医療政策の問題を社会政策にすり替えていないか~年末年始コロナフリーズの妥当性~松田 学 通信 vol.147 2020.12.21
2020/12/21 (Mon) 08:30
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松田学通信vol.147 2020.12.21
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メールニュースに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方、丹羽経
済塾にご参加頂いた方に一斉で配信しております。今後配信が不要な場合は返
信にてその旨お知らせください。メールアドレス変更についても返信にて承り
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1. コラム
医療政策の問題を社会政策にすり替えていないか
~年末年始コロナフリーズの妥当性~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)本日生配信 松田政策研究所ニコニコ生放送
『コロナ、菅政権誕生、米国混迷、中共台頭・・2020年を振り返る。』
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『海野惠一の世界を斬る!大丈夫か?世界の民主主義』
ゲスト:スウィングバイ(株)代表取締役 海野恵一氏 撮影日:12/10
◆特番『科学が風評に負けてはいけない!福島処理水問題の現状と課題』
ゲスト:衆議院議員 細野豪志氏
◆特番『超限戦に備えよ!12/1中国輸出管理法施行』
ゲスト:(株)アシスト代表取締役 平井宏治氏
◆特番『目指すは改革中道。新自由主義は机上の空論!?』
ゲスト:国民民主党衆議院議員 岸本周平氏
(4)松田学のニュース解説
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
*<2020年12月20日UP>
戦略家ルトワック氏から菅総理へのアドバイス
~海洋同盟で期待される日本の役割と国家路線~
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. 松田学 コラム
医療政策の問題を社会政策にすり替えていないか
~年末年始コロナフリーズの妥当性~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いわゆる「感染者」の急増で医療崩壊まで懸念される事態を受け、政府は年末
年始のGoToトラベル一時停止や会食などの行動制限といった社会的距離戦略の
再強化を決定しました。年末年始といえば、多くのサービス産業にとってはこ
れまでの損失を取り戻す貴重な時期、さすがに今回は経済や地方への壊滅的な
打撃が懸念されています。菅総理も、感染との因果関係のエビデンスがない
GoToをやめたくなかったのが本音ではないでしょうか。専門家分科会の言うこ
とは、専門家ではない政権として従わざるを得なかった…?
ただ、よく考えれば、日本の人口当たり死者数は現在、欧米の数十分の一。そ
れで医療崩壊が懸念されるとは、ちょっと考えにくいほど日本の医療体制が脆
弱なことを示していないでしょうか。これは誰もが思いつく素朴な疑問です。
どうも問題は医療政策の側にある?お医者さんも休みたい、コロナは診たくな
い?とは思いたくないですが、医療側の仕組みの問題が社会政策にすり替えら
れ、計り知れない犠牲を経済社会全体に強いているという見方には否定できな
いものがあります。
そもそも感染ゼロはウイルスの性格からして不可能。「日本は集団免疫状態」
を提唱されてきた上久保靖彦先生から、現状に関するコメントをいただきまし
た。ここでもう一度、新型コロナウイルスで日本で起こっていることは何なの
か、考えてみたいと思います。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/y7y9vhnw
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2. 活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
============================================
出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)本日生配信 松田政策研究所ニコニコ生放送
『コロナ、菅政権誕生、米国混迷、中共台頭・・2020年を振り返る。』
12/21(月)19:00-20:30 放送回(前半45分無料/後半45分有料)
第15回放送(前半ニコニコ動画無料/後半ニコニコ動画有料)
出演:松田政策研究所代表 松田学/情報戦略アナリスト 山岡鉄秀
<ニコニコ生放送視聴URL>↓
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv329597653
<主要テーマ>
『コロナ、菅政権誕生、米国混迷、中共台頭・・2020年を振り返る。』
<目次>
・コロナ第3波で年末年始は活動フリーズ!問題は医療政策のほうに?
・米国大統領選挙の現状と今後の日本の対応
・菅政権のこれまでの評価
・驚くべきSNSの言論統制、ザッカーバーグの金が選挙妨害資金に?
・ドイツ、ベルリン慰安婦像問題続報
・その他
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆12/15配信 参政党
国民民主党 玉木雄一郎代表との対談を終えての感想を語る!!
【政党DIY→参政党 KAZUYA×渡瀬裕哉×神谷宗幣×松田学×篠原常一郎】#80-1
https://youtu.be/WOik1VpXGSM
◆12/18配信 参政党
他政党との連携・協力をするときのポイント/注意点は何!??参政党の今後は…
【政党DIY→参政党 KAZUYA×渡瀬裕哉×神谷宗幣×松田学×篠原常一郎】#80-2
https://youtu.be/7Qfhu4moKpo
<松田学よりひとこと>
ユーチューバーたちをボードメンバーにそろえた参政党に期待されるのは、ネ
ット時代にふさわしい世論形成力。党員が自ら政党活動に主体的に参画して政
策を考える参政党ができるのは、広く普通の国民の声を政治へとすくい上げて
いく機能。これらを通じて、日本の国柄を反映した新しい未来を創る国民運動
を興す。
恐らく、これらの点で参政党が国民民主党と何らかの形での連携協力関係を築
くことができるのではないかという点では、玉木代表との間で共通認識ができ
たように思います。インタビュー番組の座談会でも、玉木代表から、国民の声
を国会の場で実現する上で組んでいきましょうとの発言がありました。自民党
の場合だと献金かパーティー券の購入が必要かもしれませんが、「ウチはタダ
です」…。
ただ、我々として国民民主党は代表はOKだとしても、同党の他の国会議員は
どうなのか。この点は、私のほうで各議員との対談を順次、行っていくことに
なりました。松田政策研究所チャンネルでは、かつて同党の古川元久・衆議院
議員(私の大蔵省の後輩)と対談しましたが、同じく同党の岸本周平・衆議院
議員(私の大蔵省での一年先輩)との対談も配信したところです。これだと、
玉木代表も含め、みんな旧大蔵官僚になってしまいますので、その次は、立憲
民主に行かず、あえて保守路線を選択した山尾志桜里・衆議院議員との対談を
調整しているところです。
現段階ではまだ国会議員を出していない参政党として、組める現職議員とは積
極的に組んでいくことも政党活動として重要な要素になるでしょう。もちろん、
自民党議員を排除しているわけでは決してありません。世界に大調和を生み出
す、天皇陛下のもとにまとまる国づくりを…理念や志さえ一致していれば、各
議員、各勢力との協力関係を広く築いていくことになると思います。
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『海野惠一の世界を斬る!大丈夫か?世界の民主主義』
ゲスト:スウィングバイ(株)代表取締役 海野恵一氏 撮影日:12/10
https://youtu.be/7beeun6qmec
*毎月1回の海野恵一氏による世界を斬る!今回は米国大統領選挙の混乱に
代表されるような民主主義国家の混乱についてお話しいただきました。
<松田学よりひとこと>
中国の侮るべからざる実力についての客観的な事実をもって日本国民に対し警
告を発することは大事ですが、だからと言って、強い存在にはついていくしか
ないという認識は、事実認識を超えた価値判断の領域に関わります。その点で
はどう一線を画すかにこそ、私たちが議論すべき論点がありますので、この番
組で海野氏がおっしゃっていることが松田政策研究所の立場と一致しているわ
けではありません。ただ、中国を知る者がどんな思考回路でどんな結論を導き
出しているのかをみる上では、参考にできるところがあると思います。他方で、
ここで海野氏が述べた米大統領選への見方は、その後、テキサス州からの提訴
を連邦最高裁が棄却したことで、現実とは食い違ってしまいました。
◆特番『科学が風評に負けてはいけない!福島処理水問題の現状と課題』
ゲスト:衆議院議員 細野豪志氏
https://youtu.be/pBCqEZ8imK8
*福島第一原発の処理水問題はもはや待ったなし!菅政権も対応を迫られて
います。民主党政権時の責任者細野豪志議員と、現状と課題についして論
じました。
<松田学よりひとこと>
ゼロリスク神話が蔓延する日本では、科学的にみてリスクを考える必要がない
ことでも、根拠の薄い風評やメディアによる煽りが、ときには非科学的な国民
感情まで生んで、国家としての大事な意思決定を先送りさせ、それが新たな問
題や危機を国民にもたらすという事態が往々にしてみられます。その典型例が
福島の原発処理水。
トリチウムの海洋放出は多くの国でも、そして日本でも実際に行われてきてい
ることであり、福島の場合の安全性も科学的に十分に立証されているにも関わ
らず、政府は依然として決断できない…。
原発施設内の貯蔵タンクは、もう再来年にはこれ以上のスペースがなくなりま
す。準備には2年を要しますから、決断はもうタイミングを過ぎている…。放
置しておけば、別の安全上の問題が発生します。
韓国や中国などから受けている規制や批判に対し、地元漁協が風評被害に怯え
る構図から脱却して、真に科学的な見地からの決断や説得をできるかどうか。
この問題が、他の同様の問題事例の解決にも向けた一つの試金石になるのでは
ないでしょうか。現在の新型コロナへの対応とも無関係とはいえない問題かも
しれません。
◆特番『超限戦に備えよ!12/1中国輸出管理法施行』
ゲスト:(株)アシスト代表取締役 平井宏治氏
https://youtu.be/sqZOUDY8nzY
*12/1に施行された中国輸出管理法。この法律の本当の恐ろしさと日本企業
のカントリーリスク管理の甘さ、そして、中共の思惑は何なのか?平井宏
治氏と語り合いました。
<松田学よりひとこと>
特に中国とビジネスで関りを持っている方などには、現在、想像以上のチャイ
ナリスクが発生していることについて、ぜひ、本番組で知っていただきたいと
思います。
◆特番『目指すは改革中道。新自由主義は机上の空論!?』
ゲスト:国民民主党衆議院議員 岸本周平氏
https://youtu.be/3M1oQJNEvhs
*リベラル保守とは?改革中道勢力を目指す国民民主党衆議院議員 岸本周
平氏と政治について語り合いました。
<松田学よりひとこと>
すでに国民民主党の現職国会議員とは、玉木雄一郎代表、古川元久議員と対談
発信を重ねてきましたが、お二人とも大蔵省では私の後輩。もう一人、旧大蔵
官僚の岸本周平議員は、私の入省時に同じ課で一年先輩だった方。下に対して
は、「一年違えば虫けら同然」が大蔵省の文化でしたが、いまは政界で苦労す
る(した)者どうし、日本の政治を憂う忌憚なき意見交換ができました。それ
にしても、岸本氏が唱える「リベラル保守」、ちょっとわかりにくいのですが、
よく聞いてみると、自由であり自立であり多様性であり…リベラルというより
も、これも保守です。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 日本、英仏と相次いで東シナ海で共同訓練へ
https://youtu.be/L6bSmp41kjk
<松田学よりひとこと>
フランスからはジャンヌダルクが、英国からはクィーンエリザベスが…東シナ
海で日米とともに離島奪還作戦の共同訓練をするそうです。これはクアッド(日
米豪印)プラス2(英仏)でもあり、ファイブアイズ(米英加豪NZ)プラス2(日仏)
でもある。いよいよ中国包囲網が本格化?実質的にはインド太平洋構想に英仏
を取り込み、シーパワー連合による海洋同盟を本格化する大きなステップとい
えるかもしれません。
ちなみに、EU離脱で英国が大陸欧州から連携関係の舵を切り替えるとみられる
英連邦諸国(コモンウェルス・オブ・ネイションズ)54か国のうち、豪州、NZ、
インド、マレーシア、シンガポール、スリランカ、モルディブ、ブルネイが、
インド太平洋構想の地域に属する国々です。
◆松田学のニュース解説 政府が2021年度の税制改正大綱を発表
https://youtu.be/z8h6DWuKCAk
<松田学よりひとこと>
与党が決定した来年度の税制改正のポイントは、脱炭素社会の実現やデジタル
トランスフォーメーション(DX)につながる投資を促す税制。全体では500~
600億円の減税になりそうです。この番組では、日本の税制がどのようなプロ
セスで決まるのか、財務省と与党との関係なども解説しました。税は政治その
もの。しかし、毎年度のように増えていく税制上の優遇措置は、本来は公平で
あるべき税制に、公平の穴を開けるもの。これを超える論理が国民合意でなさ
れなければならない問題です。その論理の構築が強く問われる分野です。
◆松田学のニュース解説 年末年始、GOTOトラベル停止の影響は?
https://youtu.be/St4tLdAOAnI
<松田学よりひとこと>
人口当たりの死者数が世界最低水準の日本で医療崩壊の懸念?この問題、何か
おかしいと考えるべきでしょう。日本での問題は医療政策の問題であって、こ
れを社会政策へとすり替え、経済社会に回復困難な崩壊という犠牲を強いても、
医療界は平時モードを守ろうとしている?年末年始は医療人も休みたいから社
会も活動停止をしろ?今回のコラムで論じた内容を、このニュース解説で取り
上げています。いま必要なのは、国民への緊急事態宣言ではなく、医療界に対
する緊急事態宣言ではないか。医師が足りない?医師不足が言われながらも医
学部の新設を認めようとしてこなかったのは厚労省ではないか。医療資源の弾
力的な配分もできない硬直性…。もともと感染症に対応できるだけの医療体制
ができていなかったことについて深刻な反省と、危機対応システムの構築が強
く問われていると思います。
◆松田学のニュース解説 コロナ禍の今年の漢字は”密”
https://youtu.be/UbVjcP9RQSs
<松田学よりひとこと>
何かといえば「三密」。今年はそんな一年でした。私は今年の漢字は「禍」に
なると思っていましたが、これは第二位だったそうです。物理的距離は「疎」
になっても、精神的なつながりは「密」に、そんな思いも込められた今年の漢
字だったかもしれません。過去の「今年の漢字」も振り返ってみました。それ
ぞれの時代の世相をよく表しています。
◆松田学のニュース解説 独国防相、インド太平洋への軍艦派遣を表明
https://youtu.be/_YvZy_ulUfU
<松田学よりひとこと>
英仏に加え、ドイツまで、日本の戦略の要諦であるインド太平洋構想に乗る勢
いです。中国にのめり込んでいたドイツも、最近の中国の理不尽さにようやく
気付いたか。日本と同じ敗戦国であっても、ドイツは世界の安全保障のために
ここまで貢献する国になっています。そもそも、こうした中国包囲網の形成は、
習近平の最近の極端な政策が自然に生み出したもの。ルトワック氏が、中国は
伝統的に戦略性を欠いた国だと述べている通りでしょう。
◆松田学のニュース解説 どうなっているのか?世界の国防費&アジアパワー
https://youtu.be/g3pg0cg65Vw
<松田学よりひとこと>
米国は国防費のランキングでは2位から11位の国々の総計を上回る圧倒的な1位
ですが、10年前に比べれば減っています。オバマ政権でガタガタになった米国
の軍事力を再建してきたのはトランプ大統領の成果ですが、それでもかつての
水準は取り戻していません。第二位の中国の軍事費は米国の3分の1強にとどま
っていますが、中国が2015年から軍事の軸をハイテク知財へと切り替えている
ことには留意が必要でしょう。かたや、アジアパワー指数では、日本は米国、
中国に次ぐ3位。依然としてアジアのパワーの中核は米国です。韓国が当然な
がら順位を落としましたが、もはや日本はアジアの雁行形態のトップにはいま
せん。「日本新秩序」で影響力を少しでも取り戻したいものです。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
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各情報発信・ツール紹介
============================================
(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆特番『天皇の国史~今こそ天皇の歴史を知ろう!~』
ゲスト:作家 竹田恒泰氏
https://youtu.be/CRgIEGldyL0
◆特番『米中デカップリングは本当に可能なのか?』
ゲスト:スウィングバイ株式会社 代表取締役 海野惠一氏
https://youtu.be/uG46U_jiqUo
◆特番『アフターコロナ社会を考える~AI、ヘリコプターマネーとベーシ
ックインカム~』ゲスト:駒澤大学経済学部 准教授 井上智洋氏
https://youtu.be/p6LUSlmbWQs
(2)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所 ホームページ
https://matsuda-pi.com/index.html
◆松田政策研究所 YouTubeページ
https://www.youtube.com/channel/UCAN0E9cZN7n22Ka1-TuVb-Q
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https://matsuda-manabu.jp/
◆松田学 公式ブログはこちら
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/
◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
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3. 松田学 政策発信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
<松田学よりひとこと>
今回ご紹介するブログ記事は、前回、このメルマガのコラムで述べた内容と同
じ、ルトワック氏へのインタビュー内容です。これはブログでも発信すべき内
容と思いました。前回、コラムを十分にお読みになれなかった方は、こちらか
らお読みいただけます。また、動画にもアクセスできます。
*<2020年12月20日UP>
戦略家ルトワック氏から菅総理へのアドバイス
~海洋同盟で期待される日本の役割と国家路線~
米大統領選とコロナの混乱に乗じて、中国が着々と世界覇権へ布石を打ち続け
ています。2020年は、色々な意味で国際秩序が本格的に揺れ動き始めた年でし
た。こんなときこそ、私たち日本人にますます必要になっているのは、内外で
起こっている様々な事象を冷静に俯瞰できる戦略的な発想力ではないかと思い
ます。
戦略といえば、すぐに思い浮かぶのが、安倍総理にも数々のアドバイスをした
ことで知られる世界的に著名な戦略家のエドワード・ルトワック氏です。松田
政策研究所チャンネルでは過日、そのルトワック氏に私がインタビューをいた
しました。米国東部のご自宅との間でのzoom対談でした。この番組でルトワッ
ク氏にお願いしたのは、菅総理に対し、日本の外交・安全保障戦略や国家路線
などについてアドバイスをしていただくこと。ですから、菅総理や安倍前総理
などにも、この動画をご覧いただくことになっています。
以下、このインタビューでルトワック氏が述べた内容をご紹介いたします。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12645172610.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4. 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは事務局です。
「生活困窮」相談、3倍に急増…4~9月「コロナで失業や収入減に直面」
新型コロナの影響で、職を失った方や生活に困った方などの相談が激増とのこ
と。この年末年始も相談件数が増えることが予想されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0417948aa3eefa69a5bf4145187ae3662ca7668
松田学通信編集部
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お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
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【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
FB. https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
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Copyright (c) 2020 Manabu Matsuda. All Rights Reserved.
※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信vol.147 2020.12.21
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1. コラム
医療政策の問題を社会政策にすり替えていないか
~年末年始コロナフリーズの妥当性~
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3. 松田学 政策発信
*<2020年12月20日UP>
戦略家ルトワック氏から菅総理へのアドバイス
~海洋同盟で期待される日本の役割と国家路線~
4. 編集後記
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1. 松田学 コラム
医療政策の問題を社会政策にすり替えていないか
~年末年始コロナフリーズの妥当性~
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いわゆる「感染者」の急増で医療崩壊まで懸念される事態を受け、政府は年末
年始のGoToトラベル一時停止や会食などの行動制限といった社会的距離戦略の
再強化を決定しました。年末年始といえば、多くのサービス産業にとってはこ
れまでの損失を取り戻す貴重な時期、さすがに今回は経済や地方への壊滅的な
打撃が懸念されています。菅総理も、感染との因果関係のエビデンスがない
GoToをやめたくなかったのが本音ではないでしょうか。専門家分科会の言うこ
とは、専門家ではない政権として従わざるを得なかった…?
ただ、よく考えれば、日本の人口当たり死者数は現在、欧米の数十分の一。そ
れで医療崩壊が懸念されるとは、ちょっと考えにくいほど日本の医療体制が脆
弱なことを示していないでしょうか。これは誰もが思いつく素朴な疑問です。
どうも問題は医療政策の側にある?お医者さんも休みたい、コロナは診たくな
い?とは思いたくないですが、医療側の仕組みの問題が社会政策にすり替えら
れ、計り知れない犠牲を経済社会全体に強いているという見方には否定できな
いものがあります。
そもそも感染ゼロはウイルスの性格からして不可能。「日本は集団免疫状態」
を提唱されてきた上久保靖彦先生から、現状に関するコメントをいただきまし
た。ここでもう一度、新型コロナウイルスで日本で起こっていることは何なの
か、考えてみたいと思います。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/y7y9vhnw
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2. 活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)本日生配信 松田政策研究所ニコニコ生放送
『コロナ、菅政権誕生、米国混迷、中共台頭・・2020年を振り返る。』
12/21(月)19:00-20:30 放送回(前半45分無料/後半45分有料)
第15回放送(前半ニコニコ動画無料/後半ニコニコ動画有料)
出演:松田政策研究所代表 松田学/情報戦略アナリスト 山岡鉄秀
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https://live2.nicovideo.jp/watch/lv329597653
<主要テーマ>
『コロナ、菅政権誕生、米国混迷、中共台頭・・2020年を振り返る。』
<目次>
・コロナ第3波で年末年始は活動フリーズ!問題は医療政策のほうに?
・米国大統領選挙の現状と今後の日本の対応
・菅政権のこれまでの評価
・驚くべきSNSの言論統制、ザッカーバーグの金が選挙妨害資金に?
・ドイツ、ベルリン慰安婦像問題続報
・その他
(2)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆12/15配信 参政党
国民民主党 玉木雄一郎代表との対談を終えての感想を語る!!
【政党DIY→参政党 KAZUYA×渡瀬裕哉×神谷宗幣×松田学×篠原常一郎】#80-1
https://youtu.be/WOik1VpXGSM
◆12/18配信 参政党
他政党との連携・協力をするときのポイント/注意点は何!??参政党の今後は…
【政党DIY→参政党 KAZUYA×渡瀬裕哉×神谷宗幣×松田学×篠原常一郎】#80-2
https://youtu.be/7Qfhu4moKpo
<松田学よりひとこと>
ユーチューバーたちをボードメンバーにそろえた参政党に期待されるのは、ネ
ット時代にふさわしい世論形成力。党員が自ら政党活動に主体的に参画して政
策を考える参政党ができるのは、広く普通の国民の声を政治へとすくい上げて
いく機能。これらを通じて、日本の国柄を反映した新しい未来を創る国民運動
を興す。
恐らく、これらの点で参政党が国民民主党と何らかの形での連携協力関係を築
くことができるのではないかという点では、玉木代表との間で共通認識ができ
たように思います。インタビュー番組の座談会でも、玉木代表から、国民の声
を国会の場で実現する上で組んでいきましょうとの発言がありました。自民党
の場合だと献金かパーティー券の購入が必要かもしれませんが、「ウチはタダ
です」…。
ただ、我々として国民民主党は代表はOKだとしても、同党の他の国会議員は
どうなのか。この点は、私のほうで各議員との対談を順次、行っていくことに
なりました。松田政策研究所チャンネルでは、かつて同党の古川元久・衆議院
議員(私の大蔵省の後輩)と対談しましたが、同じく同党の岸本周平・衆議院
議員(私の大蔵省での一年先輩)との対談も配信したところです。これだと、
玉木代表も含め、みんな旧大蔵官僚になってしまいますので、その次は、立憲
民主に行かず、あえて保守路線を選択した山尾志桜里・衆議院議員との対談を
調整しているところです。
現段階ではまだ国会議員を出していない参政党として、組める現職議員とは積
極的に組んでいくことも政党活動として重要な要素になるでしょう。もちろん、
自民党議員を排除しているわけでは決してありません。世界に大調和を生み出
す、天皇陛下のもとにまとまる国づくりを…理念や志さえ一致していれば、各
議員、各勢力との協力関係を広く築いていくことになると思います。
(3)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『海野惠一の世界を斬る!大丈夫か?世界の民主主義』
ゲスト:スウィングバイ(株)代表取締役 海野恵一氏 撮影日:12/10
https://youtu.be/7beeun6qmec
*毎月1回の海野恵一氏による世界を斬る!今回は米国大統領選挙の混乱に
代表されるような民主主義国家の混乱についてお話しいただきました。
<松田学よりひとこと>
中国の侮るべからざる実力についての客観的な事実をもって日本国民に対し警
告を発することは大事ですが、だからと言って、強い存在にはついていくしか
ないという認識は、事実認識を超えた価値判断の領域に関わります。その点で
はどう一線を画すかにこそ、私たちが議論すべき論点がありますので、この番
組で海野氏がおっしゃっていることが松田政策研究所の立場と一致しているわ
けではありません。ただ、中国を知る者がどんな思考回路でどんな結論を導き
出しているのかをみる上では、参考にできるところがあると思います。他方で、
ここで海野氏が述べた米大統領選への見方は、その後、テキサス州からの提訴
を連邦最高裁が棄却したことで、現実とは食い違ってしまいました。
◆特番『科学が風評に負けてはいけない!福島処理水問題の現状と課題』
ゲスト:衆議院議員 細野豪志氏
https://youtu.be/pBCqEZ8imK8
*福島第一原発の処理水問題はもはや待ったなし!菅政権も対応を迫られて
います。民主党政権時の責任者細野豪志議員と、現状と課題についして論
じました。
<松田学よりひとこと>
ゼロリスク神話が蔓延する日本では、科学的にみてリスクを考える必要がない
ことでも、根拠の薄い風評やメディアによる煽りが、ときには非科学的な国民
感情まで生んで、国家としての大事な意思決定を先送りさせ、それが新たな問
題や危機を国民にもたらすという事態が往々にしてみられます。その典型例が
福島の原発処理水。
トリチウムの海洋放出は多くの国でも、そして日本でも実際に行われてきてい
ることであり、福島の場合の安全性も科学的に十分に立証されているにも関わ
らず、政府は依然として決断できない…。
原発施設内の貯蔵タンクは、もう再来年にはこれ以上のスペースがなくなりま
す。準備には2年を要しますから、決断はもうタイミングを過ぎている…。放
置しておけば、別の安全上の問題が発生します。
韓国や中国などから受けている規制や批判に対し、地元漁協が風評被害に怯え
る構図から脱却して、真に科学的な見地からの決断や説得をできるかどうか。
この問題が、他の同様の問題事例の解決にも向けた一つの試金石になるのでは
ないでしょうか。現在の新型コロナへの対応とも無関係とはいえない問題かも
しれません。
◆特番『超限戦に備えよ!12/1中国輸出管理法施行』
ゲスト:(株)アシスト代表取締役 平井宏治氏
https://youtu.be/sqZOUDY8nzY
*12/1に施行された中国輸出管理法。この法律の本当の恐ろしさと日本企業
のカントリーリスク管理の甘さ、そして、中共の思惑は何なのか?平井宏
治氏と語り合いました。
<松田学よりひとこと>
特に中国とビジネスで関りを持っている方などには、現在、想像以上のチャイ
ナリスクが発生していることについて、ぜひ、本番組で知っていただきたいと
思います。
◆特番『目指すは改革中道。新自由主義は机上の空論!?』
ゲスト:国民民主党衆議院議員 岸本周平氏
https://youtu.be/3M1oQJNEvhs
*リベラル保守とは?改革中道勢力を目指す国民民主党衆議院議員 岸本周
平氏と政治について語り合いました。
<松田学よりひとこと>
すでに国民民主党の現職国会議員とは、玉木雄一郎代表、古川元久議員と対談
発信を重ねてきましたが、お二人とも大蔵省では私の後輩。もう一人、旧大蔵
官僚の岸本周平議員は、私の入省時に同じ課で一年先輩だった方。下に対して
は、「一年違えば虫けら同然」が大蔵省の文化でしたが、いまは政界で苦労す
る(した)者どうし、日本の政治を憂う忌憚なき意見交換ができました。それ
にしても、岸本氏が唱える「リベラル保守」、ちょっとわかりにくいのですが、
よく聞いてみると、自由であり自立であり多様性であり…リベラルというより
も、これも保守です。
(4)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説 日本、英仏と相次いで東シナ海で共同訓練へ
https://youtu.be/L6bSmp41kjk
<松田学よりひとこと>
フランスからはジャンヌダルクが、英国からはクィーンエリザベスが…東シナ
海で日米とともに離島奪還作戦の共同訓練をするそうです。これはクアッド(日
米豪印)プラス2(英仏)でもあり、ファイブアイズ(米英加豪NZ)プラス2(日仏)
でもある。いよいよ中国包囲網が本格化?実質的にはインド太平洋構想に英仏
を取り込み、シーパワー連合による海洋同盟を本格化する大きなステップとい
えるかもしれません。
ちなみに、EU離脱で英国が大陸欧州から連携関係の舵を切り替えるとみられる
英連邦諸国(コモンウェルス・オブ・ネイションズ)54か国のうち、豪州、NZ、
インド、マレーシア、シンガポール、スリランカ、モルディブ、ブルネイが、
インド太平洋構想の地域に属する国々です。
◆松田学のニュース解説 政府が2021年度の税制改正大綱を発表
https://youtu.be/z8h6DWuKCAk
<松田学よりひとこと>
与党が決定した来年度の税制改正のポイントは、脱炭素社会の実現やデジタル
トランスフォーメーション(DX)につながる投資を促す税制。全体では500~
600億円の減税になりそうです。この番組では、日本の税制がどのようなプロ
セスで決まるのか、財務省と与党との関係なども解説しました。税は政治その
もの。しかし、毎年度のように増えていく税制上の優遇措置は、本来は公平で
あるべき税制に、公平の穴を開けるもの。これを超える論理が国民合意でなさ
れなければならない問題です。その論理の構築が強く問われる分野です。
◆松田学のニュース解説 年末年始、GOTOトラベル停止の影響は?
https://youtu.be/St4tLdAOAnI
<松田学よりひとこと>
人口当たりの死者数が世界最低水準の日本で医療崩壊の懸念?この問題、何か
おかしいと考えるべきでしょう。日本での問題は医療政策の問題であって、こ
れを社会政策へとすり替え、経済社会に回復困難な崩壊という犠牲を強いても、
医療界は平時モードを守ろうとしている?年末年始は医療人も休みたいから社
会も活動停止をしろ?今回のコラムで論じた内容を、このニュース解説で取り
上げています。いま必要なのは、国民への緊急事態宣言ではなく、医療界に対
する緊急事態宣言ではないか。医師が足りない?医師不足が言われながらも医
学部の新設を認めようとしてこなかったのは厚労省ではないか。医療資源の弾
力的な配分もできない硬直性…。もともと感染症に対応できるだけの医療体制
ができていなかったことについて深刻な反省と、危機対応システムの構築が強
く問われていると思います。
◆松田学のニュース解説 コロナ禍の今年の漢字は”密”
https://youtu.be/UbVjcP9RQSs
<松田学よりひとこと>
何かといえば「三密」。今年はそんな一年でした。私は今年の漢字は「禍」に
なると思っていましたが、これは第二位だったそうです。物理的距離は「疎」
になっても、精神的なつながりは「密」に、そんな思いも込められた今年の漢
字だったかもしれません。過去の「今年の漢字」も振り返ってみました。それ
ぞれの時代の世相をよく表しています。
◆松田学のニュース解説 独国防相、インド太平洋への軍艦派遣を表明
https://youtu.be/_YvZy_ulUfU
<松田学よりひとこと>
英仏に加え、ドイツまで、日本の戦略の要諦であるインド太平洋構想に乗る勢
いです。中国にのめり込んでいたドイツも、最近の中国の理不尽さにようやく
気付いたか。日本と同じ敗戦国であっても、ドイツは世界の安全保障のために
ここまで貢献する国になっています。そもそも、こうした中国包囲網の形成は、
習近平の最近の極端な政策が自然に生み出したもの。ルトワック氏が、中国は
伝統的に戦略性を欠いた国だと述べている通りでしょう。
◆松田学のニュース解説 どうなっているのか?世界の国防費&アジアパワー
https://youtu.be/g3pg0cg65Vw
<松田学よりひとこと>
米国は国防費のランキングでは2位から11位の国々の総計を上回る圧倒的な1位
ですが、10年前に比べれば減っています。オバマ政権でガタガタになった米国
の軍事力を再建してきたのはトランプ大統領の成果ですが、それでもかつての
水準は取り戻していません。第二位の中国の軍事費は米国の3分の1強にとどま
っていますが、中国が2015年から軍事の軸をハイテク知財へと切り替えている
ことには留意が必要でしょう。かたや、アジアパワー指数では、日本は米国、
中国に次ぐ3位。依然としてアジアのパワーの中核は米国です。韓国が当然な
がら順位を落としましたが、もはや日本はアジアの雁行形態のトップにはいま
せん。「日本新秩序」で影響力を少しでも取り戻したいものです。
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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各情報発信・ツール紹介
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(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆特番『天皇の国史~今こそ天皇の歴史を知ろう!~』
ゲスト:作家 竹田恒泰氏
https://youtu.be/CRgIEGldyL0
◆特番『米中デカップリングは本当に可能なのか?』
ゲスト:スウィングバイ株式会社 代表取締役 海野惠一氏
https://youtu.be/uG46U_jiqUo
◆特番『アフターコロナ社会を考える~AI、ヘリコプターマネーとベーシ
ックインカム~』ゲスト:駒澤大学経済学部 准教授 井上智洋氏
https://youtu.be/p6LUSlmbWQs
(2)各種 SNS紹介
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
<松田学よりひとこと>
今回ご紹介するブログ記事は、前回、このメルマガのコラムで述べた内容と同
じ、ルトワック氏へのインタビュー内容です。これはブログでも発信すべき内
容と思いました。前回、コラムを十分にお読みになれなかった方は、こちらか
らお読みいただけます。また、動画にもアクセスできます。
*<2020年12月20日UP>
戦略家ルトワック氏から菅総理へのアドバイス
~海洋同盟で期待される日本の役割と国家路線~
米大統領選とコロナの混乱に乗じて、中国が着々と世界覇権へ布石を打ち続け
ています。2020年は、色々な意味で国際秩序が本格的に揺れ動き始めた年でし
た。こんなときこそ、私たち日本人にますます必要になっているのは、内外で
起こっている様々な事象を冷静に俯瞰できる戦略的な発想力ではないかと思い
ます。
戦略といえば、すぐに思い浮かぶのが、安倍総理にも数々のアドバイスをした
ことで知られる世界的に著名な戦略家のエドワード・ルトワック氏です。松田
政策研究所チャンネルでは過日、そのルトワック氏に私がインタビューをいた
しました。米国東部のご自宅との間でのzoom対談でした。この番組でルトワッ
ク氏にお願いしたのは、菅総理に対し、日本の外交・安全保障戦略や国家路線
などについてアドバイスをしていただくこと。ですから、菅総理や安倍前総理
などにも、この動画をご覧いただくことになっています。
以下、このインタビューでルトワック氏が述べた内容をご紹介いたします。
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12645172610.html
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
「生活困窮」相談、3倍に急増…4~9月「コロナで失業や収入減に直面」
新型コロナの影響で、職を失った方や生活に困った方などの相談が激増とのこ
と。この年末年始も相談件数が増えることが予想されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0417948aa3eefa69a5bf4145187ae3662ca7668
松田学通信編集部
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【発行元】松田政策研究所
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