日本の半導体・経済安全保障・DX戦略と松田プラン~排すべし!「戦狼」全体主義と河野大臣「デマ」発言~松田 学 通信 vol.174 2021.7.5
2021/07/05 (Mon) 08:30
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松田学通信vol.174 2021.7.5
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済塾にご参加いただいた方に一斉配信しております。今後配信が不要な場合は
返信にてその旨お知らせください。メールアドレス変更についても返信にて承
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1. コラム
日本の半導体・経済安全保障・DX戦略と松田プラン
~排すべし!「戦狼」全体主義と河野大臣「デマ」発言~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【松田学活動報告】6/28時局講演会ご報告及び動画紹介
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学のニュース解説
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3. 松田学 政策発信
*<2021年7月4日UP>
【動画ご紹介】上島嘉朗氏が語る、いまなぜ「鬼滅の刃」なのか
~日本人が見失っていた価値を取り戻す~
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
日本の半導体・経済安全保障・DX戦略と松田プラン
~排すべし!「戦狼」全体主義と河野大臣「デマ」発言~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この週末は低気圧による悪天候のもと、都議選では小池都知事の復活?が話題
になりましたが、それ以上に人々を驚かせたのが土石流による熱海の災害でし
た。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方に心
からお見舞い申し上げます。それにしても、毎年のように繰り返される水害、
そして地震や火山。世界一ともいえる自然災害大国の脅威に私たちが常に曝さ
れていることをいつも実感します。
そして、私たちが曝されているという意味ではもう一つ、ウイルスの脅威があ
りますが、最近ではワクチン全体主義?の脅威を感じる人も増えているようで
す。人と会うたびに「もうワクチンを打ちましたか」という会話が多くなりま
したが、世界全体がワクチンを打たねば人ではないかのような雰囲気のなかで、
日本政府も「ワクチンパスポート」?を導入するようです。本来は任意だった
のが、どうも事実上の強制に…?
そんななかで、ワクチン担当大臣である河野太郎氏が、副反応や後遺症のリス
クを指摘する見解を全て「デマ」だと決めつけました。その根拠は河野氏のブ
ログに出ていますが、早速、井上正康先生が医学的な見地から、その全てに明
確に反論しています。まだ未知のことが多いこの問題、ご自身は専門家でもな
く、一国の大臣としてかなり軽率だったのではないでしょうか。少なくとも子
どもたちには打たせない。強制だけは避けるべきです。
脅威と言えば、7月1日に中国共産党結党百周年式典で習近平が「戦狼」演説。
こちらは本物の全体主義の脅威です。これに対抗していくには軍事面だけでは
なく、最近では中国の軍事力の源泉ともなっているのが情報技術を中心とする
ハイテク。その中核に位置する半導体の振興を日本政府は国の成長戦略の中心
に位置づけました。今回は、半導体や経済安全保障をめぐって自民党の甘利明・
衆議院議員と行った対談もご紹介します。これは日本の財政運営のあり方にも
関係してくる問題だと思います。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/4av8xf58
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2. 活動報告/セミナー情報
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============================================
出演番組・イベント・寄稿等
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(1)【松田学活動報告】6/28時局講演会ご報告及び動画紹介
今回のコロナイベント、おかげさまで社会に対して大変有益な発信をすること
ができました。6月28日、定員300名の会場が満席、48名ものキャンセル待
ち、衆議院第一議員会館で開催された時局講演会「日本コロナの真相とポスト
コロナ時代の緊急課題」、コロナインフォデミック症候群から日本を立て直す
第一歩になったと思います。
新型コロナに関する私のメッセージの要点や、このイベントの趣旨等について
は、私からの冒頭あいさつを録画したこちらの動画で十分に伝わりますので、
あえて文字にはいたしません。8分少々の動画ですので、こちらをぜひ、ご覧
ください。
◆【松田 学氏】時局講演会 日本のコロナの真相とポストコロナ時代の緊急課題(1)
主催者挨拶 主催: 松田政策研究所 2021/6/28 衆議院第一議員会館
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=KO-yJo4UN1A
実は、この時局講演会を陰で支えてくれたのは、後援団体である参政党の党員
有志のチームでした。運営は基本的に彼らに委ねました。そして、当日の私か
らのあいさつのあとに参政党事務局長・ボードメンバーの神谷宗幣さんに挨拶
をしていただきました。
その後、井上正康先生、山中泉氏、そして私がそれぞれ講演を行い、あとは小
川榮太郎さんの司会でこの3人による自由討論でしたが、3時間半以上に及ん
だこのイベント、参加者の皆さまからの真剣な反応を感じながら、あっと言う
間に時間切れとなりました。
新型コロナについて、正しい知識に基づいて社会の正常化を訴える政治勢力は
参政党以外にありません。このことは党の存在感を高める上で大きなチャンス
であり、今回は党の飛躍に向けた重要なステップになったと思います。
これからも、新型コロナの正しい知識の普及啓発活動を進め、健全な自由社会
を守るために微力を尽くしてまいります。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『強硬路線?バイデン政権の対中国戦略目標は「競合的共存」』
ゲスト:評論家 宮崎正弘氏
https://youtu.be/X8s174vGaYg
<松田学よりひとこと>
コロナパンデミックのなか、中国の覇権の伸長著しい情勢にあるかに見えます
が、中国包囲網を招いた「戦狼外交」の失敗だけでなく、経済も社会も、中国
のあまり知られざる内実はガタガタのようです。他方で、中国ズブズブとなる
ことが懸念されたバイデン政権は予想以上に対中強硬路線を進めてくれていま
すが、実際のところはやはり、尻抜けが多い…。「競合的共存」が曲者…。
トランプが実効ある措置でせっかくあそこまで締め上げていた中国を助けるか
のように、ウォール街は対中投資を増やしている。しかし、その米国経済も投
資家たちが決して明るい未来への希望を描いているわけではない…。
かたや、香港情勢で俄然、危機感を強めたのが台湾。問題は、その台湾の防衛
こそが自国の安全保障そのものであるはずの日本が、依然として泰平の眠りか
ら覚めやらぬ危機感の無さ。先般はジャンヌダルクが来て日本本土で合同軍事
演習をしたほどまでに、国際社会における日本の地政学上の脆弱性が問題にな
っているにも関わらず、本チャンネルでも安全保障問題への視聴者の関心は、
目前のコロナやワクチンへの関心に比べて決して高くないものがあるようです。
宮崎正弘氏に現下の国際情勢を語っていただきましたが、今号のコラムで、そ
の一部をご紹介しています。
日本の国会は今回も、一部保守派が気概を示しただけで、ウイグル問題の決議
もできぬまま、通常国会は閉会してしまいました。日本が中国に対して実効あ
る対策をとれないでいるのは、バイデン以上といえるでしょう。秋の総選挙で
は、有権者の最大の関心が目前のコロナではなく、自国の安全保障問題になる
までに、メディア報道には路線転換を願いたいものです。まさに東西冷戦最後
の壁、反日左翼メディアがその東側にいる「東京の壁」が妨げになっているよ
うですが…。
◆特番『上医は国を医し中医は人を医し下医は病を医す。今こそ”東洋医学”
の見直しを!』ゲスト:誠敬会クリニック銀座 院長 吉野敏明氏
https://youtu.be/BrGbeEJlAJ0
<松田学よりひとこと>
ついに「よしりん」登場。吉野敏明院長との対談は衝撃的です。自分たちはな
ぜ、こんなに大事なことを知らないでいたのか…。医療の概念が根本から変わ
ります。
西洋医学は石油ラッシュの頃から始まった化学の世界であり、金儲けや資本主
義と結びついたもの。トータルに人を治すのが本当の医療で、それは本人が気
付かないうちに治してしまうもの、それが東洋医学であり、物理学の世界。量
子力学であり、波動であり、重力であり、電磁波であり、宇宙における天体の
関係から人の健康も運命も決まっている。陰陽五行学の世界こそ本物の医療。
なんと、ソ連でビッグデータが蓄積されていた。
「下医」は症状を治し、「中医」は人を治し、「上医」は世の中を治す。新型
コロナについて世の中を啓発している井上先生や大橋先生は上医。人の健康は
波動で決まる、だから「病は気から」は本当にそう。今のコロナ対策は全てを
マイナスにしている。為政者が良い波動を出す、これで世の中を豊かにする、
これが医療。
とにかく、驚きの連続ですので、ぜひ、ご覧ください。私が新型コロナについ
て主張してきたことが、見事に裏付けられている内容でもあります。
◆特番『”鬼滅の刃”世界でもヒット。グローバリズムに疲れた世界と今、必
要とされる日本人的価値観』
ゲスト:元月刊正論編集長 著述家 上島嘉郎氏
https://youtu.be/FGil6vI6O5M
<松田学よりひとこと>
中国共産党結党百周年での「シットラー」こと習主席の「戦狼」演説に祝辞を
寄せる形となった与党幹部たちは、日本が全体主義へと転落する崖っぷちにあ
るという危機感への自覚がないのでしょうか。これは、新型コロナで科学的根
拠が薄弱な理不尽な規制に唯々諾々としているうちに日本国民に形成されかね
ない、不健全でゆがんだ心性のことだけではありません。
LGBT法案がいったん流れましたが、問題は差別の禁止の法制化でした。かつ
ての治安維持法ですら、心の中で何を思うかの自由にまでは踏み込みませんで
した。ここが決定的な違い。中国のウイグル人権問題もそうですが、内面の思
想改造はジョージ・オウエルが1984で描いたディストピアそのものです。そ
れが日本で進もうとしている。
なぜそうなるのか。私たちが戦前からつながる、過去から未来への縦の流れを
否定した、その空白に、他国の物差しで良し悪しを判断する心性が、マスメデ
ィアの誘導もあって忍び込んできたから。なぜ、「鬼滅の刃」が日本でも世界
でもこれだけ受け入れられているのか。グローバリズムやポリティカルコレク
トネスに対する疲れ、拒否感が人類社会で湧き上がっているから。
答はやはり、私たちが日本的価値観へと回帰することにあるのであり、これは、
実は、世界が求めていることである。
上島嘉郎さんとの二度目の対談では、米国でもアジアでも「鬼滅の刃」がヒッ
トして注目されていることが意味するものは何なのか、そして皇統の問題、さ
らに日本のアイデンティティや国体などをテーマとして取り上げました。「鬼
滅の刃」そのものを論じた前回にも増して、さらに深い内容となりました。
◆特番『甘利議員に日本の成長戦略を訊く!DX、半導体、ブロックチェーン』
ゲスト:自民党衆議院議員 甘利明氏
https://youtu.be/vBnvirsB6Sk
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介した甘利明氏との対談です。その内容をぜひ、甘利氏ご
自身の言葉でお確かめください。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 総選挙は秋、菅首相ワクチン接種促進で支持率維持へ
https://youtu.be/C6PVm2skpPs
<松田学よりひとこと>
この動画自体はまだ通常国会が終る前のタイミングで、総選挙の時期が秋であ
ることがほぼ確定したことを述べたものですが、菅総理はワクチン接種が進む
ほど選挙に有利と読んで、できるだけ遅い時期の総選挙を狙っているようです。
不信任案が出たのに解散はないと、コロコロ言うことを変える二階氏の二枚舌
に、また国民は茶番を見せられた?この番組で触れたのが「3A」(安倍、麻生、
甘利)をめぐる党内情勢。この3人が自民党の様々な議連の最高顧問就任で引
っ張りだこになっていますが、あの二階幹事長までが、親中派としての自らの
スタンスとは反するはずの「インド太平洋」構想に関する議連を設置して安倍
氏を迎えた…。今号のコラムでもご紹介している甘利明氏が次の幹事長になり、
いずれ安倍前総理を再び総理に担ぎ上げる…?もちろん、わかりません。
◆松田学のニュース解説 外国資本規制へ国会でようやく成立、『土地規制法』
https://youtu.be/SqPgqlloIEM
<松田学よりひとこと>
日本の土地が中国、そして韓国からも次々と買収されていますが、これを規制
する法案がようやく成立しました。公明党が相当、骨抜きにして中途半端な法
律になってしまいましたが、ここでも自民党が本来の機能を発揮できなくして
いる公明党の姿が見られました。その他、規制や調査の対象が曖昧などという
批判も立憲民主や共産などから出ています。政令に委ねられた項目が多かった
からですが、政府が安全保障に関する機能を強化しようとすると必ずストップ
をかけようとしてきたのが上記の各政党。確かに、不透明性の是正や丁寧な説
明には今後も取り組むべき面はあるとしても、そもそも国家安全保障というも
のは、機密事項も多く、政府の裁量に委ねなければならない面が多いという性
質を有するものではないでしょうか。特に中国が近年用いている手法がSilent
Invasion。安全保障に慣れていない日本国民ももっと危機意識を持って、こう
した法律への理解や協力姿勢を涵養してほしいものです。
◆松田学のニュース解説 各国の思惑交錯、G7対中強硬で結束か!?
https://youtu.be/JeWeUqFfb0I
<松田学よりひとこと>
トランプが去って民主主義のG7が再結束した…とも言われていますが、日米
首脳会談と同様、台湾海峡の重要性が盛り込まれたり、一帯一路に対抗するイ
ンフラ整備の構想で合意したり、ウイグル弾圧を非難したりと、今回のG7首
脳会議は対中強硬策で一致したようです。かつては対ソ連を意識してつくられ
たG7が、いまは対中国のスキームに。非民主主義国が民主主義国を数の上で
上回る時代にあって、いくら7か国が世界経済に占めるウエイトが低下したと
言っても、G7には新たな大きな役割が期待されるようになっています。中国
は強く反発、G7の中でも中国に自動車のマーケットを依存するドイツも、少し
ニュアンスが異なります。いずれにしても、対中強硬策で価値観が一致する米
欧日が団結するのであれば、ここで大事になってくるのが歴史認識ではないで
しょうか。現在強まっているのは、戦後に形成された戦勝国秩序とは逆行する
歴史の新たな動きです。歴史認識の共有なくしては、中国に対抗できないはず
です。日本としては、G7がこの面においても真の価値観同盟になるべきことを
強く働きかけていくべきチャンスなのではないかと思います。
◆松田学のニュース解説 G7日韓首脳会談開催せず、文大統領東京オリパラ
開会式を出席希望
https://youtu.be/DAMS0JqPI9M
<松田学よりひとこと>
G7サミットの場で日韓首脳会談が予定されていたのに、日本側が一方的にキャ
ンセルしたなどという事実に反する内容が韓国で報道され、大騒ぎになったと
か。日本側が拒否した理由として、日本側が韓国軍による竹島での軍事演習を
挙げたとか…これも事実無根。もちろん、軍事演習には日本政府として抗議し
ましたが…。どうも韓国側には日本との間でゴタゴタを起こして日韓関係をう
まく行かせないようにする性向が強いようです。そんな韓国に対して、日韓議
連が議員会館で開催されました。そこに、一貫して反日言動を繰り返してきた
駐日韓国大使を招待し、日韓関係改善の環境醸成に努めることで合意したよう
です。国会議員の皆さんには、非韓三原則「助けるな、教えるな、関わるな」
を貫いてほしいもの。韓国に誤ったメッセージを与えることこそが日韓関係を
阻害することになるのですから。
◆松田学のニュース解説 多様性と公平性?東京オリパラでもLGBT選手が
初めて出場へ
https://youtu.be/Tpd2SrwZbtc
<松田学よりひとこと>
IOCは04年に、性別適合手術を受けた選手の新しい性での五輪参加を認め、
15年からは手術要件を廃止し、性ホルモンのテストステロン値などを条件とし
ているそうです。この要件を満たしているということで、今回、性別の変更を
公表した元男性の「女性」選手が東京五輪に出場することになりました。これ
は五輪史上初めてとのこと。ところが、いくら性自認が女性だとしても、男性
として身に着けてきた身体の優位性は、女性選手たちにとっては明らかに不公
平との批判があります。あらゆる差別を禁止し、多様性を認める…これが五輪
の精神ではありますが、このポリティカルコレクトネスがトンデモナイ不公平
を生む。今回選ばれた元男性の重量あげ選手が金メダルをとれば、この矛盾に
世界が気付くだろうという指摘もあります。この番組では、LGBT法案が流れ
た理由である差別禁止条項の問題も取り上げました。差別をもし、法的に禁止
することになると、人間の心の中の自由にまで規制が及ぶことになり、全体主
義に道を開くことになりかねません。多くの人々がLGBTとは付き合えなくな
り、LGBTの方々自身にとって大きなマイナスになるでしょう。そっと自然に
受け入れるのが正しい道のはず。米国の街では、マリリン・モンローの魅力的
な像が、性差別的で不適切だとして住民らの反感を招いているというニュース
も取り上げました。これはきっと、普通の市民の感覚ではないでしょう。扇動
者がいるはずです。
◆松田学のニュース解説 政府、「東京オリパラだけ特別扱いはしない!」
専門家は”無観客”を提言
https://youtu.be/KgYW6QQp_8M
<松田学よりひとこと>
東京五輪も国内での他のイベントと同じ扱いにする、こうした内外無差別の原
則は理解できますが、どうも日本人は、自分たちが感染したくないからと、日
本の国際約束をなんとも思わない国民になってしまっているのでしょうか。少
しエゴイズムの観がなきにしもありません。五輪開催は世界のアスリートたち
に対する約束。自分の会社の従業員たちが嫌がり始めたからと言って、契約を
破棄する会社が信用されるでしょうか?それは内輪の話であって、外には通用
しないと考えるのが常識だと思います。東京五輪ではむしろ、外国人に対して、
日本人よりもはるかに厳しいチェックをしており、外国人に対する偏見のよう
にみえないわけでもないのが気になります。「第五波」が来るのは、五輪をや
ろうがやるまいが関係ないこと。人間が何をやろうと、感染者数は勝手に増減
するものであるという意味で、コロナを甘く見てはいけません。感染拡大と支
持率が連動する思考回路そのものも改造が必要でしょう。どうも日本人は常識
を失ってしまったのか…?それを象徴するのが、組織委員会が公表した五輪表
彰式の衣裳。いったいどこの半島の衣裳か?1964年の東京五輪のときは和服
の晴れ着でした。私たちは日本人です。
◆松田学のニュース解説
河野大臣”不妊はデマ”発言は本当か?”ワクチン&治療薬”最新情報
https://www.youtube.com/watch?v=Qxt5wmBpUv4&t=5s
<松田学よりひとこと>
河野大臣の「不妊はデマ」発言については、今号のコラムで取り上げましたが、
この番組は井上先生からのコメントをいただく前の段階で、私がこの発言に疑
問を呈したものです。河野氏のこの発言は、私が見てもボロが出ていました。
内容が内容なだけに、セカンドチャンネルにアップしました。ここでは、日本
が台湾に送ったアストラゼネカ製のワクチンで、4日間で36人が死亡したとい
うニュースも取り上げました。日本に対する感謝が激怒に急変するのではない
か…。ワクチンのリスクを「デマ」扱いすることの罪は大きいかもしれません。
中国が高笑いしなければいいのですが…。米国も台湾にワクチンを供与しまし
たが、ホワイトハウスは、新型コロナウイルスの治療薬の開発強化に乗り出す
ことを発表しました。そもそもワクチンは集団免疫達成までの過渡期をしのぐ
手段。最終的には治療薬であり、その開発に必要な新型コロナの正体も分かっ
てきています。要するに、肺炎ではなく、血栓の病気。従来は特効薬の無い
「万病の元」だった風邪のメカニズムの解明も進んでいます。そうだとすれば、
いずれ、風邪の特効薬も開発されるかもしれません。それは、今回のパンデミ
ックがもたらした成果になるでしょう。
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
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『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2021年7月4日UP>
【動画ご紹介】上島嘉朗氏が語る、いまなぜ「鬼滅の刃」なのか
~日本人が見失っていた価値を取り戻す~
いま、日本でも海外でも爆発的な人気を博している「鬼滅の刃」。
この作品は、グローバリズムや構造改革が席巻した平成時代を通じて日本人自
らが見失っていた日本の価値感を呼び覚ましてくれる、そのことに私たちが感
動するだけではなく、広く海外の人々が、そのような日本的価値観に何かを感
じているということが、人気の背景にあるようです。
元「正論」編集長の上島嘉朗氏が松田政策研究所で二度にわたり、情熱的な解
説をしてくれました。第一回目は、「鬼滅の刃」そのものが意味するところを語
っていただき、第二回目では、そこから得られるメッセージをもとに、世界で
強まる全体主義の流れを斬り、そのなかで私たちが日本的価値や自由を守って
いくための指針を示してくれています。
日本を取り戻す…考えさせられることの多い対談になりましたので、以下、ご
紹介いたします。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12684516400.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
コロナ禍における多忙を理由に小池都知事が体調不良で入院・休養されました。
現在は公務復帰されておりこの休養が都議会議員選挙にどう響いたのかわかり
ませんが現時点の開票状況では都民ファースト第1党は困難な状況。
しかしながら自公も過半数獲得は微妙。秋の総選挙にも影響するとされる選挙
だけに最終的な結果が待たれます。
松田学通信編集部
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E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
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1. コラム
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https://www.youtube.com/watch?v=KO-yJo4UN1A
実は、この時局講演会を陰で支えてくれたのは、後援団体である参政党の党員
有志のチームでした。運営は基本的に彼らに委ねました。そして、当日の私か
らのあいさつのあとに参政党事務局長・ボードメンバーの神谷宗幣さんに挨拶
をしていただきました。
その後、井上正康先生、山中泉氏、そして私がそれぞれ講演を行い、あとは小
川榮太郎さんの司会でこの3人による自由討論でしたが、3時間半以上に及ん
だこのイベント、参加者の皆さまからの真剣な反応を感じながら、あっと言う
間に時間切れとなりました。
新型コロナについて、正しい知識に基づいて社会の正常化を訴える政治勢力は
参政党以外にありません。このことは党の存在感を高める上で大きなチャンス
であり、今回は党の飛躍に向けた重要なステップになったと思います。
これからも、新型コロナの正しい知識の普及啓発活動を進め、健全な自由社会
を守るために微力を尽くしてまいります。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『強硬路線?バイデン政権の対中国戦略目標は「競合的共存」』
ゲスト:評論家 宮崎正弘氏
https://youtu.be/X8s174vGaYg
<松田学よりひとこと>
コロナパンデミックのなか、中国の覇権の伸長著しい情勢にあるかに見えます
が、中国包囲網を招いた「戦狼外交」の失敗だけでなく、経済も社会も、中国
のあまり知られざる内実はガタガタのようです。他方で、中国ズブズブとなる
ことが懸念されたバイデン政権は予想以上に対中強硬路線を進めてくれていま
すが、実際のところはやはり、尻抜けが多い…。「競合的共存」が曲者…。
トランプが実効ある措置でせっかくあそこまで締め上げていた中国を助けるか
のように、ウォール街は対中投資を増やしている。しかし、その米国経済も投
資家たちが決して明るい未来への希望を描いているわけではない…。
かたや、香港情勢で俄然、危機感を強めたのが台湾。問題は、その台湾の防衛
こそが自国の安全保障そのものであるはずの日本が、依然として泰平の眠りか
ら覚めやらぬ危機感の無さ。先般はジャンヌダルクが来て日本本土で合同軍事
演習をしたほどまでに、国際社会における日本の地政学上の脆弱性が問題にな
っているにも関わらず、本チャンネルでも安全保障問題への視聴者の関心は、
目前のコロナやワクチンへの関心に比べて決して高くないものがあるようです。
宮崎正弘氏に現下の国際情勢を語っていただきましたが、今号のコラムで、そ
の一部をご紹介しています。
日本の国会は今回も、一部保守派が気概を示しただけで、ウイグル問題の決議
もできぬまま、通常国会は閉会してしまいました。日本が中国に対して実効あ
る対策をとれないでいるのは、バイデン以上といえるでしょう。秋の総選挙で
は、有権者の最大の関心が目前のコロナではなく、自国の安全保障問題になる
までに、メディア報道には路線転換を願いたいものです。まさに東西冷戦最後
の壁、反日左翼メディアがその東側にいる「東京の壁」が妨げになっているよ
うですが…。
◆特番『上医は国を医し中医は人を医し下医は病を医す。今こそ”東洋医学”
の見直しを!』ゲスト:誠敬会クリニック銀座 院長 吉野敏明氏
https://youtu.be/BrGbeEJlAJ0
<松田学よりひとこと>
ついに「よしりん」登場。吉野敏明院長との対談は衝撃的です。自分たちはな
ぜ、こんなに大事なことを知らないでいたのか…。医療の概念が根本から変わ
ります。
西洋医学は石油ラッシュの頃から始まった化学の世界であり、金儲けや資本主
義と結びついたもの。トータルに人を治すのが本当の医療で、それは本人が気
付かないうちに治してしまうもの、それが東洋医学であり、物理学の世界。量
子力学であり、波動であり、重力であり、電磁波であり、宇宙における天体の
関係から人の健康も運命も決まっている。陰陽五行学の世界こそ本物の医療。
なんと、ソ連でビッグデータが蓄積されていた。
「下医」は症状を治し、「中医」は人を治し、「上医」は世の中を治す。新型
コロナについて世の中を啓発している井上先生や大橋先生は上医。人の健康は
波動で決まる、だから「病は気から」は本当にそう。今のコロナ対策は全てを
マイナスにしている。為政者が良い波動を出す、これで世の中を豊かにする、
これが医療。
とにかく、驚きの連続ですので、ぜひ、ご覧ください。私が新型コロナについ
て主張してきたことが、見事に裏付けられている内容でもあります。
◆特番『”鬼滅の刃”世界でもヒット。グローバリズムに疲れた世界と今、必
要とされる日本人的価値観』
ゲスト:元月刊正論編集長 著述家 上島嘉郎氏
https://youtu.be/FGil6vI6O5M
<松田学よりひとこと>
中国共産党結党百周年での「シットラー」こと習主席の「戦狼」演説に祝辞を
寄せる形となった与党幹部たちは、日本が全体主義へと転落する崖っぷちにあ
るという危機感への自覚がないのでしょうか。これは、新型コロナで科学的根
拠が薄弱な理不尽な規制に唯々諾々としているうちに日本国民に形成されかね
ない、不健全でゆがんだ心性のことだけではありません。
LGBT法案がいったん流れましたが、問題は差別の禁止の法制化でした。かつ
ての治安維持法ですら、心の中で何を思うかの自由にまでは踏み込みませんで
した。ここが決定的な違い。中国のウイグル人権問題もそうですが、内面の思
想改造はジョージ・オウエルが1984で描いたディストピアそのものです。そ
れが日本で進もうとしている。
なぜそうなるのか。私たちが戦前からつながる、過去から未来への縦の流れを
否定した、その空白に、他国の物差しで良し悪しを判断する心性が、マスメデ
ィアの誘導もあって忍び込んできたから。なぜ、「鬼滅の刃」が日本でも世界
でもこれだけ受け入れられているのか。グローバリズムやポリティカルコレク
トネスに対する疲れ、拒否感が人類社会で湧き上がっているから。
答はやはり、私たちが日本的価値観へと回帰することにあるのであり、これは、
実は、世界が求めていることである。
上島嘉郎さんとの二度目の対談では、米国でもアジアでも「鬼滅の刃」がヒッ
トして注目されていることが意味するものは何なのか、そして皇統の問題、さ
らに日本のアイデンティティや国体などをテーマとして取り上げました。「鬼
滅の刃」そのものを論じた前回にも増して、さらに深い内容となりました。
◆特番『甘利議員に日本の成長戦略を訊く!DX、半導体、ブロックチェーン』
ゲスト:自民党衆議院議員 甘利明氏
https://youtu.be/vBnvirsB6Sk
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介した甘利明氏との対談です。その内容をぜひ、甘利氏ご
自身の言葉でお確かめください。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 総選挙は秋、菅首相ワクチン接種促進で支持率維持へ
https://youtu.be/C6PVm2skpPs
<松田学よりひとこと>
この動画自体はまだ通常国会が終る前のタイミングで、総選挙の時期が秋であ
ることがほぼ確定したことを述べたものですが、菅総理はワクチン接種が進む
ほど選挙に有利と読んで、できるだけ遅い時期の総選挙を狙っているようです。
不信任案が出たのに解散はないと、コロコロ言うことを変える二階氏の二枚舌
に、また国民は茶番を見せられた?この番組で触れたのが「3A」(安倍、麻生、
甘利)をめぐる党内情勢。この3人が自民党の様々な議連の最高顧問就任で引
っ張りだこになっていますが、あの二階幹事長までが、親中派としての自らの
スタンスとは反するはずの「インド太平洋」構想に関する議連を設置して安倍
氏を迎えた…。今号のコラムでもご紹介している甘利明氏が次の幹事長になり、
いずれ安倍前総理を再び総理に担ぎ上げる…?もちろん、わかりません。
◆松田学のニュース解説 外国資本規制へ国会でようやく成立、『土地規制法』
https://youtu.be/SqPgqlloIEM
<松田学よりひとこと>
日本の土地が中国、そして韓国からも次々と買収されていますが、これを規制
する法案がようやく成立しました。公明党が相当、骨抜きにして中途半端な法
律になってしまいましたが、ここでも自民党が本来の機能を発揮できなくして
いる公明党の姿が見られました。その他、規制や調査の対象が曖昧などという
批判も立憲民主や共産などから出ています。政令に委ねられた項目が多かった
からですが、政府が安全保障に関する機能を強化しようとすると必ずストップ
をかけようとしてきたのが上記の各政党。確かに、不透明性の是正や丁寧な説
明には今後も取り組むべき面はあるとしても、そもそも国家安全保障というも
のは、機密事項も多く、政府の裁量に委ねなければならない面が多いという性
質を有するものではないでしょうか。特に中国が近年用いている手法がSilent
Invasion。安全保障に慣れていない日本国民ももっと危機意識を持って、こう
した法律への理解や協力姿勢を涵養してほしいものです。
◆松田学のニュース解説 各国の思惑交錯、G7対中強硬で結束か!?
https://youtu.be/JeWeUqFfb0I
<松田学よりひとこと>
トランプが去って民主主義のG7が再結束した…とも言われていますが、日米
首脳会談と同様、台湾海峡の重要性が盛り込まれたり、一帯一路に対抗するイ
ンフラ整備の構想で合意したり、ウイグル弾圧を非難したりと、今回のG7首
脳会議は対中強硬策で一致したようです。かつては対ソ連を意識してつくられ
たG7が、いまは対中国のスキームに。非民主主義国が民主主義国を数の上で
上回る時代にあって、いくら7か国が世界経済に占めるウエイトが低下したと
言っても、G7には新たな大きな役割が期待されるようになっています。中国
は強く反発、G7の中でも中国に自動車のマーケットを依存するドイツも、少し
ニュアンスが異なります。いずれにしても、対中強硬策で価値観が一致する米
欧日が団結するのであれば、ここで大事になってくるのが歴史認識ではないで
しょうか。現在強まっているのは、戦後に形成された戦勝国秩序とは逆行する
歴史の新たな動きです。歴史認識の共有なくしては、中国に対抗できないはず
です。日本としては、G7がこの面においても真の価値観同盟になるべきことを
強く働きかけていくべきチャンスなのではないかと思います。
◆松田学のニュース解説 G7日韓首脳会談開催せず、文大統領東京オリパラ
開会式を出席希望
https://youtu.be/DAMS0JqPI9M
<松田学よりひとこと>
G7サミットの場で日韓首脳会談が予定されていたのに、日本側が一方的にキャ
ンセルしたなどという事実に反する内容が韓国で報道され、大騒ぎになったと
か。日本側が拒否した理由として、日本側が韓国軍による竹島での軍事演習を
挙げたとか…これも事実無根。もちろん、軍事演習には日本政府として抗議し
ましたが…。どうも韓国側には日本との間でゴタゴタを起こして日韓関係をう
まく行かせないようにする性向が強いようです。そんな韓国に対して、日韓議
連が議員会館で開催されました。そこに、一貫して反日言動を繰り返してきた
駐日韓国大使を招待し、日韓関係改善の環境醸成に努めることで合意したよう
です。国会議員の皆さんには、非韓三原則「助けるな、教えるな、関わるな」
を貫いてほしいもの。韓国に誤ったメッセージを与えることこそが日韓関係を
阻害することになるのですから。
◆松田学のニュース解説 多様性と公平性?東京オリパラでもLGBT選手が
初めて出場へ
https://youtu.be/Tpd2SrwZbtc
<松田学よりひとこと>
IOCは04年に、性別適合手術を受けた選手の新しい性での五輪参加を認め、
15年からは手術要件を廃止し、性ホルモンのテストステロン値などを条件とし
ているそうです。この要件を満たしているということで、今回、性別の変更を
公表した元男性の「女性」選手が東京五輪に出場することになりました。これ
は五輪史上初めてとのこと。ところが、いくら性自認が女性だとしても、男性
として身に着けてきた身体の優位性は、女性選手たちにとっては明らかに不公
平との批判があります。あらゆる差別を禁止し、多様性を認める…これが五輪
の精神ではありますが、このポリティカルコレクトネスがトンデモナイ不公平
を生む。今回選ばれた元男性の重量あげ選手が金メダルをとれば、この矛盾に
世界が気付くだろうという指摘もあります。この番組では、LGBT法案が流れ
た理由である差別禁止条項の問題も取り上げました。差別をもし、法的に禁止
することになると、人間の心の中の自由にまで規制が及ぶことになり、全体主
義に道を開くことになりかねません。多くの人々がLGBTとは付き合えなくな
り、LGBTの方々自身にとって大きなマイナスになるでしょう。そっと自然に
受け入れるのが正しい道のはず。米国の街では、マリリン・モンローの魅力的
な像が、性差別的で不適切だとして住民らの反感を招いているというニュース
も取り上げました。これはきっと、普通の市民の感覚ではないでしょう。扇動
者がいるはずです。
◆松田学のニュース解説 政府、「東京オリパラだけ特別扱いはしない!」
専門家は”無観客”を提言
https://youtu.be/KgYW6QQp_8M
<松田学よりひとこと>
東京五輪も国内での他のイベントと同じ扱いにする、こうした内外無差別の原
則は理解できますが、どうも日本人は、自分たちが感染したくないからと、日
本の国際約束をなんとも思わない国民になってしまっているのでしょうか。少
しエゴイズムの観がなきにしもありません。五輪開催は世界のアスリートたち
に対する約束。自分の会社の従業員たちが嫌がり始めたからと言って、契約を
破棄する会社が信用されるでしょうか?それは内輪の話であって、外には通用
しないと考えるのが常識だと思います。東京五輪ではむしろ、外国人に対して、
日本人よりもはるかに厳しいチェックをしており、外国人に対する偏見のよう
にみえないわけでもないのが気になります。「第五波」が来るのは、五輪をや
ろうがやるまいが関係ないこと。人間が何をやろうと、感染者数は勝手に増減
するものであるという意味で、コロナを甘く見てはいけません。感染拡大と支
持率が連動する思考回路そのものも改造が必要でしょう。どうも日本人は常識
を失ってしまったのか…?それを象徴するのが、組織委員会が公表した五輪表
彰式の衣裳。いったいどこの半島の衣裳か?1964年の東京五輪のときは和服
の晴れ着でした。私たちは日本人です。
◆松田学のニュース解説
河野大臣”不妊はデマ”発言は本当か?”ワクチン&治療薬”最新情報
https://www.youtube.com/watch?v=Qxt5wmBpUv4&t=5s
<松田学よりひとこと>
河野大臣の「不妊はデマ」発言については、今号のコラムで取り上げましたが、
この番組は井上先生からのコメントをいただく前の段階で、私がこの発言に疑
問を呈したものです。河野氏のこの発言は、私が見てもボロが出ていました。
内容が内容なだけに、セカンドチャンネルにアップしました。ここでは、日本
が台湾に送ったアストラゼネカ製のワクチンで、4日間で36人が死亡したとい
うニュースも取り上げました。日本に対する感謝が激怒に急変するのではない
か…。ワクチンのリスクを「デマ」扱いすることの罪は大きいかもしれません。
中国が高笑いしなければいいのですが…。米国も台湾にワクチンを供与しまし
たが、ホワイトハウスは、新型コロナウイルスの治療薬の開発強化に乗り出す
ことを発表しました。そもそもワクチンは集団免疫達成までの過渡期をしのぐ
手段。最終的には治療薬であり、その開発に必要な新型コロナの正体も分かっ
てきています。要するに、肺炎ではなく、血栓の病気。従来は特効薬の無い
「万病の元」だった風邪のメカニズムの解明も進んでいます。そうだとすれば、
いずれ、風邪の特効薬も開発されるかもしれません。それは、今回のパンデミ
ックがもたらした成果になるでしょう。
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松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2021年7月4日UP>
【動画ご紹介】上島嘉朗氏が語る、いまなぜ「鬼滅の刃」なのか
~日本人が見失っていた価値を取り戻す~
いま、日本でも海外でも爆発的な人気を博している「鬼滅の刃」。
この作品は、グローバリズムや構造改革が席巻した平成時代を通じて日本人自
らが見失っていた日本の価値感を呼び覚ましてくれる、そのことに私たちが感
動するだけではなく、広く海外の人々が、そのような日本的価値観に何かを感
じているということが、人気の背景にあるようです。
元「正論」編集長の上島嘉朗氏が松田政策研究所で二度にわたり、情熱的な解
説をしてくれました。第一回目は、「鬼滅の刃」そのものが意味するところを語
っていただき、第二回目では、そこから得られるメッセージをもとに、世界で
強まる全体主義の流れを斬り、そのなかで私たちが日本的価値や自由を守って
いくための指針を示してくれています。
日本を取り戻す…考えさせられることの多い対談になりましたので、以下、ご
紹介いたします。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12684516400.html
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
コロナ禍における多忙を理由に小池都知事が体調不良で入院・休養されました。
現在は公務復帰されておりこの休養が都議会議員選挙にどう響いたのかわかり
ませんが現時点の開票状況では都民ファースト第1党は困難な状況。
しかしながら自公も過半数獲得は微妙。秋の総選挙にも影響するとされる選挙
だけに最終的な結果が待たれます。
松田学通信編集部
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お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
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【発行元】松田政策研究所
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