安倍総理の面目躍如?来年度予算と消費税~検証!財務省からのクリスマスプレゼント~松田学 通信 vol.44 2018.12.25
2018/12/25 (Tue) 08:30
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松田学通信 vol.44 2018.12.25
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メールニュースに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方に一斉で
配信しております。今後配信が不要な場合は返信にてその旨お知らせください。
メールアドレス変更についても返信にて承ります。
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1. コラム
安倍総理の面目躍如?来年度予算と消費税
~検証!財務省からのクリスマスプレゼント~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する各種シリーズの動画が配信されます。
~12月配信コンテンツのご紹介~
(2)【ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演】
12月23日(日)~29日(土)まで順次放送
(3)12月22日(土)インターネット番組
CH桜「中国経済は本当に崩壊するのか?」討論番組にパネラー出演しました
(4)2019年2月8日(金)松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
◆特番『続・消費税増税を”冷静に”語る!~財務省は戦う官庁となる為に
情報武装を~』ゲスト:作家・ジャーナリスト山村明義氏
◆【限定公開】特番『トランプ政権誕生の背景と評価、これからは。
日本はどうする?・・(1)』ゲスト:早稲田大学教授 中林美恵子氏
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
<2018年12月24日UP>
「米中冷戦」?の中で、中国事情と日本の道(その1)~松田学の論考~
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
安倍総理の面目躍如?来年度予算と消費税
~検証!財務省からのクリスマスプレゼント~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリスマスのこの時期に毎年、財務省から発表される国民へのプレゼント?来
年度予算の政府案が12月21日に閣議決定されました。ちょうどこの日に消費税
の講演をする予定だった私は、その準備のため、いつも閣議決定直後に財務省
HPに掲載される来年度予算の資料を見て、100兆円を超えていない?…。
事前の報道では一般会計の総額で初の100兆円超えの大盤振る舞い予算とされ
ていたのが、ギリギリ100兆円を下回る99.4兆円。この微妙な?数字は翌日も
ほとんど報道されず、総額101.5兆円をベースとした報道ばかりでした。実は、
99.4のほうは「通常分」で、101.5との差額の2兆円は「臨時・特別の措置」。
財務省としては、この2兆円は来年10月の消費増税の時点で景気が悪化しない
ための、あくまで一時的な支出で、財政の真の姿は通常分のほうだと印象付け
たかったはずです。
確かに、この2兆円の中身の柱の一つは、話題になっているポイント還元やプ
レミアム付商品券などで、その実施は来年10月から東京オリンピックまでの9
か月間に限定されます。財源も預金保険機構からの納付金などの一時的な財源。
世の中には消費税の減税を唱える論者もいますが、この期間に限っては、カー
ドなどで支払える中小小売店で生活必需品を買うと、軽減税率で8%、そこから
5%のポイント還元で、消費税は3%となり、1997年の増税以前の負担水準に戻
ります。アベノミクスの面目躍如といったところでしょうか。
税収の全額が社会保障給付に充てられる消費税の場合、増税をしても、その分、
社会保障給付が増えれば、国民から国民におカネが移転しているだけのこと、
景気には影響しないはずです。しかし、これまでの長年にわたる増税先送りで、
消費税の増収分の全てを支出増に回すことは困難。その2割だけが支出増に回り、
残り8割は社会保障の財源が次世代への付け回し(赤字国債)となっている分を消
費税に置き換えることに回すというのが三党合意でした。この8割の部分が景気
にマイナスとなる部分。今回の2%の税率引上げで消費税収は5.7兆円増えますが、
そこから軽減税率で税収は1.1兆円減り、4.6兆円になります。
軽減税率に必要な財源として、たばこ税などで0.6兆円の増税をするので、国民
の負担増は合計で5.2兆円。安倍総理は今回、4.6兆円の消費税増収分から、公
約の教育無償化など、3.2兆円を支出増に充てることにしました。つまり、支出
増の部分を2割から7割に増やして、景気へのマイナス分を8割から3割へと減ら
したことになります。
このマイナス部分が、負担増5.2兆円から3.2兆円を差し引いた2兆円として残り
ます。そこで今回、前記の2兆円の臨時・特別の支出をし、加えて住宅ローンや
自動車関係で0.3兆円の減税をすることで併せて2.3兆円、負担増を相殺してお
釣りがくる、景気への悪影響は無い。このクリスマスプレゼント、あっぱれと
言うか、ここまでやるかと言うか…。
早速、20年6月にポイント還元などをやめられるのか、やめれば景気にマイナ
スだ、やめられなくて結局は財政拡大だ、財政再建にならない、何のための消
費増税なのかといった批判が出ています。ただ、大事なのは、社会保障給付の
ための支出は何十兆円の規模で毎年度発生し続ける恒常的支出ですから、毎年
度入ってくる税収を制度的に確保すること。
そうしないと、私たち世代は子や孫の世代の負担に依存した情けない無責任な
世代になってしまうということです。消費増税は財政再建のためというよりも、
このことを是正するために行うもの。財政再建といえば、政府と日銀のバラン
スシートを連結させた統合政府でみれば、日本の財政はそれほど悪くありませ
ん。私の「松田プラン」はこれを確定させ、日銀保有国債を政府暗号通貨へと
変換する構想です。しかし、これで消費増税の必要性が消えるわけではありま
せん。資産の保有とキャッシュが回ることとは別問題です。資産は簡単に売れ
ませんし、売れてもそれこそ、一回限りの臨時財源にしかなりません。
今回の臨時措置の中には国土強靭化のための公共事業などもありますが、未来
への投資のための国債なら、それが恒常化しても罪ではないでしょう。問題は、
社会保障の増大で、資産を残さない赤字国債が将来世代の負担になっているこ
と。いくら経済成長率を上げても、日銀が異次元緩和を未来永劫続けて金利が
成長率を下回る今の異常な状態をずっと続けられなければ、計算上、国債残高
の対GDP比は下がりません。
むしろ、日本の国民に迫られているのは、これから将来に向けて、消費税率を
10%からさらに引き上げなければならない中で、どうすれば引上げ幅を小さく
できるかについての大きな選択です。これは私たちがどのような社会やコミュ
ニティ創りをめざすのか、科学技術の成果の社会実装も含め、まさに「新しい
国づくり」に関わる重大な政治課題です。
今回のメルマガは今年最後の号になります。今年は、国外では米朝会談や「米
中冷戦」への移行、国内では外国人受入れからゴーン逮捕まで、これまでの秩
序が大きく変動する予兆を感じさせる出来事が次々と起こった年でした。その
中で、元号も変わる来年は、いよいよ日本がネクストジャパンへと力強く踏み
出せる年になることを祈りつつ…、
Merry Christmas!& Happy New Year!
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2. 活動報告/セミナー情報
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============================================
出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する政治、経済、国際、財務、AI、危機管理など
各種シリーズの動画が配信されます。松田学対談シリーズでは各業界のからの
様々なお客様をお迎えして動画をお届けします!!
〇MPI有料会員とは
松田学が代表を務める松田政策研究所(MPI)が提供する有料動画コンテンツ、
MPIセミナー会員割引、各種研究論文等の配信を受けることができます。
有料会員の種類:(1)月会員 (2)年会員
*有料会員 概要詳細ページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=739&n=XXXX
*動画配信スケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=740&n=XXXX
*セミナースケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=741&n=XXXX
〇12月配信予定コンテンツのご紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・
配信済み第2月曜日【IT/セキュリティ】未来社会の番人、サイバーセキュリティ
配信済み第3月曜日【全般】戦略形成の方法論~参加型議論で日本の国家像を考える~
第4月曜日【政治国際】中国が主導する国際経済秩序と日本の国家路線
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)【ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演】
TOKYO78.6MHz KOFU83.0 & 80.5MHz
ラジオ番組 FM FUJI「ニホンのナカミ」に準レギュラー出演
「ニホンのナカミ」↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=742&n=XXXX
月に一度、松田学が準レギュラーとして出演しているこのラジオ番組、竹田恒
泰さんがDJを務められています。
今回の番組では、コインチェック事件から始まった今年の仮想通貨を巡る動向
について一年を振り返り、来年に向けた暗号通貨の動きについて展望してみま
した。まだG20の場などでは各国通貨当局が「通貨」とはみなさない暗号通
貨。実際には世界的に「第二世代」に向けた仮想通貨のイノベーションが進ん
でいます。来年は日本がG20の議長国。暗号通貨に関する国際的なルール形
成への気運が高まる中で、世界で最初に仮想通貨の規制インフラを構築した日
本は、この分野でイニシアチブを取れる可能性があります。中国でも、米国で
も、スーパー暗号通貨が開発される中で、日本の道は何か。金融庁は来年の通
常国会に法案を提出し、仮想通貨のうち証券型(STO)など、投資性の高い
ものについては証券(金融商品)とみなす制度改正を目指しています。これで
仮想通貨もより信頼できる暗号通貨として育っていくのか。ちなみに日本の金
融庁は決して仮想通貨を規制で潰してしまおうと考えているわけではありませ
ん。来年はどんな年になるか。ぜひ、番組をお聴きください。
【既に12月23日から順次放送、今後の放送予定】
JRT四国放送(1269kHz) 2018年12月29日 (土) 6:15~6:30OA
IBS茨城放送JOYF(1197kHz) 2018年12月29日 (土) 20:30~21:00OA
(3)12月22日(土)インターネット番組
CH桜「中国経済は本当に崩壊するのか?」討論番組にパネラー出演しました
「中国経済は本当に崩壊するのか?」このタイトルでの討論番組にパネラーと
して出演しました。チャンネル桜「日本よ、今…、闘論!倒論!討論!」、12月22
日放送、配信。動画に関するブログ記事はこちらです
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=743&n=XXXX
(4)2019年2月8日(金)松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
「2019年の展望~今年をネクストジャパンの第一歩に~」
ラグビーのワールドカップ、来年には東京でのオリンピック開催とインバウン
ド含め経済効果が期待 される一年が幕を開けました。政治、経済の展望をグロ
ーバルな視点でお話し頂きます。
日 時:2019年2月8日 金曜日 18:30~セミナー 20:00~懇親会
場 所:ブライダルカフェ大阪梅田サロン大阪市北区梅田2-2-22
ハービスプラザENT4階
会 費:¥6,000
※お申込み・お問い合わせurakawa@mebius-link.jp 株式会社メビウスLink
Tel.(06)6341-0330 携帯.090-3672-6666
リスクマネジメント・防災・事業継続BCP・ビジネスマッチング
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=744&n=XXXX
お問い合わせはこちら
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各情報発信・ツール紹介
============================================
(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=746&n=XXXX
◆特番『続・消費税増税を”冷静に”語る!~財務省は戦う官庁となる為に
情報武装を~』ゲスト:作家・ジャーナリスト山村明義氏
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=747&n=XXXX
◆【限定公開】特番『トランプ政権誕生の背景と評価、これからは。
日本はどうする?・・(1)』ゲスト:早稲田大学教授 中林美恵子氏
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=748&n=XXXX
(2)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所 ホームページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=749&n=XXXX
◆松田政策研究所 YouTubeページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=750&n=XXXX
◆松田学 公式ホームページはこちら
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◆松田学 公式ブログはこちら
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◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2018年12月24日UP>
「米中冷戦」?の中で、中国事情と日本の道(その1)~松田学の論考~
2018年10月、安倍総理が訪中し、首脳会談を行っているその日、私は中国に
滞在して同国の金融関係者の方々と意見交換をしておりました。
日中関係が改善に向かう中で、10月半ばに東京で開催された言論NPOの東京
-北京フォーラムでは福田康夫元総理が、日中関係は「吊り橋から鉄橋へ」と
より強固になりつつあると述べていましたが、安倍総理は10月末の訪中時に、
習主席、李克強首相それぞれとの会談の冒頭、「競争から協調へ」「互いに脅
威とならない」「自由で公正な貿易体制を発展」の3点に言及したとされます。
<続きはこちらから>
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=754&n=XXXX
関連情報・12月22日(土)インターネット番組
CH桜「中国経済は本当に崩壊するのか?」 討論番組にパネラー出演しました
「中国経済は本当に崩壊するのか?」このタイトルでの討論番組にパネラーと
して出演しました。チャンネル桜「日本よ、今…、闘論!倒論!討論!」、12月22
日放送、配信。動画に関するブログ記事はこちらです。
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=755&n=XXXX
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
日産自動車の元会長、カルロスゴーン氏の逮捕に関して様々な憶測が流れてい
ます。私の周りでもゴーン氏逮捕は当然だ!という人と検察は大丈夫か?とい
う意見の人が半々な状況です。
今年は日本において大きな制度変化がありました司法取引の本格運用です。
このゴーン氏の問題も司法取引が絡んでいます。日本において上手く運用して
行けるのか?その点でも注目の事件です。
松田学通信編集部
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松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
□URL. http://matsuda-manabu.jp/ □E-mail. matsuda@yd-con.com
□FB. http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=756&n=XXXX
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※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信 vol.44 2018.12.25
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1. コラム
安倍総理の面目躍如?来年度予算と消費税
~検証!財務省からのクリスマスプレゼント~
2. 活動報告/セミナー情報
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(2)【ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演】
12月23日(日)~29日(土)まで順次放送
(3)12月22日(土)インターネット番組
CH桜「中国経済は本当に崩壊するのか?」討論番組にパネラー出演しました
(4)2019年2月8日(金)松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
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(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
◆特番『続・消費税増税を”冷静に”語る!~財務省は戦う官庁となる為に
情報武装を~』ゲスト:作家・ジャーナリスト山村明義氏
◆【限定公開】特番『トランプ政権誕生の背景と評価、これからは。
日本はどうする?・・(1)』ゲスト:早稲田大学教授 中林美恵子氏
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
<2018年12月24日UP>
「米中冷戦」?の中で、中国事情と日本の道(その1)~松田学の論考~
4. 編集後記
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1. 松田学 コラム
安倍総理の面目躍如?来年度予算と消費税
~検証!財務省からのクリスマスプレゼント~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クリスマスのこの時期に毎年、財務省から発表される国民へのプレゼント?来
年度予算の政府案が12月21日に閣議決定されました。ちょうどこの日に消費税
の講演をする予定だった私は、その準備のため、いつも閣議決定直後に財務省
HPに掲載される来年度予算の資料を見て、100兆円を超えていない?…。
事前の報道では一般会計の総額で初の100兆円超えの大盤振る舞い予算とされ
ていたのが、ギリギリ100兆円を下回る99.4兆円。この微妙な?数字は翌日も
ほとんど報道されず、総額101.5兆円をベースとした報道ばかりでした。実は、
99.4のほうは「通常分」で、101.5との差額の2兆円は「臨時・特別の措置」。
財務省としては、この2兆円は来年10月の消費増税の時点で景気が悪化しない
ための、あくまで一時的な支出で、財政の真の姿は通常分のほうだと印象付け
たかったはずです。
確かに、この2兆円の中身の柱の一つは、話題になっているポイント還元やプ
レミアム付商品券などで、その実施は来年10月から東京オリンピックまでの9
か月間に限定されます。財源も預金保険機構からの納付金などの一時的な財源。
世の中には消費税の減税を唱える論者もいますが、この期間に限っては、カー
ドなどで支払える中小小売店で生活必需品を買うと、軽減税率で8%、そこから
5%のポイント還元で、消費税は3%となり、1997年の増税以前の負担水準に戻
ります。アベノミクスの面目躍如といったところでしょうか。
税収の全額が社会保障給付に充てられる消費税の場合、増税をしても、その分、
社会保障給付が増えれば、国民から国民におカネが移転しているだけのこと、
景気には影響しないはずです。しかし、これまでの長年にわたる増税先送りで、
消費税の増収分の全てを支出増に回すことは困難。その2割だけが支出増に回り、
残り8割は社会保障の財源が次世代への付け回し(赤字国債)となっている分を消
費税に置き換えることに回すというのが三党合意でした。この8割の部分が景気
にマイナスとなる部分。今回の2%の税率引上げで消費税収は5.7兆円増えますが、
そこから軽減税率で税収は1.1兆円減り、4.6兆円になります。
軽減税率に必要な財源として、たばこ税などで0.6兆円の増税をするので、国民
の負担増は合計で5.2兆円。安倍総理は今回、4.6兆円の消費税増収分から、公
約の教育無償化など、3.2兆円を支出増に充てることにしました。つまり、支出
増の部分を2割から7割に増やして、景気へのマイナス分を8割から3割へと減ら
したことになります。
このマイナス部分が、負担増5.2兆円から3.2兆円を差し引いた2兆円として残り
ます。そこで今回、前記の2兆円の臨時・特別の支出をし、加えて住宅ローンや
自動車関係で0.3兆円の減税をすることで併せて2.3兆円、負担増を相殺してお
釣りがくる、景気への悪影響は無い。このクリスマスプレゼント、あっぱれと
言うか、ここまでやるかと言うか…。
早速、20年6月にポイント還元などをやめられるのか、やめれば景気にマイナ
スだ、やめられなくて結局は財政拡大だ、財政再建にならない、何のための消
費増税なのかといった批判が出ています。ただ、大事なのは、社会保障給付の
ための支出は何十兆円の規模で毎年度発生し続ける恒常的支出ですから、毎年
度入ってくる税収を制度的に確保すること。
そうしないと、私たち世代は子や孫の世代の負担に依存した情けない無責任な
世代になってしまうということです。消費増税は財政再建のためというよりも、
このことを是正するために行うもの。財政再建といえば、政府と日銀のバラン
スシートを連結させた統合政府でみれば、日本の財政はそれほど悪くありませ
ん。私の「松田プラン」はこれを確定させ、日銀保有国債を政府暗号通貨へと
変換する構想です。しかし、これで消費増税の必要性が消えるわけではありま
せん。資産の保有とキャッシュが回ることとは別問題です。資産は簡単に売れ
ませんし、売れてもそれこそ、一回限りの臨時財源にしかなりません。
今回の臨時措置の中には国土強靭化のための公共事業などもありますが、未来
への投資のための国債なら、それが恒常化しても罪ではないでしょう。問題は、
社会保障の増大で、資産を残さない赤字国債が将来世代の負担になっているこ
と。いくら経済成長率を上げても、日銀が異次元緩和を未来永劫続けて金利が
成長率を下回る今の異常な状態をずっと続けられなければ、計算上、国債残高
の対GDP比は下がりません。
むしろ、日本の国民に迫られているのは、これから将来に向けて、消費税率を
10%からさらに引き上げなければならない中で、どうすれば引上げ幅を小さく
できるかについての大きな選択です。これは私たちがどのような社会やコミュ
ニティ創りをめざすのか、科学技術の成果の社会実装も含め、まさに「新しい
国づくり」に関わる重大な政治課題です。
今回のメルマガは今年最後の号になります。今年は、国外では米朝会談や「米
中冷戦」への移行、国内では外国人受入れからゴーン逮捕まで、これまでの秩
序が大きく変動する予兆を感じさせる出来事が次々と起こった年でした。その
中で、元号も変わる来年は、いよいよ日本がネクストジャパンへと力強く踏み
出せる年になることを祈りつつ…、
Merry Christmas!& Happy New Year!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
============================================
出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する政治、経済、国際、財務、AI、危機管理など
各種シリーズの動画が配信されます。松田学対談シリーズでは各業界のからの
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松田学が代表を務める松田政策研究所(MPI)が提供する有料動画コンテンツ、
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有料会員の種類:(1)月会員 (2)年会員
*有料会員 概要詳細ページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=739&n=XXXX
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*セミナースケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=741&n=XXXX
〇12月配信予定コンテンツのご紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・
配信済み第2月曜日【IT/セキュリティ】未来社会の番人、サイバーセキュリティ
配信済み第3月曜日【全般】戦略形成の方法論~参加型議論で日本の国家像を考える~
第4月曜日【政治国際】中国が主導する国際経済秩序と日本の国家路線
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)【ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演】
TOKYO78.6MHz KOFU83.0 & 80.5MHz
ラジオ番組 FM FUJI「ニホンのナカミ」に準レギュラー出演
「ニホンのナカミ」↓
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月に一度、松田学が準レギュラーとして出演しているこのラジオ番組、竹田恒
泰さんがDJを務められています。
今回の番組では、コインチェック事件から始まった今年の仮想通貨を巡る動向
について一年を振り返り、来年に向けた暗号通貨の動きについて展望してみま
した。まだG20の場などでは各国通貨当局が「通貨」とはみなさない暗号通
貨。実際には世界的に「第二世代」に向けた仮想通貨のイノベーションが進ん
でいます。来年は日本がG20の議長国。暗号通貨に関する国際的なルール形
成への気運が高まる中で、世界で最初に仮想通貨の規制インフラを構築した日
本は、この分野でイニシアチブを取れる可能性があります。中国でも、米国で
も、スーパー暗号通貨が開発される中で、日本の道は何か。金融庁は来年の通
常国会に法案を提出し、仮想通貨のうち証券型(STO)など、投資性の高い
ものについては証券(金融商品)とみなす制度改正を目指しています。これで
仮想通貨もより信頼できる暗号通貨として育っていくのか。ちなみに日本の金
融庁は決して仮想通貨を規制で潰してしまおうと考えているわけではありませ
ん。来年はどんな年になるか。ぜひ、番組をお聴きください。
【既に12月23日から順次放送、今後の放送予定】
JRT四国放送(1269kHz) 2018年12月29日 (土) 6:15~6:30OA
IBS茨城放送JOYF(1197kHz) 2018年12月29日 (土) 20:30~21:00OA
(3)12月22日(土)インターネット番組
CH桜「中国経済は本当に崩壊するのか?」討論番組にパネラー出演しました
「中国経済は本当に崩壊するのか?」このタイトルでの討論番組にパネラーと
して出演しました。チャンネル桜「日本よ、今…、闘論!倒論!討論!」、12月22
日放送、配信。動画に関するブログ記事はこちらです
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http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=743&n=XXXX
(4)2019年2月8日(金)松田学登壇セミナー『五輪の会 メビウス倶楽部』
「2019年の展望~今年をネクストジャパンの第一歩に~」
ラグビーのワールドカップ、来年には東京でのオリンピック開催とインバウン
ド含め経済効果が期待 される一年が幕を開けました。政治、経済の展望をグロ
ーバルな視点でお話し頂きます。
日 時:2019年2月8日 金曜日 18:30~セミナー 20:00~懇親会
場 所:ブライダルカフェ大阪梅田サロン大阪市北区梅田2-2-22
ハービスプラザENT4階
会 費:¥6,000
※お申込み・お問い合わせurakawa@mebius-link.jp 株式会社メビウスLink
Tel.(06)6341-0330 携帯.090-3672-6666
リスクマネジメント・防災・事業継続BCP・ビジネスマッチング
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
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お問い合わせはこちら
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各情報発信・ツール紹介
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(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
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◆特番『続・消費税増税を”冷静に”語る!~財務省は戦う官庁となる為に
情報武装を~』ゲスト:作家・ジャーナリスト山村明義氏
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=747&n=XXXX
◆【限定公開】特番『トランプ政権誕生の背景と評価、これからは。
日本はどうする?・・(1)』ゲスト:早稲田大学教授 中林美恵子氏
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=748&n=XXXX
(2)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所 ホームページ
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◆松田政策研究所 YouTubeページ
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◆松田学 公式ホームページはこちら
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◆松田学 公式ブログはこちら
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◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2018年12月24日UP>
「米中冷戦」?の中で、中国事情と日本の道(その1)~松田学の論考~
2018年10月、安倍総理が訪中し、首脳会談を行っているその日、私は中国に
滞在して同国の金融関係者の方々と意見交換をしておりました。
日中関係が改善に向かう中で、10月半ばに東京で開催された言論NPOの東京
-北京フォーラムでは福田康夫元総理が、日中関係は「吊り橋から鉄橋へ」と
より強固になりつつあると述べていましたが、安倍総理は10月末の訪中時に、
習主席、李克強首相それぞれとの会談の冒頭、「競争から協調へ」「互いに脅
威とならない」「自由で公正な貿易体制を発展」の3点に言及したとされます。
<続きはこちらから>
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関連情報・12月22日(土)インターネット番組
CH桜「中国経済は本当に崩壊するのか?」 討論番組にパネラー出演しました
「中国経済は本当に崩壊するのか?」このタイトルでの討論番組にパネラーと
して出演しました。チャンネル桜「日本よ、今…、闘論!倒論!討論!」、12月22
日放送、配信。動画に関するブログ記事はこちらです。
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
日産自動車の元会長、カルロスゴーン氏の逮捕に関して様々な憶測が流れてい
ます。私の周りでもゴーン氏逮捕は当然だ!という人と検察は大丈夫か?とい
う意見の人が半々な状況です。
今年は日本において大きな制度変化がありました司法取引の本格運用です。
このゴーン氏の問題も司法取引が絡んでいます。日本において上手く運用して
行けるのか?その点でも注目の事件です。
松田学通信編集部
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E-mail:matsuda@yd-con.com
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□FB. http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=756&n=XXXX
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