世界経済に暗雲を漂わせる「グリーン」脱炭素~ポストコロナをスタグフレーションの時代にしないために~松田 学 通信 vol.199 2021.12.27
2021/12/27 (Mon) 08:30
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松田学通信vol.199 2021.12.27
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1.松田学 コラム
世界経済に暗雲を漂わせる「グリーン」脱炭素
~ポストコロナをスタグフレーションの時代にしないために~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)松田学出演・登壇のお知らせ
◆12/22 参政党 参議院選挙予定候補者の発表会見
◆松田学の新著「新型コロナ騒動の正しい終わらせ方」好評発売中
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(4)松田学のニュース解説
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.松田学 コラム
世界経済に暗雲を漂わせる「グリーン」脱炭素
~ポストコロナをスタグフレーションの時代にしないために~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
年明けの緊急事態宣言から始まり、年末にはオミクロン騒動と、コロナで明け
てコロナで暮れようとしている今年2021年も、残すところわずかとなりまし
た。私も新型コロナの正しい知識を少しでも普及しようと、専門家でもないの
に予想外の啓発活動にまで取り組んだ一年となりました。前回もお伝えしたよ
うに、普通のコロナ風邪になってくれたオミクロン株が、来年早々には人類社
会を正気に戻すきっかけになることを祈るものです。
この年末には恒例の予算編成も終わり、一般会計の総額107.6兆円の来年度政
府予算案が12月24日に閣議決定、その前提となる来年度政府経済見通しも23
日に閣議了解されました。この見通しでは、今年度は9月までの緊急事態宣言
の影響で7月時点の見込み(プラス3.7%成長)より下がりましたが、プラス
2.6%の実質経済成長率が見込まれ、来年度は今般の追加経済対策による1%
程度の押上げ効果で、これがプラス3.2%になるとのこと。
GDPがコロナ前の水準に戻る時期は、これまで見込んでいた「今年中」から
「今年度中」へと遅れたものの、来年度の実質GDPは556.8兆円と、過去最
高になるようです。
リーマンショック前の2007年度のGDPは527兆円、その後09年度は496兆
円と500兆円を切り、2013年度にアベノミクスで532兆円とリーマン前の水準
を取り戻すのに6年かかりました。その後、2018年度には554兆円にまで増え
ましたが、今度は4年かけて、来年度にその水準まで取り戻すことになります。
来年度見通しの下押し要因として一般に懸念されているのは、相変わらずのコ
ロナ情勢と半導体の供給制約とエネルギー価格の高騰。しかし、実は、日本経
済の足を今後、長きにわたって引っ張りかねないのが地球温暖化対策であるこ
とは意外と認識されていません。
岸田政権も「デジタル」とともに「グリーン」を成長戦略に位置づけています
が、こちらは逆かもしれない…。このままでは、脱炭素が世界経済の大問題に
なる可能性が濃厚です。本年最後となる今回は、この問題を中心に経済問題を
取り上げてみたいと思います。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/2p8p3u24
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2.活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)松田学出演・登壇のお知らせ
◆12/22 参政党 参議院選挙予定候補者の発表会見
https://youtu.be/aCmdzbFr3cI【LIVE】
https://youtu.be/4rKKxEib1Js 【アーカイブ】
12月22日は冬至の日でした。
今年の冬至は歴史的な大変化の日で、後戻りのできない日なのだと赤尾由美さ
んがおっしゃっていました。参政党にとっては大事な日でした。ただ、私から
は、自分が参政党共同代表になった日だとしか言えません。3人の共同代表の
うち、あとの二人は、吉野敏明氏と赤尾由美さんです。この方々は大事なこと
が言えました。それにボードメンバー兼事務局長の神谷宗幣さんと、大きな写
真で登場した武田邦彦先生も…。私からは共同代表としてのご挨拶と、党の政
策の説明をいたしました。早速、色々と記事が流れ始めています。
私が大事なことを言えなかったのは、このメルマガでもご紹介してきた12月
26日の私のBSテレビ番組の放映が関係しています。なぜ言えなかったのか、
忖度していただければと思います。いずれ、きちんとご報告いたします。たく
さんの方々が、この冬至の日のイベントの生配信をご覧になったようです。
◆松田学の新著「新型コロナ騒動の正しい終わらせ方」好評発売中
このメルマガでもすでにご紹介している井上正康先生との共著第二弾「新型コ
ロナ騒動の正しい終わらせ方」(方丈社)が、おかげさまで好評です。予約段
階から増刷が決まり、Amazonでは病理学分野で売れ筋ランキング第一位となっ
ています。5月に発売された共著第一弾「新型コロナが本当に怖くなくなる本」
(方丈社)も引き続き、人気の図書となっています。まだの方、ぜひ、ご購読
ください。
書籍購入はこちらから→ https://tinyurl.com/3jrd66hz
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆12/24配信 参政党
「打つ手がなくなっている」岸田政権に松田学が物申す!!
【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学】#114
https://youtu.be/DlPmYwjagYQ
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『岸田政権の”新しい資本主義”で日本に未来はあるのか!?~前半~』
ゲスト:岩崎産業(株)代表取締役社長岩崎芳太郎氏
https://youtu.be/9VtlewtBWAU
本編ニコニコはこちら
→ https://www.nicovideo.jp/watch/so39764973
<松田学よりひとこと>
岸田総理が「新しい資本主義」と言っても、何か裏があるのではないか。「ス
テークホルダー資本主義」は、あの「グレートリセット」を言った、新自由主
義のダボス会議で出てきたもの。看板倒れなら、来年の参院選で自民党を支持
するわけにはいかない。こう言うのは、鹿児島県を代表する岩崎グループ総帥
の岩崎芳太郎会長。私が長年お世話になっている財界人ですが、小泉構造改革
が地方を疲弊させ、日本の競争力を著しく弱めたと主張する論客でもあります。
コロナでは最も被害を受けたのが観光業。経済対策と補償とは別だ。コロナで
露呈したのは、非常識が常識になっていること。間違った狭い知識を振りかざ
して仕事をしたと思っている「専門家」たち。行動規制が終っているのに、終
わったと明確に宣言した知事はおらず、国民はだらだらと自粛が続く。地方を
観光すれば感染防止になるのに、地方に行かせず、都市近郊で感染が拡大した。
感染拡大→医療崩壊→ワクチン…この論理に抜けているのは治療薬。インフル
エンザではタミフルがあるから大騒ぎにならない。いまの非常識ぶりには、や
っぱり何かの利権による支配があるとしか思えない…。ちょっと考えれば分か
ることを、みんなが一斉になぜわからないでいるのか。悟性や感性などを総合
して判断する能力を日本のエリートたちは喪失している…。
この対談のうち、新しい資本主義についてはYoutubeで、コロナについては言
論弾圧を避けるためにニコニコで、それぞれ配信しました。
◆特番『資源価格が高騰、2022年大インフレ時代の到来か!?』
ゲスト:アゴラ代表取締役所長 池田信夫氏
https://youtu.be/Y-EKYtQDNtU
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介している池田氏との対談です。
◆【令和3年12月度 丹羽経済塾】総選挙の結果を踏まえ、岸田政権と日本の
政界の課題を考える~財政政策はなぜMMTよりも『MMP』なのか~
https://youtu.be/0LCf1VfFC9w
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 新型C〇〇最新情報
~わかってきたオミ〇ロンの正体、お注射最新事情など~
https://youtu.be/8-Y_z6uYdR4
ニコニコ本編はこちら→ https://www.nicovideo.jp/watch/so39772353
<松田学よりひとこと>
新型コロナウイルスが変異を繰り返すうちに、ついに普通のコロナ風邪になっ
たようです。これは私たち日本人なら、小さい頃から誰もがかかってきた旧型
コロナと同じ。ウイルスは感染が拡大しては集団免疫が達成されて収束する。
そして、免疫をくぐり抜けるようにより感染力の強い変異株が現れて支配的に
なるが、重症化の比率は低下していく…ついにこれがオミクロン株で究極に達
したか…。この株は変異箇所が32か所もあり、結果として、それまでの新型コ
ロナがACE2受容体からだけ細胞に入り込むことで体中に血栓を飛ばす血管の
病気だったのが、他の多種類の受容体から入り込むウイルスに変異したため、
普通の風邪と同じ病態になった。早く人類社会がこのことを認識し、バカ騒ぎ
が収まることを祈るものです。
この番組の肝は、オミクロン株の正体についての井上正康先生の解説です。そ
の内容は、前号メルマガのコラム欄にまとめています。まだの方はぜひ、前号
コラムをこちらからご覧ください。
https://tinyurl.com/2p8csb5x
◆松田学のニュース解説
外交ボイコット、中国パワーを強めたWTO加盟20年…
https://youtu.be/iqcvG9xXbOM
<松田学よりひとこと>
一連の外交問題について解説しています。北京五輪の外交ボイコットを日本が
どうするかについては色々な議論がありましたが、人権非難決議もできない自
民党の対中外交のあり様は、実は、欧米の多くの国々も悩んでいる中国との切
っても切れない経済関係という背景があります。今年は中国のWTO加盟20年。
この間、中国は世界中が中国への経済的依存なしではやっていけない状況を見
事に作り上げました。同時に、中国は自国の競争力をWHO加盟で得られる利
益を活用して着々と強化。しかし、WHOのルールや加盟時の約束を中国が守
っているわけではありません。中国を絶対にTPPに加盟させてはならないでし
ょう。これ以上、世界を中国の支配下に置く動きを進めるわけにはいきません。
◆松田学のニュース解説
経済取引は安全保障の時代 バックドアをめぐる米中対立
https://youtu.be/f-pSlnLxHUA
<松田学よりひとこと>
経済安全保障といえば中国のファーウェイを連想する方も多いと思いますが、
問題は既に10年近く前に豪州で起きたシステム侵入かきら発覚していました。
ファーウェイによるソフトウエアのアップデートに伴って悪質なコードが組み
込まれ、巧みな侵入が始まったということです。米国の同盟国はどの国も…も
ちろん、日本も標的。製品にバックドアを仕掛けて情報を盗む…ずっと続いて
きたもの。
あのドローンも…米国では、世界最大の小型無人機ドローンメーカーとなった
中国のDJIを巡る懸念が強まっています。橋やダムなどの重要なインフラ設
備から、心拍数や顔認識といった個人情報に至るあらゆる取り扱いの難しいデ
ータが、同社の製品を通じ中国の情報機関に送信されています。しかし、DJ
Iは競争力で圧倒的に強く、「米政府がドローンを購入する消費者を最初に取
り締まらない限り、DJIが制裁リストに入っても状況はすぐには変わらない
だろう」…。まさに中国の浸透工作の一環ですが、これは日本も同じです。
たとえ国産のドローンであっても、DJIが提供する部品が…。
この解説番組では、中国が仕掛けるバックドアの問題を中心に、米中対立の状
況などについて取り上げています。
◆松田学のニュース解説 岸田政権、人権非難決議見送り&混迷補正予算&
武蔵野市外国人住民投票条例案否決!ほか
https://youtu.be/wC0SYS0RBAg
<松田学よりひとこと>
人権弾圧をする中国に対しては断固たる姿勢を…中国利権の多い自民党ではい
くら高市さんや保守派が頑張ってもダメなのかもしれません。公明と連立して
いる限り無理ということでしょう。他方で、岸田内閣の支持率は結構高い…。
安倍総理の挑戦的な姿勢に対する反発が、かえって国政上の大事な意思決定を
妨げていたとすれば、たとえフラフラしていても「人の話をよく聞く」岸田氏
の柔軟な姿勢のほうがするすると物事が動いていく…?野党にとっても、言え
ば真摯に聞いてくれるので批判のボルテージを上げにくい岸田氏は、自らの
「見せ場」を作りにくい曲者かもしれません。それにしても、岸田氏は運の良
い人です。菅政権の予期しなかった自壊によって総理への道が開かれ、ちょう
ど第5波が収束していたタイミングで総選挙。いずれも岸田氏の努力とは関係
のない要因による勝利でした。この運の良さでするすると、安倍政権以来、保
守系が期待してきた拉致問題の全面解決、皇統問題の男系維持での決着、敵基
地攻撃能力の保有や憲法改正が果たされることになるか…。
この番組では、追加経済対策を盛り込んだ今年度補正予算についても解説して
います。「基金」が多用されたことが財政規律を損なうと批判されてしますが、
他方でこれは単年度主義是正への第一歩でもあります。この基金の規律の問題
を解決するためにも、やはり、バランスシート財政運営が必要だということに
なります。公会計改革が待たれます。「桜を見る会」について、東京地検が再
捜査で、安倍元首相を再び不起訴とすることになりました。これで結論が出ま
した。当然の結論です。これもそうでしたが、もりかけさくらは結局、何もあ
りませんでした。それで国政を停滞させた。反日左翼を通じた世論工作です。
国民も目覚めるべきときでしょう。皇位継承について有識者会議が最終報告書。
男系旧宮家が現に存在するのですから、まずは皇室典範をすぐに改正して男系
維持をめざしてやってみるべきです。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3.編集後記
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こんにちは事務局です。
2021年最後の定期メルマガ配信になります。今年も多くの配信を行ってきまし
た。今や動画や音声コンテンツ全盛で、テキストコンテンツがどこまで読んで
もらえているのか疑問ではありますが、その必要性は今も十分にあると考えて
います。役割と効率性を考え今後も動画、テキストをお届けできればと思って
おります。
今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
松田学通信編集部
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
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【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
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※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信vol.199 2021.12.27
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世界経済に暗雲を漂わせる「グリーン」脱炭素
~ポストコロナをスタグフレーションの時代にしないために~
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3.編集後記
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1.松田学 コラム
世界経済に暗雲を漂わせる「グリーン」脱炭素
~ポストコロナをスタグフレーションの時代にしないために~
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年明けの緊急事態宣言から始まり、年末にはオミクロン騒動と、コロナで明け
てコロナで暮れようとしている今年2021年も、残すところわずかとなりまし
た。私も新型コロナの正しい知識を少しでも普及しようと、専門家でもないの
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うに、普通のコロナ風邪になってくれたオミクロン株が、来年早々には人類社
会を正気に戻すきっかけになることを祈るものです。
この年末には恒例の予算編成も終わり、一般会計の総額107.6兆円の来年度政
府予算案が12月24日に閣議決定、その前提となる来年度政府経済見通しも23
日に閣議了解されました。この見通しでは、今年度は9月までの緊急事態宣言
の影響で7月時点の見込み(プラス3.7%成長)より下がりましたが、プラス
2.6%の実質経済成長率が見込まれ、来年度は今般の追加経済対策による1%
程度の押上げ効果で、これがプラス3.2%になるとのこと。
GDPがコロナ前の水準に戻る時期は、これまで見込んでいた「今年中」から
「今年度中」へと遅れたものの、来年度の実質GDPは556.8兆円と、過去最
高になるようです。
リーマンショック前の2007年度のGDPは527兆円、その後09年度は496兆
円と500兆円を切り、2013年度にアベノミクスで532兆円とリーマン前の水準
を取り戻すのに6年かかりました。その後、2018年度には554兆円にまで増え
ましたが、今度は4年かけて、来年度にその水準まで取り戻すことになります。
来年度見通しの下押し要因として一般に懸念されているのは、相変わらずのコ
ロナ情勢と半導体の供給制約とエネルギー価格の高騰。しかし、実は、日本経
済の足を今後、長きにわたって引っ張りかねないのが地球温暖化対策であるこ
とは意外と認識されていません。
岸田政権も「デジタル」とともに「グリーン」を成長戦略に位置づけています
が、こちらは逆かもしれない…。このままでは、脱炭素が世界経済の大問題に
なる可能性が濃厚です。本年最後となる今回は、この問題を中心に経済問題を
取り上げてみたいと思います。
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(1)松田学出演・登壇のお知らせ
◆12/22 参政党 参議院選挙予定候補者の発表会見
https://youtu.be/aCmdzbFr3cI【LIVE】
https://youtu.be/4rKKxEib1Js 【アーカイブ】
12月22日は冬至の日でした。
今年の冬至は歴史的な大変化の日で、後戻りのできない日なのだと赤尾由美さ
んがおっしゃっていました。参政党にとっては大事な日でした。ただ、私から
は、自分が参政党共同代表になった日だとしか言えません。3人の共同代表の
うち、あとの二人は、吉野敏明氏と赤尾由美さんです。この方々は大事なこと
が言えました。それにボードメンバー兼事務局長の神谷宗幣さんと、大きな写
真で登場した武田邦彦先生も…。私からは共同代表としてのご挨拶と、党の政
策の説明をいたしました。早速、色々と記事が流れ始めています。
私が大事なことを言えなかったのは、このメルマガでもご紹介してきた12月
26日の私のBSテレビ番組の放映が関係しています。なぜ言えなかったのか、
忖度していただければと思います。いずれ、きちんとご報告いたします。たく
さんの方々が、この冬至の日のイベントの生配信をご覧になったようです。
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ロナ騒動の正しい終わらせ方」(方丈社)が、おかげさまで好評です。予約段
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ています。5月に発売された共著第一弾「新型コロナが本当に怖くなくなる本」
(方丈社)も引き続き、人気の図書となっています。まだの方、ぜひ、ご購読
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◆12/24配信 参政党
「打つ手がなくなっている」岸田政権に松田学が物申す!!
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(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『岸田政権の”新しい資本主義”で日本に未来はあるのか!?~前半~』
ゲスト:岩崎産業(株)代表取締役社長岩崎芳太郎氏
https://youtu.be/9VtlewtBWAU
本編ニコニコはこちら
→ https://www.nicovideo.jp/watch/so39764973
<松田学よりひとこと>
岸田総理が「新しい資本主義」と言っても、何か裏があるのではないか。「ス
テークホルダー資本主義」は、あの「グレートリセット」を言った、新自由主
義のダボス会議で出てきたもの。看板倒れなら、来年の参院選で自民党を支持
するわけにはいかない。こう言うのは、鹿児島県を代表する岩崎グループ総帥
の岩崎芳太郎会長。私が長年お世話になっている財界人ですが、小泉構造改革
が地方を疲弊させ、日本の競争力を著しく弱めたと主張する論客でもあります。
コロナでは最も被害を受けたのが観光業。経済対策と補償とは別だ。コロナで
露呈したのは、非常識が常識になっていること。間違った狭い知識を振りかざ
して仕事をしたと思っている「専門家」たち。行動規制が終っているのに、終
わったと明確に宣言した知事はおらず、国民はだらだらと自粛が続く。地方を
観光すれば感染防止になるのに、地方に行かせず、都市近郊で感染が拡大した。
感染拡大→医療崩壊→ワクチン…この論理に抜けているのは治療薬。インフル
エンザではタミフルがあるから大騒ぎにならない。いまの非常識ぶりには、や
っぱり何かの利権による支配があるとしか思えない…。ちょっと考えれば分か
ることを、みんなが一斉になぜわからないでいるのか。悟性や感性などを総合
して判断する能力を日本のエリートたちは喪失している…。
この対談のうち、新しい資本主義についてはYoutubeで、コロナについては言
論弾圧を避けるためにニコニコで、それぞれ配信しました。
◆特番『資源価格が高騰、2022年大インフレ時代の到来か!?』
ゲスト:アゴラ代表取締役所長 池田信夫氏
https://youtu.be/Y-EKYtQDNtU
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今号のコラムでご紹介している池田氏との対談です。
◆【令和3年12月度 丹羽経済塾】総選挙の結果を踏まえ、岸田政権と日本の
政界の課題を考える~財政政策はなぜMMTよりも『MMP』なのか~
https://youtu.be/0LCf1VfFC9w
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 新型C〇〇最新情報
~わかってきたオミ〇ロンの正体、お注射最新事情など~
https://youtu.be/8-Y_z6uYdR4
ニコニコ本編はこちら→ https://www.nicovideo.jp/watch/so39772353
<松田学よりひとこと>
新型コロナウイルスが変異を繰り返すうちに、ついに普通のコロナ風邪になっ
たようです。これは私たち日本人なら、小さい頃から誰もがかかってきた旧型
コロナと同じ。ウイルスは感染が拡大しては集団免疫が達成されて収束する。
そして、免疫をくぐり抜けるようにより感染力の強い変異株が現れて支配的に
なるが、重症化の比率は低下していく…ついにこれがオミクロン株で究極に達
したか…。この株は変異箇所が32か所もあり、結果として、それまでの新型コ
ロナがACE2受容体からだけ細胞に入り込むことで体中に血栓を飛ばす血管の
病気だったのが、他の多種類の受容体から入り込むウイルスに変異したため、
普通の風邪と同じ病態になった。早く人類社会がこのことを認識し、バカ騒ぎ
が収まることを祈るものです。
この番組の肝は、オミクロン株の正体についての井上正康先生の解説です。そ
の内容は、前号メルマガのコラム欄にまとめています。まだの方はぜひ、前号
コラムをこちらからご覧ください。
https://tinyurl.com/2p8csb5x
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外交ボイコット、中国パワーを強めたWTO加盟20年…
https://youtu.be/iqcvG9xXbOM
<松田学よりひとこと>
一連の外交問題について解説しています。北京五輪の外交ボイコットを日本が
どうするかについては色々な議論がありましたが、人権非難決議もできない自
民党の対中外交のあり様は、実は、欧米の多くの国々も悩んでいる中国との切
っても切れない経済関係という背景があります。今年は中国のWTO加盟20年。
この間、中国は世界中が中国への経済的依存なしではやっていけない状況を見
事に作り上げました。同時に、中国は自国の競争力をWHO加盟で得られる利
益を活用して着々と強化。しかし、WHOのルールや加盟時の約束を中国が守
っているわけではありません。中国を絶対にTPPに加盟させてはならないでし
ょう。これ以上、世界を中国の支配下に置く動きを進めるわけにはいきません。
◆松田学のニュース解説
経済取引は安全保障の時代 バックドアをめぐる米中対立
https://youtu.be/f-pSlnLxHUA
<松田学よりひとこと>
経済安全保障といえば中国のファーウェイを連想する方も多いと思いますが、
問題は既に10年近く前に豪州で起きたシステム侵入かきら発覚していました。
ファーウェイによるソフトウエアのアップデートに伴って悪質なコードが組み
込まれ、巧みな侵入が始まったということです。米国の同盟国はどの国も…も
ちろん、日本も標的。製品にバックドアを仕掛けて情報を盗む…ずっと続いて
きたもの。
あのドローンも…米国では、世界最大の小型無人機ドローンメーカーとなった
中国のDJIを巡る懸念が強まっています。橋やダムなどの重要なインフラ設
備から、心拍数や顔認識といった個人情報に至るあらゆる取り扱いの難しいデ
ータが、同社の製品を通じ中国の情報機関に送信されています。しかし、DJ
Iは競争力で圧倒的に強く、「米政府がドローンを購入する消費者を最初に取
り締まらない限り、DJIが制裁リストに入っても状況はすぐには変わらない
だろう」…。まさに中国の浸透工作の一環ですが、これは日本も同じです。
たとえ国産のドローンであっても、DJIが提供する部品が…。
この解説番組では、中国が仕掛けるバックドアの問題を中心に、米中対立の状
況などについて取り上げています。
◆松田学のニュース解説 岸田政権、人権非難決議見送り&混迷補正予算&
武蔵野市外国人住民投票条例案否決!ほか
https://youtu.be/wC0SYS0RBAg
<松田学よりひとこと>
人権弾圧をする中国に対しては断固たる姿勢を…中国利権の多い自民党ではい
くら高市さんや保守派が頑張ってもダメなのかもしれません。公明と連立して
いる限り無理ということでしょう。他方で、岸田内閣の支持率は結構高い…。
安倍総理の挑戦的な姿勢に対する反発が、かえって国政上の大事な意思決定を
妨げていたとすれば、たとえフラフラしていても「人の話をよく聞く」岸田氏
の柔軟な姿勢のほうがするすると物事が動いていく…?野党にとっても、言え
ば真摯に聞いてくれるので批判のボルテージを上げにくい岸田氏は、自らの
「見せ場」を作りにくい曲者かもしれません。それにしても、岸田氏は運の良
い人です。菅政権の予期しなかった自壊によって総理への道が開かれ、ちょう
ど第5波が収束していたタイミングで総選挙。いずれも岸田氏の努力とは関係
のない要因による勝利でした。この運の良さでするすると、安倍政権以来、保
守系が期待してきた拉致問題の全面解決、皇統問題の男系維持での決着、敵基
地攻撃能力の保有や憲法改正が果たされることになるか…。
この番組では、追加経済対策を盛り込んだ今年度補正予算についても解説して
います。「基金」が多用されたことが財政規律を損なうと批判されてしますが、
他方でこれは単年度主義是正への第一歩でもあります。この基金の規律の問題
を解決するためにも、やはり、バランスシート財政運営が必要だということに
なります。公会計改革が待たれます。「桜を見る会」について、東京地検が再
捜査で、安倍元首相を再び不起訴とすることになりました。これで結論が出ま
した。当然の結論です。これもそうでしたが、もりかけさくらは結局、何もあ
りませんでした。それで国政を停滞させた。反日左翼を通じた世論工作です。
国民も目覚めるべきときでしょう。皇位継承について有識者会議が最終報告書。
男系旧宮家が現に存在するのですから、まずは皇室典範をすぐに改正して男系
維持をめざしてやってみるべきです。
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本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
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3.編集後記
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こんにちは事務局です。
2021年最後の定期メルマガ配信になります。今年も多くの配信を行ってきまし
た。今や動画や音声コンテンツ全盛で、テキストコンテンツがどこまで読んで
もらえているのか疑問ではありますが、その必要性は今も十分にあると考えて
います。役割と効率性を考え今後も動画、テキストをお届けできればと思って
おります。
今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
松田学通信編集部
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