日本コロナ禍と慰安婦問題~繰り返される論理性と俯瞰力と戦略的有為性の欠如~松田 学 通信 vol.169 2021.5.31
2021/05/31 (Mon) 08:30
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松田学通信vol.169 2021.5.31
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メールマガジンに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方、丹羽経
済塾にご参加いただいた方に一斉配信しております。今後配信が不要な場合は
返信にてその旨お知らせください。メールアドレス変更についても返信にて承
ります。※SSL暗号化通信標準装備(Verisign証明書取得)
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1. コラム
日本コロナ禍と慰安婦問題
~繰り返される論理性と俯瞰力と戦略的有為性の欠如~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)6/28(月)時局講演会 『日本コロナの真相とポストコロナ時代の緊急課題』
井上正康×山中泉×松田学
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(4)松田学のニュース解説
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
(1)各種 SNS紹介
3. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
日本コロナ禍と慰安婦問題
~繰り返される論理性と俯瞰力と戦略的有為性の欠如~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ウイルス感染症の知識がある方なら、6月20日までの延長の愚かさにあきれ
て、呵呵嘲笑するのみか…。最近では「さざ波」発言で「笑笑」も流行ってい
るようですが、笑ってばかりはいられません。グローバルダイニングに続け!
…禁酒法でご無沙汰していますが、私が好む「獺祭」の社長も日経全面広告で
怒りの声を上げました。これもまったくの正論。
そもそも主要な感染源ではない飲食店への弾圧が非科学的なイメージ先行によ
る措置ですし、時短はかえって「密」を招き逆効果、禁酒は日本最大の魅力で
ある食文化まで破壊。
目先の事象にとらわれ、バランスよく俯瞰的、客観的な判断ができないことの
弊害は、新型コロナに始まったことではなく、歴史認識問題も同じです。日本
人の多くが過去の史実や自国の立場を認識できず、慰安婦問題では何に対する
「お詫びと反省」なのかも曖昧、その非論理性が国際社会で日本が貶められる
原因となってきました。事実に基づいて論理的に組み立て発信する能力が日本
政府にはないのか。今回はこの問題を取り上げます。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/z999b2sn
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2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)6/28(月)時局講演会
『日本コロナの真相とポストコロナ時代の緊急課題』
井上正康×山中泉×松田学
2021年6月28日(月)13 : 30~ 17:00 (受付開始 : 13:00 ~)
於:衆議院第一議員会館B1大会議室 無料
主催 : 松田政策研究所 後援:参政党
【詳細ご案内、お問合せ、申し込み先】
松田政策研究所 イベント事務局
↓↓↓
https://corona-shinsou.peatix.com/view
<松田学よりひと言>
この講演会のプログラムは後記の通りです。今回のコロナ禍は、新型コロナと
いう感染症について、あまりに間違った情報と政策、メディアの煽りによって
形成された国民の誤解がもたらしたもの。新著「新型コロナが本当にこわくな
くなる本」を私とともに著した井上正康先生と、話題の本「アメリカの終わり」
の著者である山中泉さんとともに、一日も早い社会の正常化に向けて講演会を
開催いたします。
新型コロナの医学的、疫学的な真相や、報道されざるアメリカの実態を知りた
い方、アフターコロナに向けての日本や世界の課題は何なのかを考えてみたい
方、どうぞお気軽にお申し込みください。
1. 新型コロナの世界像と“日本的失敗の本質…大阪市立大学名誉教授 井上 正康氏
2. 米国のお家事情と日米関係…在米国企業経営者 山中 泉 氏
3. ポストコロナ時代の日本と世界の課題…松田政策研究所 代表 松田 学
4. 総合討論会と質疑応答
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆5/25配信 チャンネル桜
【松田学】原発事故での教訓を!危ない危ない「ゼロ・コロナ」思考 /
新冷戦時代の最前線は他でもない「日本列島」[R3/5/25]
https://youtu.be/xFNHLnqnYbs
<松田学よりひとこと>
このビデオレターでは、まず「はたしてWチンは救いになるものなのか…?」
として、東京理科大学の村上康文教授からの見解(一生涯、血管病が続くこと
になるリスクがある)について述べ、日本が科学的根拠に基づいた政策を採れ
ないできたことがさまざまな災禍をもたらしてきたのは、今回も10年前の福
島原発事故も同じことが繰り返されているという「ゼロリスク神話」について
論じました。その上で、安全保障問題に関し、先般の日米首脳会談で日本は戦
後初めての新しい局面に入ったことについて、中国を取り巻く米国や世界の安
全保障環境がどのような変化を遂げているかという論点を取り上げました。米
ソ冷戦時代には西ドイツが「ヨーロッパ最前線」、米中新冷戦の現在は、日本
が「アジア最前線」。日本にその覚悟はあるのでしょうか。
◆5/27配信 チャンネル桜
【討論】日本の先端技術・経済再生戦略[桜R3/5/27]
https://youtu.be/t_nQowBKW3g
<松田学よりひとこと>
この問題について冒頭で私から話したのは、従来からこの場で説明しているブ
ロックチェーンや中国の技術的脅威に加え、半導体に関する日本の課題です。
製造設備や工場をいくら作っても、肝となるCPU(中央演算処理装置)の設計の
部分を取らねばなりません。現在はアームとTSMCが席巻している領域に日本
が新しい技術でいかに食い込むかです。それは収益性とは異なる論理での基礎
研究への投資を要する部分です。
GDPが大きいがゆえに顧客向けソリューションビジネスでの儲けに走ってしま
っているのが日本の大企業。テクノロジーといえばものづくりに傾斜してしま
いますが、大事なのはソフトです。これは国家として取り組まねばブレークス
ルーできない課題であり、財政の論理も新自由主義からの脱却が迫られること
になります。
その他、この番組では色々なことを発言しましたが、まとまった発言として、
この冒頭発言と、最後の部分の発言だけ、番組最初からの経過時間(時間:分:
秒)でご紹介します。
(1)先端技術に関する日本の全般的な課題について(0:14:50~0:26:45)
(2)中国に対してはメリハリあるしたたかな対応を
…日本が主導する新COCOMの提案(2:55:00~3:01:51)
(3)産官学民ともガチガチ体制の打破のため財政運営の転換を
…財政法第4条の改正でソフトの価値も資産計上して起債対象に
(3:04:35~3:09:13)
なお、今回は私から依頼して、話題の新著「経済安全保障」の著者で松田政策
研究所Chには何度もご登場いただきながら、チャンネル桜初登場の平井宏冶氏
に参加していだたきました。
■パネリスト(敬称略、順不同)
掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
平井宏冶(株式会社アシスト代表取締役)
松田学(松田政策研究所代表・元衆議院議員)
用田和仁(元陸上自衛隊西部方面総監…スカイプ出演)
渡邊哲也(経済評論家)
司 会:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
◆5/25配信 もぎせかチャンネル
RCEP(アールセップ)は誰得なのか?/松田学先生と対談
https://youtu.be/CCwLMVAU3QM
<松田学よりひとこと>
茂木誠氏と松田政策研究所チャンネルで対談収録をした際に、茂木氏からの依
頼で同氏のチャンネルに出演。RCEPってまずいんでしゃないの?インドが抜
けているからその通りです。日本はTPPの盟主として、中国主導になりかねな
いRCEPにおいても主導権を握るべきでしょう。
◆参政党 ボードメンバー×若者対談!~日本の未来はぼくらの未来だ~
PART3・4 【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学×篠原常一郎×若者DIY】
PART3 https://youtu.be/pX_vbqKwOYU
PART4 https://youtu.be/MiDNoq5q22s
<松田学よりひとこと>
前号のメルマガでは前半部分をご紹介しましたが、参政党の学生チーム、若手
党員たちが頼もしくも高い志で自分の理念を追求している姿に参加者の皆さん
が感動した場でした。このPART3とPART4では、私がこの4人の若者たちの質
問に答えたり、彼ら彼女らに問いかけたりもしています。日本の政治の実態、
日本が進むべき方向、参政党が何を目指していくべきなのか、若い世代と直接、
共有できたと思います。次の世代が順調に育っていることを大変心強く感じま
した。
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『旧日本陸軍空挺部隊”義烈空挺隊”とは?』ゲスト:一社)「空の神兵」
慰霊顕彰碑護持会代表理事 奥本康大氏
https://youtu.be/PMMwKpH8p3M
<松田学よりひとこと>
米国の評価は高くても日本での評価は逆なのが、我々の先人たちの偉業と日本
人のすばらしさ。自国のために命を捧げた人々を貶める扱いをする国が、果た
して国際社会の中で存立し続けることができるのか。奥本康大さんに、今回は、
終戦直前に、沖縄の米軍への特攻で本土防衛に戦果をあげた義烈空挺隊の史実
を語っていただきました。
攻撃は79年前の5月24日。それは、これから祖国のために命を捨てに行く、隊
員たちがずっと待ち望んでいた日でした。この気持ちは、決してファシズムな
どによって抱かされたものではなく、日本国民が二千年にわたり、天皇のもと
にまとまる家族であり続けてきたことに淵源があるもの…。このことに感動し
て天皇制を残す決断をしたのがマッカーサーだったことを、事実として知って
おくべきでしょう。
「英霊を二度死なせてはならない。慰霊は国民的行事。」
日本は歴史的に覇者による専制支配ということがなかった国であり、天皇は民
とともにあって、常に民のために祈る存在であり続けてきました。そのような
意味でも他国には例のない稀有な文明を営んできた国であることを、事実とし
て思い起こし、このことを国民が共有することこそが興国の基本であろうと思
います。どのような場合であっても、自らの原点を忘れてしまっては、いかな
る成功も覚束ないのではないでしょうか。
◆特番『文政権日本に擦り寄り!?バイデン政権での日米韓の関係は?』
ゲスト:拓殖大学主任研究員 高ヨンチョル氏
https://youtu.be/3HwuFRm6lF4
<松田学よりひとこと>
なぜ、最近の韓国は急に日本にすり寄ってきているのか。もともと文在寅は親
日派…好きなのに、素直に好きとはいえない?韓国でも最近では反中世論が高
まっているとか…米中二股かける文政権、先般の米韓首脳会談では「台湾海峡」
明記などでバイデンを喜ばせたと思ったら、早速、中国から「言動慎み 火遊び
するな」とお仕置きの言葉が…。これは、中国も先般の日米首脳会談後には、
日本には言わなかったこと。
人気が急低下している文在寅が、国民へのファイザーお注射の普及を遅らせて
いるのは、大統領選まで国民がデモに出られないようにするため…!ウソつき、
「ひまわり」の文在寅から、来年には保守派の大統領に代わり、日韓関係も正
常化に向かうというのが、高ヨンチョル氏の見方です。
とにかく、韓国には米中二股をやめて、こちらサイドであることを明確にして
ほしいものですが、G10というより民主主義国「D10」の中で、本当に信頼で
きる国と位置付けられるかといえば、かなり疑問ではないでしょうか。文政権
が壊した国家としての品格や信用を取り戻すのは、そう容易ではないと思いま
す。少なくとも、慰安婦像を各国に建てたりするような愚行はやめていただか
ないと、日本は韓国を「自由で開かれたインド太平洋」に迎え入れられないと
思います。価値観を共有しない限り、ともに中国に対峙できる国とはいえませ
んので。たとえ好きであっても、好きとは言えないようなら、無視されるだけ
のことです。
◆特番『有村治子参議院議員に訊く!
「従軍慰安婦」表現不適切閣議決定までの”舞台裏”』
ゲスト:自民党参議院議員 有村治子氏&情報戦略アナリスト 山岡鉄秀氏
https://youtu.be/TjYghczKQus
<松田学よりひとこと>
この鼎談番組につきましては、今回のコラムでその内容に即して慰安婦問題を
論じています。ぜひ、動画でもお確かめください。
◆【ニコニコ動画配信・無料】井上正康先生解説【新型コロナ最新情報】
緊急事態宣言延長と変異株の危険性<20210510>
https://www.nicovideo.jp/watch/so38770125
<松田学よりひとこと>
変異株でまた感染拡大!あの井上正康先生(大阪市立大学名誉教授)に、現在
の日本で何が起こっているのか、一時間にわたってじっくりとコロナ解説をし
ていただきました。
◆特番『ABJI対中包囲網の歴史的意味とは?』ゲスト:批評家 西村幸祐氏
https://youtu.be/RM8Sn_JMoe4
<松田学よりひとこと>
米ソ冷戦時代は西ドイツがヨーロッパ最前線だった、そこには中距離核弾道ミ
サイルが配備された。米中新冷戦の時代においては日本がアジア最前線になり、
当時の西ドイツと同じ状況になる。西村幸祐氏と対談して、この私の認識が再
確認されました。先般のジャンヌダルク寄港時に九州の陸上で行われた日米仏
の合同演習は何も驚くようなことではありません。
いまや、かつて日本がアジアの植民地から追い出した欧州がアジアに戻って日
本と一緒に戦おうとしています。米英が日本と戦った第二次世界大戦は過ちだ
った。この21世紀の新しい国際秩序の創出は、安倍前総理の成果です。この
必然的な流れをメディアは報じず、日本国民はほとんど自覚していません。か
つてのベルリンの壁は、見えない「東京の壁」に…。ほとんどが左翼のメディ
アには本当に気をつけねばならなくなっています。
この対談の次に必然的に来るのは、歴史認識の問題と憲法の問題です。近く、
西村氏と、本対談の続きとして、これをテーマに対談を予定しています。
「東京の壁」の西側にいる松田政策研究所チャンネルとして、日本における新
しい時代認識の共有に向け、引き続き啓発活動に尽力してまいる所存です。
◆特番『本格化する経済安全保障、中国EV攻勢、どうする日の丸自動車!?
月刊戦略論的中国最新情報4月号』ゲスト:戦略科学者 中川コージ氏
https://youtu.be/D_1VL2yPUc4
<松田学よりひとこと>
日本の佐川急便が中国からEV車を7,000台購入!!40万円台の安価ですから、日
本の民間企業としてもこちらにシフトせざるを得ません。内燃機関の日本車は
ますます劣勢に…。デカップリングは現実にはなかなか大変そうです。今月の
中川コージ氏による中国定点観測の大きな話題は、日米首脳会談やG7でも示
された国際社会の対中強硬姿勢に対して中国がどう反応しているか、でした。
ワクチン外交を進める中国は、これまでの不活化ワクチンに加え、欧米のよう
なmRNAワクチンやウイルスベクターワクチンまで開発しています。すべての
メニューを揃えて世界に安価に供給。脅威は高まる一方です。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説”五輪は中止すべきだ”楽天、三木谷発言はどうなのか?
https://youtu.be/lFkMMQnJsjc
<松田学よりひとこと>
この番組では、感染が拡大しているとされる何種類かの変異株について解説し
ていますが、高まっているのは感染力であって、毒性が高まったかどうかは確
認されていませんし、それは免疫力との相対関係で決まりますから、私たちが
変異に順に身をさらして免疫力強化訓練をして動的平衡状態に達するしか「収
束」への道は開かれません。RNAウイルスですから変異は永遠に繰り返されま
す。
この変異株の影響で東京五輪の開催に慎重論が台頭。世論調査もそうなってき
ましたが、政府としては開催に向けて全力を挙げているところ。そのような中
で楽天の三木谷社長が「五輪断行は自殺行為」と米CNNで発言し、話題にな
っています。では、楽天の傘下にある野球やサッカーは一定の観戦対策をやる
ことによって実施されていますが、それとの関係はどうなのか?来年の北京冬
季五輪を前に、日本が中止するのは国益にも反します。日本の経済界も発言に
は慎重を期してほしいものです。
◆松田学のニュース解説
”お注射”情報続報!接種率OECD37か国でダントツ最下位
https://youtu.be/xS24bqRdHq0
<松田学よりひとこと>
まるでトイレットペーパー騒ぎのようにお注射に人々が押しかけているかに見
える日本、接種率は先進国最下位。でも、少し冷静になるべきでしょう。免疫
状態が他国とは異なる日本人の場合、免疫過剰による将来的な後遺症のリスク
が否定できません。「接種したらマスクなし生活」をイメージしている人が多
いようですが、「絶対にかからない・うつさない」という夢の枠珍というわけ
でもありません。最近では接種予約詐欺まで横行しているようですが、これも
コロナ脳か。お注射でも医療体制の不備がネックになっています。
◆松田学のニュース解説 ”緊急事態宣言延長”の政府判断は正しいのか!?
https://youtu.be/acrQGu4NN5E
<松田学よりひとこと>
これは前回の延長時に収録した番組ですが、当時、各種指標はこれだけの地域
で延長判断が必要な数字だったかどうか、やや疑問があります。リスクゼロ神
話の日本。対策が奏功するはずもない経済社会ストップ政策の一方で、真の感
染対策であるトイレ清掃の徹底が強く呼びかけられているわけでもない緊急事
態宣言。社会的距離戦略で、人間の力で陽性者の拡大など抑えようもないこと
に、そろそろ気付くべきでしょう。これとは無関係に、陽性者数は増える時に
は増え、減る時には勝手に減ってきました。相手は人間と常在で共生するユビ
キタス。むしろ、「国民総免疫力強化運動」を…。これからも繰り返し、正し
い知識を訴えてまいります。
◆松田学のニュース解説
東京都vs政府 文化施設も休業、自〇者急増、中小企業資金繰り悪化・・・
https://youtu.be/9NHqiWnxNdU
<松田学よりひとこと>
コロナに唯一、打ち克つのは人間の免疫力。運動でこれを養うスポーツジムも、
精神面から免疫力にもつながる場であるミュージアムも、緊急事態宣言で全面
休館。愚策はいい加減にしてほしいものです。逆でしょう。動機が不純な緑の
おばさん、都民はバカではありません。次はしっぺ返しを食らうのでは?米国
ではスポーツジムの再開を求める人々がデモに。日本の医療現場では、もう辞
めたいと答える人々が増えてきました。4月には、女性を中心に自〇者もかな
り増えたようです。経済面でも、コロナ融資の条件変更へと自民党が動き出し
ています。感染症に対する正しい知識の欠如と、バランス感覚の欠如がもたら
している事態に、多くの国民が本格的な限界に直面し始めています。
◆松田学のニュース解説 日米仏、中国を念頭に”離島防衛線共同訓練”実施
https://youtu.be/tmG4STOYL4c
<松田学よりひとこと>
日本がいまや、米中新冷戦の「アジア最前線」であり、日本の防衛力の意味が
大きく変化していることを思わせるのが、先般、九州で行われた日米仏の陸上
合同訓練でした。公開された訓練は、九州沖に展開している日米仏の艦艇を発
艦するヘリコプターなどで霧島演習場に陸上部隊を送り込むヘリボン作戦と市
街地戦闘。霧島演習場を「離島」に見立てて部隊が着上陸し、離島の市街地に
前進し、敵の侵攻部隊に対処するシナリオ。今後もジャンヌダルク寄港時に共
同訓練を定例化することになっています。北京は警戒を強めています。中国は
076型という新型揚陸艦を開発しているというニュースも紹介しました。
◆松田学のニュース解説
”科学的根拠がない!”グローバルダイニング長谷川社長、緊急事態宣言延長に反旗
https://youtu.be/CzXDFHCM6nU
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでもご紹介したように、あのグローバルダイニングが緊急事態宣
言延長に際して休業命令に従わず、通常営業を強行することに。前回の緊急事
態宣言時には、法的根拠のない要請には応じず、時短をしませんでしたが、命
令が出た時点で、法治国家の一員としてこれには従いつつも、都を提訴。それ
は法の下の平等、表現の自由や営業の自由の侵害を理由に、都の措置を憲法違
反とした訴訟です。全体主義的な措置に徹底抗戦。
今回の緊急事態宣言の場合は命令であり、それは法的な措置ですが、(1)そも
そも緊急事態宣言自体が違法(単なる予防的措置)、(2)禁酒措置に法的根拠
がない、(3)都への弁明書に無回答(行政処分の手続きに瑕疵)、(4)命令
に伴うべき補償措置がない…ということで、前回とは異なり、命令にも応じな
いこととしたものです。つまり、違法命令だから。過料にも徹底的に争うとい
うことです。これを抑える合理的な理由はないでしょう。改めて、長谷川社長
にエールを送りました。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
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(1)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所チャンネル2
https://www.youtube.com/channel/UCUdALlTFAabnQpu_IykDT_g
◆松田政策研究所ニコニコチャンネル
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3. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
映画「鬼滅の刃」興行収入 400億円突破 観客動員数は2896万人
http://ur0.work/ZXw9
映画の配給会社によりますと、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、日本
を含む45の国と地域で上映が行われています。このうち、アメリカでのこれ
までの興行収入はおよそ47億8000万円で、先月23日の公開初日から3日間の
興行収入はおよそ22億円と、外国語映画の初日から3日間の記録としては歴代
1位となっています。
当研究所でもこの鬼滅の刃に関する動画を配信済みです。まだの方は是非ご覧
ください。
◆【ネタバレ注意】特番『映画『鬼滅の刃』大ヒットの理由と忘れてはならな
い日本人の精神』ゲスト:元月刊『正論』編集長 著述家 上島嘉郎氏
https://youtu.be/HW1ALQc1yj8
松田学通信編集部
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お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
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◆5/25配信 チャンネル桜
【松田学】原発事故での教訓を!危ない危ない「ゼロ・コロナ」思考 /
新冷戦時代の最前線は他でもない「日本列島」[R3/5/25]
https://youtu.be/xFNHLnqnYbs
<松田学よりひとこと>
このビデオレターでは、まず「はたしてWチンは救いになるものなのか…?」
として、東京理科大学の村上康文教授からの見解(一生涯、血管病が続くこと
になるリスクがある)について述べ、日本が科学的根拠に基づいた政策を採れ
ないできたことがさまざまな災禍をもたらしてきたのは、今回も10年前の福
島原発事故も同じことが繰り返されているという「ゼロリスク神話」について
論じました。その上で、安全保障問題に関し、先般の日米首脳会談で日本は戦
後初めての新しい局面に入ったことについて、中国を取り巻く米国や世界の安
全保障環境がどのような変化を遂げているかという論点を取り上げました。米
ソ冷戦時代には西ドイツが「ヨーロッパ最前線」、米中新冷戦の現在は、日本
が「アジア最前線」。日本にその覚悟はあるのでしょうか。
◆5/27配信 チャンネル桜
【討論】日本の先端技術・経済再生戦略[桜R3/5/27]
https://youtu.be/t_nQowBKW3g
<松田学よりひとこと>
この問題について冒頭で私から話したのは、従来からこの場で説明しているブ
ロックチェーンや中国の技術的脅威に加え、半導体に関する日本の課題です。
製造設備や工場をいくら作っても、肝となるCPU(中央演算処理装置)の設計の
部分を取らねばなりません。現在はアームとTSMCが席巻している領域に日本
が新しい技術でいかに食い込むかです。それは収益性とは異なる論理での基礎
研究への投資を要する部分です。
GDPが大きいがゆえに顧客向けソリューションビジネスでの儲けに走ってしま
っているのが日本の大企業。テクノロジーといえばものづくりに傾斜してしま
いますが、大事なのはソフトです。これは国家として取り組まねばブレークス
ルーできない課題であり、財政の論理も新自由主義からの脱却が迫られること
になります。
その他、この番組では色々なことを発言しましたが、まとまった発言として、
この冒頭発言と、最後の部分の発言だけ、番組最初からの経過時間(時間:分:
秒)でご紹介します。
(1)先端技術に関する日本の全般的な課題について(0:14:50~0:26:45)
(2)中国に対してはメリハリあるしたたかな対応を
…日本が主導する新COCOMの提案(2:55:00~3:01:51)
(3)産官学民ともガチガチ体制の打破のため財政運営の転換を
…財政法第4条の改正でソフトの価値も資産計上して起債対象に
(3:04:35~3:09:13)
なお、今回は私から依頼して、話題の新著「経済安全保障」の著者で松田政策
研究所Chには何度もご登場いただきながら、チャンネル桜初登場の平井宏冶氏
に参加していだたきました。
■パネリスト(敬称略、順不同)
掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
平井宏冶(株式会社アシスト代表取締役)
松田学(松田政策研究所代表・元衆議院議員)
用田和仁(元陸上自衛隊西部方面総監…スカイプ出演)
渡邊哲也(経済評論家)
司 会:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
◆5/25配信 もぎせかチャンネル
RCEP(アールセップ)は誰得なのか?/松田学先生と対談
https://youtu.be/CCwLMVAU3QM
<松田学よりひとこと>
茂木誠氏と松田政策研究所チャンネルで対談収録をした際に、茂木氏からの依
頼で同氏のチャンネルに出演。RCEPってまずいんでしゃないの?インドが抜
けているからその通りです。日本はTPPの盟主として、中国主導になりかねな
いRCEPにおいても主導権を握るべきでしょう。
◆参政党 ボードメンバー×若者対談!~日本の未来はぼくらの未来だ~
PART3・4 【政党DIY→参政党 神谷宗幣×松田学×篠原常一郎×若者DIY】
PART3 https://youtu.be/pX_vbqKwOYU
PART4 https://youtu.be/MiDNoq5q22s
<松田学よりひとこと>
前号のメルマガでは前半部分をご紹介しましたが、参政党の学生チーム、若手
党員たちが頼もしくも高い志で自分の理念を追求している姿に参加者の皆さん
が感動した場でした。このPART3とPART4では、私がこの4人の若者たちの質
問に答えたり、彼ら彼女らに問いかけたりもしています。日本の政治の実態、
日本が進むべき方向、参政党が何を目指していくべきなのか、若い世代と直接、
共有できたと思います。次の世代が順調に育っていることを大変心強く感じま
した。
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『旧日本陸軍空挺部隊”義烈空挺隊”とは?』ゲスト:一社)「空の神兵」
慰霊顕彰碑護持会代表理事 奥本康大氏
https://youtu.be/PMMwKpH8p3M
<松田学よりひとこと>
米国の評価は高くても日本での評価は逆なのが、我々の先人たちの偉業と日本
人のすばらしさ。自国のために命を捧げた人々を貶める扱いをする国が、果た
して国際社会の中で存立し続けることができるのか。奥本康大さんに、今回は、
終戦直前に、沖縄の米軍への特攻で本土防衛に戦果をあげた義烈空挺隊の史実
を語っていただきました。
攻撃は79年前の5月24日。それは、これから祖国のために命を捨てに行く、隊
員たちがずっと待ち望んでいた日でした。この気持ちは、決してファシズムな
どによって抱かされたものではなく、日本国民が二千年にわたり、天皇のもと
にまとまる家族であり続けてきたことに淵源があるもの…。このことに感動し
て天皇制を残す決断をしたのがマッカーサーだったことを、事実として知って
おくべきでしょう。
「英霊を二度死なせてはならない。慰霊は国民的行事。」
日本は歴史的に覇者による専制支配ということがなかった国であり、天皇は民
とともにあって、常に民のために祈る存在であり続けてきました。そのような
意味でも他国には例のない稀有な文明を営んできた国であることを、事実とし
て思い起こし、このことを国民が共有することこそが興国の基本であろうと思
います。どのような場合であっても、自らの原点を忘れてしまっては、いかな
る成功も覚束ないのではないでしょうか。
◆特番『文政権日本に擦り寄り!?バイデン政権での日米韓の関係は?』
ゲスト:拓殖大学主任研究員 高ヨンチョル氏
https://youtu.be/3HwuFRm6lF4
<松田学よりひとこと>
なぜ、最近の韓国は急に日本にすり寄ってきているのか。もともと文在寅は親
日派…好きなのに、素直に好きとはいえない?韓国でも最近では反中世論が高
まっているとか…米中二股かける文政権、先般の米韓首脳会談では「台湾海峡」
明記などでバイデンを喜ばせたと思ったら、早速、中国から「言動慎み 火遊び
するな」とお仕置きの言葉が…。これは、中国も先般の日米首脳会談後には、
日本には言わなかったこと。
人気が急低下している文在寅が、国民へのファイザーお注射の普及を遅らせて
いるのは、大統領選まで国民がデモに出られないようにするため…!ウソつき、
「ひまわり」の文在寅から、来年には保守派の大統領に代わり、日韓関係も正
常化に向かうというのが、高ヨンチョル氏の見方です。
とにかく、韓国には米中二股をやめて、こちらサイドであることを明確にして
ほしいものですが、G10というより民主主義国「D10」の中で、本当に信頼で
きる国と位置付けられるかといえば、かなり疑問ではないでしょうか。文政権
が壊した国家としての品格や信用を取り戻すのは、そう容易ではないと思いま
す。少なくとも、慰安婦像を各国に建てたりするような愚行はやめていただか
ないと、日本は韓国を「自由で開かれたインド太平洋」に迎え入れられないと
思います。価値観を共有しない限り、ともに中国に対峙できる国とはいえませ
んので。たとえ好きであっても、好きとは言えないようなら、無視されるだけ
のことです。
◆特番『有村治子参議院議員に訊く!
「従軍慰安婦」表現不適切閣議決定までの”舞台裏”』
ゲスト:自民党参議院議員 有村治子氏&情報戦略アナリスト 山岡鉄秀氏
https://youtu.be/TjYghczKQus
<松田学よりひとこと>
この鼎談番組につきましては、今回のコラムでその内容に即して慰安婦問題を
論じています。ぜひ、動画でもお確かめください。
◆【ニコニコ動画配信・無料】井上正康先生解説【新型コロナ最新情報】
緊急事態宣言延長と変異株の危険性<20210510>
https://www.nicovideo.jp/watch/so38770125
<松田学よりひとこと>
変異株でまた感染拡大!あの井上正康先生(大阪市立大学名誉教授)に、現在
の日本で何が起こっているのか、一時間にわたってじっくりとコロナ解説をし
ていただきました。
◆特番『ABJI対中包囲網の歴史的意味とは?』ゲスト:批評家 西村幸祐氏
https://youtu.be/RM8Sn_JMoe4
<松田学よりひとこと>
米ソ冷戦時代は西ドイツがヨーロッパ最前線だった、そこには中距離核弾道ミ
サイルが配備された。米中新冷戦の時代においては日本がアジア最前線になり、
当時の西ドイツと同じ状況になる。西村幸祐氏と対談して、この私の認識が再
確認されました。先般のジャンヌダルク寄港時に九州の陸上で行われた日米仏
の合同演習は何も驚くようなことではありません。
いまや、かつて日本がアジアの植民地から追い出した欧州がアジアに戻って日
本と一緒に戦おうとしています。米英が日本と戦った第二次世界大戦は過ちだ
った。この21世紀の新しい国際秩序の創出は、安倍前総理の成果です。この
必然的な流れをメディアは報じず、日本国民はほとんど自覚していません。か
つてのベルリンの壁は、見えない「東京の壁」に…。ほとんどが左翼のメディ
アには本当に気をつけねばならなくなっています。
この対談の次に必然的に来るのは、歴史認識の問題と憲法の問題です。近く、
西村氏と、本対談の続きとして、これをテーマに対談を予定しています。
「東京の壁」の西側にいる松田政策研究所チャンネルとして、日本における新
しい時代認識の共有に向け、引き続き啓発活動に尽力してまいる所存です。
◆特番『本格化する経済安全保障、中国EV攻勢、どうする日の丸自動車!?
月刊戦略論的中国最新情報4月号』ゲスト:戦略科学者 中川コージ氏
https://youtu.be/D_1VL2yPUc4
<松田学よりひとこと>
日本の佐川急便が中国からEV車を7,000台購入!!40万円台の安価ですから、日
本の民間企業としてもこちらにシフトせざるを得ません。内燃機関の日本車は
ますます劣勢に…。デカップリングは現実にはなかなか大変そうです。今月の
中川コージ氏による中国定点観測の大きな話題は、日米首脳会談やG7でも示
された国際社会の対中強硬姿勢に対して中国がどう反応しているか、でした。
ワクチン外交を進める中国は、これまでの不活化ワクチンに加え、欧米のよう
なmRNAワクチンやウイルスベクターワクチンまで開発しています。すべての
メニューを揃えて世界に安価に供給。脅威は高まる一方です。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説”五輪は中止すべきだ”楽天、三木谷発言はどうなのか?
https://youtu.be/lFkMMQnJsjc
<松田学よりひとこと>
この番組では、感染が拡大しているとされる何種類かの変異株について解説し
ていますが、高まっているのは感染力であって、毒性が高まったかどうかは確
認されていませんし、それは免疫力との相対関係で決まりますから、私たちが
変異に順に身をさらして免疫力強化訓練をして動的平衡状態に達するしか「収
束」への道は開かれません。RNAウイルスですから変異は永遠に繰り返されま
す。
この変異株の影響で東京五輪の開催に慎重論が台頭。世論調査もそうなってき
ましたが、政府としては開催に向けて全力を挙げているところ。そのような中
で楽天の三木谷社長が「五輪断行は自殺行為」と米CNNで発言し、話題にな
っています。では、楽天の傘下にある野球やサッカーは一定の観戦対策をやる
ことによって実施されていますが、それとの関係はどうなのか?来年の北京冬
季五輪を前に、日本が中止するのは国益にも反します。日本の経済界も発言に
は慎重を期してほしいものです。
◆松田学のニュース解説
”お注射”情報続報!接種率OECD37か国でダントツ最下位
https://youtu.be/xS24bqRdHq0
<松田学よりひとこと>
まるでトイレットペーパー騒ぎのようにお注射に人々が押しかけているかに見
える日本、接種率は先進国最下位。でも、少し冷静になるべきでしょう。免疫
状態が他国とは異なる日本人の場合、免疫過剰による将来的な後遺症のリスク
が否定できません。「接種したらマスクなし生活」をイメージしている人が多
いようですが、「絶対にかからない・うつさない」という夢の枠珍というわけ
でもありません。最近では接種予約詐欺まで横行しているようですが、これも
コロナ脳か。お注射でも医療体制の不備がネックになっています。
◆松田学のニュース解説 ”緊急事態宣言延長”の政府判断は正しいのか!?
https://youtu.be/acrQGu4NN5E
<松田学よりひとこと>
これは前回の延長時に収録した番組ですが、当時、各種指標はこれだけの地域
で延長判断が必要な数字だったかどうか、やや疑問があります。リスクゼロ神
話の日本。対策が奏功するはずもない経済社会ストップ政策の一方で、真の感
染対策であるトイレ清掃の徹底が強く呼びかけられているわけでもない緊急事
態宣言。社会的距離戦略で、人間の力で陽性者の拡大など抑えようもないこと
に、そろそろ気付くべきでしょう。これとは無関係に、陽性者数は増える時に
は増え、減る時には勝手に減ってきました。相手は人間と常在で共生するユビ
キタス。むしろ、「国民総免疫力強化運動」を…。これからも繰り返し、正し
い知識を訴えてまいります。
◆松田学のニュース解説
東京都vs政府 文化施設も休業、自〇者急増、中小企業資金繰り悪化・・・
https://youtu.be/9NHqiWnxNdU
<松田学よりひとこと>
コロナに唯一、打ち克つのは人間の免疫力。運動でこれを養うスポーツジムも、
精神面から免疫力にもつながる場であるミュージアムも、緊急事態宣言で全面
休館。愚策はいい加減にしてほしいものです。逆でしょう。動機が不純な緑の
おばさん、都民はバカではありません。次はしっぺ返しを食らうのでは?米国
ではスポーツジムの再開を求める人々がデモに。日本の医療現場では、もう辞
めたいと答える人々が増えてきました。4月には、女性を中心に自〇者もかな
り増えたようです。経済面でも、コロナ融資の条件変更へと自民党が動き出し
ています。感染症に対する正しい知識の欠如と、バランス感覚の欠如がもたら
している事態に、多くの国民が本格的な限界に直面し始めています。
◆松田学のニュース解説 日米仏、中国を念頭に”離島防衛線共同訓練”実施
https://youtu.be/tmG4STOYL4c
<松田学よりひとこと>
日本がいまや、米中新冷戦の「アジア最前線」であり、日本の防衛力の意味が
大きく変化していることを思わせるのが、先般、九州で行われた日米仏の陸上
合同訓練でした。公開された訓練は、九州沖に展開している日米仏の艦艇を発
艦するヘリコプターなどで霧島演習場に陸上部隊を送り込むヘリボン作戦と市
街地戦闘。霧島演習場を「離島」に見立てて部隊が着上陸し、離島の市街地に
前進し、敵の侵攻部隊に対処するシナリオ。今後もジャンヌダルク寄港時に共
同訓練を定例化することになっています。北京は警戒を強めています。中国は
076型という新型揚陸艦を開発しているというニュースも紹介しました。
◆松田学のニュース解説
”科学的根拠がない!”グローバルダイニング長谷川社長、緊急事態宣言延長に反旗
https://youtu.be/CzXDFHCM6nU
<松田学よりひとこと>
今号のコラムでもご紹介したように、あのグローバルダイニングが緊急事態宣
言延長に際して休業命令に従わず、通常営業を強行することに。前回の緊急事
態宣言時には、法的根拠のない要請には応じず、時短をしませんでしたが、命
令が出た時点で、法治国家の一員としてこれには従いつつも、都を提訴。それ
は法の下の平等、表現の自由や営業の自由の侵害を理由に、都の措置を憲法違
反とした訴訟です。全体主義的な措置に徹底抗戦。
今回の緊急事態宣言の場合は命令であり、それは法的な措置ですが、(1)そも
そも緊急事態宣言自体が違法(単なる予防的措置)、(2)禁酒措置に法的根拠
がない、(3)都への弁明書に無回答(行政処分の手続きに瑕疵)、(4)命令
に伴うべき補償措置がない…ということで、前回とは異なり、命令にも応じな
いこととしたものです。つまり、違法命令だから。過料にも徹底的に争うとい
うことです。これを抑える合理的な理由はないでしょう。改めて、長谷川社長
にエールを送りました。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3. 編集後記
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こんにちは事務局です。
映画「鬼滅の刃」興行収入 400億円突破 観客動員数は2896万人
http://ur0.work/ZXw9
映画の配給会社によりますと、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、日本
を含む45の国と地域で上映が行われています。このうち、アメリカでのこれ
までの興行収入はおよそ47億8000万円で、先月23日の公開初日から3日間の
興行収入はおよそ22億円と、外国語映画の初日から3日間の記録としては歴代
1位となっています。
当研究所でもこの鬼滅の刃に関する動画を配信済みです。まだの方は是非ご覧
ください。
◆【ネタバレ注意】特番『映画『鬼滅の刃』大ヒットの理由と忘れてはならな
い日本人の精神』ゲスト:元月刊『正論』編集長 著述家 上島嘉郎氏
https://youtu.be/HW1ALQc1yj8
松田学通信編集部
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