外国人受入れを「移民政策」としないために~問われているのはまさに「新しい国づくり」~ 松田学 通信 vol.37 2018.11.05
2018/11/05 (Mon) 08:30
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松田学通信 vol.37 2018.11.05
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メールニュースに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方に一斉で
配信しております。今後配信が不要な場合は返信にてその旨お知らせください。
メールアドレス変更についても返信にて承ります。
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1. コラム
外国人受入れを「移民政策」としないために~問われているのはまさに
「新しい国づくり」~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する各種シリーズの動画が配信されます。
~11月配信コンテンツのご紹介~
(2)【松田政策研究所 ホームページ公開】
松田政策研究所のホームページがUPされました。
(3)【松田学通信 創刊!】
松田学の活動を「松田学通信」として活動報告をお届けします。
(4)ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演
11月18日(日)~24日(土)まで順次放送
(5)11/12(月)松田学登壇予定シンポジウムご案内
2018産業政策シンポジウム
~激変する世界の産業社会!日本の目指すべき方向性とは?~
〇各情報発信ツール紹介
(1)松田政策研究所動画コンテンツ/アーカイブ紹介
『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
特番『日本を取り巻く安全保障環境 最新情報』
対談:元衆議院議員 中丸啓氏
号外『森友問題について何が問題なのか!』
号外『加計騒動に物申す!』
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
<2016年11月19日>*過去のアーカイブよりご紹介しています。
『TPPと国民国家。グローバリゼーションとグローバリズムは異なる。
~松田学のビデオレター~』
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
外国人受入れを「移民政策」としないために~問われているのはまさに
「新しい国づくり」~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ドイツを始め多くの先進国で難民問題が政治を揺り動かしています。日本では
移民法案?で臨時国会が早速、盛り上がりました。入管法改正案への賛否で国
論二分の様相です。
確かに、「人手不足倒産」も言われる中で、政権としては、人材確保への中小
企業や地方などの声に応えざるをえないでしょう。しかし、それで家族帯同、
永住にも道を開くとなると、目先の経済の短期的視野を超えて、まずは長期的
視点に立った日本の将来像をどうするか、そのビジョンを示した上で合意形成
を図る手順が不可欠ではないかと思います。
ここであえて長期的視点から、日本の理想の社会像を描くとすれば、第一に、
日本はどの国々もがいずれ直面する人類社会共通の課題に最初に直面する「課
題先進国」だということがあります。超高齢化、デフレ、最近では自然災害…。
これに少子化の帰結としての生産年齢人口の激減が人手不足となって現われ、
課題先進国の新たな課題に加わりました。
他の国々は今のところ、人手不足というよりは、むしろ人工知能(AI)などの
技術革新が雇用を奪うとの恐怖のほうが先立っているのに比べ、この面でのイ
ノベーションに気兼ねなく進める日本は幸せだともいえます。社会の高齢化と
人口減少は日本にとっての不可避な長期的潮流。戦略形成の方法論に従いなが
ら、この潮流が突きつける課題に日本の強みをどう活かし、どんな理想社会を
描くか、自国のアイデンティティを描いてみると…、
…人類史上未曽有の超高齢社会に急激な速さで突入する国という課題の先進性
を逆手にとって、日本人の草の根の国民力である課題解決力を活かし、「活力
ある超高齢社会の運営モデル」を世界に先駆けて構築すること…これが世界の
モデルとなる前提は、高齢化が進んでも、それでもこんなに活力がある、しか
も、その社会は基本的に日本人だけで担っているという姿です。移民に解決を
頼るようなら、他国の範となるモデルにはなりません。
第二に、AIやロボットと共存する社会モデルの構築です。生産やサービスの
現場では、単純労働はロボットが担い、福祉では介護ロボットが活躍する。キ
リスト教的価値観の欧州では、ロボットは地上で最高の存在である人間とは共
生すべきでない、あくまで人間より下の奴隷のような存在と位置づけるそうで
す。日本なら、愛称をつけて楽しく、AI+ロボットとともに生きる社会モデ
ルを組み立てられます。ここに多神教的な日本社会の特性をフル活用する。個
人情報保護について欧州がGDPRを打ち出したように、今後、この最先端分
野に欧州主導の倫理スタンダードが国際社会で設けられてしまう前に、アジア
的共生文明の価値観に基づいたモデルを構築することは、実は日本の重要課題
であるとされています。ルーティンワークはAIやロボットで。人間はもっと
人間らしい価値創造に。
以上が日本として追求する理想であるとすれば、このことを明確化した上で、
例えば、ここ10年ぐらいを、がんばって上記のような技術開発と社会実装を進
める期間と位置づける。その間、当面の人手不足対策がどうにもならない問題
であるなら、外国人受入拡大は次なる社会への移行期間における経過的措置で
あるとの理解と合意を形成する。
もちろん、日本への永住を希望する外国人には、真に日本を愛してくれる人々
であれば出身国を問わず堂々と国籍を取得してもらい、社会に溶け込んでいた
だくことも考えるべきでしょう。古来、日本文化には多様性を受け容れる特性
があるはずです。
よく、「寄せ集め型」と「すり合わせ型」ということが言われますが、日本は
昔から、世界からさまざまな異質な要素を寄せ集め、それらをすり合わせて日
本独自のものへと仕立て上げ、世界に発信する歴史を営んできました。この特
性を外国人との共生に活かす上で問われてくるのは、むしろ、私たち日本人自
身の自国のアイデンティティ意識や、「日本らしさ」とは何かの自覚だろうと
思います。門戸開放?をするなら、まずはここをしっかりさせ、私たち自身が
次なる社会への展望を持つことが大事ではないでしょうか。
安倍総理が繰り返し述べてきた「新しい国づくり」。その中身の明確化がいよ
いよ問われてきたと思います。
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2. 活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
=============================================
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する政治、経済、国際、財務、AI、危機管理など各
種シリーズの動画が配信されます。松田学対談シリーズでは各業界のからの様々
なお客様をお迎えして動画をお届けします!!
〇MPI有料会員とは
松田学が代表を務める松田政策研究所(MPI)が提供する有料動画コンテンツ、
MPIセミナー会員割引、各種研究論文等の配信を受けることができます。
有料会員の種類:1.月会員 2.年会員
*有料会員 概要詳細ページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=571&n=XXXX
*動画配信スケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=572&n=XXXX
*セミナースケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=573&n=XXXX
11月配信予定コンテンツのご紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第2月曜日】・政治/国際 トランプ大統領と日本のチャンス
【第3月曜日】・政治/国際 TPP興国論と強い国ニッポン
【第4月曜日】・全般 第四の波と未来社会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)【松田政策研究所 ホームページ公開】
松田政策研究所のホームページがUPされました。
松田学の活動の基盤となる松田政策研究所のホームページが新しく公開されま
した。各種情報発信、メルマガ登録、講演・セミナーのご依頼、また有料会員
登録(別途ご案内)などのコンテンツをご覧いただけます。(一部作業中あり)
松田政策研究所ホームページはこちら
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=574&n=XXXX
(3)【松田学通信 創刊!】
松田学の活動を「松田学通信」として活動報告をお届けします。
松田学と松田政策研究所の活動について、「松田学通信」として活動報告をまと
めてホームページ上へUPしていきます。松田政策研究所の活動記録としてご
愛読のほどよろしくお願い致します。
「松田学通信」創刊号はこちら
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=575&n=XXXX
(4)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演
11月18日(日)~24日(土)まで順次放送
ラジオ番組 FM FUJI「ニホンのナカミ」に準レギュラー出演
「ニホンのナカミ」↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=576&n=XXXX
月に一度、松田学が準レギュラーとして出演しているこのラジオ番組、
竹田恒泰さんがDJを務められています。
今回の番組では、竹田恒泰さんからのご質問に答えながら、来年10月に引上げ
予定の消費税について松田学の考えを詳しくご説明しました。さらに、財政再
建と通貨の多様化を一挙に実現する妙手「松田プラン」についても公共電波で
は初の発信に。暗号通貨による証券発行という、今後、世界のファイナンスを
大きく変えるSTO(Security Token Offering)についても、電波ではほとん
ど本邦初の解説をいたしました。
【放送予定】
FMFUJI JOCV-FM(78.6kHz) 2018年11月18日 (日) 8:30~8:58OA
JRT四国放送(1269kHz) 2018年11月24日 (土) 6:15~6:30OA
MBC南日本放送JOCF(1107kHz) 2018年11月18日 (日) 25:00~25:30OA
IBS茨城放送JOYF(1197kHz) 2018年11月24日 (土) 20:30~21:00OA
エフエム立川(84.4mHz) 2018年11月18日 (日) 21:00~21:30OA
岐阜放送JOZF(1431kHz) 2018年11月18日(日)17:25 ~17:40OA
(5)11/12(月)松田学登壇予定シンポジウムご案内
2018産業政策シンポジウム
~激変する世界の産業社会!日本の目指すべき方向性とは?~
◆詳細・お申込はこちら ⇒ http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=577&n=XXXX
産業法務研究会(産法研)の創立5周年を記念して、産業に関連する立法や経済、
国土計画、エネルギー、知的財産等について、各方面で専門家として携わって
来た政策研究者が一堂に会して、国内外の産業発展を推進するために、自由闊
達な議論を通じて多角的に検討し、問題提起や提言をします。
松田学がパネリストとして未来社会に向けた提言をいたします。
11月12日(月)
13:30~開会、基調報告等
14:45~16:30 パネルディスカッション
【コーディネーター】平川 博(産法研専務理事)
【パネリスト】
早川忠孝 (産法研理事長)
遠藤宣彦 (日本政策総合研究所理事長)
松田 学 (松田政策研究所代表)
田中 甲 (リーダーシップ研究所代表)
小林純子 (産法研理事)
◆日時 平成30年11月12日(月)13:30~16:30(13:15開場)
◆会場 日本消防会館 大会議室(5階)東京都港区虎ノ門2丁目9番16号
(東京メトロ銀座線:虎ノ門下車 2番・3番出口徒歩5分)
(東京メトロ日比谷線:神谷町下車 4番出口徒歩10分)
◆定員 120名
◆参加費 3,000円(消費税込) 予約受付後に下記口座宛てご送金下さい。
【口座】ゆうちょ銀行 00八(ゼロゼロハチ)店
普通預金 5846821
シャ)サンギョウホウムケンキュウカイ
◆詳細・お申込はこちら ⇒ http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=578&n=XXXX
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各情報発信ツール紹介
=============================================
(1)松田政策研究所動画コンテンツ アーカイブ紹介
松田政策研究所動画コンセプト紹介
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=579&n=XXXX
特番『日本を取り巻く安全保障環境 最新情報』対談:元衆議院議員 中丸啓氏
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=580&n=XXXX
号外『森友問題について何が問題なのか!』
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=581&n=XXXX
号外『加計騒動に物申す!』
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=582&n=XXXX
(2)各種 SNS紹介
・松田政策研究所 ホームページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=583&n=XXXX
・松田政策研究所 YouTubeページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=584&n=XXXX
・松田学 公式ホームページはこちら
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=585&n=XXXX
・松田学 公式ブログはこちら
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=586&n=XXXX
・松田政策研究所 フェイスブックはこちら
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=587&n=XXXX
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3. 松田学 政策発信
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ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカイ
ブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する分
析などもUPして参ります。
<2016年11月19日>*過去のアーカイブよりご紹介しています。
トランプ大統領のもとで米国はTPPから離脱しましたが、松田学は、かつてか
ら、たとえ米国抜きの11か国となってもTPPは推進できるし、推進すべきだと
主張しておりました。なぜ、TPPの推進が日本の国益になるのか。今回は、ト
ランプが大統領に当選した直後にアップした記事をお届けします。
『TPPと国民国家。グローバリゼーションとグローバリズムは異なる。
~松田学のビデオレター~』
トランプが次の大統領に決まり、米国がTPPを承認するのは絶望的となる中で、
なぜ日本は関連法案成立にこだわるのか、そんな声が聞かれます。このTPPに
は、米国主導、米資本の利益といったイメージがもともと強いようですが、私
はかねてから、「米国が」という発想ではなく、「日本が」という発想で、
TPPを捉えるべきだと論じてきました。
私が予想していたとおり、交渉参加国の中からは、まずは米国抜きでも、発効
要件の規定を変えて、TPPを発効させるべきだという声が出てきました。日本
がなぜTPPにこだわるのか、そこには国益をかけた大事な理由があるからです。
続きはこちら
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=588&n=XXXX
松田まなぶのビデオレター、第49回は「TPPで独立自尊の強い日本へ!
チャンネル桜、11月8日放映。
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=589&n=XXXX
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
11月1日より松田政策研究所 有料会員制度がスタートしました。松田学代表
のこれまでの様々な研究や論文、また現在進行形で取り組んでいる問題に関し
て動画にしてお届けする会員制度です。座学での会員向けセミナーも2~3か
月に一度程度予定しております。
11月中の会員登録は今後配信予定のすべての動画が視聴可能ですのでぜひこ
の機会にご登録ください。日本の“未来社会”について一緒に考える機会として
いただければと思います。
松田学通信編集部
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松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
□URL. http://matsuda-manabu.jp/ □E-mail. matsuda@yd-con.com
□FB. http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=590&n=XXXX
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
Copyright (c) 2018 Manabu Matsuda. All Rights Reserved.
※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信 vol.37 2018.11.05
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配信しております。今後配信が不要な場合は返信にてその旨お知らせください。
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1. コラム
外国人受入れを「移民政策」としないために~問われているのはまさに
「新しい国づくり」~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する各種シリーズの動画が配信されます。
~11月配信コンテンツのご紹介~
(2)【松田政策研究所 ホームページ公開】
松田政策研究所のホームページがUPされました。
(3)【松田学通信 創刊!】
松田学の活動を「松田学通信」として活動報告をお届けします。
(4)ラジオ番組(FM FUJI等)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演
11月18日(日)~24日(土)まで順次放送
(5)11/12(月)松田学登壇予定シンポジウムご案内
2018産業政策シンポジウム
~激変する世界の産業社会!日本の目指すべき方向性とは?~
〇各情報発信ツール紹介
(1)松田政策研究所動画コンテンツ/アーカイブ紹介
『松田政策研究所動画コンセプト紹介』
特番『日本を取り巻く安全保障環境 最新情報』
対談:元衆議院議員 中丸啓氏
号外『森友問題について何が問題なのか!』
号外『加計騒動に物申す!』
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
<2016年11月19日>*過去のアーカイブよりご紹介しています。
『TPPと国民国家。グローバリゼーションとグローバリズムは異なる。
~松田学のビデオレター~』
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
外国人受入れを「移民政策」としないために~問われているのはまさに
「新しい国づくり」~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ドイツを始め多くの先進国で難民問題が政治を揺り動かしています。日本では
移民法案?で臨時国会が早速、盛り上がりました。入管法改正案への賛否で国
論二分の様相です。
確かに、「人手不足倒産」も言われる中で、政権としては、人材確保への中小
企業や地方などの声に応えざるをえないでしょう。しかし、それで家族帯同、
永住にも道を開くとなると、目先の経済の短期的視野を超えて、まずは長期的
視点に立った日本の将来像をどうするか、そのビジョンを示した上で合意形成
を図る手順が不可欠ではないかと思います。
ここであえて長期的視点から、日本の理想の社会像を描くとすれば、第一に、
日本はどの国々もがいずれ直面する人類社会共通の課題に最初に直面する「課
題先進国」だということがあります。超高齢化、デフレ、最近では自然災害…。
これに少子化の帰結としての生産年齢人口の激減が人手不足となって現われ、
課題先進国の新たな課題に加わりました。
他の国々は今のところ、人手不足というよりは、むしろ人工知能(AI)などの
技術革新が雇用を奪うとの恐怖のほうが先立っているのに比べ、この面でのイ
ノベーションに気兼ねなく進める日本は幸せだともいえます。社会の高齢化と
人口減少は日本にとっての不可避な長期的潮流。戦略形成の方法論に従いなが
ら、この潮流が突きつける課題に日本の強みをどう活かし、どんな理想社会を
描くか、自国のアイデンティティを描いてみると…、
…人類史上未曽有の超高齢社会に急激な速さで突入する国という課題の先進性
を逆手にとって、日本人の草の根の国民力である課題解決力を活かし、「活力
ある超高齢社会の運営モデル」を世界に先駆けて構築すること…これが世界の
モデルとなる前提は、高齢化が進んでも、それでもこんなに活力がある、しか
も、その社会は基本的に日本人だけで担っているという姿です。移民に解決を
頼るようなら、他国の範となるモデルにはなりません。
第二に、AIやロボットと共存する社会モデルの構築です。生産やサービスの
現場では、単純労働はロボットが担い、福祉では介護ロボットが活躍する。キ
リスト教的価値観の欧州では、ロボットは地上で最高の存在である人間とは共
生すべきでない、あくまで人間より下の奴隷のような存在と位置づけるそうで
す。日本なら、愛称をつけて楽しく、AI+ロボットとともに生きる社会モデ
ルを組み立てられます。ここに多神教的な日本社会の特性をフル活用する。個
人情報保護について欧州がGDPRを打ち出したように、今後、この最先端分
野に欧州主導の倫理スタンダードが国際社会で設けられてしまう前に、アジア
的共生文明の価値観に基づいたモデルを構築することは、実は日本の重要課題
であるとされています。ルーティンワークはAIやロボットで。人間はもっと
人間らしい価値創造に。
以上が日本として追求する理想であるとすれば、このことを明確化した上で、
例えば、ここ10年ぐらいを、がんばって上記のような技術開発と社会実装を進
める期間と位置づける。その間、当面の人手不足対策がどうにもならない問題
であるなら、外国人受入拡大は次なる社会への移行期間における経過的措置で
あるとの理解と合意を形成する。
もちろん、日本への永住を希望する外国人には、真に日本を愛してくれる人々
であれば出身国を問わず堂々と国籍を取得してもらい、社会に溶け込んでいた
だくことも考えるべきでしょう。古来、日本文化には多様性を受け容れる特性
があるはずです。
よく、「寄せ集め型」と「すり合わせ型」ということが言われますが、日本は
昔から、世界からさまざまな異質な要素を寄せ集め、それらをすり合わせて日
本独自のものへと仕立て上げ、世界に発信する歴史を営んできました。この特
性を外国人との共生に活かす上で問われてくるのは、むしろ、私たち日本人自
身の自国のアイデンティティ意識や、「日本らしさ」とは何かの自覚だろうと
思います。門戸開放?をするなら、まずはここをしっかりさせ、私たち自身が
次なる社会への展望を持つことが大事ではないでしょうか。
安倍総理が繰り返し述べてきた「新しい国づくり」。その中身の明確化がいよ
いよ問われてきたと思います。
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2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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出演番組・イベント・寄稿等
=============================================
(1)【松田政策研究所 有料会員スタート!】
月額1,000円!松田学が解説する政治、経済、国際、財務、AI、危機管理など各
種シリーズの動画が配信されます。松田学対談シリーズでは各業界のからの様々
なお客様をお迎えして動画をお届けします!!
〇MPI有料会員とは
松田学が代表を務める松田政策研究所(MPI)が提供する有料動画コンテンツ、
MPIセミナー会員割引、各種研究論文等の配信を受けることができます。
有料会員の種類:1.月会員 2.年会員
*有料会員 概要詳細ページ
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=571&n=XXXX
*動画配信スケジュール
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*セミナースケジュール
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=573&n=XXXX
11月配信予定コンテンツのご紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第2月曜日】・政治/国際 トランプ大統領と日本のチャンス
【第3月曜日】・政治/国際 TPP興国論と強い国ニッポン
【第4月曜日】・全般 第四の波と未来社会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)【松田政策研究所 ホームページ公開】
松田政策研究所のホームページがUPされました。
松田学の活動の基盤となる松田政策研究所のホームページが新しく公開されま
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登録(別途ご案内)などのコンテンツをご覧いただけます。(一部作業中あり)
松田政策研究所ホームページはこちら
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(3)【松田学通信 創刊!】
松田学の活動を「松田学通信」として活動報告をお届けします。
松田学と松田政策研究所の活動について、「松田学通信」として活動報告をまと
めてホームページ上へUPしていきます。松田政策研究所の活動記録としてご
愛読のほどよろしくお願い致します。
「松田学通信」創刊号はこちら
↓↓↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=575&n=XXXX
(4)「ニホンのナカミ」準レギュラーとして出演
11月18日(日)~24日(土)まで順次放送
ラジオ番組 FM FUJI「ニホンのナカミ」に準レギュラー出演
「ニホンのナカミ」↓
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=576&n=XXXX
月に一度、松田学が準レギュラーとして出演しているこのラジオ番組、
竹田恒泰さんがDJを務められています。
今回の番組では、竹田恒泰さんからのご質問に答えながら、来年10月に引上げ
予定の消費税について松田学の考えを詳しくご説明しました。さらに、財政再
建と通貨の多様化を一挙に実現する妙手「松田プラン」についても公共電波で
は初の発信に。暗号通貨による証券発行という、今後、世界のファイナンスを
大きく変えるSTO(Security Token Offering)についても、電波ではほとん
ど本邦初の解説をいたしました。
【放送予定】
FMFUJI JOCV-FM(78.6kHz) 2018年11月18日 (日) 8:30~8:58OA
JRT四国放送(1269kHz) 2018年11月24日 (土) 6:15~6:30OA
MBC南日本放送JOCF(1107kHz) 2018年11月18日 (日) 25:00~25:30OA
IBS茨城放送JOYF(1197kHz) 2018年11月24日 (土) 20:30~21:00OA
エフエム立川(84.4mHz) 2018年11月18日 (日) 21:00~21:30OA
岐阜放送JOZF(1431kHz) 2018年11月18日(日)17:25 ~17:40OA
(5)11/12(月)松田学登壇予定シンポジウムご案内
2018産業政策シンポジウム
~激変する世界の産業社会!日本の目指すべき方向性とは?~
◆詳細・お申込はこちら ⇒ http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=577&n=XXXX
産業法務研究会(産法研)の創立5周年を記念して、産業に関連する立法や経済、
国土計画、エネルギー、知的財産等について、各方面で専門家として携わって
来た政策研究者が一堂に会して、国内外の産業発展を推進するために、自由闊
達な議論を通じて多角的に検討し、問題提起や提言をします。
松田学がパネリストとして未来社会に向けた提言をいたします。
11月12日(月)
13:30~開会、基調報告等
14:45~16:30 パネルディスカッション
【コーディネーター】平川 博(産法研専務理事)
【パネリスト】
早川忠孝 (産法研理事長)
遠藤宣彦 (日本政策総合研究所理事長)
松田 学 (松田政策研究所代表)
田中 甲 (リーダーシップ研究所代表)
小林純子 (産法研理事)
◆日時 平成30年11月12日(月)13:30~16:30(13:15開場)
◆会場 日本消防会館 大会議室(5階)東京都港区虎ノ門2丁目9番16号
(東京メトロ銀座線:虎ノ門下車 2番・3番出口徒歩5分)
(東京メトロ日比谷線:神谷町下車 4番出口徒歩10分)
◆定員 120名
◆参加費 3,000円(消費税込) 予約受付後に下記口座宛てご送金下さい。
【口座】ゆうちょ銀行 00八(ゼロゼロハチ)店
普通預金 5846821
シャ)サンギョウホウムケンキュウカイ
◆詳細・お申込はこちら ⇒ http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=matsuda_seisaku&c=578&n=XXXX
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各情報発信ツール紹介
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(1)松田政策研究所動画コンテンツ アーカイブ紹介
松田政策研究所動画コンセプト紹介
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特番『日本を取り巻く安全保障環境 最新情報』対談:元衆議院議員 中丸啓氏
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号外『森友問題について何が問題なのか!』
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号外『加計騒動に物申す!』
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(2)各種 SNS紹介
・松田政策研究所 ホームページ
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・松田政策研究所 YouTubeページ
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・松田学 公式ホームページはこちら
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3. 松田学 政策発信
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ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカイ
ブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する分
析などもUPして参ります。
<2016年11月19日>*過去のアーカイブよりご紹介しています。
トランプ大統領のもとで米国はTPPから離脱しましたが、松田学は、かつてか
ら、たとえ米国抜きの11か国となってもTPPは推進できるし、推進すべきだと
主張しておりました。なぜ、TPPの推進が日本の国益になるのか。今回は、ト
ランプが大統領に当選した直後にアップした記事をお届けします。
『TPPと国民国家。グローバリゼーションとグローバリズムは異なる。
~松田学のビデオレター~』
トランプが次の大統領に決まり、米国がTPPを承認するのは絶望的となる中で、
なぜ日本は関連法案成立にこだわるのか、そんな声が聞かれます。このTPPに
は、米国主導、米資本の利益といったイメージがもともと強いようですが、私
はかねてから、「米国が」という発想ではなく、「日本が」という発想で、
TPPを捉えるべきだと論じてきました。
私が予想していたとおり、交渉参加国の中からは、まずは米国抜きでも、発効
要件の規定を変えて、TPPを発効させるべきだという声が出てきました。日本
がなぜTPPにこだわるのか、そこには国益をかけた大事な理由があるからです。
続きはこちら
↓↓↓
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松田まなぶのビデオレター、第49回は「TPPで独立自尊の強い日本へ!
チャンネル桜、11月8日放映。
↓↓↓
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
11月1日より松田政策研究所 有料会員制度がスタートしました。松田学代表
のこれまでの様々な研究や論文、また現在進行形で取り組んでいる問題に関し
て動画にしてお届けする会員制度です。座学での会員向けセミナーも2~3か
月に一度程度予定しております。
11月中の会員登録は今後配信予定のすべての動画が視聴可能ですのでぜひこ
の機会にご登録ください。日本の“未来社会”について一緒に考える機会として
いただければと思います。
松田学通信編集部
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