自民党総裁選のテーマは総選挙に向けたコロナ対策の局面転換~国民の理解を醸成するためのキャッチとは~松田 学 通信 vol.182 2021.8.31
2021/08/31 (Tue) 08:30
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
松田学通信vol.182 2021.8.31
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
メールマガジンに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方に一斉配
信しております。今後配信が不要な場合は返信にてその旨お知らせください。
メールアドレス変更についても返信にて承ります。※SSL暗号化通信標準装備
(Verisign証明書取得)
_/_/ INDEX _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1.松田学 コラム
自民党総裁選のテーマは総選挙に向けたコロナ対策の局面転換
~国民の理解を醸成するためのキャッチとは~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)9/18松田学出演METT管弦楽団定期演奏会のご案内
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学のニュース解説
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3.松田学 政策発信
*<2021年8月30日UP>
社会の正常化でコロナ禍からの脱却を~「日常を取り戻す」で「日本を取り戻す」
4.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.松田学 コラム
自民党総裁選のテーマは総選挙に向けたコロナ対策の局面転換
~国民の理解を醸成するためのキャッチとは~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日経は34%でしたが、毎日と朝日は26%、危険水域かつ最低を更新、自民党
が行った調査では現有276議席から50以上減らして単独過半数の233議席を大
きく割り込むとか…。野党共闘が功を奏した横浜市長選に続いて党内に衝撃が
走っているようです。菅総理のままでは総選挙は戦えない、とりあえず9月29
日の総裁選では安倍氏や二階氏らは菅支持の模様ですが、もはや派閥の締め付
けも無理か…今後の展開ではどうなるかわかりません。
菅氏、岸田氏が出馬を表明、高市氏が出馬に意欲、石破氏と河野氏は様子見?
というのが現段階での総裁選情勢ですが、総裁選最大のテーマは言うまでもな
く、コロナ対策。そうであるならば、その局面転換を担える候補が感染症の正
しい知識を具有して断固たる決断を下させるかどうかが焦点になります。総裁
選のカギを握るのは安倍前総理のようですが、安倍氏はコロナの真相を私たち
と共有している数少ない政界要路の一人でもあります。
この週末には、この方なら決断ができる…上記のうち、そう期待できるXさん
を井上正康先生や安倍側近の方とともに訪ねました。あえてお名前は挙げませ
んが、保守層の間では期待が高まっている方です。総裁選でどう打ち出すかは
別として、もし政権をとれば、私たちの考えに即した新型コロナ対策への転換
が実現するかもしれません。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/3w57nue7
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
============================================
出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)9/18松田学出演METT管弦楽団定期演奏会のご案内
松田学がチェロのトップを務めておりますMETT管弦楽団の定期演奏会が下
記の要領で開催されます。土曜日の午後のひととき、いずれもクラシック音
楽では名曲中の名曲である「未完成」と「悲愴」をお楽しみください。
日時:9月18日(土)14時開演
場所:なかのZERO大ホール
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-cULxbLn5Pq-/map/?bm=sydd_spt_slo_p_ttl
曲目:シューベルト 交響曲第8番「未完成」
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
演奏 METT管弦楽団
指揮 久世武志
入場無料 ただし、新型コロナ対応のため事前登録が必要になる可能性があり
ます。ご来場ご希望の方は、下記までメールにてご連絡いだたければ幸いです。
<お問い合わせ>
info@matsuda-pi.com
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『グローバリズムの”根底”に流れるものとは?』
ゲスト:近現代史家 林千勝氏
https://youtu.be/6Px-IJ8V5S0
<松田学よりひとこと>
林千勝氏との対談の前編です。「世界は一つ、マネー主義」、そして経済は相
互依存…このもとに、新自由主義というグローバリズムと、共産主義というグ
ローバリズムとが、政治・軍事での対立を演じる、これが世界の底流であり、
「1984」のディストピアへと、New World Orderは完成に向かっている!!
現在の世界秩序の激変も、トランプやワクチンに関する言論弾圧も、タリバン
によるアフガン制圧も…全て、この底流がもたらしているものであり、「自由
で開かれたインド太平洋」も、その舞台装置に過ぎない…。
まさに「そんなの陰謀論だよ」と言われそうな構図ですが、これは言うまでも
なく、林千勝さんのご持論。一次資料から歴史的検証を積み重ねてきた同氏の
見方は、それが全面的に当たっているかどうかは別として、これを「陰謀論」
と片付ける前に、まずはその論理と、世界に連綿と流れてきた底流をどう読ん
でいるか、じっくりと話を聞いてみる価値は十分にあります。少なくとも、現
在の世界や日本で起こっている事象の一端は読み解けるものがあるのは確か。
日本を取り戻す、新しい国づくり…まさに日本の独自性に軸足を置くはずの安
倍総理が、なぜ、外資優遇の経済政策を展開していたのか…私は衆議院議員の
ときに国会質疑で、国家戦略特区などを推進する安倍総理に、この点をよく問
い質していたものでしたが、その謎が解ける面がなきにしもありません。第一
次政権の価値観路線で挫折したあと、あれだけの長期安定政権を維持できた秘
訣が、グローバル資本のほうを向いた政策路線だったのかもしれません。
これからの政治の対立軸は「グローバル勢力vs自由と民主主義を守る国民国
家」であり、ここに保守派の新しい政治的立場が生まれようとしている、そう
主張する私の見解が、以上の林氏の見解からも裏付けらてくると思います。た
だ、現在、実際に起こっている数々の事象をみると、現実を最も大きく動かし
ている世界の潮流は、中共が担っているグローバル共産主義ではないかという
気がいたします。
◆第2回 ニコニコ生放送「すべての環境問題は虚構だったのか?」
武田邦彦×松田学 前半
https://youtu.be/lM3GEap2dJw
<松田学よりひとこと>
武田邦彦先生のお話を伺うたびに、私たち人間がいかに、洗脳でできた固定観
念に縛られている存在であるかがよく見えてきます。最近では、恣意的につく
られた予測に人間の脳が支配されることがわかってきた。その事例が地球環境
問題であり、コロナである。
横浜市長選であんな人が…これも「コロナ脳」の産物ですが、これでしばらく
横浜はますます地盤沈下でしょう。お膝元の調整すらできなかった菅政権の行
き詰まりはメッセージ性のなさによるもの。マスコミは総裁選でも、政局報道
ではなく政策報道をしてくれないと、国民から見たら何が何だかわからない。
そのような中で、武田先生は高市早苗氏には多少の期待はもてそうなことを言
っておられます。
会員しか視聴できない後半部分は、地球環境やワクチン、コロナの真相につい
て、ユーチューブではとてもご紹介できない内容のお話でした。ここではあえ
て、少しだけ…
地球環境問題は有色人種が怖くなったヨーロッパの白人たちが有色人種の発展
を抑えるために創り出したストーリーに過ぎない。これは70年代の石油枯渇
論以来のこと。
ワクチンがきかないことは最初から分かっていること。それどころか、打った
人が感染をまき散らしているという論文が出ている。ワクチンがきかないとい
うのは、抗体は3か月でなくなるから、打ってもまた感染するようになるし、
その新たな感染に対して抗体を出すための免疫記憶は残っても、遺伝子ワクチ
ンは既存のウイルスのスパイク部分に特異的だから、感染力が強まるようスパ
イクの部分が変異するかたちで変異株になると、きかなくなる。これに対して
自然免疫はスパイク部分以外の全体に対してもぼやっと免疫ができるから、こ
っちでできる免疫のほうが強い。
いずれにしても、まだの方はぜひ、会員登録をして、次回以降はここだけの話、
お聞きください。
▼入会はこちらから
https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi/join?hash=1586765289
◆特番『海野恵一の世界を斬る!アフガニスタンはいつもの米国統治の失敗だ!』
ゲスト:スウィングバイ(株)代表取締役 海野恵一氏
https://youtu.be/aNECPGje4Zw
<松田学よりひとこと>
毎月発信しております元アクセンチュア代表取締役の海野さんによる国際情勢
ウォッチング。いつも必ずユニークな視点を提供してくれますが、今回は、ア
フガンのタリバン政権はサウジアラビアのようなもので、イスラムには独自の
考えがあるのであって、そう大騒ぎすることはない…本当でしょうか…。
◆特番『林千勝対談第2弾!共産主義者マルクスの正体を知ろう!』
ゲスト:近現代史家 林 千勝氏
https://youtu.be/0LGbPZah2Nc
<松田学よりひとこと>
林千勝氏との対談の後編です。共産党宣言を著し、万国のプロレタリアートに
革命を呼びかけたカール・マルクスは、実は、資本主義とロスチャイルド家と
帝国主義の手先であり、こんにちのグローバリズムの原型を創った人物であっ
た…。現在、これを中国共産党が受け継ぎ、New World Orderを世界で完成
させようとしている…。マルクスは私の留学先だった独ボン大学の先輩ですし、
私もかつて学生時代にはケインズなどだけでなく「資本論」を通読した学徒だ
ったのですが、こんなマルクス像はついぞ知りませんでした。
この意味でのNew World Orderと真っ向から対立するのが、私がかねてから自
らの政治理念として提唱してきた「日本新秩序」であり、それが多様な世界に
自然と伝播して形成されていくことになる「世界新秩序」です。もし、世界同
時革命的に進行するグレートリセットから日本の独自性、民族としての文化や
伝統や国柄を守りたいなら、ぜひ、応援してください。中国が仕掛ける現代の
戦争とは「プラットフォーム戦」。その切り札であるデジタル人民元に対抗し
て、政府発行のデジタル円で新たな通貨基盤を構築しようとする「松田プラン」
も、いまなお着々と進展している世界の「ワン・ワールド化」を阻止せんとす
る文脈のもとにある構想です。
この見えざる敵との戦いに勝つためには、敵の本質を知ることが不可欠。前回
は「世界は一つ、マネー主義」を中心に語っていただいた林千勝さんに、今回
は、共産主義の系譜と本質について語っていただきました。マルクスはどうい
う立場の何を目指した人物だったのか、私もこれまで、通常のイメージとは異
なるマルクスの側面を色々な文献から読み拾ってきた記憶がありますので、こ
こで明かされる驚くべき真実に大きな違和感はありません。
今はどうか知りませんが、戦後長らく、マルクス経済学の世界的なメッカとい
えば、それは東京大学経済学部でした。日本は資本主義国の中でも知識人たち
が最もマルクス主義の影響を強く受けてきた国だったのではないかと思います。
戦後の霞が関官僚も、結構、そうでした。最近でこそ、中国共産党の横暴が日
本人の覚醒を促してくれていますが、今回のコロナパンデミックがNew World
Orderへと人類社会をさらに一歩、近づける役割を果たしていることにも気を
つけねばならないでしょう。
グローバリズムの仮面をつけて私たちに忍び寄る全体主義に対抗する政治勢力
の形成に向けて、応援をよろしくお願い申し上げます。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 『コロナ・五輪政局』でどうなる菅政権!
https://youtu.be/uJUF6OA4rRk
<松田学よりひとこと>
この夏は「コロナ五輪政局」…感染拡大で支持率が下がり、それを緩和するか
のようにメダルラッシュで沸き、五輪自体に対する評価もコロナ感染が左右。
結局、「金メダルラッシュ」も菅政権の支持率を上げるには至りませんでした。
ただ、菅総理自身は政権運営に自信を示し続け、それが逆に支持を低下させた
面もあっという指摘もあります。五輪開催中から専門家も与党内からも危機感
が出ていたようです。しかも当時から、7割近くが菅首相の早期退陣を待望と
の世論調査結果も。菅氏の自信を裏打ちしているのは、内閣支持率が低下して
も自民党内でポスト菅の有力候補が不在で「菅首相を交代させる必然性がない」
こと。さて、総裁選でどうなるか…。この番組でも、メディアや専門家たちの
コロナへの見方のおかしさを色々と指摘しました。
◆松田学のニュース解説
中国、研究開発分野の論文で世界首位へ、、日本は過去最低10位
https://youtu.be/d0cF--ld82g
<松田学よりひとこと>
中国は人の真似をしている、日本の科学技術の成果を盗んで…そう言っている
間はまだよかったかもしれません。ここでは、影響力が大きな論文の数(引用
論文数)で日本が過去最低の10位に下がり、中国が初の首位に躍り出たニュ
ースを取り上げました。これはちょっと、日本は相当な危機感を持たねばなら
ない事態。産業競争力では米中逆転が起こりそうな状況です。中国の軍民融合、
「千人計画」を挙げるまでもなく、日本は「知財」に対する感覚がお人好しの
レベルと言ってもいいかもしれません。なんと、ブドウまで、中国が勝手に日
本産の種を持ち出し、韓国で大量栽培、大量販売に…。自国の人材や技術を活
かしきれない日本国、結果として技術面で中国韓国が日本を抜いていきます。
基礎研究に対する資源配分の強化など、日本政府も企業の雇用慣行も、根本的
に考え直す必要がありそうです。
◆松田学のニュース解説
バッハ会長”大会は成功した!”東京オリンピックを巡る様々な声
https://youtu.be/UuacqNQgMjA
<松田学よりひとこと>
バッハといえば、私にとっては音楽の父のJ.S.Bachなのですが、日本でいえば
「小川さん」、今ではオリンピックで著名なバッハさんです。そのバッハさん
は東京五輪のことを「青写真もお手本もない中、完璧な五輪を実現させた。素
晴らしい方法でやり遂げた」と大会関係者に賛辞を贈りました。確かに、選手
たちだけでなく、大会運営に携わった方々もよく頑張ったと思います。しかし、
海外からの評価として無観客になったことを嘆く声が、やはり聞こえてきます。
コロナで観光地にも行けなかった外国人の間で評判だったのは、日本のコンビ
ニだったとか。また、開会式や閉会式については国内の有識者からブーイング
が相次ぎました。「これは日本の恥だ!」とも。この番組では、テレ朝の五輪
担当のスタッフたちが酒を飲んで、女性が一人怪我をしたという失態について
も触れました。まぁ、みんなサラリーマンですからね。建前と本音はみんな違
うんだから、マスコミも、揚げ足取り的な言葉狩りで騒いだり、ポリコレ的な
ことをあまり主張しないようにしてはどうですか。もう少し大人になって。
◆松田学のニュース解説 ”お注射”最新情報 前編
https://youtu.be/SGoylgpXgnk
本編はこちら➡ https://www.nicovideo.jp/watch/so39230183
<松田学よりひとこと>
この番組は結構、視聴者の間で注目されたようです。と言うのは、YouTubeで
はとてもいえないワクチンリスクに関して、YouTubeチャンネル(前編)では
ワクチンの最新情勢を淡々と伝えるにとどめ、概要欄からつながるニコニコチ
ャンネルの本編の方でずばり、真実を発信したからです。そこでは、例えば、
「ワクチンリスクを指摘すると露骨な言論弾圧。かえって、何かあるとの疑念
を強めさせて逆効果」とか、「医療専門家たちからの現場の声は、ワクチン打
たない、打たせない。サリドマイドの時と現状は似ている。当時、メディアは
絶対安心と報道していた。」とか、「インフルエンザの副反応との比較では、
今回は数字はけた違いに多い。死者数もそうだ。」とか、「参政党の医療チー
ムも議論の末、納得し、医者や医療専門家たちは実は不勉強なのです…と。彼
らが副反応患者のたらい廻しの実態を報告してくれたが、救われようがない状
態。」であるとか、「ソーク研究所の研究結果では、今回の遺伝子ワクチンそ
のものが毒である(血栓を形成させる)。これを厚労省も読んでいないわけが
なく、見解を正す質問主意書を。それは政治の役割。今は参政党しかいない。
政治行動を。」とか…。私は決して反ワクチン原理主義者ではなく、あくまで
リスクとベネフィットを判断して任意で打つべきもの、そのための情報開示は
徹底した上で、接種の強要はしないこと、自己責任を問えない子どもたちには
打たせるなと言っているだけなのですが、現実に起こっている事態を事実に即
して伝えると、弾圧の対象になってしまうようです。
◆松田学のニュース解説
中国共産党が進める”投資家いじめ”で米SECが独自基準設定
https://youtu.be/IopgiGjEwKY
<松田学よりひとこと>
「陰謀論」者が必ず挙げるディープステート、そのウォール街が最近、彼らが
手を組んできた中国から離れる傾向が出てきたと指摘されています。理由は、
中国経済の投資のうまみが減じてきたこと。それを示すのが、電子データの国
家統制を強める中国当局が中国系テック企業に対する締め付けを強化し、それ
が西側の投資家の利益まで損ねるようになっていること。米国SECも中国系
企業に当局による介入リスクの開示を要求するようになりました。もう一つ、
中国が世界に迷惑をかけている「武漢ウイルス」の調査動向も取り上げました
が、ここで一つ、大事なお話をしました。それはほとんど報道されていないの
ですが、7月6日に中国が世界指導者サミットを開催したこと。160か国から
500もの政党がオンラインでこれに参加したことは、大きな脅威です。まさに
コミンテルンの復活?中国秩序の形成に対抗すべく、日本もがんばっています。
中国を対象としなくなったODAが、過去最高の額になりそうです。「札束で
横っ面をひっぱたく中国にはかなわない」…かつて、故・千野財務官がしみじ
みとおっしゃっていた言葉です。日本も財政問題など気にせずに!!
◆松田学のニュース解説
東京オリンピック開催に対する国民世論の受け止めは?
https://youtu.be/bu55YgVAv6I
<松田学よりひとこと>
今回の東京五輪の開催中、知人から「『自粛疲れ』から『感動疲れ』へ」との
メッセージが届きましたが、全体として東京五輪に対する国民の受け止めはど
うだったか、ポジティブネガティブについてのSNSでの数字などにも触れなが
ら取り上げました。メディアや左翼が大反対した東京五輪、その批判のおかし
さについても論評しています。メディアなどは広告収入が激減して自業自得。
ただ、私に言わせれば、疑問は一つだけ、なぜ、酷暑の時期に東京でやるのか…。
気候変動も言われるこんにち、これは今後の世界的な課題でもあります。
◆松田学のニュース解説
今年も8月15日を迎えて、「今こそ正しい歴史認識を」
https://youtu.be/Lu2HXns0noc
<松田学よりひとこと>
8月15日は日本にとっては終戦記念日という歴史的な日、今年も私は靖国参拝
をいたしましたが、今年はこの日が、タリバンによるアフガニスタン制圧とい
う歴史的な大事件の日になりました。これで国際秩序の大変動が加速されるか
もしれません。その中で高まるのは日本独自の役割。かつては、植民地支配か
らアジアを解放し、人種差別なき平等で協調と調和を旨とする大東亜秩序でし
たが、これからは「自由で開かれたインド太平洋」における「日本新秩序」の
形成…。そのような思いを私は英霊たちに捧げました。
◆松田学のニュース解説
政府、緊急事態宣言拡大、さらに分科会で個人行動制限を求める声も・・
https://youtu.be/dUo8811hV0o
<松田学よりひとこと>
9月12日まで全国の6割の都道府県が緊急事態宣言やマンボウといった行動規
制の対象になりましたが、これを決めた背景などについて解説しています。医
療対策の徹底、感染防止の徹底、ワクチン接種を、菅総理は対策の3本の柱と
しています。他方で、ロックダウンには効果がなかったとして、菅総理は慎重。
さすがにこの点は菅さんもわかっています。しかし、尾身会長や専門家たちは、
一般国民に対する行動制限の法制化を口にするようになっています。政治家は
専門家の判断にだけ引きずられてはいけません。彼らは感染という観点からだ
けの視野狭窄、政治家は総合的なバランス判断。それが日本ではできていない
ことが政府への信頼を下げています。国民に対する行動制限の法制化は、これ
が全体主義の浸透につながりかねないことにも注意が必要です。確かに、危機
管理上の行動制限は必要ですが、その科学的根拠が間違っていたら大変なこと
になります。国民の権利を制約する立法で、官僚や専門家の見解で国民が行動
制限をされるのは決してよろしくありません。それよりも、憲法に緊急事態条
項を盛り込むべきでしょう。国民が選んだ総理大臣の決断でやる、国会や次の
選挙で審判を受けるのが総理大臣の立場ですから、その決断は重い。国家の危
機管理はそのレベルで考えるべきものだと思います。
◆松田学のニュース解説 横浜市長選から見る『秋の政局』分析
https://youtu.be/2hFTccI6k-Y
<松田学よりひとこと>
横浜市長選はやはり、自民党に激震をもたらし、永田町にも政局的な展開をも
たらすことになりました。今回は、立民、共産、社民の野党共闘のモデルに…
コロナイシューは全国共通、これは総選挙でも全国的に現れる事態?この番組
では、横浜市長選の評価と、自民党総裁選や総選挙に向けた政界の動きを取り
上げましたが、横浜は世界一、自然災害のリスクが高い地域であることはあま
り知られていません。このような横浜はIR誘致を市長選で争っていられるよ
うな呑気な状態ではないのですが、今回も防災が選挙での重要イシューにはな
りませんでした。防災をテーマにした私のBS番組(8月29日に放映済み)の
告知も兼ねて、防災についての考え方もこの番組で詳しく述べています。
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が
日本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員
東京大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけ
にとどまらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理
などに対する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測によ
る知見を皆さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
↓↓↓
https://matsuda-pi.com/request.html
お問い合わせはこちら
↓↓↓
https://matsuda-pi.com/contact.html
============================================
各情報発信・ツール紹介
============================================
(1)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所チャンネル2
https://www.youtube.com/channel/UCUdALlTFAabnQpu_IykDT_g
◆松田政策研究所ニコニコチャンネル
https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi
◆松田政策研究所 ホームページ
https://matsuda-pi.com/
◆松田政策研究所 YouTubeページ
https://www.youtube.com/channel/UCAN0E9cZN7n22Ka1-TuVb-Q
◆松田学 公式ホームページはこちら
https://matsuda-manabu.jp/
◆松田学 公式ブログはこちら
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/
◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/matsudaseisaku
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.松田学 政策発信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2021年8月30日UP>
社会の正常化でコロナ禍からの脱却を~「日常を取り戻す」で「日本を取り戻す」~
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでもリンクを貼っているブログ記事ですが、改めて本欄でもご紹
介しております。
これから自民党では総裁選が行われ、秋の総選挙に向けて政治の季節に入って
いきますが、現下の最大の政治テーマは、やはり何といっても、コロナ対策を
どうするかでしょう。菅政権の内閣支持率が低下しているのも、その原因のほ
とんどは新型コロナ対策の迷走。本来であれば、日本は新型コロナ対策の科学
的基準を再設定し、モードチェンジを決断できる状況にあるのですが、デルタ
株が蔓延する中にあって、菅政権としても、そうした局面転換を打ち出すこと
を逡巡しているのが現状ではないかと想像されます。
しかし、いつまでも変異のたびに感染力が強まり、感染の山が大きくなってい
くコロナウイルスに対して、緊急事態宣言を繰り返し、国民の社会経済活動を
抑制する方策を続けるわけにはいきません。
まず何よりも必要なのは、指定感染症として現在のようなペスト並みの扱いを
やめ、新型コロナを風邪やインフルなどの通常の感染症と同じ扱いにすること
で、国民に医療サービスを円滑に提供できる体制を取り戻すこと。そのために、
政治家が国民を説得できるために必要なのが、テレビメディアや「専門家」?
たちの煽りによって、国民に広く形成された「コロナ脳」を、感染症の正しい
知識によって治すことです。
その上で少しでもお役に立てればと思い、井上正康(大阪市立大学名誉教授)
などから提供された科学的な知見を踏まえて行ってきた私のこれまでの発信活
動の中から、新型コロナへの認識の転換を政治家が有権者に促すためのわかり
やすいキャッチフレーズを、以下、整理してみました。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12695123737.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
当chの撮影スタジオは東京オリパラが開催中の国立競技場のすぐ近くにあり
ます。開催期間中は警察の厳重な警備のため車の移動も極端に制限されている
地域です。我々仕事での移動も大変ですが住民の方々はもっと大変だと思いま
す。せめて有観客で開催自体が盛り上がればその不便さも気にならなかったと
は思いますが・・・
松田学通信編集部
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
FB. https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
Copyright (c) 2021 Manabu Matsuda. All Rights Reserved.
※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信vol.182 2021.8.31
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
メールマガジンに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方に一斉配
信しております。今後配信が不要な場合は返信にてその旨お知らせください。
メールアドレス変更についても返信にて承ります。※SSL暗号化通信標準装備
(Verisign証明書取得)
_/_/ INDEX _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1.松田学 コラム
自民党総裁選のテーマは総選挙に向けたコロナ対策の局面転換
~国民の理解を醸成するためのキャッチとは~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)9/18松田学出演METT管弦楽団定期演奏会のご案内
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学のニュース解説
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3.松田学 政策発信
*<2021年8月30日UP>
社会の正常化でコロナ禍からの脱却を~「日常を取り戻す」で「日本を取り戻す」
4.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.松田学 コラム
自民党総裁選のテーマは総選挙に向けたコロナ対策の局面転換
~国民の理解を醸成するためのキャッチとは~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日経は34%でしたが、毎日と朝日は26%、危険水域かつ最低を更新、自民党
が行った調査では現有276議席から50以上減らして単独過半数の233議席を大
きく割り込むとか…。野党共闘が功を奏した横浜市長選に続いて党内に衝撃が
走っているようです。菅総理のままでは総選挙は戦えない、とりあえず9月29
日の総裁選では安倍氏や二階氏らは菅支持の模様ですが、もはや派閥の締め付
けも無理か…今後の展開ではどうなるかわかりません。
菅氏、岸田氏が出馬を表明、高市氏が出馬に意欲、石破氏と河野氏は様子見?
というのが現段階での総裁選情勢ですが、総裁選最大のテーマは言うまでもな
く、コロナ対策。そうであるならば、その局面転換を担える候補が感染症の正
しい知識を具有して断固たる決断を下させるかどうかが焦点になります。総裁
選のカギを握るのは安倍前総理のようですが、安倍氏はコロナの真相を私たち
と共有している数少ない政界要路の一人でもあります。
この週末には、この方なら決断ができる…上記のうち、そう期待できるXさん
を井上正康先生や安倍側近の方とともに訪ねました。あえてお名前は挙げませ
んが、保守層の間では期待が高まっている方です。総裁選でどう打ち出すかは
別として、もし政権をとれば、私たちの考えに即した新型コロナ対策への転換
が実現するかもしれません。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/3w57nue7
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
============================================
出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)9/18松田学出演METT管弦楽団定期演奏会のご案内
松田学がチェロのトップを務めておりますMETT管弦楽団の定期演奏会が下
記の要領で開催されます。土曜日の午後のひととき、いずれもクラシック音
楽では名曲中の名曲である「未完成」と「悲愴」をお楽しみください。
日時:9月18日(土)14時開演
場所:なかのZERO大ホール
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-cULxbLn5Pq-/map/?bm=sydd_spt_slo_p_ttl
曲目:シューベルト 交響曲第8番「未完成」
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
演奏 METT管弦楽団
指揮 久世武志
入場無料 ただし、新型コロナ対応のため事前登録が必要になる可能性があり
ます。ご来場ご希望の方は、下記までメールにてご連絡いだたければ幸いです。
<お問い合わせ>
info@matsuda-pi.com
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『グローバリズムの”根底”に流れるものとは?』
ゲスト:近現代史家 林千勝氏
https://youtu.be/6Px-IJ8V5S0
<松田学よりひとこと>
林千勝氏との対談の前編です。「世界は一つ、マネー主義」、そして経済は相
互依存…このもとに、新自由主義というグローバリズムと、共産主義というグ
ローバリズムとが、政治・軍事での対立を演じる、これが世界の底流であり、
「1984」のディストピアへと、New World Orderは完成に向かっている!!
現在の世界秩序の激変も、トランプやワクチンに関する言論弾圧も、タリバン
によるアフガン制圧も…全て、この底流がもたらしているものであり、「自由
で開かれたインド太平洋」も、その舞台装置に過ぎない…。
まさに「そんなの陰謀論だよ」と言われそうな構図ですが、これは言うまでも
なく、林千勝さんのご持論。一次資料から歴史的検証を積み重ねてきた同氏の
見方は、それが全面的に当たっているかどうかは別として、これを「陰謀論」
と片付ける前に、まずはその論理と、世界に連綿と流れてきた底流をどう読ん
でいるか、じっくりと話を聞いてみる価値は十分にあります。少なくとも、現
在の世界や日本で起こっている事象の一端は読み解けるものがあるのは確か。
日本を取り戻す、新しい国づくり…まさに日本の独自性に軸足を置くはずの安
倍総理が、なぜ、外資優遇の経済政策を展開していたのか…私は衆議院議員の
ときに国会質疑で、国家戦略特区などを推進する安倍総理に、この点をよく問
い質していたものでしたが、その謎が解ける面がなきにしもありません。第一
次政権の価値観路線で挫折したあと、あれだけの長期安定政権を維持できた秘
訣が、グローバル資本のほうを向いた政策路線だったのかもしれません。
これからの政治の対立軸は「グローバル勢力vs自由と民主主義を守る国民国
家」であり、ここに保守派の新しい政治的立場が生まれようとしている、そう
主張する私の見解が、以上の林氏の見解からも裏付けらてくると思います。た
だ、現在、実際に起こっている数々の事象をみると、現実を最も大きく動かし
ている世界の潮流は、中共が担っているグローバル共産主義ではないかという
気がいたします。
◆第2回 ニコニコ生放送「すべての環境問題は虚構だったのか?」
武田邦彦×松田学 前半
https://youtu.be/lM3GEap2dJw
<松田学よりひとこと>
武田邦彦先生のお話を伺うたびに、私たち人間がいかに、洗脳でできた固定観
念に縛られている存在であるかがよく見えてきます。最近では、恣意的につく
られた予測に人間の脳が支配されることがわかってきた。その事例が地球環境
問題であり、コロナである。
横浜市長選であんな人が…これも「コロナ脳」の産物ですが、これでしばらく
横浜はますます地盤沈下でしょう。お膝元の調整すらできなかった菅政権の行
き詰まりはメッセージ性のなさによるもの。マスコミは総裁選でも、政局報道
ではなく政策報道をしてくれないと、国民から見たら何が何だかわからない。
そのような中で、武田先生は高市早苗氏には多少の期待はもてそうなことを言
っておられます。
会員しか視聴できない後半部分は、地球環境やワクチン、コロナの真相につい
て、ユーチューブではとてもご紹介できない内容のお話でした。ここではあえ
て、少しだけ…
地球環境問題は有色人種が怖くなったヨーロッパの白人たちが有色人種の発展
を抑えるために創り出したストーリーに過ぎない。これは70年代の石油枯渇
論以来のこと。
ワクチンがきかないことは最初から分かっていること。それどころか、打った
人が感染をまき散らしているという論文が出ている。ワクチンがきかないとい
うのは、抗体は3か月でなくなるから、打ってもまた感染するようになるし、
その新たな感染に対して抗体を出すための免疫記憶は残っても、遺伝子ワクチ
ンは既存のウイルスのスパイク部分に特異的だから、感染力が強まるようスパ
イクの部分が変異するかたちで変異株になると、きかなくなる。これに対して
自然免疫はスパイク部分以外の全体に対してもぼやっと免疫ができるから、こ
っちでできる免疫のほうが強い。
いずれにしても、まだの方はぜひ、会員登録をして、次回以降はここだけの話、
お聞きください。
▼入会はこちらから
https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi/join?hash=1586765289
◆特番『海野恵一の世界を斬る!アフガニスタンはいつもの米国統治の失敗だ!』
ゲスト:スウィングバイ(株)代表取締役 海野恵一氏
https://youtu.be/aNECPGje4Zw
<松田学よりひとこと>
毎月発信しております元アクセンチュア代表取締役の海野さんによる国際情勢
ウォッチング。いつも必ずユニークな視点を提供してくれますが、今回は、ア
フガンのタリバン政権はサウジアラビアのようなもので、イスラムには独自の
考えがあるのであって、そう大騒ぎすることはない…本当でしょうか…。
◆特番『林千勝対談第2弾!共産主義者マルクスの正体を知ろう!』
ゲスト:近現代史家 林 千勝氏
https://youtu.be/0LGbPZah2Nc
<松田学よりひとこと>
林千勝氏との対談の後編です。共産党宣言を著し、万国のプロレタリアートに
革命を呼びかけたカール・マルクスは、実は、資本主義とロスチャイルド家と
帝国主義の手先であり、こんにちのグローバリズムの原型を創った人物であっ
た…。現在、これを中国共産党が受け継ぎ、New World Orderを世界で完成
させようとしている…。マルクスは私の留学先だった独ボン大学の先輩ですし、
私もかつて学生時代にはケインズなどだけでなく「資本論」を通読した学徒だ
ったのですが、こんなマルクス像はついぞ知りませんでした。
この意味でのNew World Orderと真っ向から対立するのが、私がかねてから自
らの政治理念として提唱してきた「日本新秩序」であり、それが多様な世界に
自然と伝播して形成されていくことになる「世界新秩序」です。もし、世界同
時革命的に進行するグレートリセットから日本の独自性、民族としての文化や
伝統や国柄を守りたいなら、ぜひ、応援してください。中国が仕掛ける現代の
戦争とは「プラットフォーム戦」。その切り札であるデジタル人民元に対抗し
て、政府発行のデジタル円で新たな通貨基盤を構築しようとする「松田プラン」
も、いまなお着々と進展している世界の「ワン・ワールド化」を阻止せんとす
る文脈のもとにある構想です。
この見えざる敵との戦いに勝つためには、敵の本質を知ることが不可欠。前回
は「世界は一つ、マネー主義」を中心に語っていただいた林千勝さんに、今回
は、共産主義の系譜と本質について語っていただきました。マルクスはどうい
う立場の何を目指した人物だったのか、私もこれまで、通常のイメージとは異
なるマルクスの側面を色々な文献から読み拾ってきた記憶がありますので、こ
こで明かされる驚くべき真実に大きな違和感はありません。
今はどうか知りませんが、戦後長らく、マルクス経済学の世界的なメッカとい
えば、それは東京大学経済学部でした。日本は資本主義国の中でも知識人たち
が最もマルクス主義の影響を強く受けてきた国だったのではないかと思います。
戦後の霞が関官僚も、結構、そうでした。最近でこそ、中国共産党の横暴が日
本人の覚醒を促してくれていますが、今回のコロナパンデミックがNew World
Orderへと人類社会をさらに一歩、近づける役割を果たしていることにも気を
つけねばならないでしょう。
グローバリズムの仮面をつけて私たちに忍び寄る全体主義に対抗する政治勢力
の形成に向けて、応援をよろしくお願い申し上げます。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 『コロナ・五輪政局』でどうなる菅政権!
https://youtu.be/uJUF6OA4rRk
<松田学よりひとこと>
この夏は「コロナ五輪政局」…感染拡大で支持率が下がり、それを緩和するか
のようにメダルラッシュで沸き、五輪自体に対する評価もコロナ感染が左右。
結局、「金メダルラッシュ」も菅政権の支持率を上げるには至りませんでした。
ただ、菅総理自身は政権運営に自信を示し続け、それが逆に支持を低下させた
面もあっという指摘もあります。五輪開催中から専門家も与党内からも危機感
が出ていたようです。しかも当時から、7割近くが菅首相の早期退陣を待望と
の世論調査結果も。菅氏の自信を裏打ちしているのは、内閣支持率が低下して
も自民党内でポスト菅の有力候補が不在で「菅首相を交代させる必然性がない」
こと。さて、総裁選でどうなるか…。この番組でも、メディアや専門家たちの
コロナへの見方のおかしさを色々と指摘しました。
◆松田学のニュース解説
中国、研究開発分野の論文で世界首位へ、、日本は過去最低10位
https://youtu.be/d0cF--ld82g
<松田学よりひとこと>
中国は人の真似をしている、日本の科学技術の成果を盗んで…そう言っている
間はまだよかったかもしれません。ここでは、影響力が大きな論文の数(引用
論文数)で日本が過去最低の10位に下がり、中国が初の首位に躍り出たニュ
ースを取り上げました。これはちょっと、日本は相当な危機感を持たねばなら
ない事態。産業競争力では米中逆転が起こりそうな状況です。中国の軍民融合、
「千人計画」を挙げるまでもなく、日本は「知財」に対する感覚がお人好しの
レベルと言ってもいいかもしれません。なんと、ブドウまで、中国が勝手に日
本産の種を持ち出し、韓国で大量栽培、大量販売に…。自国の人材や技術を活
かしきれない日本国、結果として技術面で中国韓国が日本を抜いていきます。
基礎研究に対する資源配分の強化など、日本政府も企業の雇用慣行も、根本的
に考え直す必要がありそうです。
◆松田学のニュース解説
バッハ会長”大会は成功した!”東京オリンピックを巡る様々な声
https://youtu.be/UuacqNQgMjA
<松田学よりひとこと>
バッハといえば、私にとっては音楽の父のJ.S.Bachなのですが、日本でいえば
「小川さん」、今ではオリンピックで著名なバッハさんです。そのバッハさん
は東京五輪のことを「青写真もお手本もない中、完璧な五輪を実現させた。素
晴らしい方法でやり遂げた」と大会関係者に賛辞を贈りました。確かに、選手
たちだけでなく、大会運営に携わった方々もよく頑張ったと思います。しかし、
海外からの評価として無観客になったことを嘆く声が、やはり聞こえてきます。
コロナで観光地にも行けなかった外国人の間で評判だったのは、日本のコンビ
ニだったとか。また、開会式や閉会式については国内の有識者からブーイング
が相次ぎました。「これは日本の恥だ!」とも。この番組では、テレ朝の五輪
担当のスタッフたちが酒を飲んで、女性が一人怪我をしたという失態について
も触れました。まぁ、みんなサラリーマンですからね。建前と本音はみんな違
うんだから、マスコミも、揚げ足取り的な言葉狩りで騒いだり、ポリコレ的な
ことをあまり主張しないようにしてはどうですか。もう少し大人になって。
◆松田学のニュース解説 ”お注射”最新情報 前編
https://youtu.be/SGoylgpXgnk
本編はこちら➡ https://www.nicovideo.jp/watch/so39230183
<松田学よりひとこと>
この番組は結構、視聴者の間で注目されたようです。と言うのは、YouTubeで
はとてもいえないワクチンリスクに関して、YouTubeチャンネル(前編)では
ワクチンの最新情勢を淡々と伝えるにとどめ、概要欄からつながるニコニコチ
ャンネルの本編の方でずばり、真実を発信したからです。そこでは、例えば、
「ワクチンリスクを指摘すると露骨な言論弾圧。かえって、何かあるとの疑念
を強めさせて逆効果」とか、「医療専門家たちからの現場の声は、ワクチン打
たない、打たせない。サリドマイドの時と現状は似ている。当時、メディアは
絶対安心と報道していた。」とか、「インフルエンザの副反応との比較では、
今回は数字はけた違いに多い。死者数もそうだ。」とか、「参政党の医療チー
ムも議論の末、納得し、医者や医療専門家たちは実は不勉強なのです…と。彼
らが副反応患者のたらい廻しの実態を報告してくれたが、救われようがない状
態。」であるとか、「ソーク研究所の研究結果では、今回の遺伝子ワクチンそ
のものが毒である(血栓を形成させる)。これを厚労省も読んでいないわけが
なく、見解を正す質問主意書を。それは政治の役割。今は参政党しかいない。
政治行動を。」とか…。私は決して反ワクチン原理主義者ではなく、あくまで
リスクとベネフィットを判断して任意で打つべきもの、そのための情報開示は
徹底した上で、接種の強要はしないこと、自己責任を問えない子どもたちには
打たせるなと言っているだけなのですが、現実に起こっている事態を事実に即
して伝えると、弾圧の対象になってしまうようです。
◆松田学のニュース解説
中国共産党が進める”投資家いじめ”で米SECが独自基準設定
https://youtu.be/IopgiGjEwKY
<松田学よりひとこと>
「陰謀論」者が必ず挙げるディープステート、そのウォール街が最近、彼らが
手を組んできた中国から離れる傾向が出てきたと指摘されています。理由は、
中国経済の投資のうまみが減じてきたこと。それを示すのが、電子データの国
家統制を強める中国当局が中国系テック企業に対する締め付けを強化し、それ
が西側の投資家の利益まで損ねるようになっていること。米国SECも中国系
企業に当局による介入リスクの開示を要求するようになりました。もう一つ、
中国が世界に迷惑をかけている「武漢ウイルス」の調査動向も取り上げました
が、ここで一つ、大事なお話をしました。それはほとんど報道されていないの
ですが、7月6日に中国が世界指導者サミットを開催したこと。160か国から
500もの政党がオンラインでこれに参加したことは、大きな脅威です。まさに
コミンテルンの復活?中国秩序の形成に対抗すべく、日本もがんばっています。
中国を対象としなくなったODAが、過去最高の額になりそうです。「札束で
横っ面をひっぱたく中国にはかなわない」…かつて、故・千野財務官がしみじ
みとおっしゃっていた言葉です。日本も財政問題など気にせずに!!
◆松田学のニュース解説
東京オリンピック開催に対する国民世論の受け止めは?
https://youtu.be/bu55YgVAv6I
<松田学よりひとこと>
今回の東京五輪の開催中、知人から「『自粛疲れ』から『感動疲れ』へ」との
メッセージが届きましたが、全体として東京五輪に対する国民の受け止めはど
うだったか、ポジティブネガティブについてのSNSでの数字などにも触れなが
ら取り上げました。メディアや左翼が大反対した東京五輪、その批判のおかし
さについても論評しています。メディアなどは広告収入が激減して自業自得。
ただ、私に言わせれば、疑問は一つだけ、なぜ、酷暑の時期に東京でやるのか…。
気候変動も言われるこんにち、これは今後の世界的な課題でもあります。
◆松田学のニュース解説
今年も8月15日を迎えて、「今こそ正しい歴史認識を」
https://youtu.be/Lu2HXns0noc
<松田学よりひとこと>
8月15日は日本にとっては終戦記念日という歴史的な日、今年も私は靖国参拝
をいたしましたが、今年はこの日が、タリバンによるアフガニスタン制圧とい
う歴史的な大事件の日になりました。これで国際秩序の大変動が加速されるか
もしれません。その中で高まるのは日本独自の役割。かつては、植民地支配か
らアジアを解放し、人種差別なき平等で協調と調和を旨とする大東亜秩序でし
たが、これからは「自由で開かれたインド太平洋」における「日本新秩序」の
形成…。そのような思いを私は英霊たちに捧げました。
◆松田学のニュース解説
政府、緊急事態宣言拡大、さらに分科会で個人行動制限を求める声も・・
https://youtu.be/dUo8811hV0o
<松田学よりひとこと>
9月12日まで全国の6割の都道府県が緊急事態宣言やマンボウといった行動規
制の対象になりましたが、これを決めた背景などについて解説しています。医
療対策の徹底、感染防止の徹底、ワクチン接種を、菅総理は対策の3本の柱と
しています。他方で、ロックダウンには効果がなかったとして、菅総理は慎重。
さすがにこの点は菅さんもわかっています。しかし、尾身会長や専門家たちは、
一般国民に対する行動制限の法制化を口にするようになっています。政治家は
専門家の判断にだけ引きずられてはいけません。彼らは感染という観点からだ
けの視野狭窄、政治家は総合的なバランス判断。それが日本ではできていない
ことが政府への信頼を下げています。国民に対する行動制限の法制化は、これ
が全体主義の浸透につながりかねないことにも注意が必要です。確かに、危機
管理上の行動制限は必要ですが、その科学的根拠が間違っていたら大変なこと
になります。国民の権利を制約する立法で、官僚や専門家の見解で国民が行動
制限をされるのは決してよろしくありません。それよりも、憲法に緊急事態条
項を盛り込むべきでしょう。国民が選んだ総理大臣の決断でやる、国会や次の
選挙で審判を受けるのが総理大臣の立場ですから、その決断は重い。国家の危
機管理はそのレベルで考えるべきものだと思います。
◆松田学のニュース解説 横浜市長選から見る『秋の政局』分析
https://youtu.be/2hFTccI6k-Y
<松田学よりひとこと>
横浜市長選はやはり、自民党に激震をもたらし、永田町にも政局的な展開をも
たらすことになりました。今回は、立民、共産、社民の野党共闘のモデルに…
コロナイシューは全国共通、これは総選挙でも全国的に現れる事態?この番組
では、横浜市長選の評価と、自民党総裁選や総選挙に向けた政界の動きを取り
上げましたが、横浜は世界一、自然災害のリスクが高い地域であることはあま
り知られていません。このような横浜はIR誘致を市長選で争っていられるよ
うな呑気な状態ではないのですが、今回も防災が選挙での重要イシューにはな
りませんでした。防災をテーマにした私のBS番組(8月29日に放映済み)の
告知も兼ねて、防災についての考え方もこの番組で詳しく述べています。
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が
日本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員
東京大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけ
にとどまらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理
などに対する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測によ
る知見を皆さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
↓↓↓
https://matsuda-pi.com/request.html
お問い合わせはこちら
↓↓↓
https://matsuda-pi.com/contact.html
============================================
各情報発信・ツール紹介
============================================
(1)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所チャンネル2
https://www.youtube.com/channel/UCUdALlTFAabnQpu_IykDT_g
◆松田政策研究所ニコニコチャンネル
https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi
◆松田政策研究所 ホームページ
https://matsuda-pi.com/
◆松田政策研究所 YouTubeページ
https://www.youtube.com/channel/UCAN0E9cZN7n22Ka1-TuVb-Q
◆松田学 公式ホームページはこちら
https://matsuda-manabu.jp/
◆松田学 公式ブログはこちら
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/
◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/matsudaseisaku
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.松田学 政策発信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2021年8月30日UP>
社会の正常化でコロナ禍からの脱却を~「日常を取り戻す」で「日本を取り戻す」~
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでもリンクを貼っているブログ記事ですが、改めて本欄でもご紹
介しております。
これから自民党では総裁選が行われ、秋の総選挙に向けて政治の季節に入って
いきますが、現下の最大の政治テーマは、やはり何といっても、コロナ対策を
どうするかでしょう。菅政権の内閣支持率が低下しているのも、その原因のほ
とんどは新型コロナ対策の迷走。本来であれば、日本は新型コロナ対策の科学
的基準を再設定し、モードチェンジを決断できる状況にあるのですが、デルタ
株が蔓延する中にあって、菅政権としても、そうした局面転換を打ち出すこと
を逡巡しているのが現状ではないかと想像されます。
しかし、いつまでも変異のたびに感染力が強まり、感染の山が大きくなってい
くコロナウイルスに対して、緊急事態宣言を繰り返し、国民の社会経済活動を
抑制する方策を続けるわけにはいきません。
まず何よりも必要なのは、指定感染症として現在のようなペスト並みの扱いを
やめ、新型コロナを風邪やインフルなどの通常の感染症と同じ扱いにすること
で、国民に医療サービスを円滑に提供できる体制を取り戻すこと。そのために、
政治家が国民を説得できるために必要なのが、テレビメディアや「専門家」?
たちの煽りによって、国民に広く形成された「コロナ脳」を、感染症の正しい
知識によって治すことです。
その上で少しでもお役に立てればと思い、井上正康(大阪市立大学名誉教授)
などから提供された科学的な知見を踏まえて行ってきた私のこれまでの発信活
動の中から、新型コロナへの認識の転換を政治家が有権者に促すためのわかり
やすいキャッチフレーズを、以下、整理してみました。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12695123737.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
当chの撮影スタジオは東京オリパラが開催中の国立競技場のすぐ近くにあり
ます。開催期間中は警察の厳重な警備のため車の移動も極端に制限されている
地域です。我々仕事での移動も大変ですが住民の方々はもっと大変だと思いま
す。せめて有観客で開催自体が盛り上がればその不便さも気にならなかったと
は思いますが・・・
松田学通信編集部
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
FB. https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
Copyright (c) 2021 Manabu Matsuda. All Rights Reserved.
※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。