリース
集合住宅に住まいの方のEV購入検討は、ここ3年で増加。一方で、集合住宅に充電設備がないことで購入が難しいと考える方が88.6%と判明。(出所:PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000065945.html

それでは、「マンションへの散歩道」の第二十二歩を発信しますので御一読ください。(MCKK編集)

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目次
1 岩見守和のマンション関係記事:2022年12月
2 マンションと法:役員の資格2
3 アメリカ便り:本当にマスクで驚いた
4 避難生活に役立つカトー折り:難関を突破するアイデアや知恵
5 マンション関係判例集:時系列平成26年~令和2年
6 マンション問題を考える:金利がない時代から、金利がある時代へ
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【1 岩見守和のマンション関係記事】
■マンション関係記事12月分
好評のマンション関係記事12月分(72ページ)をお届けします。(情報リスクアドバイザー 岩見 守和)
https://www.mansion-consulting.co.jp/wp-content/uploads/2022/12/%E3%80%90%E5%B2%A9%E8%A6%8B%E3%80%91%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%A8%98%E4%BA%8B_2022%E5%B9%B412%E6%9C%88.pdf
■『岩見守和のマンション関係記事』のバックナンバーはこちらで確認できます。
https://www.mansion-consulting.co.jp/mi_blog/

【2 マンションと法】
■役員の資格2
前回は、標準管理規約が定める役員の資格要件を確認しましたが、役員の資格等について、マンション独自の規約等が設けられたりする場合があります。このような取組は、組合員のマンション管理に対する無関心化を原因とする役員のなり手不足に対応するための方策を意図したものであったりしますが、区分所有法等の法律との関係で注意すべき事項があります。この問題を考える上でのリーディングケースとしては、・・・・・・(弁護士 豊田 秀一)
《以下、ホームページに掲載》
https://www.mansion-consulting.co.jp/toyoda_mag22/

【3 アメリカ便り】
■本当にマスクで驚いた
新年あけましておめでとうございます。今年は、久しぶりに日本でのお正月を迎えられることになりました。 実は昨年のお盆に一週間だけ帰国しましたので、今回は、コロナ後2回目の帰国になりますが、この日本滞在中に驚いたことや目新しい事をいろいろ見つけることができました。国内が生活圏の方にとっては日常的に変わらない事と思いますが、在米日本人にとってどんなことが驚きだったのかを紹介・・・・・・(米テキサス 谷 景太)
《以下、ホームページに掲載》
https://www.mansion-consulting.co.jp/tani_mag22/

【4 避難生活に役立つカトー折り】
■難関を突破するアイデアや知恵
今年もたいへんな年でした。コロナで会社や団体があらゆるところで振り回されました。これらの難関を突破するアイデアや知恵もあったと思います。新しい出会いは物でも人でも、組織でも出逢いが起こったでしょう。今回は、このアイデアと知恵でちょっとしたことですが、突破した一例を紹介します。新潟の印刷会社からオファーが・・・・・・(カトー折り 加藤 祐一)
《以下、ホームページに掲載》
https://www.mansion-consulting.co.jp/katoh_mag22
■今月のカトー折り
カレンダーがパーティに便利な大皿になる
(弁当の包装紙の素敵な絵柄。端を折ってその絵柄が皿に変身)

【5 マンション関係判例集】
マンションに関する裁判の判例等を「マンション関係判例集」としてまとめました。
本資料は山形民男氏の作成した判例資料集「時系列平成26年~令和2年」全131ページをもとにしています。(MCKK編集)
■犯罪関係訴訟[例]
理事長の着服に実刑判決 東京高判 平27年9月8日
■民泊問題等訴訟[例]
100戸超の分譲マンションで民泊差し止め訴訟 大阪地判 平28年1月27日
■マンションの相続関係訴訟[例]
共同相続した マンションをめぐる訴訟 東京地判 平27年3月18日
■マンション共有関係訴訟[例]
共用部分を携帯電話基地に賃貸して得た賃料に関する訴訟 最二小判平27年9月18日
《詳細は、ホームページに掲載》
https://www.mansion-consulting.co.jp/yamagata_mag22/

【6 マンション問題を考える】
■金利がない時代から、金利がある時代へ
年末に日銀が金融緩和策を修正した。長期金利の上限幅を0.25%から0.5%に変更した。日銀総裁は金融緩和を円滑にするためであり利上げではないというが、やはり利上げだ。結果、株価は下がり、為替は円高になった。短期金利は変更ないという。振り返ると、約10年前に2%ターゲットの政策決定後、例のアベノミスクが始まり、異次元緩和がスタートした。しかし、思うように成果が出ないのでマイナス金利にした。そこに、コロナ禍とウクライナ問題等でインフレになった。為替にも影響が出た。さぁ、どうしようかというところに今回の利上げである。もしかしたら、アベノミクスからの転換か?政府は増税をした。これと抱き合わせると政策転換かもしれない。
金利が上がれば住宅ローン金利も上がる。今回の利上げで10年、20年、30年の固定金利は上がる。しかし、既に長期の固定金利で契約している場合は問題ない。心配なのは変動金利での契約だが、変動金利は短期金利との変動なのですぐには問題ない。だから結論としては、今は問題ない。仮に今のマイナス金利をゼロにしても問題ないことになる。一安心である。しかし、中長期的には要注意だ。
今、マンションで問題なのは、増税、インフレ、収入減である。特にインフレは止まりそうもない。今でもインフレで機材や人件費の上昇でアップアップである。当然だが将来的に計画修繕をするときは現在の計画より高額になる。そうすると、必然的に長期修繕計画に金利計算を加味しなければならない。金利がない時代から、金利がある時代へ向けて、一刻も早くそうすべきである。(MCKK澤與志博)

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