総裁選の結果が示す自民党と岸田政権の行方~専門家Gで新政権にコロナ対策の抜本転換を促す提言を発表~松田 学 通信 vol.187 2021.10.5
2021/10/05 (Tue) 08:30
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松田学通信vol.187 2021.10.5
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1.松田学 コラム
総裁選の結果が示す自民党と岸田政権の行方
~専門家Gで新政権にコロナ対策の抜本転換を促す提言を発表~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)10/6(水)19時から松田政策研究所ニコニコ生配信!
『新型コ〇ナ真相解明スペシャル!タブー無しで語ります』
井上正康×武田邦彦×松田学
(2)【報告】「新型コロナウイルス対策の科学的基準再設定について~提言~」
(3)【松田学出演番組・寄稿紹介】
(4)松田学のニュース解説
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3.松田学 政策発信
*<2021年10月4日UP>
日本にはなぜ「高市総理」が必要だったのか…総裁選での応援メッセージ
~動画ろんだん@松田政策研究所
4.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.松田学 コラム
総裁選の結果が示す自民党と岸田政権の行方
~専門家Gで新政権にコロナ対策の抜本転換を促す提言を発表~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
岸田文雄氏が自民党総裁、第100代の内閣総理大臣に就任、早速、組閣が行わ
れました。同氏を選出した総裁選は、ベストの結果ではなかったにせよ、最悪
は免れた、現実的に考えれば予想通りだったというところでしょう、少なくと
も今回の総裁選の投開票日が「自民党が自民党ではなくなる日」にはならずに
済みました。注目すべきは、やはり、第一回投票のときに、議員票では高市氏
が河野氏を抜いたこと。そして、党員党友票を合わせても河野氏が1位になら
なかったこと。
世論調査では圧倒的に1位の河野氏も、議員票となると人気(人望?)は低落。
これは、どちらかといえば反日左翼売国的なわが国「マスゴミ」を通してしか
河野氏を知ることのできない一般国民と、長年にわたり同氏と何らかの接触が
ある人々との間で、同氏に対する認識ギャップが元々あったということか…。
例えば、霞が関が忌避する同氏が総理なら、官僚を動かすためには、今回同氏
を応援していた菅総理が再び官房長官で返り咲くしかないとの見方も一部にあ
りました。確かに、「小石河」だけではその懸念もあったでしょう。
同時に、ここはやはり、自民党が一般世論に比べれば、さすがに保守政党であ
るという面目が、今回の総裁選で示されたといえます。うわついた「改革」競
争ではなく、党としてのアイデンティティを想起させた点で、ここは高市氏が
出馬したことがもたらした成果。
自民党では保守派はマイノリティだとされてきたなかで、今回、第一回投票で
は高市氏が国会議員票の3割を獲得したことは、それなりに心強いこと。同氏
が無視できない存在であることが示されたことは、安倍氏が長期政権のもとで
も実現できなかった保守政治の路線を残すことにもつながります。これは、高
市氏を応援した安倍氏の成果でもあります。
他方で、岸田氏は元々、その誠実な人柄を評価している安倍氏が一時は自らの
後継にと考えた人だそうですから、高市氏を応援することが結果的に河野氏を
抑え、岸田総裁を実現することになったという意味でも、安倍氏の政略が奏功
したものともいえるでしょう。その意味で、今回の総裁選で派閥政治は壊れた
とはいいながらも、今後も安倍-麻生ラインが自民党政界を仕切っていく可能
性が残されたような気がします。
いずれにせよ、これまでラクな選挙で当選を続けてきた「若手」議員たちが、
自らの信念のために行動するはずの政治家のあり方を捨て、次の総選挙で落選
したくないとの自己都合を優先して「党の顔」を選ぼうとしてきた行動が、見
事に否定されたのは快挙でした。
今回は、この総裁選を振り返りながら、岸田新政権がどんな政権になるか、私
が山岡鉄秀氏と行った対談をご紹介するとともに、新政権の最大の課題である
新型コロナ対策について、過日行われたシンポジウムと有識者たちによる提言
についても取り上げます。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/3uztwtnw
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)10/6(水)19時から松田政策研究所ニコニコ生配信!
『新型コ〇ナ真相解明!スペシャル タブー無しで語ります』
出演:医学者 井上正康× 科学者 武田邦彦× MPI代表 松田学
松田政策研究所ニコニコチャンネル
登録はこちらから
→ https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi/join?hash=1633318242
昨年来、新型コロナウイルスの大流行で世界中が混乱に巻き込まれている中、
常に客観的で科学的な視点から新型コロナウイルスの様々な問題に対して発信
し続けてきた松田政策研究所がタブー無しでこの問題を斬る!
当研究所でおなじみの「医学者 井上正康先生× 科学者 武田邦彦先生×
MPI代表 松田学」という3名による新型コロナに関しての鼎談をお届けしま
す。ぜひお楽しみに!
<主な内容>*予定です。変更の可能性あり
・新型コロナウイルスとはそもそも何か?
・人工ウイルス?自然発生?
・なぜこんなに世界中で大流行したのか?
・世界と日本の状況
・日本政府の対応の何が間違ってきたのか
・日本人の新型コロナに対する過剰反応について
・個人でできるコロナ対策とは?
・メディアによるインフォデミック被害
・ワクチン接種をどう考えるか?
・ワクチンパスポートの過ち
・奪われた子供の人生と将来
・陰謀論と科学
・メディアの言論統制と全体主義
・今後のあるべきコロナ対策とは?
・9/28有識者グループによる提言
・次期首相に期待すること
・withコロナで考えるべきことと日本の未来
(2)【報告】「新型コロナウイルス対策の科学的基準再設定について~提言~」
今号のコラムでもご紹介していますが、松田政策研究所の大事な活動の報告と
して、改めて、ここでもご紹介いたします。
9月28日、永田町の星稜会館で松田政策研究所の主催、参政党の後援により
開催されたシンポジウム「新政権に対し新型コロナ対策のモードチェンジを求
める!」を開催し、そこで司会役と講話の講師の一人を務めた私が壇上で読み
上げる形で、13人の専門家・有識者グループから成る「新型コロナウイルス対
策のモードチェンジを求める専門家・有識者グループ」による「新型コロナウ
イルス対策の科学的基準再設定について~提言~」が公表されました。
その全文は、松田政策研究所HP及び参政党HPのいずれからもご覧いただけます。
◆松田政策研究所HPより↓
https://matsuda-pi.com/%E6%8F%90%E8%A8%8021%E5%B9%B49%E6%9C%8828%E6%97%A5.pdf
◆参政党HPより↓
https://www.sanseito.jp/news/2836/
<松田学よりひとこと>
新型コロナ対策をこれまでに解明された新型コロナウイルス感染症に関する正
しい科学的知識に基づいて抜本的に転換しなければ、政権は必ず行き詰まる…。
これは、私や小川榮太郎氏などがかねてから官邸要路に申し上げてきたことで
した。ジョンソン英国首相が7月初めに行ったこの決断は、英国以上に局面転
換が可能な状況にあった日本の総理大臣こそが、東京五輪の前に行い、祝福さ
れた五輪にするべきものでした。
東京五輪のあとにはなりましたが、当初は五輪終了後、緊急事態宣言の終了
(当時は8月末を想定)時点をもって、菅総理が決断し、声明を出すことを想
定して、私が原案を策定していたものが、今回公表された提言書です。
ところが、8月末に向けて、デルタ株の感染拡大にひるんだ官邸は、こうした
決断を先送りすることになり、内閣支持率が低落を続ける中で、政権は私たち
が申し上げてきた通り、行き詰まることとなりました。
しかし、コロナ対策のモードチェンジは、国益上、一刻も早く必要です。また、
メディアが作り上げた「コロナ脳」世論の中で、政権がこうした決断ができる
環境づくりの上で必要なのは、少しでも国民世論に対して、コロナの真相を知
る真の専門家・有識者たちの収束した声を発信することです。このため、総裁
選の前日になりましたが、9月28日のシンポジウムにおいて、新政権に対する
提言の形で公表、発信することになりました。
ここは有識者たちが「小異を捨てて大同につく」とのスタンスでまとまる必要
があります。この提言書への賛同の輪をさらに広げながら、岸田新政権に「モ
ードチェンジ」への決断を働きかけてまいる所存です。
本提言では、「既に明らかにされた科学的知見に基づき、コロナ禍の収束に向
けて抜本的な政策転換(PCR検査陽性者数を国民の行動制限措置の根拠とす
ることを中止するなど)を含め、菅政権及び政府に科学的基準を再設定するこ
とを提言いたします。その基本は、これまで人類社会が経験してきた『人間と
ウイルスが適度に平和共存する状態へ着地する収束戦略』です。本着地点では、
新型コロナウイルスも私たちが昔から罹患してきた風邪や季節性インフルエン
ザのウイルスと同等の存在として扱われます。これまでも日本人は風邪やイン
フルエンザの感染予防に努めてきましたが、今回の経験を基に一層の予防に努
めながら、国民の社会経済活動等を正常な状態に戻すことを目指すべきです。」
等を内容とするメッセージを発信しています。
そして、PCR検査や国民の行動抑制措置の全面停止、社会経済活動の正常化、
ワクチンについては任意接種の原則を徹底し、子どもには打たせないこと、ワ
クチンパスポートに代わって抗体検査を普及させること、さらに、検査は医師
の判断のもとに行うべきことや、医療資源を発症者の重症化抑止に集中し、感
染症の指定分類を季節性インフルエンザ並み以下へと引き下げることなどの具
体的な措置を提言しています。
ぜひ、お読みいただければと思います。
(3)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆10/1配信 参政党 流行り病からのモードチェンジ…シンポジウムを終えて
【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学】#108
https://youtu.be/6p23uhWJefg
<松田学よりひとこと>
9月28日のシンポジウム「新政権に対し新型コロナ対策のモードチェンジを
求める!」は、参政党東京支部が縁の下で事務局を務め、熱心な党員の皆さま
に支えられる形で成果を収めることができたものです。このように、現実の政
策に影響を与えるための活動は参政党としても重要な機会であり、その意味で
も画期的なシンポジウムになったと思います。参政党の動画チャンネルでも、
シンポジウムで挨拶をされた同党事務局長の神谷宗幣さんとの対談の形で、こ
のシンポの模様について発信いたしました。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇 緊急事態宣言月末で解除の方向へ
https://youtu.be/gg1DydDqMXs
本編(MPIニコニコ)はこちらから
https://www.nicovideo.jp/watch/so39380737
<松田学よりひとこと>
前編のYouTubeのほうでは、緊急事態宣言の終了が見えてきた9月下旬の時
点で、行動制限をひたすら求める専門家たちに疑問を呈した麻生大臣の発言(今
号のコラムでもご紹介)を切り口に、日本での感染の実際の状況や、ワクチン
パスポートを巡る最近のコロナ情勢について語りました。
肝心の本編、ニコニコのほうでは、人類社会に新たな分断と差別をもたらそう
としているワクチンパスポートの不条理を訴えました。ワクチン接種を闇雲に
推進している全体主義者の皆さんは、自ら主唱しているはずのマイノリティや
多様性の尊重のほうは忘れてしまったのでしょうか。今般のコロナワクチンの
根拠法となった予防接種法改正案の議決の際に、ワクチン接種の有無に基づく
差別を禁じる付帯決議が国会の多数によって議決されていることも忘れてはな
りません。そこには、「接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるもの
である」、「接種していない者に対して、差別、いじめ、職場や学校等における
不利益取扱い等は決して許されるものではない」等と謳われています。」ワクチ
ンパスポートはこれに真っ向から反するもの。政府も国民も国権の最高機関が
多数決で決めたことに従うのが法治国家ではなかったでしょうか。
そもそも、感染して人にうつすことがない人を見分けることが目的であるはず
なのがワクチンパスポート。しかし、ワクチンを二回接種しても感染する時に
は感染することが明らかになっています。感染すれば、人にうつす可能性があ
る。ならば、ワクチンパスポートは論理的にも破綻しているはずです。世界的
に、これだけはやめてもらう必要があります。これは一人一人が声を大にして
いかねばならない人類社会全体における重大問題です。
◆号外【ニュースを斬る!】自民党総裁選を斬る!
https://youtu.be/tgMfjJxz7x4
<松田学よりひとこと>
この番組は、総裁選の投開票日の数日前の段階で、高市候補を応援する一連の
メッセージの総集編として収録、配信したものです。いつもの「ニュース解説」
よりも少し掘り下げた「ニュースを斬る」というコーナーで発信しました。
まず、総裁選の動向を解説し、世界政治の座標軸から4人の候補者の位置づけ
を論じましたが、今回、特に重点を置いたのは、高市氏が他の候補とは全く異
なる、総裁選にふさわしい本格的な政策路線を打ち出しているテーマとして、
プライマリーバランス目標の凍結と靖国参拝を取り上げました。
財政と安全保障こそが政治の基本中の基本。従来の政権が決断できないでいた
これら課題を堂々と主張する高市氏の決意こそが、自民党員や国民に問いかけ
るだけの意味を総裁選に生み出しました。ここでは、プライマリーバランスと
財政の私の基本的な考え方を話しましたが、2%インフレ目標達成後のことも
視野に置くのであれば、私が提唱している「松田プラン」やトークンエコノミ
ーが不可欠になってきます。
また、靖国参拝をめぐっては、「歴史認識問題を引き起こして増長させたのはい
ずれも日本人」であることや、「国家観と歴史観なくして国難は乗り切れない、
和製サッチャーを」ということを訴えました。
◆松田学のニュース解説
中国恒大集団33兆円危機・台湾TPP加盟申請で大混乱!?
https://youtu.be/KCdC5e-0NCA
<松田学よりひとこと>
まず、中国恒大集団が33兆円もの負債を抱えて行き詰まった事件について解
説しました。いよいよ中国もバブル崩壊か…という見方は甘いでしょう。中国
には日本や米国のような民主主義のコストがありません。かつての日本の住専
問題の際の公的資金注入を巡るゴタゴタを思い返すと、国民からの情緒的な批
判が金融機関への公的資金の注入の決断を躊躇させ、危機の拡大と経済低迷の
長期化を招いたことを忘れてはなりません。中国は日本のバブル崩壊を徹底的
に研究しています。恐らく、恒大集団は救済しなくても、金融システム不安を
回避するための方策を中国当局は躊躇なく講じることでしょう。それさえなさ
れれば、世界経済の最悪の事態は十分、回避されると予想しています。
中国の世界経済への脅威はむしろ、経済面の浸透工作。TPP加入申請をしまし
たが、台湾も申請…議長国日本はこれをどうさばくか。岸田政権の外交面での
最初の関門になるかもしれません。
◆松田学のニュース解説 【速報】自民党 岸田文雄新総裁誕生!
https://youtu.be/WveFwyHWQDg
<松田学よりひとこと>
松田政策研究所チャンネルでは、いつものニュース「解説」ではなく、まずは
「速報」として、総裁選の結果に対するとりあえずのコメントを、岸田総裁誕
生のその日に配信いたしました。その内容の一部は、今号のコラムの最初のほ
うでも述べております。
◆松田学のニュース解説
豪原子力潜水艦導入を巡る、インド太平洋の安全保障の実効性
https://youtu.be/yWvN5bOXy8c
<松田学よりひとこと>
この番組では、米英豪の協力で豪州が原子力潜水艦を導入することになり、7
兆円のビジネスを失ったフランスと豪州等とが対立関係になったことで話題に
なったAUKUS(オーカス)について解説しました。これは日本にとって地政
学上の最重要の柱である「自由で開かれたインド太平洋」地域における対中国
軍事協力関係として、クアッドの限界をカバーするものといえます。ただ、こ
れで中国との軍事的対立関係が明確になることには、中国だけでなく、東南ア
ジア諸国も警戒を示しています。原子力潜水艦と通常の潜水艦(当初、豪州が
フランスから導入しようとしていたもの)では機能に大違い。中国本土も念頭
に置いた長距離の軍事戦略が可能になります。やはり、世界の警察官から撤退
する米国に代わり、このところ中国との対立関係を強める豪州の役割が高まっ
たということでしょうか。その意味では、日本も同じような期待が西側諸国か
ら求められる時代になっているはず。非核三原則などの制約もあって、こうし
た原潜レベルでの協力関係の構築もままならないできた日本は、かつてのヨー
ロッパ最前線の西ドイツと同じ「アジア最前線」に自国が位置づけられるよう
になった今や、核戦略をどのように考えていくのか。ハト派、宏池会出身の岸
田総理の判断が問われてくるでしょう。
◆松田学のニュース解説 9/28『モードチェンジシンポジウム』総括
https://youtu.be/rM6bDc6lFzg
本編(MPIニコニコ)はこちらから
https://www.nicovideo.jp/watch/so39426905
<松田学よりひとこと>
今回のコラムでご紹介している9月28日に開催されたシンポジウム「新政権
に対し新型コロナ対策のモードチェンジを求める!」について解説した番組を、
YouTubeのほうで配信し、ここで公表された提言を解説した番組を本編として
ニコニコのほうで配信しました。提言の文章はご案内しているHPからお読み
いただけますが、こちらの解説も併せてご覧いただければ、よりご理解が深ま
るものと思います。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3.松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2021年10月4日UP>
日本にはなぜ「高市総理」が必要だったのか…総裁選での応援メッセージ
~動画ろんだん@松田政策研究所
9月29日の自民党総裁選では、4人の候補者の中から岸田文雄氏が選出され、
10月4日には同氏が第100代内閣総理大臣に就任、早速、組閣が行われ、総選
挙の日程も10月31日投開票で設定されることになったようですが、今回は、
高市候補を応援してきた立場から総裁期間中に発信された一連の動画番組をご
紹介します。
いまの日本にはなぜ、「高市総理」が必要だったのか…。岸田政権が発足した
現時点であっても、この期間に発信された高市応援メッセージを振り返ること
で、日本の真の国益とは何なのか、これからの日本の政界の課題は何なのかを
考える素材になると思います。高市氏が総裁選で発したメッセージは、それに
ふさわしいものでした。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12701839603.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.編集後記
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こんにちは事務局です。
<トランスジェンダー選手の包括、公平性との「共存」は困難 英報告書>
【10月1日 AFP】
解決策として既存部門の男子と女子に加え、新たに「オープン」あるいは「ユ
ニバーサル」のカテゴリーを追加することが提案された、とのことですが果し
てこれが根本的な解決策となるのか。
https://www.afpbb.com/articles/-/3368840?fbclid=IwAR1hKsztc8eSyMwFxf0eq_nfJ_MtOWkJG6tflgo9MIE9ElVIfln9BYhQzyg
松田学通信編集部
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松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
FB. https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
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※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信vol.187 2021.10.5
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総裁選の結果が示す自民党と岸田政権の行方
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日本にはなぜ「高市総理」が必要だったのか…総裁選での応援メッセージ
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総裁選の結果が示す自民党と岸田政権の行方
~専門家Gで新政権にコロナ対策の抜本転換を促す提言を発表~
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岸田文雄氏が自民党総裁、第100代の内閣総理大臣に就任、早速、組閣が行わ
れました。同氏を選出した総裁選は、ベストの結果ではなかったにせよ、最悪
は免れた、現実的に考えれば予想通りだったというところでしょう、少なくと
も今回の総裁選の投開票日が「自民党が自民党ではなくなる日」にはならずに
済みました。注目すべきは、やはり、第一回投票のときに、議員票では高市氏
が河野氏を抜いたこと。そして、党員党友票を合わせても河野氏が1位になら
なかったこと。
世論調査では圧倒的に1位の河野氏も、議員票となると人気(人望?)は低落。
これは、どちらかといえば反日左翼売国的なわが国「マスゴミ」を通してしか
河野氏を知ることのできない一般国民と、長年にわたり同氏と何らかの接触が
ある人々との間で、同氏に対する認識ギャップが元々あったということか…。
例えば、霞が関が忌避する同氏が総理なら、官僚を動かすためには、今回同氏
を応援していた菅総理が再び官房長官で返り咲くしかないとの見方も一部にあ
りました。確かに、「小石河」だけではその懸念もあったでしょう。
同時に、ここはやはり、自民党が一般世論に比べれば、さすがに保守政党であ
るという面目が、今回の総裁選で示されたといえます。うわついた「改革」競
争ではなく、党としてのアイデンティティを想起させた点で、ここは高市氏が
出馬したことがもたらした成果。
自民党では保守派はマイノリティだとされてきたなかで、今回、第一回投票で
は高市氏が国会議員票の3割を獲得したことは、それなりに心強いこと。同氏
が無視できない存在であることが示されたことは、安倍氏が長期政権のもとで
も実現できなかった保守政治の路線を残すことにもつながります。これは、高
市氏を応援した安倍氏の成果でもあります。
他方で、岸田氏は元々、その誠実な人柄を評価している安倍氏が一時は自らの
後継にと考えた人だそうですから、高市氏を応援することが結果的に河野氏を
抑え、岸田総裁を実現することになったという意味でも、安倍氏の政略が奏功
したものともいえるでしょう。その意味で、今回の総裁選で派閥政治は壊れた
とはいいながらも、今後も安倍-麻生ラインが自民党政界を仕切っていく可能
性が残されたような気がします。
いずれにせよ、これまでラクな選挙で当選を続けてきた「若手」議員たちが、
自らの信念のために行動するはずの政治家のあり方を捨て、次の総選挙で落選
したくないとの自己都合を優先して「党の顔」を選ぼうとしてきた行動が、見
事に否定されたのは快挙でした。
今回は、この総裁選を振り返りながら、岸田新政権がどんな政権になるか、私
が山岡鉄秀氏と行った対談をご紹介するとともに、新政権の最大の課題である
新型コロナ対策について、過日行われたシンポジウムと有識者たちによる提言
についても取り上げます。
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(1)10/6(水)19時から松田政策研究所ニコニコ生配信!
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昨年来、新型コロナウイルスの大流行で世界中が混乱に巻き込まれている中、
常に客観的で科学的な視点から新型コロナウイルスの様々な問題に対して発信
し続けてきた松田政策研究所がタブー無しでこの問題を斬る!
当研究所でおなじみの「医学者 井上正康先生× 科学者 武田邦彦先生×
MPI代表 松田学」という3名による新型コロナに関しての鼎談をお届けしま
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<主な内容>*予定です。変更の可能性あり
・新型コロナウイルスとはそもそも何か?
・人工ウイルス?自然発生?
・なぜこんなに世界中で大流行したのか?
・世界と日本の状況
・日本政府の対応の何が間違ってきたのか
・日本人の新型コロナに対する過剰反応について
・個人でできるコロナ対策とは?
・メディアによるインフォデミック被害
・ワクチン接種をどう考えるか?
・ワクチンパスポートの過ち
・奪われた子供の人生と将来
・陰謀論と科学
・メディアの言論統制と全体主義
・今後のあるべきコロナ対策とは?
・9/28有識者グループによる提言
・次期首相に期待すること
・withコロナで考えるべきことと日本の未来
(2)【報告】「新型コロナウイルス対策の科学的基準再設定について~提言~」
今号のコラムでもご紹介していますが、松田政策研究所の大事な活動の報告と
して、改めて、ここでもご紹介いたします。
9月28日、永田町の星稜会館で松田政策研究所の主催、参政党の後援により
開催されたシンポジウム「新政権に対し新型コロナ対策のモードチェンジを求
める!」を開催し、そこで司会役と講話の講師の一人を務めた私が壇上で読み
上げる形で、13人の専門家・有識者グループから成る「新型コロナウイルス対
策のモードチェンジを求める専門家・有識者グループ」による「新型コロナウ
イルス対策の科学的基準再設定について~提言~」が公表されました。
その全文は、松田政策研究所HP及び参政党HPのいずれからもご覧いただけます。
◆松田政策研究所HPより↓
https://matsuda-pi.com/%E6%8F%90%E8%A8%8021%E5%B9%B49%E6%9C%8828%E6%97%A5.pdf
◆参政党HPより↓
https://www.sanseito.jp/news/2836/
<松田学よりひとこと>
新型コロナ対策をこれまでに解明された新型コロナウイルス感染症に関する正
しい科学的知識に基づいて抜本的に転換しなければ、政権は必ず行き詰まる…。
これは、私や小川榮太郎氏などがかねてから官邸要路に申し上げてきたことで
した。ジョンソン英国首相が7月初めに行ったこの決断は、英国以上に局面転
換が可能な状況にあった日本の総理大臣こそが、東京五輪の前に行い、祝福さ
れた五輪にするべきものでした。
東京五輪のあとにはなりましたが、当初は五輪終了後、緊急事態宣言の終了
(当時は8月末を想定)時点をもって、菅総理が決断し、声明を出すことを想
定して、私が原案を策定していたものが、今回公表された提言書です。
ところが、8月末に向けて、デルタ株の感染拡大にひるんだ官邸は、こうした
決断を先送りすることになり、内閣支持率が低落を続ける中で、政権は私たち
が申し上げてきた通り、行き詰まることとなりました。
しかし、コロナ対策のモードチェンジは、国益上、一刻も早く必要です。また、
メディアが作り上げた「コロナ脳」世論の中で、政権がこうした決断ができる
環境づくりの上で必要なのは、少しでも国民世論に対して、コロナの真相を知
る真の専門家・有識者たちの収束した声を発信することです。このため、総裁
選の前日になりましたが、9月28日のシンポジウムにおいて、新政権に対する
提言の形で公表、発信することになりました。
ここは有識者たちが「小異を捨てて大同につく」とのスタンスでまとまる必要
があります。この提言書への賛同の輪をさらに広げながら、岸田新政権に「モ
ードチェンジ」への決断を働きかけてまいる所存です。
本提言では、「既に明らかにされた科学的知見に基づき、コロナ禍の収束に向
けて抜本的な政策転換(PCR検査陽性者数を国民の行動制限措置の根拠とす
ることを中止するなど)を含め、菅政権及び政府に科学的基準を再設定するこ
とを提言いたします。その基本は、これまで人類社会が経験してきた『人間と
ウイルスが適度に平和共存する状態へ着地する収束戦略』です。本着地点では、
新型コロナウイルスも私たちが昔から罹患してきた風邪や季節性インフルエン
ザのウイルスと同等の存在として扱われます。これまでも日本人は風邪やイン
フルエンザの感染予防に努めてきましたが、今回の経験を基に一層の予防に努
めながら、国民の社会経済活動等を正常な状態に戻すことを目指すべきです。」
等を内容とするメッセージを発信しています。
そして、PCR検査や国民の行動抑制措置の全面停止、社会経済活動の正常化、
ワクチンについては任意接種の原則を徹底し、子どもには打たせないこと、ワ
クチンパスポートに代わって抗体検査を普及させること、さらに、検査は医師
の判断のもとに行うべきことや、医療資源を発症者の重症化抑止に集中し、感
染症の指定分類を季節性インフルエンザ並み以下へと引き下げることなどの具
体的な措置を提言しています。
ぜひ、お読みいただければと思います。
(3)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆10/1配信 参政党 流行り病からのモードチェンジ…シンポジウムを終えて
【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学】#108
https://youtu.be/6p23uhWJefg
<松田学よりひとこと>
9月28日のシンポジウム「新政権に対し新型コロナ対策のモードチェンジを
求める!」は、参政党東京支部が縁の下で事務局を務め、熱心な党員の皆さま
に支えられる形で成果を収めることができたものです。このように、現実の政
策に影響を与えるための活動は参政党としても重要な機会であり、その意味で
も画期的なシンポジウムになったと思います。参政党の動画チャンネルでも、
シンポジウムで挨拶をされた同党事務局長の神谷宗幣さんとの対談の形で、こ
のシンポの模様について発信いたしました。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇 緊急事態宣言月末で解除の方向へ
https://youtu.be/gg1DydDqMXs
本編(MPIニコニコ)はこちらから
https://www.nicovideo.jp/watch/so39380737
<松田学よりひとこと>
前編のYouTubeのほうでは、緊急事態宣言の終了が見えてきた9月下旬の時
点で、行動制限をひたすら求める専門家たちに疑問を呈した麻生大臣の発言(今
号のコラムでもご紹介)を切り口に、日本での感染の実際の状況や、ワクチン
パスポートを巡る最近のコロナ情勢について語りました。
肝心の本編、ニコニコのほうでは、人類社会に新たな分断と差別をもたらそう
としているワクチンパスポートの不条理を訴えました。ワクチン接種を闇雲に
推進している全体主義者の皆さんは、自ら主唱しているはずのマイノリティや
多様性の尊重のほうは忘れてしまったのでしょうか。今般のコロナワクチンの
根拠法となった予防接種法改正案の議決の際に、ワクチン接種の有無に基づく
差別を禁じる付帯決議が国会の多数によって議決されていることも忘れてはな
りません。そこには、「接種するかしないかは国民自らの意思に委ねられるもの
である」、「接種していない者に対して、差別、いじめ、職場や学校等における
不利益取扱い等は決して許されるものではない」等と謳われています。」ワクチ
ンパスポートはこれに真っ向から反するもの。政府も国民も国権の最高機関が
多数決で決めたことに従うのが法治国家ではなかったでしょうか。
そもそも、感染して人にうつすことがない人を見分けることが目的であるはず
なのがワクチンパスポート。しかし、ワクチンを二回接種しても感染する時に
は感染することが明らかになっています。感染すれば、人にうつす可能性があ
る。ならば、ワクチンパスポートは論理的にも破綻しているはずです。世界的
に、これだけはやめてもらう必要があります。これは一人一人が声を大にして
いかねばならない人類社会全体における重大問題です。
◆号外【ニュースを斬る!】自民党総裁選を斬る!
https://youtu.be/tgMfjJxz7x4
<松田学よりひとこと>
この番組は、総裁選の投開票日の数日前の段階で、高市候補を応援する一連の
メッセージの総集編として収録、配信したものです。いつもの「ニュース解説」
よりも少し掘り下げた「ニュースを斬る」というコーナーで発信しました。
まず、総裁選の動向を解説し、世界政治の座標軸から4人の候補者の位置づけ
を論じましたが、今回、特に重点を置いたのは、高市氏が他の候補とは全く異
なる、総裁選にふさわしい本格的な政策路線を打ち出しているテーマとして、
プライマリーバランス目標の凍結と靖国参拝を取り上げました。
財政と安全保障こそが政治の基本中の基本。従来の政権が決断できないでいた
これら課題を堂々と主張する高市氏の決意こそが、自民党員や国民に問いかけ
るだけの意味を総裁選に生み出しました。ここでは、プライマリーバランスと
財政の私の基本的な考え方を話しましたが、2%インフレ目標達成後のことも
視野に置くのであれば、私が提唱している「松田プラン」やトークンエコノミ
ーが不可欠になってきます。
また、靖国参拝をめぐっては、「歴史認識問題を引き起こして増長させたのはい
ずれも日本人」であることや、「国家観と歴史観なくして国難は乗り切れない、
和製サッチャーを」ということを訴えました。
◆松田学のニュース解説
中国恒大集団33兆円危機・台湾TPP加盟申請で大混乱!?
https://youtu.be/KCdC5e-0NCA
<松田学よりひとこと>
まず、中国恒大集団が33兆円もの負債を抱えて行き詰まった事件について解
説しました。いよいよ中国もバブル崩壊か…という見方は甘いでしょう。中国
には日本や米国のような民主主義のコストがありません。かつての日本の住専
問題の際の公的資金注入を巡るゴタゴタを思い返すと、国民からの情緒的な批
判が金融機関への公的資金の注入の決断を躊躇させ、危機の拡大と経済低迷の
長期化を招いたことを忘れてはなりません。中国は日本のバブル崩壊を徹底的
に研究しています。恐らく、恒大集団は救済しなくても、金融システム不安を
回避するための方策を中国当局は躊躇なく講じることでしょう。それさえなさ
れれば、世界経済の最悪の事態は十分、回避されると予想しています。
中国の世界経済への脅威はむしろ、経済面の浸透工作。TPP加入申請をしまし
たが、台湾も申請…議長国日本はこれをどうさばくか。岸田政権の外交面での
最初の関門になるかもしれません。
◆松田学のニュース解説 【速報】自民党 岸田文雄新総裁誕生!
https://youtu.be/WveFwyHWQDg
<松田学よりひとこと>
松田政策研究所チャンネルでは、いつものニュース「解説」ではなく、まずは
「速報」として、総裁選の結果に対するとりあえずのコメントを、岸田総裁誕
生のその日に配信いたしました。その内容の一部は、今号のコラムの最初のほ
うでも述べております。
◆松田学のニュース解説
豪原子力潜水艦導入を巡る、インド太平洋の安全保障の実効性
https://youtu.be/yWvN5bOXy8c
<松田学よりひとこと>
この番組では、米英豪の協力で豪州が原子力潜水艦を導入することになり、7
兆円のビジネスを失ったフランスと豪州等とが対立関係になったことで話題に
なったAUKUS(オーカス)について解説しました。これは日本にとって地政
学上の最重要の柱である「自由で開かれたインド太平洋」地域における対中国
軍事協力関係として、クアッドの限界をカバーするものといえます。ただ、こ
れで中国との軍事的対立関係が明確になることには、中国だけでなく、東南ア
ジア諸国も警戒を示しています。原子力潜水艦と通常の潜水艦(当初、豪州が
フランスから導入しようとしていたもの)では機能に大違い。中国本土も念頭
に置いた長距離の軍事戦略が可能になります。やはり、世界の警察官から撤退
する米国に代わり、このところ中国との対立関係を強める豪州の役割が高まっ
たということでしょうか。その意味では、日本も同じような期待が西側諸国か
ら求められる時代になっているはず。非核三原則などの制約もあって、こうし
た原潜レベルでの協力関係の構築もままならないできた日本は、かつてのヨー
ロッパ最前線の西ドイツと同じ「アジア最前線」に自国が位置づけられるよう
になった今や、核戦略をどのように考えていくのか。ハト派、宏池会出身の岸
田総理の判断が問われてくるでしょう。
◆松田学のニュース解説 9/28『モードチェンジシンポジウム』総括
https://youtu.be/rM6bDc6lFzg
本編(MPIニコニコ)はこちらから
https://www.nicovideo.jp/watch/so39426905
<松田学よりひとこと>
今回のコラムでご紹介している9月28日に開催されたシンポジウム「新政権
に対し新型コロナ対策のモードチェンジを求める!」について解説した番組を、
YouTubeのほうで配信し、ここで公表された提言を解説した番組を本編として
ニコニコのほうで配信しました。提言の文章はご案内しているHPからお読み
いただけますが、こちらの解説も併せてご覧いただければ、よりご理解が深ま
るものと思います。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
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3.松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2021年10月4日UP>
日本にはなぜ「高市総理」が必要だったのか…総裁選での応援メッセージ
~動画ろんだん@松田政策研究所
9月29日の自民党総裁選では、4人の候補者の中から岸田文雄氏が選出され、
10月4日には同氏が第100代内閣総理大臣に就任、早速、組閣が行われ、総選
挙の日程も10月31日投開票で設定されることになったようですが、今回は、
高市候補を応援してきた立場から総裁期間中に発信された一連の動画番組をご
紹介します。
いまの日本にはなぜ、「高市総理」が必要だったのか…。岸田政権が発足した
現時点であっても、この期間に発信された高市応援メッセージを振り返ること
で、日本の真の国益とは何なのか、これからの日本の政界の課題は何なのかを
考える素材になると思います。高市氏が総裁選で発したメッセージは、それに
ふさわしいものでした。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12701839603.html
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4.編集後記
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こんにちは事務局です。
<トランスジェンダー選手の包括、公平性との「共存」は困難 英報告書>
【10月1日 AFP】
解決策として既存部門の男子と女子に加え、新たに「オープン」あるいは「ユ
ニバーサル」のカテゴリーを追加することが提案された、とのことですが果し
てこれが根本的な解決策となるのか。
https://www.afpbb.com/articles/-/3368840?fbclid=IwAR1hKsztc8eSyMwFxf0eq_nfJ_MtOWkJG6tflgo9MIE9ElVIfln9BYhQzyg
松田学通信編集部
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お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
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