財政のパラダイムチェンジこそが「戦後レジームからの脱却」~日本はいつまで世界一お人好しの国なのか~松田 学 通信 vol.206 2022.2.22
2022/02/22 (Tue) 08:30
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松田学通信vol.206 2022.2.22
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1.松田学 コラム
財政のパラダイムチェンジこそが「戦後レジームからの脱却」
~日本はいつまで世界一お人好しの国なのか~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)参政党の動画より~ニコニコチャンネル~
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学のニュース解説
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3.松田学 政策発信
*<2022年2月21日UP>
新型コロナ&ワ〇チン情勢その9
オミクロン特集[ニコニコ(9)22年2月19日]井上正康先生とのQ&
4.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.松田学 コラム
財政のパラダイムチェンジこそが「戦後レジームからの脱却」
~日本はいつまで世界一お人好しの国なのか~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつロシアの侵攻が始まってもおかしくないとされるのが現下のウクライナ情
勢ですが、「侵攻」、「侵攻」というニュースが流れる都度、ロシアやウクラ
イナの株式や為替市場は急落し、ヘッジファンドやスイス銀行が「買い増し」
に入っているようです。それは米首脳と彼らによる「インサイダー取引」の展
開を疑わせるという見方すらあります。
確かに、メディアで流れる情報は少し偏っているかもしれません。これまでロ
シアの安全保障を死活的なまでに脅かしてきたのはNATO側による包囲網の
形成。米国内では共和党系が、世界を同質化しようとする「グローバリスト」
たちが支えるバイデン政権による軍事介入路線に強硬に反対し、国論が二分さ
れていることはあまり知られていません。
日本では憲法の論議は9条に焦点が当たりがちですが、前文にはこう書いてあ
ります。「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠
に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」
岸田総理は1億ドルの借款をウクライナに供与する約束をしましたが、本来、
戦争当事国の一方に対してやってはいけないはずの支援よりも大事なのは、こ
の憲法前文にのっとって、中立的な立場にある日本こそが米ロ間の仲裁の労を
とることではないでしょうか。
この点で少しはマクロン大統領の努力を見習ってほしいものですが、少なくと
も、米国からの一方的な報道に振り回され、米国の言いなりという状況からは
脱却したいものです。
米国との関係だけではありません。日本の大手メディアが中国や北朝鮮の影響
下に置かれていることは、知る人ぞ知る事実。それが日本の世論を創り、政局
を動かしてきました。
不正の実体のない「もりかけさくら」が、専ら安倍総理の人格攻撃を目的とし
てきたものであり、7年8か月もの長期政権でありながら、これによって国会
が憲法改正の議論すらできなかったことを忘れてはなりません。すでに決着が
ついたはずの過去のスキャンダルが持ち出され、経済安全保障の司令塔である
甘利氏は幹事長の座から下ろされました。
どうも、日本は、日本が強くなることを望まない外国勢力によって左右され続
けてきた国であるようにもみえます。この構造は経済面でもあてはまるかもし
れません。
考えてみれば、「改革」の美名のもと、私たちの国民性に合わない市場原理主
義を正義と信じ込まされ、せっせと海外にマネーを流し続けて自らは貧してき
た日本経済…。私たち日本人は、その勤勉さに鑑みれば、本来享受できるはず
の豊かさまで海外に吸い取られてきた。これが平成時代30年の日本経済停滞の
大きな原因の一つといえなくもありません。
そんな思いを改めて強めさせてくれたのが、産経新聞論説委員の田村秀男氏と
の対談でした。今回は、この田村氏の論を基調としつつ、日本のマクロ経済の
問題を論じてみます。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/3s3hmjmj
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)参政党の動画より~ニコニコチャンネル~
参政党では過日、Youtubeが二週間の心無い配信停止措置を受けたことから、
この間、ニコニコチャンネルで発信していました。その中で、松田学が登場し
ている番組から2本、ご紹介します。
◆経済についての疑問!参政党は緊縮財政なの?積極財政なの?
【政党DIY→参政党 松田学×赤尾由美】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40055604
◆環境問題について武田邦彦さんに聞いてみた…武田邦彦に訊く!後編
【政党DIY→参政党 松田学×武田邦彦】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40042176
このところ松田学が行っていた街頭演説のうち、2月20日(篠原常一郎→松田学
→赤尾由美→篠原→松田→赤尾)の池袋駅前の様子です。
◆02.20 参政党 池袋東口 11時30分~13時30分
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40072374
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『”よしりん”はなぜ選挙に?どうする?日本の医療費問題』
ゲスト:誠敬会クリニック銀座 院長 吉野敏明氏
https://youtu.be/jfmNV8ofucQ
<松田学よりひとこと>
今回のコロナ騒動もそうですが、こと医療に関しては、政治は本質的なことを
全く取り上げていません。このたび、私とともに参政党から参院全国比例に立
候補した「よしりん」こと吉野敏明先生が語った内容は、どの政党でも言わな
いし、言えないこと。街頭演説でもこういう話をして、聴いた人はビックリ、
涙を流す人も…。
確かに、医療は最もコスパが悪い分野です。これだけ医療費が膨らんでも、が
んの人はほとんど治っていない。それは、がんや成人病の根本原因に対処しよ
うとしていないから。それは、食べるもの。およそ健康とか病気とかは、何を
食べるかによってすべてが決まる。何万年にわたってグルテンを食べ続けてき
た西洋人の食べ物を、魚介類を食べ続けてきた日本人が食べるようになると、
当然のように病気になる。世界一豊かに自然や土壌や大地や水に恵まれた日本
は、日本伝統の食をもって健康を実現し、人間や社会の問題に向き合い、その
価値を世界に届ける。
今や「保守」とは右とか左とかではなく、何事も日本に立脚して考える立場を
意味する。それが参政党の言う保守であります。
◆特番『”英王室”は日本の”皇室”から学んだ!英国が”中国”に強気に出れる
理由とは?』ゲスト:国史啓蒙家 小名木善行氏
https://youtu.be/za10Rq8bVCA
<松田学よりひとこと>
日本の歴史を学ぶとわかるのは、日本国民は究極の自由を手にしてきた民族で
あるということであり、それは天皇の存在によってそうなったものだというこ
と。この日本に学んで王室の仕組みに取り入れたのが英国であり、だから英国
人は自由。自由であるからこそ、英国人は全体主義の怖い中国にも強気に出ら
れる、だから、英国のメディアはウイグル人権弾圧を真っ先に非難した。
この小名木善行氏の見方に則って考えれば、天皇は日本人の自由の源であり、
日本の国柄は自由であり、それに敵対するのが全体主義であり、現在は、グロ
ーバルな勢力が世界統一的な全体主義をもって自由を弾圧しようとしていると
いう構図がみえてきます。だからこそ、参政党は、「グローバル全体主義」に
対抗する「自由社会を守る国民国家主義」を掲げています。自由というものを
守る、これは日本の歴史や伝統から帰結される日本の立場です。この対談をご
覧いただければ、小名木氏がなぜ、参政党のアドバイザーであるか、よくお分
かりいただけるものと思います。日本を学び、それをもって政治を変える、こ
れこそが本物の保守本流なのだと思います。
では、なぜ、天皇のおかげで私たち日本人は自由な民族であったのか、この番
組でぜひ、お確かめください。
◆特番『深いメディアの闇!?特定野党と外国勢力の影・・・モリかけ・桜
問題とCLPは何だったのか?』ゲスト:ジャーナリスト 山口敬之氏
https://youtu.be/ptfX00haAtE
<松田学よりひとこと>
もりかけさくらで憲法改正を阻止…どうも日本のメディアは何者かによって操
作され、それが政治を動かしている、そんなことをなんとなく感じる方は多い
と思います。しかし、そのエビデンスを明確に語ってくれる論者がいない。そ
んな中で、あの、スキャンダルで非難囂々ではありますが、ジャーナリストの
山口敬之氏が、ファクトを淡々と語りました。
中国や北朝鮮のネットワークとカネで、日本を強くする政治家を徹底的に叩く
…そんな日本の大手メディアと立憲民主党など左派の政治勢力という構図が浮
かび上がってきます。外国勢力による世論操作によって日本国民の認識が形成
され、政治が左右されてしまう、このような、断じてあってはならないことが
ずっと続いてきた日本。
これに対し、外国勢力に左右されない日本の「国のまもり」を謳っているのが
参政党です。もしかしたら、安倍氏と同様、バッシングに遭うかもしれません。
すでに、安倍氏に対して行われたような屁理屈に似た、批判的コメントが参政
党に対してあちこちから出ています。日本を戦争する国にする党だ…などとい
った滅茶苦茶な言辞も…。これは裏返せば、参政党が真に国益、国民益に立脚
した正論を主張する政党として存在感を出してきたことを示すものではないか
とも思います。
このように、ファクトに基づく正論を述べ続けているチャンネルとして、山口
氏は松田政策研究所チャンネルをずっと視聴し続けてきたそうですし、参政党
に大いに期待をしているとのこと。「いまや、日本の国家を前面に出している
政党は国会には存在しなくなった」…これは番組収録後に、山口氏が私に述べ
た参政党への期待と激励の言葉でした。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 初の支持率低下!?佐渡金山で信念が見えない
岸田政権の本質は”増税政権”なのか?
https://youtu.be/BGwZrWEflEA
<松田学よりひとこと>
1月末時点での政治関係のニュース解説番組なので、やや古くなっていますが、
佐渡金山問題で露呈した岸田総理の信念のなさや、北朝鮮によるミサイル連発、
改憲に向けて世論喚起を図る自民党の思惑などを取り上げています。この解説
番組では、岸田総理が政権として何を狙っているかについて語ってみました。
それは、今度の参院選までは支持率維持を優先し、中身のない「新しい資本主
義」を語りつつ、本音は、参院選後の「黄金の3年間」における消費税率のさ
らなる引上げ。国政選挙がない中での岸田政権最大の決断になるかもしれませ
ん。これで本当に民主主義といえるのかという問題があります。
◆松田学のニュース解説 日本経済のリスク、長期金利の上昇懸念とチャイ
ナリスク 中国が今度は金融政策で世界を救う!?
https://youtu.be/l1wrHvwGuQ4
<松田学よりひとこと>
日本の長期金利も海外の金利動向を受けて少し上がってきました。これまでの
ような異常な超低金利を前提とするMMTはいずれ成り立たなくなります。だ
から、国債を根っこから消して金利上昇がもたらす経済リスクを解消する「松
田プラン」が必要になってきます。近年の経済リスクとしては常にチャイナリ
スクが挙げられてきましたが、最近ではちょっと様子が違う…。世界各国の当
局がインフレ懸念で金利引き上げに動く中で、中国の金融政策は緩和方向に向
かっています。リーマンショックのあとは中国の財政政策が世界経済を救い、
今度のアフターコロナは中国の金融政策が世界経済を救う?再び「世界の中国
化」が始まらないことを祈るものです。
◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体9~前半
https://youtu.be/H5Md05rojHA
ニコニコ本編はこちら
→ https://www.nicovideo.jp/watch/so40064851
<松田学よりひとこと>
この番組で取り上げたニュースに関しては、井上正康先生とのQ&Aの部分を
文章としてまとめてあります。今号の「3.松田学 政策発信」でご紹介して
いる私のブログ記事をぜひ、ご参照ください。
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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お問い合わせはこちら
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各情報発信・ツール紹介
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(1)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所チャンネル2
https://www.youtube.com/channel/UCUdALlTFAabnQpu_IykDT_g
◆松田政策研究所ニコニコチャンネル
https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi
◆松田政策研究所 ホームページ
https://matsuda-pi.com/
◆松田政策研究所 YouTubeページ
https://www.youtube.com/channel/UCAN0E9cZN7n22Ka1-TuVb-Q
◆松田学 公式ホームページはこちら
https://matsuda-manabu.jp/
◆松田学 公式ブログはこちら
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/
◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/matsudaseisaku
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3.松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2022年2月21日UP>
新型コロナ&ワ〇チン情勢その9
オミクロン特集[ニコニコ(9)22年2月19日]井上正康先生とのQ&A
多くの国々が活動を再開し、日本は今回も「コロナ敗戦」を迎えています。や
はり勝者は集団免疫をきちんと理解していたスウェーデン。日本では感染の波
が何度も収束してきた原因として集団免疫を挙げるテレビ報道を聞いたことが
ありません。相変わらず、これでも「専門家」?というコメンテーターばかり
です。
日本人なら子どもの頃から誰もが罹ってきた普通の風邪になってくれたオミク
ロンなのに、いまや「SAKOKU」は国際語、恥ずかしい限りです。このま
までは新たな「ジャパンパッシング」になるでしょう。まんぼうを延長したと
ころで、感染力が通常の風邪の60倍のオミクロンを抑えることなどそもそも
不可能。効果のない対策で社会活動全体に制限をかけるなど、コスパが史上最
悪の悪政そのものです。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12728163510.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
ウクライナ問題が非常に緊迫してきています。戦闘開始寸前での外交が続いて
います。この問題に日本はどのように対応すべきなのか?MPIではこの問題で
本日武田邦彦先生と19時からニコニコ生放送を行います。詳しくは号外メル
マガをご覧ください。
・MPIニコニコチャンネル→ https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi
松田学通信編集部
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
FB. https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
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Copyright (c) 2022 Manabu Matsuda. All Rights Reserved.
※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信vol.206 2022.2.22
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1.松田学 コラム
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新型コロナ&ワ〇チン情勢その9
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4.編集後記
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1.松田学 コラム
財政のパラダイムチェンジこそが「戦後レジームからの脱却」
~日本はいつまで世界一お人好しの国なのか~
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いつロシアの侵攻が始まってもおかしくないとされるのが現下のウクライナ情
勢ですが、「侵攻」、「侵攻」というニュースが流れる都度、ロシアやウクラ
イナの株式や為替市場は急落し、ヘッジファンドやスイス銀行が「買い増し」
に入っているようです。それは米首脳と彼らによる「インサイダー取引」の展
開を疑わせるという見方すらあります。
確かに、メディアで流れる情報は少し偏っているかもしれません。これまでロ
シアの安全保障を死活的なまでに脅かしてきたのはNATO側による包囲網の
形成。米国内では共和党系が、世界を同質化しようとする「グローバリスト」
たちが支えるバイデン政権による軍事介入路線に強硬に反対し、国論が二分さ
れていることはあまり知られていません。
日本では憲法の論議は9条に焦点が当たりがちですが、前文にはこう書いてあ
ります。「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠
に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」
岸田総理は1億ドルの借款をウクライナに供与する約束をしましたが、本来、
戦争当事国の一方に対してやってはいけないはずの支援よりも大事なのは、こ
の憲法前文にのっとって、中立的な立場にある日本こそが米ロ間の仲裁の労を
とることではないでしょうか。
この点で少しはマクロン大統領の努力を見習ってほしいものですが、少なくと
も、米国からの一方的な報道に振り回され、米国の言いなりという状況からは
脱却したいものです。
米国との関係だけではありません。日本の大手メディアが中国や北朝鮮の影響
下に置かれていることは、知る人ぞ知る事実。それが日本の世論を創り、政局
を動かしてきました。
不正の実体のない「もりかけさくら」が、専ら安倍総理の人格攻撃を目的とし
てきたものであり、7年8か月もの長期政権でありながら、これによって国会
が憲法改正の議論すらできなかったことを忘れてはなりません。すでに決着が
ついたはずの過去のスキャンダルが持ち出され、経済安全保障の司令塔である
甘利氏は幹事長の座から下ろされました。
どうも、日本は、日本が強くなることを望まない外国勢力によって左右され続
けてきた国であるようにもみえます。この構造は経済面でもあてはまるかもし
れません。
考えてみれば、「改革」の美名のもと、私たちの国民性に合わない市場原理主
義を正義と信じ込まされ、せっせと海外にマネーを流し続けて自らは貧してき
た日本経済…。私たち日本人は、その勤勉さに鑑みれば、本来享受できるはず
の豊かさまで海外に吸い取られてきた。これが平成時代30年の日本経済停滞の
大きな原因の一つといえなくもありません。
そんな思いを改めて強めさせてくれたのが、産経新聞論説委員の田村秀男氏と
の対談でした。今回は、この田村氏の論を基調としつつ、日本のマクロ経済の
問題を論じてみます。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
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2.活動報告/セミナー情報
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(1)参政党の動画より~ニコニコチャンネル~
参政党では過日、Youtubeが二週間の心無い配信停止措置を受けたことから、
この間、ニコニコチャンネルで発信していました。その中で、松田学が登場し
ている番組から2本、ご紹介します。
◆経済についての疑問!参政党は緊縮財政なの?積極財政なの?
【政党DIY→参政党 松田学×赤尾由美】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40055604
◆環境問題について武田邦彦さんに聞いてみた…武田邦彦に訊く!後編
【政党DIY→参政党 松田学×武田邦彦】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40042176
このところ松田学が行っていた街頭演説のうち、2月20日(篠原常一郎→松田学
→赤尾由美→篠原→松田→赤尾)の池袋駅前の様子です。
◆02.20 参政党 池袋東口 11時30分~13時30分
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40072374
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『”よしりん”はなぜ選挙に?どうする?日本の医療費問題』
ゲスト:誠敬会クリニック銀座 院長 吉野敏明氏
https://youtu.be/jfmNV8ofucQ
<松田学よりひとこと>
今回のコロナ騒動もそうですが、こと医療に関しては、政治は本質的なことを
全く取り上げていません。このたび、私とともに参政党から参院全国比例に立
候補した「よしりん」こと吉野敏明先生が語った内容は、どの政党でも言わな
いし、言えないこと。街頭演説でもこういう話をして、聴いた人はビックリ、
涙を流す人も…。
確かに、医療は最もコスパが悪い分野です。これだけ医療費が膨らんでも、が
んの人はほとんど治っていない。それは、がんや成人病の根本原因に対処しよ
うとしていないから。それは、食べるもの。およそ健康とか病気とかは、何を
食べるかによってすべてが決まる。何万年にわたってグルテンを食べ続けてき
た西洋人の食べ物を、魚介類を食べ続けてきた日本人が食べるようになると、
当然のように病気になる。世界一豊かに自然や土壌や大地や水に恵まれた日本
は、日本伝統の食をもって健康を実現し、人間や社会の問題に向き合い、その
価値を世界に届ける。
今や「保守」とは右とか左とかではなく、何事も日本に立脚して考える立場を
意味する。それが参政党の言う保守であります。
◆特番『”英王室”は日本の”皇室”から学んだ!英国が”中国”に強気に出れる
理由とは?』ゲスト:国史啓蒙家 小名木善行氏
https://youtu.be/za10Rq8bVCA
<松田学よりひとこと>
日本の歴史を学ぶとわかるのは、日本国民は究極の自由を手にしてきた民族で
あるということであり、それは天皇の存在によってそうなったものだというこ
と。この日本に学んで王室の仕組みに取り入れたのが英国であり、だから英国
人は自由。自由であるからこそ、英国人は全体主義の怖い中国にも強気に出ら
れる、だから、英国のメディアはウイグル人権弾圧を真っ先に非難した。
この小名木善行氏の見方に則って考えれば、天皇は日本人の自由の源であり、
日本の国柄は自由であり、それに敵対するのが全体主義であり、現在は、グロ
ーバルな勢力が世界統一的な全体主義をもって自由を弾圧しようとしていると
いう構図がみえてきます。だからこそ、参政党は、「グローバル全体主義」に
対抗する「自由社会を守る国民国家主義」を掲げています。自由というものを
守る、これは日本の歴史や伝統から帰結される日本の立場です。この対談をご
覧いただければ、小名木氏がなぜ、参政党のアドバイザーであるか、よくお分
かりいただけるものと思います。日本を学び、それをもって政治を変える、こ
れこそが本物の保守本流なのだと思います。
では、なぜ、天皇のおかげで私たち日本人は自由な民族であったのか、この番
組でぜひ、お確かめください。
◆特番『深いメディアの闇!?特定野党と外国勢力の影・・・モリかけ・桜
問題とCLPは何だったのか?』ゲスト:ジャーナリスト 山口敬之氏
https://youtu.be/ptfX00haAtE
<松田学よりひとこと>
もりかけさくらで憲法改正を阻止…どうも日本のメディアは何者かによって操
作され、それが政治を動かしている、そんなことをなんとなく感じる方は多い
と思います。しかし、そのエビデンスを明確に語ってくれる論者がいない。そ
んな中で、あの、スキャンダルで非難囂々ではありますが、ジャーナリストの
山口敬之氏が、ファクトを淡々と語りました。
中国や北朝鮮のネットワークとカネで、日本を強くする政治家を徹底的に叩く
…そんな日本の大手メディアと立憲民主党など左派の政治勢力という構図が浮
かび上がってきます。外国勢力による世論操作によって日本国民の認識が形成
され、政治が左右されてしまう、このような、断じてあってはならないことが
ずっと続いてきた日本。
これに対し、外国勢力に左右されない日本の「国のまもり」を謳っているのが
参政党です。もしかしたら、安倍氏と同様、バッシングに遭うかもしれません。
すでに、安倍氏に対して行われたような屁理屈に似た、批判的コメントが参政
党に対してあちこちから出ています。日本を戦争する国にする党だ…などとい
った滅茶苦茶な言辞も…。これは裏返せば、参政党が真に国益、国民益に立脚
した正論を主張する政党として存在感を出してきたことを示すものではないか
とも思います。
このように、ファクトに基づく正論を述べ続けているチャンネルとして、山口
氏は松田政策研究所チャンネルをずっと視聴し続けてきたそうですし、参政党
に大いに期待をしているとのこと。「いまや、日本の国家を前面に出している
政党は国会には存在しなくなった」…これは番組収録後に、山口氏が私に述べ
た参政党への期待と激励の言葉でした。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 初の支持率低下!?佐渡金山で信念が見えない
岸田政権の本質は”増税政権”なのか?
https://youtu.be/BGwZrWEflEA
<松田学よりひとこと>
1月末時点での政治関係のニュース解説番組なので、やや古くなっていますが、
佐渡金山問題で露呈した岸田総理の信念のなさや、北朝鮮によるミサイル連発、
改憲に向けて世論喚起を図る自民党の思惑などを取り上げています。この解説
番組では、岸田総理が政権として何を狙っているかについて語ってみました。
それは、今度の参院選までは支持率維持を優先し、中身のない「新しい資本主
義」を語りつつ、本音は、参院選後の「黄金の3年間」における消費税率のさ
らなる引上げ。国政選挙がない中での岸田政権最大の決断になるかもしれませ
ん。これで本当に民主主義といえるのかという問題があります。
◆松田学のニュース解説 日本経済のリスク、長期金利の上昇懸念とチャイ
ナリスク 中国が今度は金融政策で世界を救う!?
https://youtu.be/l1wrHvwGuQ4
<松田学よりひとこと>
日本の長期金利も海外の金利動向を受けて少し上がってきました。これまでの
ような異常な超低金利を前提とするMMTはいずれ成り立たなくなります。だ
から、国債を根っこから消して金利上昇がもたらす経済リスクを解消する「松
田プラン」が必要になってきます。近年の経済リスクとしては常にチャイナリ
スクが挙げられてきましたが、最近ではちょっと様子が違う…。世界各国の当
局がインフレ懸念で金利引き上げに動く中で、中国の金融政策は緩和方向に向
かっています。リーマンショックのあとは中国の財政政策が世界経済を救い、
今度のアフターコロナは中国の金融政策が世界経済を救う?再び「世界の中国
化」が始まらないことを祈るものです。
◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体9~前半
https://youtu.be/H5Md05rojHA
ニコニコ本編はこちら
→ https://www.nicovideo.jp/watch/so40064851
<松田学よりひとこと>
この番組で取り上げたニュースに関しては、井上正康先生とのQ&Aの部分を
文章としてまとめてあります。今号の「3.松田学 政策発信」でご紹介して
いる私のブログ記事をぜひ、ご参照ください。
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3.松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2022年2月21日UP>
新型コロナ&ワ〇チン情勢その9
オミクロン特集[ニコニコ(9)22年2月19日]井上正康先生とのQ&A
多くの国々が活動を再開し、日本は今回も「コロナ敗戦」を迎えています。や
はり勝者は集団免疫をきちんと理解していたスウェーデン。日本では感染の波
が何度も収束してきた原因として集団免疫を挙げるテレビ報道を聞いたことが
ありません。相変わらず、これでも「専門家」?というコメンテーターばかり
です。
日本人なら子どもの頃から誰もが罹ってきた普通の風邪になってくれたオミク
ロンなのに、いまや「SAKOKU」は国際語、恥ずかしい限りです。このま
までは新たな「ジャパンパッシング」になるでしょう。まんぼうを延長したと
ころで、感染力が通常の風邪の60倍のオミクロンを抑えることなどそもそも
不可能。効果のない対策で社会活動全体に制限をかけるなど、コスパが史上最
悪の悪政そのものです。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12728163510.html
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4.編集後記
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こんにちは事務局です。
ウクライナ問題が非常に緊迫してきています。戦闘開始寸前での外交が続いて
います。この問題に日本はどのように対応すべきなのか?MPIではこの問題で
本日武田邦彦先生と19時からニコニコ生放送を行います。詳しくは号外メル
マガをご覧ください。
・MPIニコニコチャンネル→ https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi
松田学通信編集部
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