国際社会からも、目覚めよと呼ぶ声が聞こえ~G7で始まる歴史認識正常化プロセスと男系皇統~松田 学 通信 vol.171 2021.6.14
2021/06/14 (Mon) 08:30
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松田学通信vol.171 2021.6.14
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1. コラム
国際社会からも、目覚めよと呼ぶ声が聞こえ
~G7で始まる歴史認識正常化プロセスと男系皇統~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)6/28(月)時局講演会『日本コロナの真相とポストコロナ時代の緊急課題』
井上正康×山中泉×松田学
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(4)松田学のニュース解説
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
(1)各種 SNS紹介
3. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
国際社会からも、目覚めよと呼ぶ声が聞こえ
~G7で始まる歴史認識正常化プロセスと男系皇統~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
英国でG7首脳会議が開催されましたが、国際社会ではワクチンを打たない自
由がどんどん制約されています。全世界の成人の8割接種をめざす…。夏の観
光需要に向けてワクチンパスポートのほうも準備着々。世界中から裏情報が入
る某国際実業家が困っています。これだけ報道されざる犠牲者が出ているのに、
打たないと海外で仕事ができなくなる…?
それにしても、先日の国会での党首討論、国民の命か五輪かなどとあまり意味
のなさそうな議論が繰り返されていましたが、総理と官房長官ぐらいは私から
献本した本を読んでほしいもの。お読みになっても、「コロナ脳」の世の中で
は何もできないことは分かっていますが、不毛な議論を終わらせるためには野
党党首たちにも送ったほうがよい?先日、国民民主党の玉木代表に「どの政党
も『ゼロコロナ神話』のようですので」と申し上げつつお渡ししたところ、
「うちは違う。PCRもまったくおかしい。」…井上正康先生との共著「新型
コロナが本当にこわくなくなる本」、おかげさまで何度も重版を重ねています。
「専門家」の2文字目と3文字目の間に「バ」が入るそうですが、決して「専
門家」ではない私が、最近ではまるでコロナの伝道者のようです。いつまで経
っても、この話題、正しい知識が国民に共有されていないため、取り上げるテ
ーマが尽きません。
ただ、今回のG7サミットでは、コロナよりも、G7全体の地政学が北京を対
象とする動きへと大きく転換していることのほうを日本人はより強く認識すべ
きでしょう。西村幸祐氏と二度にわたり、安全保障のレジームチェンジを軸と
した対談をいたしましたが、その内容の重大性にも関わらず、視聴数が意外と
少ないことに、西村氏も首をかしげています。日本人はこういうことに関心が
ないのか…?
皇位継承に関する有識者会議がヒヤリングを行っていますが、未だに女系天皇
を容認する「有識者」が結構いるようです。新型コロナもそうですが、日本の
「専門家」は本当に何をやっているのか。こちらの専門家にも「バ」が入る方
がいるようです。
太古と同じ時空を伊勢神宮で共有する世界唯一の国において、天皇は定義から
して万世一系の男系、国家の根本を否定して日本を日本でなくする議論が平気
で横行していること自体に、国の存亡にかかわる危機が表徴されているように
みえます。日本人は決して「バ」が入るような国民ではないはず。正しい知識
から遮断されているだけ。
新型コロナもそうです。マスメディアを異常に信じる日本人にとって、自由主
義と全体主義を分断している「東京の壁」は、かつてのベルリンの壁よりも厚
いのかもしれません。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/4emc57hd
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
============================================
出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)6/28(月)時局講演会『日本コロナの真相とポストコロナ時代の緊急課題』
井上正康×山中泉×松田学
2021年6月28日(月)13 : 30~ 17:00 (受付開始 : 13:00 ~)
於:衆議院第一議員会館B1大会議室 無料
主催 : 松田政策研究所 後援:参政党
【詳細ご案内、お問合せ、申し込み先】
松田政策研究所 イベント事務局
↓↓↓
https://corona-shinsou.peatix.com/view
<松田学よりひと言>
この講演会のプログラムは後記の通りです。今回のコロナ禍は、新型コロナと
いう感染症について、あまりに間違った情報と政策、メディアの煽りによって
形成された国民の誤解がもたらしたもの。新著「新型コロナが本当にこわくな
くなる本」を私とともに著した井上正康先生と、話題の本「アメリカの終わり」
の著者である山中泉さんとともに、一日も早い社会の正常化に向けて講演会を
開催いたします。
新型コロナの医学的、疫学的な真相や、報道されざるアメリカの実態を知りた
い方、アフターコロナに向けての日本や世界の課題は何なのかを考えてみたい
方、どうぞお気軽にお申し込みください。
(1)新型コロナの世界像と“日本的失敗の本質…大阪市立大学名誉教授 井上 正康氏
(2)米国のお家事情と日米関係…在米国企業経営者 山中 泉 氏
(3)ポストコロナ時代の日本と世界の課題…松田政策研究所 代表 松田 学
(4)総合討論会と質疑応答
【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆6/11配信 参政党
菅首相 緊急事態条項「極めて重く大切な課題だ」…ボードメンバーの見解は?
【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学×篠原常一郎】#99
https://youtu.be/qgnA8Qv-7b4
<松田学よりひとこと>
自由主義社会の原則は、国民の権利を制限するのは法に基づく場合に限るとい
うこと。コロナでの緊急事態宣言では、東京都での「禁酒法」のように法的根
拠なき規制が数々講じられましたが、これは国民に統制に対して鈍感なマイン
ドを醸成するなど、かえって全体主義を強める危険性があります。過去の戦争
トラウマからか、日本国民は政府の権限強化にことさら警戒感を持ちますが、
憲法に緊急事態条項を盛り込むことで日本がファシズムになると考えること自
体、日本の民主主義に対する自信がないのかということになるのではないでし
ょうか。戦前とは民主主義の状況が大きく異なります。もし、政府が恣意的に
とんでもない統制をすれば、次の選挙で政権は落とされます。日本国民はそん
なこともできない国民ではないはずです。民主主義をもっと信頼し、国民の力
でチェックしていくということに、もっと意を用いることのほうを考えるべき
でしょう。多くの国の憲法に規定されている条項なのですから。
◆6/8配信 CHさくら
【松田学】ウイルスの感染リスクとワクチンの後遺症リスク、インド太平
洋地域における安全保障の日本リスク[R3/6/8]
https://youtu.be/9-e0hLht0qw
<松田学よりひとこと>
ワクチンによる後遺症のリスク(将来にわたって発生するもの)と新型コロナ
感染による重症化リスクのいずれが大きいか…。前者のほうが明らかに大きい
若者や子どもたちには絶対に打たせてはいけないでしょう。この番組では、
「医者がワクチンで人殺しなどできない」と涙ながらに私に訴えてきた女性開
業医が私に託した手紙を読み上げました。この問題に加え、取り上げたのは日
本の安全保障と憲法の問題。「日本よ、目覚めよ」…今号のコラムでも触れて
いる豪州のトムソン氏の著書もご紹介しながら、憲法9条が自衛のための武力
行使という国家主権の根本を否定している問題を改めて提起し、「自由で開か
れたインド太平洋」において日本がどんな役割を果たすべきなのか、戦略家の
ルトワック氏の提言にも触れながら論じています。
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『戦勝国の歴史認識と憲法改正、小室K氏問題と女系天皇論を斬る!』
ゲスト:批評家 西村幸祐氏
https://youtu.be/6CgFSJxWYa4
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介している西村幸祐氏との対談です。この動画でぜひ、西
村氏ご本人の言葉でお確かめください。
◆特番『”アナログ”が重要になる日本型デジタル社会構築の切り札!
ブロックチェーンで日本はイニシアチブを!』
ゲスト:自民党衆議院議員 木原誠二氏
https://youtu.be/zfglpVsvjEQ
<松田学よりひとこと>
ついに自民党がブロックチェーンを取り上げました。私の財務省の後輩でもあ
る木原誠二・衆議院議員が、ブロックチェーン推進議連を立ち上げ、その会長
に。ブロックチェーンといえば仮想通貨だと思っている人も多いですが、実は、
仮想通貨はその使い方のほんの一形態に過ぎず、しかも邪道?に過ぎません。
ブロックチェーンの本当の威力は、それを社会の様々な仕組みに実装すること
にこそあります。世界ではどんどん実装が進んでいるこの技術、日本ではまだ
官民とも十分に日が当たっていません。デジタル庁にもブロックチェーンのメ
ニューはありませんでしたが、先般、この議連が平井大臣に提言書を手交、大
臣はやると言っていたとのこと。各省庁でも20~30代の若手官僚はブロック
チェーンをやりたがっていますが、40代以上の年齢層がほとんど理解できない
のがネック。これからは、デジタル庁が横ぐし横断で、そうした各省庁の若手
をバックアップしていくことになりそうです。
こうして政府与党がブロックチェーンに取り組むようになることは、私が携わ
っている「デジタルアイデンティティ推進コンソーシアム」と相まって、将来
の「松田プラン」の道具立てがそろうことになるもの。マイナンバーカードが
スマホにアプリとして装着され、民間でもそのユースケースが拡大していく、
それが、ブロックチェーンを活用して法定暗号通貨が発行されることと合体し
ていく…。将来、各省庁の官僚たちがスマホに装着する行政サービスのアプリ
の開発を競い合うという霞が関の未来像も期待されます。
この対談で驚いたのは、私が普段からあちこちで発言していることとほとんど
同じ認識を木原議員が示したこと。それにしても、あまりに似ている…。私の
発言がいつの間にか世の中の動きとかみ合いながら、現実を前に進めていると
いうことなのかもしれません。いずれにしても、大変心強い思いのする対談と
なりました。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説
大坂なおみ選手、記者会見拒否問題とスポーツの政治利用
https://youtu.be/tnNADHTuEw8
<松田学よりひとこと>
大坂なおみ選手がなぜ、あんな行動をしたのだろうか…?スポーツ選手に対す
る報道の在り方の問題を指摘する声もありますが、彼女が精神的に追い詰めら
れていたとすれば、どうも、その背景には政治的なものがあるのではないか…。
そのような観点から解説を加えてみました。
彼女はリベラル勢力に巧みに利用されていたという見方があります。確かに、
近年ではBLMの活動やLGBT、反差別のアイコンとしてリベラルメディアに上
手く利用されてきました。彼女の現在の彼氏は米国の歌手で黒人のBLMの活動
家ともいわれます。また、昨年は彼女自身がテニスの大会中にBLMの抗議活動
を展開するなど、政治的発言も多数しています。スポーツ選手も政治に声を上
げるべきだ、と。マスクにジョージ・フロイトに関するメッセージを込めたり…。
そのようなことに疲れたのか…何かあったのかもしれません。やはり、スポー
ツの政治利用は決して良いことにならないということでしょう。
◆松田学のニュース解説:女系天皇容認!?加藤官房長官発言の真意は?
https://youtu.be/ipRdtDidwnU
<松田学よりひとこと>
男系男子を規定しているのは憲法ではない、そのように法律の説明をしている
だけの加藤官房長官の発言を「女系天皇容認」と受け止めるのはかなりミスリ
ーディングでしょう。そもそも天皇のあり方は法律を超えるものであり、日本
の国家そのもの。加藤長官も政治家としてもう少し、言い方の工夫が必要だっ
たかもしれません。ただ、法律論として考えた場合、男系男子を皇室典範とい
う一般法で定めたのは、いつか天皇制が廃止になることを目論んだGHQの策
謀だったという見方もあります。いずれにしても、日本の歴史を日本国民自身
がもっと知ることが何より大事。日本の原点は何か、2,600年という世界に類
例のない長きにわたって営まれてきた日本のアイデンティティとは何なのかに
ついての自覚があれば、男系女系の議論自体が不要になるはずです。
◆松田学のニュース解説
現在進行形、世界の諜報活動。米国、同盟国ドイツへの盗聴も!?
https://youtu.be/ghxdbYvFyiQ
<松田学よりひとこと>
「千人計画」で知られるようになりましたが、中国への技術流出にははなはだ
しいものがあり、経済安全保障が重要なテーマになっています。その中で、日
本の公安調査庁も体制を強化。テンセントの楽天への出資問題も話題になりま
したが、何といっても、中国は国民や企業に情報工作活動を義務付けている国
家情報法がある国です。中国内の日本の在外公館からも日本の情報が漏出して
いる可能性を否定できません。そこに雇われる現地職員は中国外務省傘下の国
営企業からの派遣。中国だけではありません。この番組では、もう一つ、米国
のスパイ活動についても取り上げました。米国がデンマーク当局からの協力を
得てドイツのメルケル首相の電話から盗聴活動を長期にわたって続けていたこ
とも、最近の報道で明らかに。ドイツは同盟国の盗聴は認められないと、米国
に説明を求めています。フランスのマクロン大統領もこれに同調する発言。日
本はこうした米中両国の狭間にあることを前提にして情報管理を徹底していく
必要があります。
◆松田学のニュース解説:菅政権支持率急落、”お注射”接種で反転攻勢
https://youtu.be/ZbtNbVn3T_U
<松田学よりひとこと>
菅政権の支持率が最低水準にまで落ち込みました。その起死回生の策はといえ
ば、今やワクチン頼り。東京五輪を前に、菅政権は焦ってワクチン接種を加速
させています。政府はさらに、危機管理上の課題として国産ワクチン開発体制
の強化にも乗り出しました。ただ、こんな状況で東京五輪はできるのか…。五
輪選手に対して徹底的な感染対策を政府も自治体も講じています。豪州のチー
ムが来日し、これを五輪に向けた弾みにしたいとしていますが、迎え入れる自
治体では市民との交流もできない。これでは何のための選手受け入れなのか…。
もはや中止も延期もあり得ませんが、理想をいえば、五輪開催は国民と選手た
ちが心置きなく交流できる来年に延期すべきだったのかもしれません。ただ、
免疫学の知識を世界が正しく共有しなければ、いつまで経っても本来の五輪は
人類社会に戻らない…。ウイルス変異は永久に続くのですから。
◆松田学のニュース解説
TV離れ!?”若者”は既にTVは見ない。NHK実態調査
https://youtu.be/g5hS-883YKg
<松田学よりひとこと>
10~20代の約半数が、ほぼテレビを見ていないようです。テレビよ、さような
ら、ネットよ、こんにちは…人々の情報収集手段がマスメディアからネットへ
とどんどん流れているのが現在の潮流ですが、ネットにはネットで色々な問題
があります。例えば、自分の関心に応じてしか検索しないことによって、自分
の見たいものに即してしか現実を捉えられなくなり、自らの意見が増幅してい
くというエコーチェンバー効果。そして、プラットフォーマーによる検閲で言
論や表現の自由が弾圧されているという問題。公序良俗違反を規制するのは、
ある程度やむを得ないとしても、規制はやはり、法に基づいた規制であるべき
です。この番組では、クローズの会員制動画という、性格としては内輪の会話
に対してまで、規制が入っているという問題も取り上げました。
◆松田学のニュース解説:尾身会長「東京オリパラ普通は開催ない」発言!?
https://youtu.be/5twNICNYrK0
<松田学よりひとこと>
国民の命や健康と東京五輪とどっちが大事か、といった議論がなされています
が、五輪開催で本当に感染拡大が起こるのでしょうか。来日する選手たち等に
対する徹底的な隔離措置に加え、各国の五輪委員会(NOC)は随行医療専門家
を増やし、日本への医療負担を軽減することを決めています。尾身会長のこの
発言、「五輪をやる意味を明確にしてほしい」と、専門家の矩を超えたが如き
の発言へと続いたのですが、「意味」はあまりに明確です。これが「平和の祭
典」であることを忘れたのでしょうか。五輪はどの国もが一つのルールのもと
にフェアプレイをする場です。コロナパンデミック中での世界の分断の一方で
覇権国の伸長がはなはだしい現在だからこそ、日本が五輪を開催し、一部の覇
権国も含めて、一つの場で一つのルールのもとで世界中の国々がフェアプレイ
をする場を提供する。そこにはものすごく大きな意味があるはずです。日本は
志を忘れた国になってはいけません。
◆松田学のニュース解説:いつまで続けるのか!?”変異株”狂騒曲
https://youtu.be/wxgqPwj-kaY
<松田学よりひとこと>
延長された緊急事態宣言、その再々延長のある無しは変異株によると言われま
すが、変異は永久に続きます。緊急事態を永遠に続けるつもりでしょうか。イ
ンド株に続いてベトナム、マレーシア、そして、あの台湾まで…。しかし、イ
ンドではもう、感染はピークアウトしています。変異株が出れば感染は増え、
免疫が広がることで自然に収束するもの。かたや全体主義の中国は…インド株
で一人感染者が出ただけで人民統制に。でも、騙されてはいけません。中国も
東アジア特有の土着コロナによる自然免疫など免疫状態は日本と共通。全体主
義がコロナをあそこまで封じ込めたわけではありません。
井上正康先生によれば、「台湾やベトナムはかなり早期に中国人を締め出した
鎖国組」であることから、「変異株に対する交差免疫力の点でハンディキャッ
パーになっている可能性」が考えられます。WHOは変異株の呼び方について、
「英国」株などの国名ではなく、ギリシャ文字のアルファベットを使う方針を
示しました。α、β、γ…?永遠の変異が続くのですから26文字で間に合うので
しょうか?このWHOでは総会が開かれ、感染症に対する機能強化などの方針
が決められましたが、その要になるのが情報共有。しかし、その上で問題は中
国でしょう。最近になってようやく、武漢研究所からの流出がマスメディアで
も報道されるようになりました。
◆松田学のニュース解説
緊急事態宣言再延長、産業で明暗!小売・飲食・サービス業の対応は?
https://youtu.be/fne1OwRJ68k
<松田学よりひとこと>
コロナ禍で企業はリストラによる固定費削減で利益を確保し、預貯金を積んで
財務体質の悪化を防いでいます。特に厳しいのが外食。緊急事態宣言が長引く
中で、さすがにもう、やっていけない…。この番組では、百貨店や美術館など
の施設の休業、時短状況も解説しました。小池都知事は禁酒法だけでなく、一
般企業にまで8時に終業せよと要請…バカの一つ覚えではないのですから、少
し考えてみてはどうでしょうか。「お酒を出せますよ」…もうさすがに国民は
聞かなくなりました。余計な規制が逆に、「密」を誘発しています。
そんな中で、日本医師会の中川会長の「すしデート」に続き、横浜市医師会長
も「すし会食」を重ねているとのスクープ。お医者さんも分かっているのでし
ょう、これが「バカ騒ぎ」だと。でも、騒がないと陽性者が増えて医療機関が
大変なことになるから、国民皆さんに「外出するな」…。守らねばならないの
は医療機関。こうした本末転倒にも、そのお先棒を担ぐ緑のおばさんの無能ぶ
りにも、国民は気付きつつあるように思います。
◆松田学のニュース解説:日本政府ようやく動く、日の丸「半導体」復活へ
https://youtu.be/2XjwCt4HVz8
<松田学よりひとこと>
かつて日本は半導体で世界をリードしていましたが、いまやその面影はすっか
り消えているかに見えます。現在、世界をリードしているのはアームとTSMC。
先般、日本政府は台湾のTSMCを呼び込み、半導体で再び、主要国に返り咲こ
うと国を挙げて取り組んでいます。この番組では、日本が半導体戦略で成功す
るためには発想の転換が問われていることを解説しました。微細化が2ナノに
まで到達し、技術開発の大転換が半導体のイノベーションそのものに問われる
ようになっています。3次元のパッケージング、窒化ガリウムといった素材面
…。この素材面は中国が取ろうとしています。
これからのデジタル革命の基盤になるのが半導体。米国もEUも中国も日本と
は桁違いの財政支援を政府等が行っている中にあって、実は、日本に欠けてい
るのは、CPU(中央演算処理装置)の設計面における新技術開発力。これは、
利益や経済的成果を超えた基礎研究の世界であり、まさに政府による財政支援
の強化が不可欠です。もう一つ、半導体のユーザーとなるデジタルエコノミー
の集積も不可欠。シリコンバレーのような、半導体に対する層の厚い需要が生
み出されるエコシステムの構築も日本の大きな課題でしょう。GDPが大きいが
ゆえにソリューションビジネスに傾きがちだったのが日本の大企業。テクノロ
ジーといえば、ものづくりにこだわり、ソフト面が弱いといった、日本の産業
界の体質改善も求められています。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
外務省は、令和2年10月から令和3年1月にかけて、米国、中南米7か国、欧州
5か国において対日世論調査を行いました。結果は以下の通り。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000142.html
日米関係について「極めて良好」又は「良好」とする割合は、一般の部で74%
(昨年度63%)、有識者の部で98%(昨年度67%)となりました。また、対
日信頼度については、一般の部では70%(昨年度85%)、有識者の部では96%
(昨年度89%)が「日本は信頼できる友邦である」と回答しました。
松田学通信編集部
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【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
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形成された国民の誤解がもたらしたもの。新著「新型コロナが本当にこわくな
くなる本」を私とともに著した井上正康先生と、話題の本「アメリカの終わり」
の著者である山中泉さんとともに、一日も早い社会の正常化に向けて講演会を
開催いたします。
新型コロナの医学的、疫学的な真相や、報道されざるアメリカの実態を知りた
い方、アフターコロナに向けての日本や世界の課題は何なのかを考えてみたい
方、どうぞお気軽にお申し込みください。
(1)新型コロナの世界像と“日本的失敗の本質…大阪市立大学名誉教授 井上 正康氏
(2)米国のお家事情と日米関係…在米国企業経営者 山中 泉 氏
(3)ポストコロナ時代の日本と世界の課題…松田政策研究所 代表 松田 学
(4)総合討論会と質疑応答
【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆6/11配信 参政党
菅首相 緊急事態条項「極めて重く大切な課題だ」…ボードメンバーの見解は?
【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学×篠原常一郎】#99
https://youtu.be/qgnA8Qv-7b4
<松田学よりひとこと>
自由主義社会の原則は、国民の権利を制限するのは法に基づく場合に限るとい
うこと。コロナでの緊急事態宣言では、東京都での「禁酒法」のように法的根
拠なき規制が数々講じられましたが、これは国民に統制に対して鈍感なマイン
ドを醸成するなど、かえって全体主義を強める危険性があります。過去の戦争
トラウマからか、日本国民は政府の権限強化にことさら警戒感を持ちますが、
憲法に緊急事態条項を盛り込むことで日本がファシズムになると考えること自
体、日本の民主主義に対する自信がないのかということになるのではないでし
ょうか。戦前とは民主主義の状況が大きく異なります。もし、政府が恣意的に
とんでもない統制をすれば、次の選挙で政権は落とされます。日本国民はそん
なこともできない国民ではないはずです。民主主義をもっと信頼し、国民の力
でチェックしていくということに、もっと意を用いることのほうを考えるべき
でしょう。多くの国の憲法に規定されている条項なのですから。
◆6/8配信 CHさくら
【松田学】ウイルスの感染リスクとワクチンの後遺症リスク、インド太平
洋地域における安全保障の日本リスク[R3/6/8]
https://youtu.be/9-e0hLht0qw
<松田学よりひとこと>
ワクチンによる後遺症のリスク(将来にわたって発生するもの)と新型コロナ
感染による重症化リスクのいずれが大きいか…。前者のほうが明らかに大きい
若者や子どもたちには絶対に打たせてはいけないでしょう。この番組では、
「医者がワクチンで人殺しなどできない」と涙ながらに私に訴えてきた女性開
業医が私に託した手紙を読み上げました。この問題に加え、取り上げたのは日
本の安全保障と憲法の問題。「日本よ、目覚めよ」…今号のコラムでも触れて
いる豪州のトムソン氏の著書もご紹介しながら、憲法9条が自衛のための武力
行使という国家主権の根本を否定している問題を改めて提起し、「自由で開か
れたインド太平洋」において日本がどんな役割を果たすべきなのか、戦略家の
ルトワック氏の提言にも触れながら論じています。
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『戦勝国の歴史認識と憲法改正、小室K氏問題と女系天皇論を斬る!』
ゲスト:批評家 西村幸祐氏
https://youtu.be/6CgFSJxWYa4
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでご紹介している西村幸祐氏との対談です。この動画でぜひ、西
村氏ご本人の言葉でお確かめください。
◆特番『”アナログ”が重要になる日本型デジタル社会構築の切り札!
ブロックチェーンで日本はイニシアチブを!』
ゲスト:自民党衆議院議員 木原誠二氏
https://youtu.be/zfglpVsvjEQ
<松田学よりひとこと>
ついに自民党がブロックチェーンを取り上げました。私の財務省の後輩でもあ
る木原誠二・衆議院議員が、ブロックチェーン推進議連を立ち上げ、その会長
に。ブロックチェーンといえば仮想通貨だと思っている人も多いですが、実は、
仮想通貨はその使い方のほんの一形態に過ぎず、しかも邪道?に過ぎません。
ブロックチェーンの本当の威力は、それを社会の様々な仕組みに実装すること
にこそあります。世界ではどんどん実装が進んでいるこの技術、日本ではまだ
官民とも十分に日が当たっていません。デジタル庁にもブロックチェーンのメ
ニューはありませんでしたが、先般、この議連が平井大臣に提言書を手交、大
臣はやると言っていたとのこと。各省庁でも20~30代の若手官僚はブロック
チェーンをやりたがっていますが、40代以上の年齢層がほとんど理解できない
のがネック。これからは、デジタル庁が横ぐし横断で、そうした各省庁の若手
をバックアップしていくことになりそうです。
こうして政府与党がブロックチェーンに取り組むようになることは、私が携わ
っている「デジタルアイデンティティ推進コンソーシアム」と相まって、将来
の「松田プラン」の道具立てがそろうことになるもの。マイナンバーカードが
スマホにアプリとして装着され、民間でもそのユースケースが拡大していく、
それが、ブロックチェーンを活用して法定暗号通貨が発行されることと合体し
ていく…。将来、各省庁の官僚たちがスマホに装着する行政サービスのアプリ
の開発を競い合うという霞が関の未来像も期待されます。
この対談で驚いたのは、私が普段からあちこちで発言していることとほとんど
同じ認識を木原議員が示したこと。それにしても、あまりに似ている…。私の
発言がいつの間にか世の中の動きとかみ合いながら、現実を前に進めていると
いうことなのかもしれません。いずれにしても、大変心強い思いのする対談と
なりました。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説
大坂なおみ選手、記者会見拒否問題とスポーツの政治利用
https://youtu.be/tnNADHTuEw8
<松田学よりひとこと>
大坂なおみ選手がなぜ、あんな行動をしたのだろうか…?スポーツ選手に対す
る報道の在り方の問題を指摘する声もありますが、彼女が精神的に追い詰めら
れていたとすれば、どうも、その背景には政治的なものがあるのではないか…。
そのような観点から解説を加えてみました。
彼女はリベラル勢力に巧みに利用されていたという見方があります。確かに、
近年ではBLMの活動やLGBT、反差別のアイコンとしてリベラルメディアに上
手く利用されてきました。彼女の現在の彼氏は米国の歌手で黒人のBLMの活動
家ともいわれます。また、昨年は彼女自身がテニスの大会中にBLMの抗議活動
を展開するなど、政治的発言も多数しています。スポーツ選手も政治に声を上
げるべきだ、と。マスクにジョージ・フロイトに関するメッセージを込めたり…。
そのようなことに疲れたのか…何かあったのかもしれません。やはり、スポー
ツの政治利用は決して良いことにならないということでしょう。
◆松田学のニュース解説:女系天皇容認!?加藤官房長官発言の真意は?
https://youtu.be/ipRdtDidwnU
<松田学よりひとこと>
男系男子を規定しているのは憲法ではない、そのように法律の説明をしている
だけの加藤官房長官の発言を「女系天皇容認」と受け止めるのはかなりミスリ
ーディングでしょう。そもそも天皇のあり方は法律を超えるものであり、日本
の国家そのもの。加藤長官も政治家としてもう少し、言い方の工夫が必要だっ
たかもしれません。ただ、法律論として考えた場合、男系男子を皇室典範とい
う一般法で定めたのは、いつか天皇制が廃止になることを目論んだGHQの策
謀だったという見方もあります。いずれにしても、日本の歴史を日本国民自身
がもっと知ることが何より大事。日本の原点は何か、2,600年という世界に類
例のない長きにわたって営まれてきた日本のアイデンティティとは何なのかに
ついての自覚があれば、男系女系の議論自体が不要になるはずです。
◆松田学のニュース解説
現在進行形、世界の諜報活動。米国、同盟国ドイツへの盗聴も!?
https://youtu.be/ghxdbYvFyiQ
<松田学よりひとこと>
「千人計画」で知られるようになりましたが、中国への技術流出にははなはだ
しいものがあり、経済安全保障が重要なテーマになっています。その中で、日
本の公安調査庁も体制を強化。テンセントの楽天への出資問題も話題になりま
したが、何といっても、中国は国民や企業に情報工作活動を義務付けている国
家情報法がある国です。中国内の日本の在外公館からも日本の情報が漏出して
いる可能性を否定できません。そこに雇われる現地職員は中国外務省傘下の国
営企業からの派遣。中国だけではありません。この番組では、もう一つ、米国
のスパイ活動についても取り上げました。米国がデンマーク当局からの協力を
得てドイツのメルケル首相の電話から盗聴活動を長期にわたって続けていたこ
とも、最近の報道で明らかに。ドイツは同盟国の盗聴は認められないと、米国
に説明を求めています。フランスのマクロン大統領もこれに同調する発言。日
本はこうした米中両国の狭間にあることを前提にして情報管理を徹底していく
必要があります。
◆松田学のニュース解説:菅政権支持率急落、”お注射”接種で反転攻勢
https://youtu.be/ZbtNbVn3T_U
<松田学よりひとこと>
菅政権の支持率が最低水準にまで落ち込みました。その起死回生の策はといえ
ば、今やワクチン頼り。東京五輪を前に、菅政権は焦ってワクチン接種を加速
させています。政府はさらに、危機管理上の課題として国産ワクチン開発体制
の強化にも乗り出しました。ただ、こんな状況で東京五輪はできるのか…。五
輪選手に対して徹底的な感染対策を政府も自治体も講じています。豪州のチー
ムが来日し、これを五輪に向けた弾みにしたいとしていますが、迎え入れる自
治体では市民との交流もできない。これでは何のための選手受け入れなのか…。
もはや中止も延期もあり得ませんが、理想をいえば、五輪開催は国民と選手た
ちが心置きなく交流できる来年に延期すべきだったのかもしれません。ただ、
免疫学の知識を世界が正しく共有しなければ、いつまで経っても本来の五輪は
人類社会に戻らない…。ウイルス変異は永久に続くのですから。
◆松田学のニュース解説
TV離れ!?”若者”は既にTVは見ない。NHK実態調査
https://youtu.be/g5hS-883YKg
<松田学よりひとこと>
10~20代の約半数が、ほぼテレビを見ていないようです。テレビよ、さような
ら、ネットよ、こんにちは…人々の情報収集手段がマスメディアからネットへ
とどんどん流れているのが現在の潮流ですが、ネットにはネットで色々な問題
があります。例えば、自分の関心に応じてしか検索しないことによって、自分
の見たいものに即してしか現実を捉えられなくなり、自らの意見が増幅してい
くというエコーチェンバー効果。そして、プラットフォーマーによる検閲で言
論や表現の自由が弾圧されているという問題。公序良俗違反を規制するのは、
ある程度やむを得ないとしても、規制はやはり、法に基づいた規制であるべき
です。この番組では、クローズの会員制動画という、性格としては内輪の会話
に対してまで、規制が入っているという問題も取り上げました。
◆松田学のニュース解説:尾身会長「東京オリパラ普通は開催ない」発言!?
https://youtu.be/5twNICNYrK0
<松田学よりひとこと>
国民の命や健康と東京五輪とどっちが大事か、といった議論がなされています
が、五輪開催で本当に感染拡大が起こるのでしょうか。来日する選手たち等に
対する徹底的な隔離措置に加え、各国の五輪委員会(NOC)は随行医療専門家
を増やし、日本への医療負担を軽減することを決めています。尾身会長のこの
発言、「五輪をやる意味を明確にしてほしい」と、専門家の矩を超えたが如き
の発言へと続いたのですが、「意味」はあまりに明確です。これが「平和の祭
典」であることを忘れたのでしょうか。五輪はどの国もが一つのルールのもと
にフェアプレイをする場です。コロナパンデミック中での世界の分断の一方で
覇権国の伸長がはなはだしい現在だからこそ、日本が五輪を開催し、一部の覇
権国も含めて、一つの場で一つのルールのもとで世界中の国々がフェアプレイ
をする場を提供する。そこにはものすごく大きな意味があるはずです。日本は
志を忘れた国になってはいけません。
◆松田学のニュース解説:いつまで続けるのか!?”変異株”狂騒曲
https://youtu.be/wxgqPwj-kaY
<松田学よりひとこと>
延長された緊急事態宣言、その再々延長のある無しは変異株によると言われま
すが、変異は永久に続きます。緊急事態を永遠に続けるつもりでしょうか。イ
ンド株に続いてベトナム、マレーシア、そして、あの台湾まで…。しかし、イ
ンドではもう、感染はピークアウトしています。変異株が出れば感染は増え、
免疫が広がることで自然に収束するもの。かたや全体主義の中国は…インド株
で一人感染者が出ただけで人民統制に。でも、騙されてはいけません。中国も
東アジア特有の土着コロナによる自然免疫など免疫状態は日本と共通。全体主
義がコロナをあそこまで封じ込めたわけではありません。
井上正康先生によれば、「台湾やベトナムはかなり早期に中国人を締め出した
鎖国組」であることから、「変異株に対する交差免疫力の点でハンディキャッ
パーになっている可能性」が考えられます。WHOは変異株の呼び方について、
「英国」株などの国名ではなく、ギリシャ文字のアルファベットを使う方針を
示しました。α、β、γ…?永遠の変異が続くのですから26文字で間に合うので
しょうか?このWHOでは総会が開かれ、感染症に対する機能強化などの方針
が決められましたが、その要になるのが情報共有。しかし、その上で問題は中
国でしょう。最近になってようやく、武漢研究所からの流出がマスメディアで
も報道されるようになりました。
◆松田学のニュース解説
緊急事態宣言再延長、産業で明暗!小売・飲食・サービス業の対応は?
https://youtu.be/fne1OwRJ68k
<松田学よりひとこと>
コロナ禍で企業はリストラによる固定費削減で利益を確保し、預貯金を積んで
財務体質の悪化を防いでいます。特に厳しいのが外食。緊急事態宣言が長引く
中で、さすがにもう、やっていけない…。この番組では、百貨店や美術館など
の施設の休業、時短状況も解説しました。小池都知事は禁酒法だけでなく、一
般企業にまで8時に終業せよと要請…バカの一つ覚えではないのですから、少
し考えてみてはどうでしょうか。「お酒を出せますよ」…もうさすがに国民は
聞かなくなりました。余計な規制が逆に、「密」を誘発しています。
そんな中で、日本医師会の中川会長の「すしデート」に続き、横浜市医師会長
も「すし会食」を重ねているとのスクープ。お医者さんも分かっているのでし
ょう、これが「バカ騒ぎ」だと。でも、騒がないと陽性者が増えて医療機関が
大変なことになるから、国民皆さんに「外出するな」…。守らねばならないの
は医療機関。こうした本末転倒にも、そのお先棒を担ぐ緑のおばさんの無能ぶ
りにも、国民は気付きつつあるように思います。
◆松田学のニュース解説:日本政府ようやく動く、日の丸「半導体」復活へ
https://youtu.be/2XjwCt4HVz8
<松田学よりひとこと>
かつて日本は半導体で世界をリードしていましたが、いまやその面影はすっか
り消えているかに見えます。現在、世界をリードしているのはアームとTSMC。
先般、日本政府は台湾のTSMCを呼び込み、半導体で再び、主要国に返り咲こ
うと国を挙げて取り組んでいます。この番組では、日本が半導体戦略で成功す
るためには発想の転換が問われていることを解説しました。微細化が2ナノに
まで到達し、技術開発の大転換が半導体のイノベーションそのものに問われる
ようになっています。3次元のパッケージング、窒化ガリウムといった素材面
…。この素材面は中国が取ろうとしています。
これからのデジタル革命の基盤になるのが半導体。米国もEUも中国も日本と
は桁違いの財政支援を政府等が行っている中にあって、実は、日本に欠けてい
るのは、CPU(中央演算処理装置)の設計面における新技術開発力。これは、
利益や経済的成果を超えた基礎研究の世界であり、まさに政府による財政支援
の強化が不可欠です。もう一つ、半導体のユーザーとなるデジタルエコノミー
の集積も不可欠。シリコンバレーのような、半導体に対する層の厚い需要が生
み出されるエコシステムの構築も日本の大きな課題でしょう。GDPが大きいが
ゆえにソリューションビジネスに傾きがちだったのが日本の大企業。テクノロ
ジーといえば、ものづくりにこだわり、ソフト面が弱いといった、日本の産業
界の体質改善も求められています。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3. 編集後記
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こんにちは事務局です。
外務省は、令和2年10月から令和3年1月にかけて、米国、中南米7か国、欧州
5か国において対日世論調査を行いました。結果は以下の通り。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000142.html
日米関係について「極めて良好」又は「良好」とする割合は、一般の部で74%
(昨年度63%)、有識者の部で98%(昨年度67%)となりました。また、対
日信頼度については、一般の部では70%(昨年度85%)、有識者の部では96%
(昨年度89%)が「日本は信頼できる友邦である」と回答しました。
松田学通信編集部
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松田学通信にお心当たりのない方、解除、その他メールマガジンに関する
お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
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