国際政治のリアリズム~徴用工問題と韓国、衰退する米国とトランプ・・・、そして日本~ 松田学 通信 vol.47 2019.1.15
2019/01/15 (Tue) 08:30
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松田学通信 vol.47 2019.1.15
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メールニュースに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方に一斉で
配信しております。今後配信が不要な場合は返信にてその旨お知らせください。
メールアドレス変更についても返信にて承ります。
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1. コラム
*国際政治のリアリズム
~徴用工問題と韓国、衰退する米国とトランプ…、そして日本~
*江崎道朗氏との対談動画はこちらをご覧ください↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=794&n=XXXX
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する各種シリーズの動画が配信されます。
~2019年1月配信コンテンツのご紹介~
(2)【ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演】
1月20日(日)~26日(土)まで順次放送
(3)【2019年2月8日(金)】松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
◆号外【ニュースを切る!】~消費増税反対の方々に敢えて問う!
2019年度予算案を解説、テーマは消費税増税への具体的対策~
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
<2018年12月30日UP>
消費増税について(その2)~客観的な議論を:
必要なのはメリハリと国民納得の仕組み~松田学の論考
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
国際政治のリアリズム
~徴用工問題と韓国、衰退する米国とトランプ…、そして日本~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文在寅大統領の徴用工に関する発言など、最近の韓国に強い憤りを感じる日本
国民は何も右寄り保守の方々だけではないでしょう。「朝鮮半島では2000年に
わたる中国への隷属が人心を蝕み、精神の卑屈を招いた、政治や社会がまとも
に機能した前例がほとんどなく、北朝鮮も韓国も国際社会が規範としている法
や秩序などの一般常識が通用しないことが多い…」、松田政策研究所の動画チ
ャンネルで私と対談した宇山卓栄氏の著書にある記述です。
ただ、韓国にも様々な方々がいるのであり、現在の理不尽さは現政権の問題で
もある、そもそも文在寅政権自体が反日・左派(韓国では南北融和の民族派)
勢力であり、いまの韓国はそんな国だとみなして付き合うしかない、それがイ
ヤなら、日本は自国の軍事力を増強するしかない、日韓が戦争をすれば、装備
は立派でも実戦力で劣る自衛隊は韓国軍に負ける、韓国はその点を見ていると
いう見方もあります。確かに、李明博元大統領が竹島に上陸した際に、日本は
国力が弱っていると述べていたことを私も記憶しています。日本が周辺を国際
法など守らない国々に囲まれた国であることも忘れてはならないでしょう。
ただ、朝鮮半島の問題のポイントは、その地域を背後で動かす中国やロシア。
核の廃棄が見通せない米朝会談で金正恩の手玉に取られているかに見えるトラ
ンプ大統領も、このところ対中国圧力外交に焦点を移しているのは、そのこと
が背景にある、いま米国は中国を経済的に締め上げて徹底的に弱らせようとし
ている…。
以下、こちらも私の動画チャンネルで対談をした江崎道朗氏の興味深い見方を
続けます。…現在の米国は日本人の想像以上に超大国からの衰退が著しく、オ
バマ民主党政権の時代に中国に対する軍事的優位も失った。トランプが「一国
主義」を唱えるのは、米国がまずは自国の体制の立て直しを迫られているから
であり、保護主義もペンス副大統領による米中関係リセット宣言も、情報技術
を盗みダンピングで大量輸出をして米国の富と雇用を奪う中国の不公正を抑止
しないと、自由貿易も成り立たないからだ。日本も民主党政権下で多くを失っ
たが、その後、自国の失地回復に追い込まれた点で、米国は日本以上だ…と。
ただ、米中冷戦といっても、両大国間に経済関係がなかった米ソ冷戦時代とは
状況は異なります。中国も含めて世界中が相互依存関係を深めてしまった現在、
世界のブロック化につながる反グローバリズムという一種の規範的価値は、事
実として進んでいるグローバリゼーションとの間に大きな齟齬をもたらします。
これが早速、一昨年までは長期上昇局面とも言われた世界経済に不透明感をも
たらし、株価も下落。リーマン以降、世界で未曽有な規模に膨張したマネーが
何らかのきっかけで急激に収縮するリスクが高まっています。
やはり問われているのはトランプの大統領としての見識でしょう。こちらも私
と動画で対談したTVでもおなじみの中林美恵子氏は、不動産屋であるトラン
プ氏には核のような難しい問題は手に負えないと述べていました。こと経済問
題となると、大国の指導者の見識不足がいかに世界を振り回すことになるか、
まざまざと見せつけているのがトランプです。
先の江崎氏によれば、現在、ホワイトハウスの意思決定から外されている国務
省に代わって、国際協調でトランプを支えているのが、「シンゾウ、どう思う?」
と頼りにされている安倍総理。皮肉にも、それは日本に前代未聞の外交力を持
たせることになっています。
第45号の本欄で私は「9」の年の特徴に触れましたが、考えてみれば、ベルリ
ンの壁が崩壊し、米ソ冷戦体制がマルタ会談で終結したのが1989年。その後、
グローバリゼーションが本格化しました。日本でも、平成時代が始まり消費税
が導入されたのが1989年。今年2019年は、世界は再び冷戦構造に逆転か?、
日本では元号が変わり、消費税率が10%に到達します。これまで30年間続い
た一つの時代が別の局面へと転換する節目なのでしょう。
世界秩序の転換点にあって私たち日本国民に問われているのは、国際政治の現
実を冷静に見抜く眼と、リアリズムに基づいて自らの国益を追求することへの
覚悟かもしれません。
江崎道朗氏との対談動画はこちらをご覧ください↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=795&n=XXXX
中林美恵子氏との対談動画、こちら↓は1月末までの期間限定公開です。
その1 http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=796&n=XXXX
その2 http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=797&n=XXXX
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2. 活動報告/セミナー情報
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============================================
出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する政治、経済、国際、財務、AI、危機管理など
各種シリーズの動画が配信されます。松田学対談シリーズでは各業界のからの
様々なお客様をお迎えして動画をお届けします!!
〇MPI有料会員とは
松田学が代表を務める松田政策研究所(MPI)が提供する有料動画コンテンツ、
MPIセミナー会員割引、各種研究論文等の配信を受けることができます。
有料会員の種類:(1)月会員 (2)年会員
*有料会員 概要詳細ページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=798&n=XXXX
*動画配信スケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=799&n=XXXX
*セミナースケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=800&n=XXXX
【2019年1月配信予定コンテンツのご紹介】・・・・・・・・・・・・・・
第2月曜日【新しい社会】みらいのおかね 1-5 配信済み
第3月曜日【経済・財政】消費税 1-5 配信済み
第4月曜日【新しい社会】地方創生 1-5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)【ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演】
1月20日(日)~26日(土)まで順次放送
「ニホンのナカミ」↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=801&n=XXXX
月に一度、松田学が準レギュラーとして出演しているこのラジオ番組、竹田恒
泰さんがDJを務められています。
今回の番組では、年の初めということもあり、昨年の世界の動きを振り返った
上で、今年はどんな年になるのか、とりわけ情報技術やビッグデータをめぐる
米中覇権争いについて展望してみました。そこに大きく関わってくるのが暗号
通貨。ビットコインが存亡の危機にある中で、今年は暗号通貨による新たなフ
ァイナンスとしてSTOがいよいよ本格化する流れにありますが、現在の国際
金融の裏側でも暗躍しているのが暗号通貨をめぐる米中の通貨戦争。これに関
して、松田学が今度は共著で出版する「米中知られざる仮想通貨戦争の内幕」
(宝島社)についてもご紹介いたしました。今年はどんな年になるか。ぜひ、
番組をお聴きください。・・・
【放送予定】
FM FUJI JOCV-FM (78.6kHz) 2019年1月20日 (日) 8:30~8:58OA
JRT四国放送(1269kHz) 2019年1月26日 (土) 6:15~6:30OA
MBC南日本放送JOCF(1107kHz) 2019年1月20日 (日) 25:00~25:30OA
IBS茨城放送JOYF(1197kHz) 2019年1月26日 (土) 20:30~21:00OA
エフエム立川 (84.4mHz) 2019年1月20日 (日) 21:00~21:30OA
岐阜放送JOZF (1431kHz) 2019年1月20日(日)17:25 ~17:40OA
(3)2019年2月8日(金)松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
「2019年の展望~今年をネクストジャパンの第一歩に~」
ラグビーのワールドカップ、来年には東京でのオリンピック開催とインバウン
ド含め経済効果が期待 される一年が幕を開けました。政治、経済の展望をグロ
ーバルな視点でお話し頂きます。
日時:2019年2月8日 金曜日 18:30~セミナー 20:00~懇親会
場所:ブライダルカフェ大阪梅田サロン大阪市北区梅田2-2-22
ハービスプラザENT4階
会費:¥6,000
※お申込み・お問い合わせ urakawa@mebius-link.jp 株式会社メビウスLink
Tel.(06)6341-0330 携帯.090-3672-6666
リスクマネジメント・防災・事業継続BCP・ビジネスマッチング
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=802&n=XXXX
お問い合わせはこちら
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=803&n=XXXX
============================================
各情報発信・ツール紹介
============================================
(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=804&n=XXXX
◆特番『江崎道朗先生に聞く!2019年どうなる日本外交?
トランプと米中貿易戦争の行方、日韓関係。キーワードはDIME!』
ゲスト:評論家 江崎道朗氏
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=805&n=XXXX
(2)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所 ホームページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=806&n=XXXX
◆松田政策研究所 YouTubeページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=807&n=XXXX
◆松田学 公式ホームページはこちら
http://matsuda-manabu.jp/
◆松田学 公式ブログはこちら
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=808&n=XXXX
◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=809&n=XXXX
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2018年12月30日UP>
消費増税について(その2)~客観的な議論を:
必要なのはメリハリと国民納得の仕組み~松田学の論考
消費増税が景気にマイナスにならないようにする工夫はあるのか。前回(その
1)では、日本でなぜ、消費増税がこんなに景気にマイナスになるのか、その
特殊事情と、マイナス回避策について触れてみました。前回(その1)は、こ
ちらです↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=810&n=XXXX
その最後のほうで、消費増税は私たち世代の道義の実現を目的とするものであ
り、次の将来に負担を付け回して次の世代に依存する我々世代の矜持と責任感
が問われていると述べました。こうした自立と誇りは保守の基本的な立場のは
ずです。
<続きはこちらから>
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=811&n=XXXX
【松田まなぶ】
リストラと財政への外圧~カルロス・ゴーンと消費増税という痛み
[桜H30/11/27]
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=812&n=XXXX
【松田まなぶ】
消費増税~財政と次世代への責任の「見える化」を[桜H30/12/14]
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=813&n=XXXX
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
昨年より進めております松田政策研究所での動画による情報発信。
おかげさまで少しずつですが皆様に視聴頂けるようになってきました。大変
ありがたいことですが、その分様々な意見をお持ちの方もいるもので・・
またこちらの意図とは違う認識を持たれてしまうことも多く、きちんと意図
が伝わるよう情報発信をしていかねばならないと感じております・・
松田学通信編集部
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
□URL. http://matsuda-manabu.jp/ □E-mail. matsuda@yd-con.com
□FB. https://www.facebook.com/manabu.matsuda.731
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Copyright (c) 2018 Manabu Matsuda. All Rights Reserved.
※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信 vol.47 2019.1.15
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1. コラム
*国際政治のリアリズム
~徴用工問題と韓国、衰退する米国とトランプ…、そして日本~
*江崎道朗氏との対談動画はこちらをご覧ください↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=794&n=XXXX
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する各種シリーズの動画が配信されます。
~2019年1月配信コンテンツのご紹介~
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1月20日(日)~26日(土)まで順次放送
(3)【2019年2月8日(金)】松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
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◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
◆号外【ニュースを切る!】~消費増税反対の方々に敢えて問う!
2019年度予算案を解説、テーマは消費税増税への具体的対策~
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
<2018年12月30日UP>
消費増税について(その2)~客観的な議論を:
必要なのはメリハリと国民納得の仕組み~松田学の論考
4. 編集後記
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1. 松田学 コラム
国際政治のリアリズム
~徴用工問題と韓国、衰退する米国とトランプ…、そして日本~
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文在寅大統領の徴用工に関する発言など、最近の韓国に強い憤りを感じる日本
国民は何も右寄り保守の方々だけではないでしょう。「朝鮮半島では2000年に
わたる中国への隷属が人心を蝕み、精神の卑屈を招いた、政治や社会がまとも
に機能した前例がほとんどなく、北朝鮮も韓国も国際社会が規範としている法
や秩序などの一般常識が通用しないことが多い…」、松田政策研究所の動画チ
ャンネルで私と対談した宇山卓栄氏の著書にある記述です。
ただ、韓国にも様々な方々がいるのであり、現在の理不尽さは現政権の問題で
もある、そもそも文在寅政権自体が反日・左派(韓国では南北融和の民族派)
勢力であり、いまの韓国はそんな国だとみなして付き合うしかない、それがイ
ヤなら、日本は自国の軍事力を増強するしかない、日韓が戦争をすれば、装備
は立派でも実戦力で劣る自衛隊は韓国軍に負ける、韓国はその点を見ていると
いう見方もあります。確かに、李明博元大統領が竹島に上陸した際に、日本は
国力が弱っていると述べていたことを私も記憶しています。日本が周辺を国際
法など守らない国々に囲まれた国であることも忘れてはならないでしょう。
ただ、朝鮮半島の問題のポイントは、その地域を背後で動かす中国やロシア。
核の廃棄が見通せない米朝会談で金正恩の手玉に取られているかに見えるトラ
ンプ大統領も、このところ対中国圧力外交に焦点を移しているのは、そのこと
が背景にある、いま米国は中国を経済的に締め上げて徹底的に弱らせようとし
ている…。
以下、こちらも私の動画チャンネルで対談をした江崎道朗氏の興味深い見方を
続けます。…現在の米国は日本人の想像以上に超大国からの衰退が著しく、オ
バマ民主党政権の時代に中国に対する軍事的優位も失った。トランプが「一国
主義」を唱えるのは、米国がまずは自国の体制の立て直しを迫られているから
であり、保護主義もペンス副大統領による米中関係リセット宣言も、情報技術
を盗みダンピングで大量輸出をして米国の富と雇用を奪う中国の不公正を抑止
しないと、自由貿易も成り立たないからだ。日本も民主党政権下で多くを失っ
たが、その後、自国の失地回復に追い込まれた点で、米国は日本以上だ…と。
ただ、米中冷戦といっても、両大国間に経済関係がなかった米ソ冷戦時代とは
状況は異なります。中国も含めて世界中が相互依存関係を深めてしまった現在、
世界のブロック化につながる反グローバリズムという一種の規範的価値は、事
実として進んでいるグローバリゼーションとの間に大きな齟齬をもたらします。
これが早速、一昨年までは長期上昇局面とも言われた世界経済に不透明感をも
たらし、株価も下落。リーマン以降、世界で未曽有な規模に膨張したマネーが
何らかのきっかけで急激に収縮するリスクが高まっています。
やはり問われているのはトランプの大統領としての見識でしょう。こちらも私
と動画で対談したTVでもおなじみの中林美恵子氏は、不動産屋であるトラン
プ氏には核のような難しい問題は手に負えないと述べていました。こと経済問
題となると、大国の指導者の見識不足がいかに世界を振り回すことになるか、
まざまざと見せつけているのがトランプです。
先の江崎氏によれば、現在、ホワイトハウスの意思決定から外されている国務
省に代わって、国際協調でトランプを支えているのが、「シンゾウ、どう思う?」
と頼りにされている安倍総理。皮肉にも、それは日本に前代未聞の外交力を持
たせることになっています。
第45号の本欄で私は「9」の年の特徴に触れましたが、考えてみれば、ベルリ
ンの壁が崩壊し、米ソ冷戦体制がマルタ会談で終結したのが1989年。その後、
グローバリゼーションが本格化しました。日本でも、平成時代が始まり消費税
が導入されたのが1989年。今年2019年は、世界は再び冷戦構造に逆転か?、
日本では元号が変わり、消費税率が10%に到達します。これまで30年間続い
た一つの時代が別の局面へと転換する節目なのでしょう。
世界秩序の転換点にあって私たち日本国民に問われているのは、国際政治の現
実を冷静に見抜く眼と、リアリズムに基づいて自らの国益を追求することへの
覚悟かもしれません。
江崎道朗氏との対談動画はこちらをご覧ください↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=795&n=XXXX
中林美恵子氏との対談動画、こちら↓は1月末までの期間限定公開です。
その1 http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=796&n=XXXX
その2 http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=797&n=XXXX
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する政治、経済、国際、財務、AI、危機管理など
各種シリーズの動画が配信されます。松田学対談シリーズでは各業界のからの
様々なお客様をお迎えして動画をお届けします!!
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松田学が代表を務める松田政策研究所(MPI)が提供する有料動画コンテンツ、
MPIセミナー会員割引、各種研究論文等の配信を受けることができます。
有料会員の種類:(1)月会員 (2)年会員
*有料会員 概要詳細ページ
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*動画配信スケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=799&n=XXXX
*セミナースケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=800&n=XXXX
【2019年1月配信予定コンテンツのご紹介】・・・・・・・・・・・・・・
第2月曜日【新しい社会】みらいのおかね 1-5 配信済み
第3月曜日【経済・財政】消費税 1-5 配信済み
第4月曜日【新しい社会】地方創生 1-5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)【ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演】
1月20日(日)~26日(土)まで順次放送
「ニホンのナカミ」↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=801&n=XXXX
月に一度、松田学が準レギュラーとして出演しているこのラジオ番組、竹田恒
泰さんがDJを務められています。
今回の番組では、年の初めということもあり、昨年の世界の動きを振り返った
上で、今年はどんな年になるのか、とりわけ情報技術やビッグデータをめぐる
米中覇権争いについて展望してみました。そこに大きく関わってくるのが暗号
通貨。ビットコインが存亡の危機にある中で、今年は暗号通貨による新たなフ
ァイナンスとしてSTOがいよいよ本格化する流れにありますが、現在の国際
金融の裏側でも暗躍しているのが暗号通貨をめぐる米中の通貨戦争。これに関
して、松田学が今度は共著で出版する「米中知られざる仮想通貨戦争の内幕」
(宝島社)についてもご紹介いたしました。今年はどんな年になるか。ぜひ、
番組をお聴きください。・・・
【放送予定】
FM FUJI JOCV-FM (78.6kHz) 2019年1月20日 (日) 8:30~8:58OA
JRT四国放送(1269kHz) 2019年1月26日 (土) 6:15~6:30OA
MBC南日本放送JOCF(1107kHz) 2019年1月20日 (日) 25:00~25:30OA
IBS茨城放送JOYF(1197kHz) 2019年1月26日 (土) 20:30~21:00OA
エフエム立川 (84.4mHz) 2019年1月20日 (日) 21:00~21:30OA
岐阜放送JOZF (1431kHz) 2019年1月20日(日)17:25 ~17:40OA
(3)2019年2月8日(金)松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
「2019年の展望~今年をネクストジャパンの第一歩に~」
ラグビーのワールドカップ、来年には東京でのオリンピック開催とインバウン
ド含め経済効果が期待 される一年が幕を開けました。政治、経済の展望をグロ
ーバルな視点でお話し頂きます。
日時:2019年2月8日 金曜日 18:30~セミナー 20:00~懇親会
場所:ブライダルカフェ大阪梅田サロン大阪市北区梅田2-2-22
ハービスプラザENT4階
会費:¥6,000
※お申込み・お問い合わせ urakawa@mebius-link.jp 株式会社メビウスLink
Tel.(06)6341-0330 携帯.090-3672-6666
リスクマネジメント・防災・事業継続BCP・ビジネスマッチング
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松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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各情報発信・ツール紹介
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(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
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◆特番『江崎道朗先生に聞く!2019年どうなる日本外交?
トランプと米中貿易戦争の行方、日韓関係。キーワードはDIME!』
ゲスト:評論家 江崎道朗氏
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(2)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所 ホームページ
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◆松田政策研究所 YouTubeページ
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◆松田学 公式ホームページはこちら
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◆松田学 公式ブログはこちら
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◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2018年12月30日UP>
消費増税について(その2)~客観的な議論を:
必要なのはメリハリと国民納得の仕組み~松田学の論考
消費増税が景気にマイナスにならないようにする工夫はあるのか。前回(その
1)では、日本でなぜ、消費増税がこんなに景気にマイナスになるのか、その
特殊事情と、マイナス回避策について触れてみました。前回(その1)は、こ
ちらです↓
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その最後のほうで、消費増税は私たち世代の道義の実現を目的とするものであ
り、次の将来に負担を付け回して次の世代に依存する我々世代の矜持と責任感
が問われていると述べました。こうした自立と誇りは保守の基本的な立場のは
ずです。
<続きはこちらから>
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【松田まなぶ】
リストラと財政への外圧~カルロス・ゴーンと消費増税という痛み
[桜H30/11/27]
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【松田まなぶ】
消費増税~財政と次世代への責任の「見える化」を[桜H30/12/14]
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
昨年より進めております松田政策研究所での動画による情報発信。
おかげさまで少しずつですが皆様に視聴頂けるようになってきました。大変
ありがたいことですが、その分様々な意見をお持ちの方もいるもので・・
またこちらの意図とは違う認識を持たれてしまうことも多く、きちんと意図
が伝わるよう情報発信をしていかねばならないと感じております・・
松田学通信編集部
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