子どもたちに注ぐべきはワクチンではなく、日本国の素晴らしさを~すべての答は「日本人に返れ」にあり~松田 学 通信 vol.173 2021.6.28
2021/06/28 (Mon) 08:30
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松田学通信vol.173 2021.6.28
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1. コラム
子どもたちに注ぐべきはワクチンではなく、日本国の素晴らしさを
~すべての答は「日本人に返れ」にあり~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【松田学出演番組・寄稿紹介】
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学のニュース解説
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
子どもたちに注ぐべきはワクチンではなく、日本国の素晴らしさを
~すべての答は「日本人に返れ」にあり~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつまでもコロナモードが続く世の中ですが、最近ではワクチンと東京五輪が
ニュースネタを占めるなかで、先週からは「選挙モード」も強まってきていま
す。通常国会も閉会し、代議士たちは秋の総選挙に向けて地元に張り付き始め
ました。総選挙の動向を占うとされる東京都議選も6月25日に告示。ところが、
その3日前に、コロナもワクチンも五輪も都議選も、いずれも主役であるはず
の小池都知事が忽然と姿を消しました。
緑のおばさん、色々な噂が飛び交っているようです。仮病だとか、都議会選で
惨敗が予想される都民ファーストからさっさと逃げて候補者たちを裏切ったと
か、今度の総選挙では、先日起訴された菅原前衆議院議員の選挙区で自民党か
ら出馬するとか…どうなることか存じませんが、ご体調のことが本当だとして
も、ここまで言われるのは身から出た錆…?
五輪といえば、このところ、天皇陛下が感染拡大を心配しているとおっしゃっ
ているかどうかで大騒ぎ。もし、そうおっしゃったとしても、これをもって陛
下は東京五輪に否定的だと解釈すること自体が、天皇を不当に政治利用するも
のでしょう。天皇は国を「統らす(しらす)」、つまり民の状況をつぶさに知
り、民のために祈る存在だということも知らないのでしょうか?民が心配だか
ら祈る、そのお立場から、感染対策をきちんとしてほしいというお気持ちを表
されたのだとすれば、それは東京五輪に対する疑問の表明でも政治的発言でも
ないはず。天皇について、もっと勉強しなければならないと思います。
このことも含め、日本がどのような歴史を歩んできた国なのか、正しく知る国
民は決して多くありません。「八紘一宇」を軍国主義だと思い込んでいる日本
人がほとんどです。松田政策研究所チャンネルで過日、対談をした葛城奈海さ
んは、和を守るためにこそ「尚武の精神」を!!日本人は「戦うことを忘れたの
ですか」、やわらかい物腰で穏やかに、大和なでしこからこう問いかけられる
と、説得力が違います。自分たちは日本人だった…。
戦ってでも守ろうとするものがない人生とは、いったい何だったのか。天皇の
もとに家族のようにまとまり、神が宿る自然を原点とする素晴らしい国。やは
り、日本について知る営みこそが、未来に向けたすべての出発点だということ
を痛感させてくれる対談でした。今回は、私たちが知るべき日本とは何なのか、
あらためて考えてみたいと思います。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/5bhzx7j4
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2. 活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆6/22配信 ch桜
【松田学】「常識」が命を守る~ワクチンのリスクとゼロコロナの穴を今一度!
[R3/6/22]
https://youtu.be/i2AteVJOK_U
<松田学よりひとこと>
緊急事態宣言からマンボウへ…やっている対策があまりにちぐはぐ。ワクチン
のリスクについては今号のコラムで簡単に整理していますが、このビデオレタ
ーでは特にこの問題を取り上げ、少し詳しく解説しました。視聴者の関心がや
はり高いのか、この番組にしては再生回数5万以上と、高い視聴数になってい
ます。同時に、この番組では6月28日の時局講演会についてもご案内しました
が、後記の松田政策研究所チャンネルのニュース解説でも同日に告知したため
か、この日に「満員御礼」になりました。やはりコロナへの関心は高い…。
◆6/25配信 参政党 免疫力を強化する以外に「コロナ収束」への道はない!
【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学】#101
https://youtu.be/eWFwLG9yyB0
<松田学よりひとこと>
ここでは今回、私がとりまとめた「参政党の新型コロナウイルス感染症対策」
を私が発表しました。基本方針「新型コロナのモードチェンジ…正しい感染症
の知識を普及して『コロナ脳』から脱却、国民の行動制限やワクチンに頼らず、
日常生活を早く正常化し、免疫力の強化と機動的な医療システム構築でコロナ
禍を克服、自由と健康の両立を実現。」のもと、以下を主要な柱としています。
・ウイルス感染症に関する正しい科学的知識の啓発活動とリスクコミュニケー
ション推進。
・新型コロナウイルス感染症に関する科学的な基準を再設定。
・ウイルスの「毒性」を決めているのは人間の側の免疫力、免疫力の強化以外
に「収束」への道はないという感染症対策の基本に立ち返る。
・「緊急事態宣言」、「自粛要請」、「まん延防止等重点措置」を撤廃、経済
活動を再開して社会を正常化。
・健康な人、無症状の人へのPCR検査による感染症判定を廃止。症状ある人
にのみ、医師の診断の上、所要の検査(抗原検査、肺CTなど)。インフル
エンザと同じ検査体制に。
・医療機関が対応するのは発症者であって陽性者ではない…この感染症の基本
に立ち返る。
・休業、時短要請など知恵のない一律規制をやめ、もっと知恵を出して「選択
と集中」で対策にメリハリを。…敵は無限、戦力は限定。逐次分散型戦力投
入から転換。
・ワクチンは任意接種。接種、非接種による差別、偏見、規制は許さない。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『積極財政で日本再生へ!国民民主党の”経済政策”は?』
ゲスト:国民民主党代表 衆議院議員 玉木雄一郎氏
https://youtu.be/FQBhz2rwnkE
<松田学よりひとこと>
コロナ禍から脱する局面に向けて必要なのは、惜しみない積極財政。経済政策
の世界の潮流が変わった。二人ともかつては財政規律を言っている財務官僚だ
ったことなど忘れ去っております。米国は「高圧経済」、冷温経済の日本は
「過熱経済」へ。デフレに戻り、対外純資産残高も世界一の日本は、米国より
も副作用なく、これができる条件が整っている。
財政政策こそ「フォワードガイダンス」を…これは、中央銀行が将来の金融政
策の方針を前もって表明することを意味するものですが、財政政策にこれを取
り入れる。財政は10年20年先までコミットする長期計画的な財政支出を。
金融政策は量の緩和を続けながらも、質を変える…望ましい分野への投資の財
源を選別して国債やETFを買うことでメッセージを出す。
これこそが、玉木雄一郎代表が総選挙に向けて打ち出す国民民主党のポリシー
ミックス。何としても、イエレンの言う「負の履歴効果」から日本全体を脱却
させないと、コロナで強まった少子高齢化は止まらないし、未来への希望は開
かれない。先輩たちがこんなことを言っていると財務省は困る?
彼らが困らないためにも、建設国債を、人づくりなど未来への投資は起債対象
とする「投資国債」へと制度そのものを変えるべし…この点で国民民主党とは
握れる政党だといえます。当チャンネルでは玉木代表との対談は3度目になり
ます。
「これだけの内容の対談は今までなかった、ぜひ拡散しなければ」対談を終え
た直後の玉木代表の弁でした。確かに、これだけ現在の世界の潮流を踏まえた
マクロ経済政策の在り方を分かりやすく整理した議論はなかなか見られないと
思いますので、国民民主党を支持する、しないに関係なく、皆様におかれては
視聴数をもっと増やしてあげていだたければ幸いです。
ただ、最後にひと言、コメントすれば、私には「松田プラン」という秘策があ
りますので、恐らく、誰よりも大胆な積極財政論を主唱できるのは私でしょう。
◆特番『戦うことは”悪”ですか?”和”を守るための武こそ大和魂!』
ゲスト:ジャーナリスト 葛城奈海氏
https://youtu.be/ttP305opbDA
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介した葛城奈海さんとの対談です。ぜひ、葛城さんご本人
の言葉で内容をお確かめください。
◆特番『AI情報化時代は”レイバリズム”からの脱却!ポストコロナの日本経
済処方箋』ゲスト:駒澤大学経済学部准教授 井上智洋氏
https://youtu.be/DhFmKmFqPrk
<松田学よりひとこと>
財政のパラダイムシフトはもはや、世界の潮流です。このままだと日本だけ、
時代についていけなくなり、コロナに続いてさらなる敗戦に…。そもそも経済
学は工業時代のもの、情報化時代には通用しない。いまの仕組みだと、マネー
を増やすことができるのは国債増発だけ。仕組みを変えて、国債をマネーに変
えればよい。井上智洋・駒澤大学経済学部准教授がこの番組で述べていること
は、若干のニュアンスの違いはあっても、基本にある考え方は「松田プラン」
とほぼ共通しています。
松田プランの説明で皆さん、なかなか理解しないのは、国債発行→日銀が購入
(→永久国債への乗り換え)まではいいのですが、その国債をマネーに変える
という点。分かっている学者はちゃんと分かっています。松田プランでは、そ
のお金とは、政府発行デジタル円だと言っているもの。
ここでの議論はそれにとどまりません。社会の在り方という面においても、AI
とロボットが普及すれば、労働に対する考え方が大きく変わる。井上氏は、そ
もそも労働意欲とか、努力や才能に応じて報酬をという考え方は、富国強兵の
近代の考え方に過ぎず、皆が洗脳されてきたもの、労働は人間の生き方の選択
肢の一つに過ぎなくなるとしています。ギリシャのポリスでは労働は奴隷が担
うもの、そこから解放されたポリスの市民たちが政治や、後世に何かを残すこ
とに携わっていた…。そもそも能力や努力とは、運に過ぎず、運の良し悪しの
前に、誰もが人権をもっており、働かないで生きていく人たちにも人権や価値
があるという時代になるだろう。
まさに、すでにITで起こりつつある限界費用ゼロ社会では、そのような考え方
が成り立ってくるのですが、では、ルーティンの労働から解放された人間は何
を生き甲斐や励みにしていくのかという点で、私は井上氏とは少し違う考え方
を提唱してきました。それが、情報技術の発展が可能にするユーティリティト
ークンが支える「各人が自ら価値を創造し、それに共鳴する人々が支え合う社
会」、つまり、競争の論理とは異なる「協働型コモンズ」です。
とりあえずは、この対談をご覧いただき、なぜ私が「松田プラン」や「協働型
コモンズ」を唱えているのか、井上氏の言葉からのアプローチでご理解を深め
ていだたければ幸いです。
この対談は、前記の国民民主党の玉木代表との対談よりも、さらに、次なる社
会の在り方にまで踏み込んだ経済政策論となりました。お金そのものの考え方
を、従来の金利付き債務の発想から脱却させる必要があります。マネーも経済
学も財政も社会も大きく変わろうとしています。この流れに多くの方々がつい
ていっていただければ、日本も未来が拓けると思います。
◆特番『城内議員に訊く!台湾との連携は安全保障の要だ。』
ゲスト:衆議院議員 城内実氏
https://youtu.be/oMaX2JX2o2w
<松田学よりひとこと>
対中国抑止策の一環として、このところ日米会談でもG7の場でも「台湾海峡」
の明記が続いていますが、日本にとって台湾の安全保障は自国防衛並みに重要。
世界的な戦略家であるルトワック氏は、日本にとっては尖閣以上に台湾だとし
ています。そのルトワック氏が松田政策研究所チャンネルで菅総理へのアドバ
イスとして述べていたのが、軍事力の強いスウェーデーンがフィンランドに対
して水面下で続けてきた支援を日本もやるべきだということ。結果として、フ
ィンランドはソ連から一度も侵攻されずに済んだ…。
では、日本は台湾に対して具体的にどんなことをすべきなのか…。自民党でも
台湾派であり、保守団結の会の世話人として日台関係に取り組んでいる城内実
・衆議院議員(元外務副大臣)と、本チャンネル三度目の対談をいたしました。
対中国で意識すべき問題はもう一つ、日本の外交体制が中国に比して弱いこと。
大使館等の強化は、慰安婦など国際世論対策の上でも喫緊の課題。
さらにもう一つ、対中国で喫緊の課題は、日本の対応が国際社会の中で遅れて
いるウイグル人権問題。何がネックなのか…明確な答えはお立場上できなくて
も、やはり、敵は党内にあり、でした。
◆特番『”明治の日”制定で祝日の見直しと子供たちへ正しい歴史教育を!』
ゲスト:千葉県議会議員 田沼たかし氏
https://youtu.be/zMTE0vHILrs
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介した田沼たかしさんとの対談です。ぜひ、田沼さんご本
人の言葉で内容をお確かめください。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 出生率5年連続最低、”公共の福祉”による私権制
限を考える
https://youtu.be/fNxD2Ha0kEQ
<松田学よりひとこと>
コロナでの過剰な自粛が少子化に拍車をかけています。「出生数」はおよそ84
万人で、統計を取り始めて以降で最少。結婚数も戦後最少、希望退職者は増え
ています。営業の自由を始めとする私権制限は法的根拠があいまいなまま受け
容れられていますが、緑のおばさんのもとで全国的にも厳しい措置を取ってい
る東京都には私権制限の意識が薄いそうです。8時になったらみんな、家にお
帰りください…コロナ疲れは若い世代ほど激しいという調査も出てきました。
失策が生む「失われた世代」にならないことを祈ります。
◆松田学のニュース解説【6/28イベント告知あり】飲食業はもうもたない!
緊急事態宣言延長へ反論
https://youtu.be/4BEg0F2O-nw
<松田学よりひとこと>
これまでこのメルマガでもご案内してきました6月28日13時半からの時局講
演会「日本コロナの真相とポストコロナ時代の緊急課題」につきましては、こ
の番組と前記のチャンネル桜での事前告知で一挙に申込者が増え、配信された
6月22日に一気に満員御礼となりました。衆議院第一議員会館地下1階大会議
室の会場は300名収容ですが、この日に申し込みをされた方は270名となり、
いったん、申し込みを締め切りましたが、キャンセルも出ていますので、もし
かすると、お問い合わせいただければ、まだ参加可能かもしれません。
(お問い合わせ先:mpi.eventinfo@gmail.com)
これだけご関心が高いのも、メディアで報じられているのは何かがおかしいと
気付いている方々が増えているからかもしれません。この視点から正論があち
こちから出ています。松田政策研究所チャンネルを日頃からご覧いただいてい
たとおっしゃっておられたグローバルダイニングの長谷川社長の東京都に対す
る提訴に続き、日経新聞に名酒「獺祭」の社長さんが、そして、昭和食品工業
の社長さんも「もう黙っていることができません」との全面広告。いずれも科
学的根拠に基づいた内容になっています。この番組ではさらに、前述の「参政
党の新型コロナウイルス感染症対策」についても、ご説明いたしました。
◆松田学のニュース解説 えっ!ビットコインをエルサルバドルが法定通貨へ!?
https://youtu.be/BFA03kvBER8
<松田学よりひとこと>
通貨ではないとされてきた仮想通貨を法定通貨にする国が現れました。元々米
ドルを使用し、自国の法定通貨のないエルサルバドルです。この国では人口の
70%が銀行口座を持っておらず、従来の金融サービスを利用できない人にスマ
ートフォンなどを通じた決済手段を提供するというのが理由です。この番組で
は、なぜデジタル人民元が世界に普及する可能性があるのかについても解説し
ました。銀行インフラは整っていないが、国民が皆、スマホを使っている国が
多いのが新興国や途上国。こうした国々にとってはデジタル通貨の利便性こそ
が、通貨の信用を裏付ける価値。通貨の概念がこれから大きく変わろうとして
います。
◆松田学のニュース解説:韓国"竹島"表記のオリンピック委員会HPに抗議
https://youtu.be/6jGkn4fF-BU
<松田学よりひとこと>
また韓国がおかしなことを…。東京五輪のホームページ(HP)の日本地図に
竹島が掲載されているとして、韓国で「五輪ボイコット」を求める声が広まり
ました。とは言っても、掲載された地図を見ても、あまりに小さくて肉眼では
確認できません。「反日無罪」、日本にはどんな理不尽なことを言ってもよい、
日本は足元をみられています。どうも最近では、反日で支持率を上げることは
困難になっているようですが、竹島だけは別。韓国人としての気概が問われる
とか。この番組では、竹島問題の由来も解説しました。
さらに、先日、元徴用工の賠償請求を韓国地裁が却下したニュースも取り上げ
ました。日本にとっては真っ当な判決ですが、政治や世論次第でコロコロかわ
る韓国司法、今回の判決の背景には、「文政権はこれ以上続かないだろう、文
政権が任命した左翼系裁判官もいなくなるだろう。自分の裁判官とてしての良
心に従っても大丈夫だろう。」という裁判官の判断があったとされています。
◆松田学のニュース解説
政府、成長戦略を閣議決定!その中身は?ブロックチェーンにも言及
https://youtu.be/QkzWfKj6MAU
<松田学よりひとこと>
昨日オンエアーされたBS・テレ東の「松田学の未来経済タイムズ」、第三回の
「ブロックチェーン」の事前告知も兼ねて、政府の成長戦略についての解説を
配信したものです。今回の成長戦略の注目点は、ブロックチェーンの振興が政
府の政策の中核の中にいよいよ位置づけられたことです。成長戦略自体は、グ
リーン、デジタル、活力ある地方づくり、少子化対策を「日本の未来を拓く4
つの原動力」とする今年の「骨太の方針」を反映したものですが、ここにブロ
ックチェーンが入ったのは、自民党でブロックチェーン推進議連が結成された
動きと無関係ではないでしょう。
この議連の会長である木原誠二・衆議院議員(財務省の後輩)が先日、本チャ
ンネルで私との対談で、奇しくも(なのか、それとも、私が普段から発信して
きた内容を知っているからか存じませんが…)、私が言っていることとほとん
ど同じことをブロックチェーンについて述べていましたが、同議連からの平井
大臣への提言を受け、デジタル庁にはブロックチェーン担当が置かれることに
なりました。いよいよ、そこが各省の若手たちをバックアップしながら、霞が
関がブロックチェーンの社会実装に本格的に乗り出す体制ができることになり
ます。
今回の成長戦略のもう一つの目玉は半導体でしょう。この半導体については、
このとろ「3A」(安倍、麻生、甘利)ということで注目されている甘利明・
衆議院議員(元経済再生相、現党税調会長)と、日本の半導体戦略や経済安全
保障をめぐって対談を収録いたしました。すでに配信されていますので、次回、
このメルマガで改めてご紹介します。
◆松田学のニュース解説
横倉前日本医師会会長が提言!『日本医師会は努力が足りなかった・・』
https://youtu.be/bb2Nf8pR_lY
<松田学よりひとこと>
日本のコロナ禍も国民の行動抑制も、ひとえに日本の医療界や医師会の問題が
もたらしている面が大きいといえますが、内部からも批判が出てきました。横
倉・前日本医師会会長です。「日医として努力が足りなかった。新型コロナに
対処できる体制を地域ごとにつくれるよう動くべきだ。感染症に対応できる医
師の連携体制を整えないといけなかった」。「日本寿司会」とも揶揄されるこ
とになった現日医の中川会長がやや左寄りとされるのに対し、横倉氏のおっし
ゃることは正論。東京五輪については「開催を約束した国際的な信用も考えな
いといけない。防止策を徹底して開けるよう努めるのが大事だ」。憲法に緊急
事態条項をともおっしゃっています。
ここではさらに、今回のコロナ対応に係る批判として、専門家会議分科会や医
療界の不手際などを指摘する議論もご紹介しています。「分科会の機能不全は、
感染症以外の医学者が入っていないために、そもそも『医療体制』の議論がで
きなかったことにある。英国には「非常時科学諮問委員会」があり、2011年の
東日本大震災・福島第一原発事故の際にも招集され、地質学者、気象学者、放
射線衛生の専門家、行動科学者など、多様な分野の専門家が、さまざまな可能
性のあるシナリオを迅速にモデル化したそうです。日本にも真の専門家による
分野横断的な危機管理体制が必要です。
◆松田学のニュース解説 ”ワクチン”情報続報、政府『予想を上回るスピード』
https://youtu.be/t4ra5mEAOlw
<松田学よりひとこと>
政府も大規模接種会場で、トヨタ自動車もソフトバンクグループも大規模な職
域接種…日本でもものすごい動きでワクチン接種が進んでいます。トヨタでは
トヨタ式生産方式まで導入されたようで…。この番組では、日本のワクチン接
種事情について解説しました。ただ、やはり国民の間に不安がないわけではな
く、かかりつけ医に相談しながらの接種を希望する方々が多いようです。政府
は台湾に続き、ベトナムにもワクチンを供与…。またアストラゼネカ製のよう
ですが、大丈夫でしょうか。この番組ではワクチンそのものに対する判断や評
価は一切せず、情況の報告に徹しましたが、それでも関心が高いようで、そこ
そこの視聴数になっています。
◆松田学のニュース解説
河野大臣”不妊はデマ”発言は本当か?”ワクチン&治療薬”最新情報
https://www.youtube.com/watch?v=Qxt5wmBpUv4
<松田学よりひとこと>
「デマ」と言っていいのでしょうか…?河野大臣はちょっと踏み込み過ぎでは?
前記のチャンネル桜のビデオレターでは、ワクチンの副反応や後遺症などにつ
いて詳しく解説していますが、松田政策研究所チャンネルでは、この番組で解
説しました。内容が内容ですので、チャンネル2で配信しています。いずれも
公的機関やファイザーなどが示しているワクチンのリスク。こういうものが出
ている限り、「デマ」との決めつけはあまりに乱暴でしょう。河野大臣が示し
ている論拠も全くズレています。ここではさらに、台湾に日本が供与したアス
トラゼネカ製ワクチンで死者が発生したニュースも取り上げました。外交上も
大丈夫なのでしょうか…。感謝が激怒に、中国派高笑い…とならないことを祈
ります。
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『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3. 編集後記
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こんにちは事務局です。
「陛下は開催で感染拡大しないか懸念と拝察」宮内庁長官
6/24朝日新聞デジタル
この西村宮内庁長官の発言は特に保守系論壇の間で大きな問題となっている。
“拝察とはなんだ?”“陛下の政治利用”ではないか?など。西村長官は「私が肌
感覚として受け止めているということ」とし、「直接そういうお言葉を聞いたこ
とはない」と説明した。とのこと、真意やいかに?
https://www.asahi.com/articles/ASP6S54Z2P6SUTIL02L.html
松田学通信編集部
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〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
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1. 松田学 コラム
子どもたちに注ぐべきはワクチンではなく、日本国の素晴らしさを
~すべての答は「日本人に返れ」にあり~
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いつまでもコロナモードが続く世の中ですが、最近ではワクチンと東京五輪が
ニュースネタを占めるなかで、先週からは「選挙モード」も強まってきていま
す。通常国会も閉会し、代議士たちは秋の総選挙に向けて地元に張り付き始め
ました。総選挙の動向を占うとされる東京都議選も6月25日に告示。ところが、
その3日前に、コロナもワクチンも五輪も都議選も、いずれも主役であるはず
の小池都知事が忽然と姿を消しました。
緑のおばさん、色々な噂が飛び交っているようです。仮病だとか、都議会選で
惨敗が予想される都民ファーストからさっさと逃げて候補者たちを裏切ったと
か、今度の総選挙では、先日起訴された菅原前衆議院議員の選挙区で自民党か
ら出馬するとか…どうなることか存じませんが、ご体調のことが本当だとして
も、ここまで言われるのは身から出た錆…?
五輪といえば、このところ、天皇陛下が感染拡大を心配しているとおっしゃっ
ているかどうかで大騒ぎ。もし、そうおっしゃったとしても、これをもって陛
下は東京五輪に否定的だと解釈すること自体が、天皇を不当に政治利用するも
のでしょう。天皇は国を「統らす(しらす)」、つまり民の状況をつぶさに知
り、民のために祈る存在だということも知らないのでしょうか?民が心配だか
ら祈る、そのお立場から、感染対策をきちんとしてほしいというお気持ちを表
されたのだとすれば、それは東京五輪に対する疑問の表明でも政治的発言でも
ないはず。天皇について、もっと勉強しなければならないと思います。
このことも含め、日本がどのような歴史を歩んできた国なのか、正しく知る国
民は決して多くありません。「八紘一宇」を軍国主義だと思い込んでいる日本
人がほとんどです。松田政策研究所チャンネルで過日、対談をした葛城奈海さ
んは、和を守るためにこそ「尚武の精神」を!!日本人は「戦うことを忘れたの
ですか」、やわらかい物腰で穏やかに、大和なでしこからこう問いかけられる
と、説得力が違います。自分たちは日本人だった…。
戦ってでも守ろうとするものがない人生とは、いったい何だったのか。天皇の
もとに家族のようにまとまり、神が宿る自然を原点とする素晴らしい国。やは
り、日本について知る営みこそが、未来に向けたすべての出発点だということ
を痛感させてくれる対談でした。今回は、私たちが知るべき日本とは何なのか、
あらためて考えてみたいと思います。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/5bhzx7j4
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2. 活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆6/22配信 ch桜
【松田学】「常識」が命を守る~ワクチンのリスクとゼロコロナの穴を今一度!
[R3/6/22]
https://youtu.be/i2AteVJOK_U
<松田学よりひとこと>
緊急事態宣言からマンボウへ…やっている対策があまりにちぐはぐ。ワクチン
のリスクについては今号のコラムで簡単に整理していますが、このビデオレタ
ーでは特にこの問題を取り上げ、少し詳しく解説しました。視聴者の関心がや
はり高いのか、この番組にしては再生回数5万以上と、高い視聴数になってい
ます。同時に、この番組では6月28日の時局講演会についてもご案内しました
が、後記の松田政策研究所チャンネルのニュース解説でも同日に告知したため
か、この日に「満員御礼」になりました。やはりコロナへの関心は高い…。
◆6/25配信 参政党 免疫力を強化する以外に「コロナ収束」への道はない!
【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学】#101
https://youtu.be/eWFwLG9yyB0
<松田学よりひとこと>
ここでは今回、私がとりまとめた「参政党の新型コロナウイルス感染症対策」
を私が発表しました。基本方針「新型コロナのモードチェンジ…正しい感染症
の知識を普及して『コロナ脳』から脱却、国民の行動制限やワクチンに頼らず、
日常生活を早く正常化し、免疫力の強化と機動的な医療システム構築でコロナ
禍を克服、自由と健康の両立を実現。」のもと、以下を主要な柱としています。
・ウイルス感染症に関する正しい科学的知識の啓発活動とリスクコミュニケー
ション推進。
・新型コロナウイルス感染症に関する科学的な基準を再設定。
・ウイルスの「毒性」を決めているのは人間の側の免疫力、免疫力の強化以外
に「収束」への道はないという感染症対策の基本に立ち返る。
・「緊急事態宣言」、「自粛要請」、「まん延防止等重点措置」を撤廃、経済
活動を再開して社会を正常化。
・健康な人、無症状の人へのPCR検査による感染症判定を廃止。症状ある人
にのみ、医師の診断の上、所要の検査(抗原検査、肺CTなど)。インフル
エンザと同じ検査体制に。
・医療機関が対応するのは発症者であって陽性者ではない…この感染症の基本
に立ち返る。
・休業、時短要請など知恵のない一律規制をやめ、もっと知恵を出して「選択
と集中」で対策にメリハリを。…敵は無限、戦力は限定。逐次分散型戦力投
入から転換。
・ワクチンは任意接種。接種、非接種による差別、偏見、規制は許さない。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『積極財政で日本再生へ!国民民主党の”経済政策”は?』
ゲスト:国民民主党代表 衆議院議員 玉木雄一郎氏
https://youtu.be/FQBhz2rwnkE
<松田学よりひとこと>
コロナ禍から脱する局面に向けて必要なのは、惜しみない積極財政。経済政策
の世界の潮流が変わった。二人ともかつては財政規律を言っている財務官僚だ
ったことなど忘れ去っております。米国は「高圧経済」、冷温経済の日本は
「過熱経済」へ。デフレに戻り、対外純資産残高も世界一の日本は、米国より
も副作用なく、これができる条件が整っている。
財政政策こそ「フォワードガイダンス」を…これは、中央銀行が将来の金融政
策の方針を前もって表明することを意味するものですが、財政政策にこれを取
り入れる。財政は10年20年先までコミットする長期計画的な財政支出を。
金融政策は量の緩和を続けながらも、質を変える…望ましい分野への投資の財
源を選別して国債やETFを買うことでメッセージを出す。
これこそが、玉木雄一郎代表が総選挙に向けて打ち出す国民民主党のポリシー
ミックス。何としても、イエレンの言う「負の履歴効果」から日本全体を脱却
させないと、コロナで強まった少子高齢化は止まらないし、未来への希望は開
かれない。先輩たちがこんなことを言っていると財務省は困る?
彼らが困らないためにも、建設国債を、人づくりなど未来への投資は起債対象
とする「投資国債」へと制度そのものを変えるべし…この点で国民民主党とは
握れる政党だといえます。当チャンネルでは玉木代表との対談は3度目になり
ます。
「これだけの内容の対談は今までなかった、ぜひ拡散しなければ」対談を終え
た直後の玉木代表の弁でした。確かに、これだけ現在の世界の潮流を踏まえた
マクロ経済政策の在り方を分かりやすく整理した議論はなかなか見られないと
思いますので、国民民主党を支持する、しないに関係なく、皆様におかれては
視聴数をもっと増やしてあげていだたければ幸いです。
ただ、最後にひと言、コメントすれば、私には「松田プラン」という秘策があ
りますので、恐らく、誰よりも大胆な積極財政論を主唱できるのは私でしょう。
◆特番『戦うことは”悪”ですか?”和”を守るための武こそ大和魂!』
ゲスト:ジャーナリスト 葛城奈海氏
https://youtu.be/ttP305opbDA
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介した葛城奈海さんとの対談です。ぜひ、葛城さんご本人
の言葉で内容をお確かめください。
◆特番『AI情報化時代は”レイバリズム”からの脱却!ポストコロナの日本経
済処方箋』ゲスト:駒澤大学経済学部准教授 井上智洋氏
https://youtu.be/DhFmKmFqPrk
<松田学よりひとこと>
財政のパラダイムシフトはもはや、世界の潮流です。このままだと日本だけ、
時代についていけなくなり、コロナに続いてさらなる敗戦に…。そもそも経済
学は工業時代のもの、情報化時代には通用しない。いまの仕組みだと、マネー
を増やすことができるのは国債増発だけ。仕組みを変えて、国債をマネーに変
えればよい。井上智洋・駒澤大学経済学部准教授がこの番組で述べていること
は、若干のニュアンスの違いはあっても、基本にある考え方は「松田プラン」
とほぼ共通しています。
松田プランの説明で皆さん、なかなか理解しないのは、国債発行→日銀が購入
(→永久国債への乗り換え)まではいいのですが、その国債をマネーに変える
という点。分かっている学者はちゃんと分かっています。松田プランでは、そ
のお金とは、政府発行デジタル円だと言っているもの。
ここでの議論はそれにとどまりません。社会の在り方という面においても、AI
とロボットが普及すれば、労働に対する考え方が大きく変わる。井上氏は、そ
もそも労働意欲とか、努力や才能に応じて報酬をという考え方は、富国強兵の
近代の考え方に過ぎず、皆が洗脳されてきたもの、労働は人間の生き方の選択
肢の一つに過ぎなくなるとしています。ギリシャのポリスでは労働は奴隷が担
うもの、そこから解放されたポリスの市民たちが政治や、後世に何かを残すこ
とに携わっていた…。そもそも能力や努力とは、運に過ぎず、運の良し悪しの
前に、誰もが人権をもっており、働かないで生きていく人たちにも人権や価値
があるという時代になるだろう。
まさに、すでにITで起こりつつある限界費用ゼロ社会では、そのような考え方
が成り立ってくるのですが、では、ルーティンの労働から解放された人間は何
を生き甲斐や励みにしていくのかという点で、私は井上氏とは少し違う考え方
を提唱してきました。それが、情報技術の発展が可能にするユーティリティト
ークンが支える「各人が自ら価値を創造し、それに共鳴する人々が支え合う社
会」、つまり、競争の論理とは異なる「協働型コモンズ」です。
とりあえずは、この対談をご覧いただき、なぜ私が「松田プラン」や「協働型
コモンズ」を唱えているのか、井上氏の言葉からのアプローチでご理解を深め
ていだたければ幸いです。
この対談は、前記の国民民主党の玉木代表との対談よりも、さらに、次なる社
会の在り方にまで踏み込んだ経済政策論となりました。お金そのものの考え方
を、従来の金利付き債務の発想から脱却させる必要があります。マネーも経済
学も財政も社会も大きく変わろうとしています。この流れに多くの方々がつい
ていっていただければ、日本も未来が拓けると思います。
◆特番『城内議員に訊く!台湾との連携は安全保障の要だ。』
ゲスト:衆議院議員 城内実氏
https://youtu.be/oMaX2JX2o2w
<松田学よりひとこと>
対中国抑止策の一環として、このところ日米会談でもG7の場でも「台湾海峡」
の明記が続いていますが、日本にとって台湾の安全保障は自国防衛並みに重要。
世界的な戦略家であるルトワック氏は、日本にとっては尖閣以上に台湾だとし
ています。そのルトワック氏が松田政策研究所チャンネルで菅総理へのアドバ
イスとして述べていたのが、軍事力の強いスウェーデーンがフィンランドに対
して水面下で続けてきた支援を日本もやるべきだということ。結果として、フ
ィンランドはソ連から一度も侵攻されずに済んだ…。
では、日本は台湾に対して具体的にどんなことをすべきなのか…。自民党でも
台湾派であり、保守団結の会の世話人として日台関係に取り組んでいる城内実
・衆議院議員(元外務副大臣)と、本チャンネル三度目の対談をいたしました。
対中国で意識すべき問題はもう一つ、日本の外交体制が中国に比して弱いこと。
大使館等の強化は、慰安婦など国際世論対策の上でも喫緊の課題。
さらにもう一つ、対中国で喫緊の課題は、日本の対応が国際社会の中で遅れて
いるウイグル人権問題。何がネックなのか…明確な答えはお立場上できなくて
も、やはり、敵は党内にあり、でした。
◆特番『”明治の日”制定で祝日の見直しと子供たちへ正しい歴史教育を!』
ゲスト:千葉県議会議員 田沼たかし氏
https://youtu.be/zMTE0vHILrs
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介した田沼たかしさんとの対談です。ぜひ、田沼さんご本
人の言葉で内容をお確かめください。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 出生率5年連続最低、”公共の福祉”による私権制
限を考える
https://youtu.be/fNxD2Ha0kEQ
<松田学よりひとこと>
コロナでの過剰な自粛が少子化に拍車をかけています。「出生数」はおよそ84
万人で、統計を取り始めて以降で最少。結婚数も戦後最少、希望退職者は増え
ています。営業の自由を始めとする私権制限は法的根拠があいまいなまま受け
容れられていますが、緑のおばさんのもとで全国的にも厳しい措置を取ってい
る東京都には私権制限の意識が薄いそうです。8時になったらみんな、家にお
帰りください…コロナ疲れは若い世代ほど激しいという調査も出てきました。
失策が生む「失われた世代」にならないことを祈ります。
◆松田学のニュース解説【6/28イベント告知あり】飲食業はもうもたない!
緊急事態宣言延長へ反論
https://youtu.be/4BEg0F2O-nw
<松田学よりひとこと>
これまでこのメルマガでもご案内してきました6月28日13時半からの時局講
演会「日本コロナの真相とポストコロナ時代の緊急課題」につきましては、こ
の番組と前記のチャンネル桜での事前告知で一挙に申込者が増え、配信された
6月22日に一気に満員御礼となりました。衆議院第一議員会館地下1階大会議
室の会場は300名収容ですが、この日に申し込みをされた方は270名となり、
いったん、申し込みを締め切りましたが、キャンセルも出ていますので、もし
かすると、お問い合わせいただければ、まだ参加可能かもしれません。
(お問い合わせ先:mpi.eventinfo@gmail.com)
これだけご関心が高いのも、メディアで報じられているのは何かがおかしいと
気付いている方々が増えているからかもしれません。この視点から正論があち
こちから出ています。松田政策研究所チャンネルを日頃からご覧いただいてい
たとおっしゃっておられたグローバルダイニングの長谷川社長の東京都に対す
る提訴に続き、日経新聞に名酒「獺祭」の社長さんが、そして、昭和食品工業
の社長さんも「もう黙っていることができません」との全面広告。いずれも科
学的根拠に基づいた内容になっています。この番組ではさらに、前述の「参政
党の新型コロナウイルス感染症対策」についても、ご説明いたしました。
◆松田学のニュース解説 えっ!ビットコインをエルサルバドルが法定通貨へ!?
https://youtu.be/BFA03kvBER8
<松田学よりひとこと>
通貨ではないとされてきた仮想通貨を法定通貨にする国が現れました。元々米
ドルを使用し、自国の法定通貨のないエルサルバドルです。この国では人口の
70%が銀行口座を持っておらず、従来の金融サービスを利用できない人にスマ
ートフォンなどを通じた決済手段を提供するというのが理由です。この番組で
は、なぜデジタル人民元が世界に普及する可能性があるのかについても解説し
ました。銀行インフラは整っていないが、国民が皆、スマホを使っている国が
多いのが新興国や途上国。こうした国々にとってはデジタル通貨の利便性こそ
が、通貨の信用を裏付ける価値。通貨の概念がこれから大きく変わろうとして
います。
◆松田学のニュース解説:韓国"竹島"表記のオリンピック委員会HPに抗議
https://youtu.be/6jGkn4fF-BU
<松田学よりひとこと>
また韓国がおかしなことを…。東京五輪のホームページ(HP)の日本地図に
竹島が掲載されているとして、韓国で「五輪ボイコット」を求める声が広まり
ました。とは言っても、掲載された地図を見ても、あまりに小さくて肉眼では
確認できません。「反日無罪」、日本にはどんな理不尽なことを言ってもよい、
日本は足元をみられています。どうも最近では、反日で支持率を上げることは
困難になっているようですが、竹島だけは別。韓国人としての気概が問われる
とか。この番組では、竹島問題の由来も解説しました。
さらに、先日、元徴用工の賠償請求を韓国地裁が却下したニュースも取り上げ
ました。日本にとっては真っ当な判決ですが、政治や世論次第でコロコロかわ
る韓国司法、今回の判決の背景には、「文政権はこれ以上続かないだろう、文
政権が任命した左翼系裁判官もいなくなるだろう。自分の裁判官とてしての良
心に従っても大丈夫だろう。」という裁判官の判断があったとされています。
◆松田学のニュース解説
政府、成長戦略を閣議決定!その中身は?ブロックチェーンにも言及
https://youtu.be/QkzWfKj6MAU
<松田学よりひとこと>
昨日オンエアーされたBS・テレ東の「松田学の未来経済タイムズ」、第三回の
「ブロックチェーン」の事前告知も兼ねて、政府の成長戦略についての解説を
配信したものです。今回の成長戦略の注目点は、ブロックチェーンの振興が政
府の政策の中核の中にいよいよ位置づけられたことです。成長戦略自体は、グ
リーン、デジタル、活力ある地方づくり、少子化対策を「日本の未来を拓く4
つの原動力」とする今年の「骨太の方針」を反映したものですが、ここにブロ
ックチェーンが入ったのは、自民党でブロックチェーン推進議連が結成された
動きと無関係ではないでしょう。
この議連の会長である木原誠二・衆議院議員(財務省の後輩)が先日、本チャ
ンネルで私との対談で、奇しくも(なのか、それとも、私が普段から発信して
きた内容を知っているからか存じませんが…)、私が言っていることとほとん
ど同じことをブロックチェーンについて述べていましたが、同議連からの平井
大臣への提言を受け、デジタル庁にはブロックチェーン担当が置かれることに
なりました。いよいよ、そこが各省の若手たちをバックアップしながら、霞が
関がブロックチェーンの社会実装に本格的に乗り出す体制ができることになり
ます。
今回の成長戦略のもう一つの目玉は半導体でしょう。この半導体については、
このとろ「3A」(安倍、麻生、甘利)ということで注目されている甘利明・
衆議院議員(元経済再生相、現党税調会長)と、日本の半導体戦略や経済安全
保障をめぐって対談を収録いたしました。すでに配信されていますので、次回、
このメルマガで改めてご紹介します。
◆松田学のニュース解説
横倉前日本医師会会長が提言!『日本医師会は努力が足りなかった・・』
https://youtu.be/bb2Nf8pR_lY
<松田学よりひとこと>
日本のコロナ禍も国民の行動抑制も、ひとえに日本の医療界や医師会の問題が
もたらしている面が大きいといえますが、内部からも批判が出てきました。横
倉・前日本医師会会長です。「日医として努力が足りなかった。新型コロナに
対処できる体制を地域ごとにつくれるよう動くべきだ。感染症に対応できる医
師の連携体制を整えないといけなかった」。「日本寿司会」とも揶揄されるこ
とになった現日医の中川会長がやや左寄りとされるのに対し、横倉氏のおっし
ゃることは正論。東京五輪については「開催を約束した国際的な信用も考えな
いといけない。防止策を徹底して開けるよう努めるのが大事だ」。憲法に緊急
事態条項をともおっしゃっています。
ここではさらに、今回のコロナ対応に係る批判として、専門家会議分科会や医
療界の不手際などを指摘する議論もご紹介しています。「分科会の機能不全は、
感染症以外の医学者が入っていないために、そもそも『医療体制』の議論がで
きなかったことにある。英国には「非常時科学諮問委員会」があり、2011年の
東日本大震災・福島第一原発事故の際にも招集され、地質学者、気象学者、放
射線衛生の専門家、行動科学者など、多様な分野の専門家が、さまざまな可能
性のあるシナリオを迅速にモデル化したそうです。日本にも真の専門家による
分野横断的な危機管理体制が必要です。
◆松田学のニュース解説 ”ワクチン”情報続報、政府『予想を上回るスピード』
https://youtu.be/t4ra5mEAOlw
<松田学よりひとこと>
政府も大規模接種会場で、トヨタ自動車もソフトバンクグループも大規模な職
域接種…日本でもものすごい動きでワクチン接種が進んでいます。トヨタでは
トヨタ式生産方式まで導入されたようで…。この番組では、日本のワクチン接
種事情について解説しました。ただ、やはり国民の間に不安がないわけではな
く、かかりつけ医に相談しながらの接種を希望する方々が多いようです。政府
は台湾に続き、ベトナムにもワクチンを供与…。またアストラゼネカ製のよう
ですが、大丈夫でしょうか。この番組ではワクチンそのものに対する判断や評
価は一切せず、情況の報告に徹しましたが、それでも関心が高いようで、そこ
そこの視聴数になっています。
◆松田学のニュース解説
河野大臣”不妊はデマ”発言は本当か?”ワクチン&治療薬”最新情報
https://www.youtube.com/watch?v=Qxt5wmBpUv4
<松田学よりひとこと>
「デマ」と言っていいのでしょうか…?河野大臣はちょっと踏み込み過ぎでは?
前記のチャンネル桜のビデオレターでは、ワクチンの副反応や後遺症などにつ
いて詳しく解説していますが、松田政策研究所チャンネルでは、この番組で解
説しました。内容が内容ですので、チャンネル2で配信しています。いずれも
公的機関やファイザーなどが示しているワクチンのリスク。こういうものが出
ている限り、「デマ」との決めつけはあまりに乱暴でしょう。河野大臣が示し
ている論拠も全くズレています。ここではさらに、台湾に日本が供与したアス
トラゼネカ製ワクチンで死者が発生したニュースも取り上げました。外交上も
大丈夫なのでしょうか…。感謝が激怒に、中国派高笑い…とならないことを祈
ります。
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『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
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3. 編集後記
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こんにちは事務局です。
「陛下は開催で感染拡大しないか懸念と拝察」宮内庁長官
6/24朝日新聞デジタル
この西村宮内庁長官の発言は特に保守系論壇の間で大きな問題となっている。
“拝察とはなんだ?”“陛下の政治利用”ではないか?など。西村長官は「私が肌
感覚として受け止めているということ」とし、「直接そういうお言葉を聞いたこ
とはない」と説明した。とのこと、真意やいかに?
https://www.asahi.com/articles/ASP6S54Z2P6SUTIL02L.html
松田学通信編集部
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