菅政権には何を期待できるのか~いまこそ必要なのは日本のアイデンティティと国家観~松田 学 通信 vol.134 2020.09.23
2020/09/23 (Wed) 08:30
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松田学通信vol.134 2020.09.23
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メールニュースに登録いただいた方、名刺交換をさせていただいた方、丹羽経
済塾にご参加頂いた方に配信しております。今後配信が不要な場合は返信にて
その旨お知らせください。メールアドレス変更についても返信にて承ります。
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1. コラム
菅政権には何を期待できるのか
~いまこそ必要なのは日本のアイデンティティと国家観~
2. 活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)10/3「丹羽経済塾~新財源システムを提案する会」開催決定
(2)【ご報告】参政党DIYスクールで「日本経済と未来のお金」を講義
(3)【松田学出演番組・寄稿紹介】
(4)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『安倍政権とはどんな政権だったのか?』
ゲスト:批評家 西村幸祐氏
◆特番『インドネシアのスディルマン将軍と日本の大東亜戦争』
ゲスト:ジャーナリスト葛城奈海氏
◆特番『短命か?長期政権樹立か?菅政権誕生!』
ゲスト:アゴラ編集長 新田哲史氏
◆特番『歴史検証!明智光秀は本当に謀反人だったのか!?』
ゲスト:評論家 宮崎正弘氏
◆特番『女系天皇はなぜダメなのか?』ゲスト:国史啓蒙家 小名木善行氏
(5)松田学の【速報!ニュース解説】~最近の配信より~
(6)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆特番『日本人のための英仏独三国志』
ゲスト:歴史家・評論家 八幡和郎氏
◆特番『敵を知れ!メンツ≒支持率と理解せよ。
月刊戦略論的中国最新情報5月号』ゲスト:戦略科学者 中川コージ氏
◆特番『どうなる?アフターコロナの世界軍事情勢と自衛隊』
ゲスト:元航空自衛隊 評論家 潮匡人氏
(2)各種 SNS紹介
3. 松田学 政策発信
*<2020年9月21日UP>
サイバーセキュリティと政治の課題としての危機管理
4. 編集後記
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1. 松田学 コラム
菅政権には何を期待できるのか
~いまこそ必要なのは日本のアイデンティティと国家観~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ある討論会で、菅新政権に最も期待することは?と問われた私は(1)「コロナ
脳」の収束に向けた政策転換、(2)デジタル庁がブロックチェーン革命やトー
クンエコノミーまで視野に入れた本格的な国づくりをする組織になること、
(3)憲法改正、の3つを、とりあえず挙げました。菅政権は果たして、どん
な性格の政権で、何を成し遂げることになるのか…。
ただ、私としてもう一つ挙げたかったのが、日本の国家アイデンティティの明
確化。この点、個別問題の改革に縦割り打破で取り組む菅総理は、思想的立場
のない「現実重視の実務派」とされ、安倍政権を継承すると言っているわりに
は、国家観がみえないと言われています。実は、いまの日本で最も大事なのは、
まさにこの点なのかもしれません。
『コラムの続きはこちらから・・・』↓
https://tinyurl.com/y4qdey95
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2. 活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)10/3「丹羽経済塾~新財源システムを提案する会」開催決定
『安倍政権の評価と菅政権の課題~新政権は経済政策のフロンティアを拓けるのか~』
安倍政権が突如、幕を閉じ、菅内閣が誕生しました。
これを機に、7年8か月にわたる長期安定政権は日本に何を築いたのか、アベ
ノミクスは何を成し遂げたのか、その歴史的な位置づけも含め、安倍政権の徹
底検証をすることが必要だと思います。その上に立って、デジタル庁や縦割り
打破の構造改革を唱える菅新政権は、日本をどこに導くことになるのか…。
そもそも菅政権が誕生した真相は何だったのか、どんな政権になるのか、これ
らは多くの国民の関心事項だろうと思います。
次回は松田会長がこうした視点から、安倍政権を評価し、菅政権の行方を読む
ための視点を提供するとともに、これからの経済財政政策のあり方について議
論を提起いたします。
皆様奮ってご参加ください。
日 時:10月3日(土)17:30~19:30
講 師:松田学
会 場:渋谷区千駄ヶ谷2-34-8-テラス外苑203
最寄駅:総武線・千駄ヶ谷駅、副都心線・北参道駅
http://urx.blue/UG1b
参加費:1千円
丹羽経済塾事務局宛
Mail : sonken193@kxf.biglobe.ne.jp
FAX 03-3714-3622
携帯 090-7218-5584
(2)【ご報告】参政党DIYスクールで「日本経済と未来のお金」を講義
<松田学より>
参政党DIYスクールでは、9月20日、私が「日本経済と未来のお金」をテーマに
3時間、お話をしました。一般には難しい経済の話ですが、党員が主体的に政
党の政策を考えていくためには、経済政策を考える上でどうしても必要な知識
が欠かせません。
満席状態の会場で受講者の皆さん、予想していた以上に熱心に、なかには身を
乗り出すようにして、私の話に聴き入っていだたきました。
このスクール、他の講師陣も各界第一線、ここでないと聴けない話で、党員に
学びと自立思考の場を提供する。やっぱり、こんな政党はありません。日本を
どうしたらよいか、党員がみんなで考える。
私の話では、未来の日本経済を自分たちでどう創っていくのかを考えていただ
く素材を多面的に提供いたしました。
世界の潮流、日本経済はなぜパッとしなかったのか、日本の潜在力を活用して
どんな「日本新秩序」を世界のなかで生み出していくのか、そこでどんな経済
成長革命を起こすのか…。
情報技術の進歩が可能にする「松田プラン」(政府発行デジタル円によるトーク
ンエコノミー)や新しい通貨のあり方、そしてそれが可能にするもう一つの社会
「協働型コモンズ」も、皆さんと共有できたと思います。
ブロックチェーン革命をチャンスとして、これまでとは異なる新しい社会の仕
組みを世界に先駆けて構築していかなければ、日本経済に未来はないと言って
も過言ではないでしょう。ニッポンを上昇曲線に乗せるには、既存の政党では
やっぱり無理…。
いま参政党が拡大しなければならない必然性を実感していただけたと思います。
参政党DIYスクール講師一覧↓
https://diy.sanseito.jp/courses
スケジュール↓
https://diy.sanseito.jp/schedule
受講方法について↓
https://diy.sanseito.jp/course
(3)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆9/15配信 チャンネル桜
【松田学】大下英治氏の見る、安倍政権のこれまでと菅政権のこれから[R2/9/15]
https://www.youtube.com/watch?v=00hCLpJ9HMM
<松田学よりひとこと>
今回のチャンネル桜のビデオレターでは、前回のメルマガでご紹介した大下英
治氏のお話、つまり、松田政策研究所chでお聞きした菅政権誕生に至るあま
りにも興味深い解説を、私なりに要約した上で、安倍政権の実績評価を行い、
菅政権はどんな政権になりそうか、簡単に展望しました。
(4)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
【号外】ニュースを斬る! 松田学の安倍政権評価!?
https://youtu.be/ukuZJPcmhfc
<松田学よりひとこと>
これだけの最長安定政権でありながら、これだけ多くの課題が道半ばで終わっ
た政権はない…。安倍前総理の辞任表明後、安倍政権を評価する国民は、どの
調査でも7割以上となり、政権末期の調査としては異例の結果になっています
が、ここで安倍総理の7年8か月はどんな成果を達成したのか、冷静に考える
視点を提供しました。
外交や安全保障では一定の成果、その一部は輝かしい成果をあげた安倍政権。
しかし、経済をみれば、インフレ目標は未達成、民主党政権時と比較しても、
実際には経済実態がそれほど改善したわけではなく、アベノミクスは不発。内
政面は意外と成果は少なかった…。
その一因ともなった意思決定メカニズムの問題に加え、少し大局的で歴史的な
視点からみてみれば、安倍政権は平成時代の経済敗戦からの立ち直りに挑戦し
ながら、ついに達成できずに終わった政権でもありました。
安倍政権の評価を踏まえてこそ、次なる政治の課題がみえるはず。前記のチャ
ンネル桜では述べきれなかった多角的な視点から、その2倍の収録時間をかけ
て斬り込みました。
◆特番『安倍政権とはどんな政権だったのか?』
ゲスト:批評家 西村 幸祐氏
https://youtu.be/TtAapSfMxtU
<松田学よりひとこと>
辞任表明後に国民の7割以上が「評価する」とした安倍政権、総裁選最中の先
週でしたが、では、本来は安倍前総理が拠って立つはずだった保守派の立場か
らみてどうなのか、安倍政権は歴史的にどのような位置づけになったのかを、
西村幸祐氏に論じていただきました。
あえて一言でいえば、「平成ニッポンの敗戦」の克服へと挑戦しながら、その
ための匍匐前進が最初の3~4年の成果をもって止まってしまい、目的が未達成
に終わった政権…。国際標準からみて「中道左派」だった…
では、次の菅政権は?…長期安定政権になれるかどうかは二階氏次第。安倍総
理が軸足を党内の親中、親米両派に置いた以上に、これからも菅-二階体制と
なる以上、保守派からの心配は募る一方かもしれません。
西村氏による、ぐっと深堀りした中身の濃い視点からの総括、そこから意外な
論点が色々とみえてきました。
◆特番『インドネシアのスディルマン将軍と日本の大東亜戦争』
ゲスト:ジャーナリスト葛城奈海氏
https://youtu.be/iU-yzj23XNk
<松田学よりひとこと>
日本にとって先の大戦の終戦は1945年ではなく、実は、1949年だった…。本
メルマガの今回のコラムでご紹介した葛城奈海さんとの対談です。日本が先の
大戦を通じて、人種差別なき平等な戦後の国際秩序の形成へと世界を導くとい
う歴史的な偉業を達成した事実を物語るものとして、インドネシアの将軍像を
切り口に、その献花式実行委員会会長の葛城奈海さんと語り合いました。語り
口は穏やかながら、明快に鋭く、戦後日本の本質的な問題を抽出していただい
ています。
◆特番『短命か?長期政権樹立か?菅政権誕生!』
ゲスト:アゴラ編集長 新田哲史氏
https://youtu.be/bX3jhQ7Ec7M
<松田学よりひとこと>
個別の改革を進める実務型内閣なのはよくわかるが、では、日本全体をどうす
るのか、国家観がよく見えないともいわれる菅新政権。逆に、国家観へのこだ
わりがないがゆえに、安倍総理が残せなかったレガシーを残せる本格政権にな
る…?
令和の省庁再編まで3~4年はやるだろう。スキャンダルさえなければ…。
菅総理誕生までの流れと菅政権の行方をメディアサイドはどう見ているか、ア
ゴラの新田さんをお招きしました。
◆特番『歴史検証!明智光秀は本当に謀反人だったのか!?』
ゲスト:評論家 宮崎正弘氏
https://youtu.be/3kcNWwY3jj4
<松田学よりひとこと>
謀反者としてネガティブなイメージで語られる明智光秀。実はそこにも、歴史
の改ざんがありました。実際には、光秀は、欧州勢の侵略、当時のSilent Invasion
から皇室や国体を守った英雄だった…!
いつもホットな国際情勢を語っていただいている宮崎正弘氏が歴史をみる視点
は、さすがに鋭いです。歴史は常に書き換えられていく。こんにちの日本が最
も意を用いなければならない視点を提供してくれていると思います。
◆特番『女系天皇はなぜダメなのか?』ゲスト:国史啓蒙家 小名木善行氏
https://youtu.be/0_bZ8tvP3K8
<松田学よりひとこと>
今回、規制改革担当大臣となった河野太郎・前防衛大臣が、女系天皇を容認す
るが如き発言をしたことが話題になっています。松田政策研究所chでは、そも
そも万世一系でなければならないことについての歴史的な根拠を、この際、き
ちんと明らかにしなければならないと考え、歴史の語り部では第一人者の小名
木善行さんをお招きしました。
これは単なる遺伝子を超えた日本人の精神の問題でもある。世界のどの国にも、
どの王室にもない貴重な伝統と歴史を継承することにこそ、日本人としての精
神の拠り所があるのであり、それを失えば国を失うことがよくわかります。
(5)松田学の【速報!ニュース解説】~最近の配信より~
◆速報!ニュース解説 新型コロナ感染症の新たな取組方針とは
https://youtu.be/y4wJz6Af540
<松田学よりひとこと>
安倍総理が辞任会見をした日に、安倍総理が新型コロナ対策についての方針を
発表しました。その中で最も重要なのは、指定感染症の分類の見直し。現状で
は、新型コロナはペストやエボラ出血熱と同様の扱いです。これでは重症者数
を医療資源の範囲内に抑えるという感染症対策の基本から外れたままですし、
共存にしか収束の道のないウイルスへの対策のあり方としても、かえって事態
を悪化させてしまいます。菅政権下での、「コロナ脳」の払拭に向けた政策転
換の柱の一つになるものだと考えます。
◆速報!ニュース解説 菅、石破、岸田 どうなる自民党総裁選!?
https://youtu.be/fgNlvnPcDtU
<松田学よりひとこと>
すでに分かっていた通りの結果になった今回の総裁選ですが、3人の候補がど
んな政策を主張しているかを中心に配信しました。石破氏は「地方」、岸田氏
は「中間層」、そして菅さんは「構造改革」。ここでは、安倍総理が敷いた路
線から急な転換ができる局面ではなく、来年の総裁選こそが本番と申し上げま
したが、どうも、そうでもなさそうな気がいたします。
◆速報!ニュース解説 尖閣諸島衝突事件から10年。菅元首相発言の検証をすべき。
https://youtu.be/iIABd7wlIPg
<松田学よりひとこと>
同じ総理でも、漢字は同じで読み方が違うのでこれから紛らわしくなりそうで
すが、こちらは菅(かん)元首相。ご存知でしょうか、9月7日は尖閣諸島沖の
領海内で海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件が起きてからちょうど10年で
した。当時の担当大臣の前原誠司氏が、「官邸が逮捕で了解しながら、菅総理
が横浜APECに胡錦涛が来なくなる、俺は議長だ」と言って釈放を命じたと証言
し、話題になっています。菅氏は否定しているようですが、中国がレアアース
などで対日制裁を発動し、その後に釈放したことが、日本は圧力をかければ譲
歩するとの悪しき前例になってしまったのは事実。この尖閣の問題、拳を振り
回すより大事なのは、着々と実効支配を進めること。これなくば、安保第5条
発動の前提も崩れてしまいます。今はかなり危ない状況。菅(すが)新政権の対
応が問われます。
◆速報!ニュース解説 日本の大学改革を急げ!世界大学ランキング2021発表。
https://youtu.be/bOyvmesFJnk
<松田学よりひとこと>
あの東大も世界の中でのランキングは36位と必ずしも高くありません。上位
200校の中に入った日本の大学は東大と京大だけ。東大よりも高いランクに中
国の大学が2校入っています。精華大学と北京大学。なのになぜ、あんなにた
くさん中国人留学生が日本の大学に来るのか…。運営費交付金の削減や競争的
研究費などで日本の大学が資金を絞り上げられ、特に基礎科学など大事な研究
の環境が近年、崩れています。経済的効率性だけでは国力が衰退してしまうこ
とも、構造改革おじさんの菅さんには、ぜひ、考慮に入れてほしいものです。
◆速報!ニュース解説 世論は安倍政権評価。合流野党代表選は民主的?
https://youtu.be/O-tWqtPI4BQ
<松田学よりひとこと>
自民党の総裁選の傍ら、党名が立憲民主党に決まった旧民主党?で代表選が行
われ、枝野氏が選出。ところが、一般国民によるネット投票では、泉健太氏の
ほうが枝野氏よりもケタ違いで人気が高かったようです。国会で150人の勢力
となるこの政党の誕生で、久しぶりに与野党対決の図式が…?自民党との対立
軸は「公助」と消費減税のようです。
他方で、安倍氏への評価が、辞任表明後、大きく高まっています。政権末期で
の支持率上昇は異例のこと。これは論理的に考えれば「病気治ったら次やって
よ」との国民の声?
◆速報!ニュース解説 米中デジタル戦争!日本もデジタル庁設立へ
https://youtu.be/z3eeUqkX5Cc
<松田学よりひとこと>
米国がClean Networkでデジタル技術包囲網を中国に対して敷こうとして動け
ば、今度は中国が『グローバルデータ安全イニシアチブ』を国際社会に提唱。
どうも、中国が日ごろやっている悪事をいけないことだとするルールのようで
す。おかしな話ですが、米中によるデジタル・デカップリングが本格化しそう
です。菅さんは「デジタル庁」を打ち上げていますが、器を創るのは最初の一
歩に過ぎません。大事なのは中身。デジタルで日本がポジションをとれるだけ
のイノベーションを主導できるか。たとえば、私が唱えるブロックチェーン革
命やトークンエコノミーも視野に入れることになれば大したもの。いずれ、デ
ジタル円「松田プラン」も推進してほしいものです。
◆速報!ニュース解説 いよいよか!?倒産、失業じわり増加へ
https://youtu.be/be-i0bYGYZ4
<松田学よりひとこと>
感染防止か経済活動か、で語られる新型コロナ対策、これはコロナ死か自殺死
かを両天秤にかけるものである面なきにしもあらずです。いよいよ、倒産、失
業が顕在化してきましたが、ここに現れない廃業も考えれば、経済はこれから
が深刻…。その次に来るのが自殺者の増加。過去をみても、経済情勢の悪化の
1年後ぐらいから急増しています。8月は前年比で260人の大幅増の1,800人。
コロナが原因か分析中のようですが、これから増えていくのか。菅さんの最初
の大仕事になるべきは、コロナ対策の大転換かもしれません。
(6)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
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各情報発信・ツール紹介
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2020年9月21日UP>
サイバーセキュリティと政治の課題としての危機管理
「目に見えぬ侵略」(Silent Invasion)というタイトルの本が最近話題になって
いる。これは、中国が豪州に対し、武力以外の様々な手段、例えば日常の経済
活動や国民生活、民主政治などを通じて、いつの間にか属国化を進めてきた模
様を赤裸々に描いた本である。その日本語版序文に原著者が記するところでは、
日本も、中国の格好の標的となっている。世論戦、情報戦、心理戦…中国には
「超限戦」という言葉があるが、こうした武力を超えた手段による戦争こそが、
現代における戦争の主流となっており、現にそれは、日本に向けても毎日のよ
うに行われている戦争なのである。
(本稿は、Renaissance誌2020年9月号に筆者が寄稿し、掲載された記事に、
筆者が一部加筆し、関連する図を加えたものです。)
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12626604148.html
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
将棋界で快進撃を続ける藤井二冠ですが、なんと棋譜の分析のためのパソコン
を自作するとのこと。その搭載CPUは50万円。藤井二冠が使っているCPUでは
1秒間に6000万手読めるとのこと。将棋界もITやAIを使いこなすことでより強
くなれるという証左でしょう。
松田学通信編集部
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お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472 TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
□URL. https://matsuda-pi.com/ □E-mail. matsuda@yd-con.com
□FB. https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
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※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信vol.134 2020.09.23
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1. コラム
菅政権には何を期待できるのか
~いまこそ必要なのは日本のアイデンティティと国家観~
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1. 松田学 コラム
菅政権には何を期待できるのか
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ある討論会で、菅新政権に最も期待することは?と問われた私は(1)「コロナ
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な性格の政権で、何を成し遂げることになるのか…。
ただ、私としてもう一つ挙げたかったのが、日本の国家アイデンティティの明
確化。この点、個別問題の改革に縦割り打破で取り組む菅総理は、思想的立場
のない「現実重視の実務派」とされ、安倍政権を継承すると言っているわりに
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2. 活動報告/セミナー情報
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安倍政権が突如、幕を閉じ、菅内閣が誕生しました。
これを機に、7年8か月にわたる長期安定政権は日本に何を築いたのか、アベ
ノミクスは何を成し遂げたのか、その歴史的な位置づけも含め、安倍政権の徹
底検証をすることが必要だと思います。その上に立って、デジタル庁や縦割り
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そもそも菅政権が誕生した真相は何だったのか、どんな政権になるのか、これ
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次回は松田会長がこうした視点から、安倍政権を評価し、菅政権の行方を読む
ための視点を提供するとともに、これからの経済財政政策のあり方について議
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皆様奮ってご参加ください。
日 時:10月3日(土)17:30~19:30
講 師:松田学
会 場:渋谷区千駄ヶ谷2-34-8-テラス外苑203
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参政党DIYスクールでは、9月20日、私が「日本経済と未来のお金」をテーマに
3時間、お話をしました。一般には難しい経済の話ですが、党員が主体的に政
党の政策を考えていくためには、経済政策を考える上でどうしても必要な知識
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どうしたらよいか、党員がみんなで考える。
私の話では、未来の日本経済を自分たちでどう創っていくのかを考えていただ
く素材を多面的に提供いたしました。
世界の潮流、日本経済はなぜパッとしなかったのか、日本の潜在力を活用して
どんな「日本新秩序」を世界のなかで生み出していくのか、そこでどんな経済
成長革命を起こすのか…。
情報技術の進歩が可能にする「松田プラン」(政府発行デジタル円によるトーク
ンエコノミー)や新しい通貨のあり方、そしてそれが可能にするもう一つの社会
「協働型コモンズ」も、皆さんと共有できたと思います。
ブロックチェーン革命をチャンスとして、これまでとは異なる新しい社会の仕
組みを世界に先駆けて構築していかなければ、日本経済に未来はないと言って
も過言ではないでしょう。ニッポンを上昇曲線に乗せるには、既存の政党では
やっぱり無理…。
いま参政党が拡大しなければならない必然性を実感していただけたと思います。
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(3)【松田学出演番組・寄稿紹介】
◆9/15配信 チャンネル桜
【松田学】大下英治氏の見る、安倍政権のこれまでと菅政権のこれから[R2/9/15]
https://www.youtube.com/watch?v=00hCLpJ9HMM
<松田学よりひとこと>
今回のチャンネル桜のビデオレターでは、前回のメルマガでご紹介した大下英
治氏のお話、つまり、松田政策研究所chでお聞きした菅政権誕生に至るあま
りにも興味深い解説を、私なりに要約した上で、安倍政権の実績評価を行い、
菅政権はどんな政権になりそうか、簡単に展望しました。
(4)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
【号外】ニュースを斬る! 松田学の安倍政権評価!?
https://youtu.be/ukuZJPcmhfc
<松田学よりひとこと>
これだけの最長安定政権でありながら、これだけ多くの課題が道半ばで終わっ
た政権はない…。安倍前総理の辞任表明後、安倍政権を評価する国民は、どの
調査でも7割以上となり、政権末期の調査としては異例の結果になっています
が、ここで安倍総理の7年8か月はどんな成果を達成したのか、冷静に考える
視点を提供しました。
外交や安全保障では一定の成果、その一部は輝かしい成果をあげた安倍政権。
しかし、経済をみれば、インフレ目標は未達成、民主党政権時と比較しても、
実際には経済実態がそれほど改善したわけではなく、アベノミクスは不発。内
政面は意外と成果は少なかった…。
その一因ともなった意思決定メカニズムの問題に加え、少し大局的で歴史的な
視点からみてみれば、安倍政権は平成時代の経済敗戦からの立ち直りに挑戦し
ながら、ついに達成できずに終わった政権でもありました。
安倍政権の評価を踏まえてこそ、次なる政治の課題がみえるはず。前記のチャ
ンネル桜では述べきれなかった多角的な視点から、その2倍の収録時間をかけ
て斬り込みました。
◆特番『安倍政権とはどんな政権だったのか?』
ゲスト:批評家 西村 幸祐氏
https://youtu.be/TtAapSfMxtU
<松田学よりひとこと>
辞任表明後に国民の7割以上が「評価する」とした安倍政権、総裁選最中の先
週でしたが、では、本来は安倍前総理が拠って立つはずだった保守派の立場か
らみてどうなのか、安倍政権は歴史的にどのような位置づけになったのかを、
西村幸祐氏に論じていただきました。
あえて一言でいえば、「平成ニッポンの敗戦」の克服へと挑戦しながら、その
ための匍匐前進が最初の3~4年の成果をもって止まってしまい、目的が未達成
に終わった政権…。国際標準からみて「中道左派」だった…
では、次の菅政権は?…長期安定政権になれるかどうかは二階氏次第。安倍総
理が軸足を党内の親中、親米両派に置いた以上に、これからも菅-二階体制と
なる以上、保守派からの心配は募る一方かもしれません。
西村氏による、ぐっと深堀りした中身の濃い視点からの総括、そこから意外な
論点が色々とみえてきました。
◆特番『インドネシアのスディルマン将軍と日本の大東亜戦争』
ゲスト:ジャーナリスト葛城奈海氏
https://youtu.be/iU-yzj23XNk
<松田学よりひとこと>
日本にとって先の大戦の終戦は1945年ではなく、実は、1949年だった…。本
メルマガの今回のコラムでご紹介した葛城奈海さんとの対談です。日本が先の
大戦を通じて、人種差別なき平等な戦後の国際秩序の形成へと世界を導くとい
う歴史的な偉業を達成した事実を物語るものとして、インドネシアの将軍像を
切り口に、その献花式実行委員会会長の葛城奈海さんと語り合いました。語り
口は穏やかながら、明快に鋭く、戦後日本の本質的な問題を抽出していただい
ています。
◆特番『短命か?長期政権樹立か?菅政権誕生!』
ゲスト:アゴラ編集長 新田哲史氏
https://youtu.be/bX3jhQ7Ec7M
<松田学よりひとこと>
個別の改革を進める実務型内閣なのはよくわかるが、では、日本全体をどうす
るのか、国家観がよく見えないともいわれる菅新政権。逆に、国家観へのこだ
わりがないがゆえに、安倍総理が残せなかったレガシーを残せる本格政権にな
る…?
令和の省庁再編まで3~4年はやるだろう。スキャンダルさえなければ…。
菅総理誕生までの流れと菅政権の行方をメディアサイドはどう見ているか、ア
ゴラの新田さんをお招きしました。
◆特番『歴史検証!明智光秀は本当に謀反人だったのか!?』
ゲスト:評論家 宮崎正弘氏
https://youtu.be/3kcNWwY3jj4
<松田学よりひとこと>
謀反者としてネガティブなイメージで語られる明智光秀。実はそこにも、歴史
の改ざんがありました。実際には、光秀は、欧州勢の侵略、当時のSilent Invasion
から皇室や国体を守った英雄だった…!
いつもホットな国際情勢を語っていただいている宮崎正弘氏が歴史をみる視点
は、さすがに鋭いです。歴史は常に書き換えられていく。こんにちの日本が最
も意を用いなければならない視点を提供してくれていると思います。
◆特番『女系天皇はなぜダメなのか?』ゲスト:国史啓蒙家 小名木善行氏
https://youtu.be/0_bZ8tvP3K8
<松田学よりひとこと>
今回、規制改革担当大臣となった河野太郎・前防衛大臣が、女系天皇を容認す
るが如き発言をしたことが話題になっています。松田政策研究所chでは、そも
そも万世一系でなければならないことについての歴史的な根拠を、この際、き
ちんと明らかにしなければならないと考え、歴史の語り部では第一人者の小名
木善行さんをお招きしました。
これは単なる遺伝子を超えた日本人の精神の問題でもある。世界のどの国にも、
どの王室にもない貴重な伝統と歴史を継承することにこそ、日本人としての精
神の拠り所があるのであり、それを失えば国を失うことがよくわかります。
(5)松田学の【速報!ニュース解説】~最近の配信より~
◆速報!ニュース解説 新型コロナ感染症の新たな取組方針とは
https://youtu.be/y4wJz6Af540
<松田学よりひとこと>
安倍総理が辞任会見をした日に、安倍総理が新型コロナ対策についての方針を
発表しました。その中で最も重要なのは、指定感染症の分類の見直し。現状で
は、新型コロナはペストやエボラ出血熱と同様の扱いです。これでは重症者数
を医療資源の範囲内に抑えるという感染症対策の基本から外れたままですし、
共存にしか収束の道のないウイルスへの対策のあり方としても、かえって事態
を悪化させてしまいます。菅政権下での、「コロナ脳」の払拭に向けた政策転
換の柱の一つになるものだと考えます。
◆速報!ニュース解説 菅、石破、岸田 どうなる自民党総裁選!?
https://youtu.be/fgNlvnPcDtU
<松田学よりひとこと>
すでに分かっていた通りの結果になった今回の総裁選ですが、3人の候補がど
んな政策を主張しているかを中心に配信しました。石破氏は「地方」、岸田氏
は「中間層」、そして菅さんは「構造改革」。ここでは、安倍総理が敷いた路
線から急な転換ができる局面ではなく、来年の総裁選こそが本番と申し上げま
したが、どうも、そうでもなさそうな気がいたします。
◆速報!ニュース解説 尖閣諸島衝突事件から10年。菅元首相発言の検証をすべき。
https://youtu.be/iIABd7wlIPg
<松田学よりひとこと>
同じ総理でも、漢字は同じで読み方が違うのでこれから紛らわしくなりそうで
すが、こちらは菅(かん)元首相。ご存知でしょうか、9月7日は尖閣諸島沖の
領海内で海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件が起きてからちょうど10年で
した。当時の担当大臣の前原誠司氏が、「官邸が逮捕で了解しながら、菅総理
が横浜APECに胡錦涛が来なくなる、俺は議長だ」と言って釈放を命じたと証言
し、話題になっています。菅氏は否定しているようですが、中国がレアアース
などで対日制裁を発動し、その後に釈放したことが、日本は圧力をかければ譲
歩するとの悪しき前例になってしまったのは事実。この尖閣の問題、拳を振り
回すより大事なのは、着々と実効支配を進めること。これなくば、安保第5条
発動の前提も崩れてしまいます。今はかなり危ない状況。菅(すが)新政権の対
応が問われます。
◆速報!ニュース解説 日本の大学改革を急げ!世界大学ランキング2021発表。
https://youtu.be/bOyvmesFJnk
<松田学よりひとこと>
あの東大も世界の中でのランキングは36位と必ずしも高くありません。上位
200校の中に入った日本の大学は東大と京大だけ。東大よりも高いランクに中
国の大学が2校入っています。精華大学と北京大学。なのになぜ、あんなにた
くさん中国人留学生が日本の大学に来るのか…。運営費交付金の削減や競争的
研究費などで日本の大学が資金を絞り上げられ、特に基礎科学など大事な研究
の環境が近年、崩れています。経済的効率性だけでは国力が衰退してしまうこ
とも、構造改革おじさんの菅さんには、ぜひ、考慮に入れてほしいものです。
◆速報!ニュース解説 世論は安倍政権評価。合流野党代表選は民主的?
https://youtu.be/O-tWqtPI4BQ
<松田学よりひとこと>
自民党の総裁選の傍ら、党名が立憲民主党に決まった旧民主党?で代表選が行
われ、枝野氏が選出。ところが、一般国民によるネット投票では、泉健太氏の
ほうが枝野氏よりもケタ違いで人気が高かったようです。国会で150人の勢力
となるこの政党の誕生で、久しぶりに与野党対決の図式が…?自民党との対立
軸は「公助」と消費減税のようです。
他方で、安倍氏への評価が、辞任表明後、大きく高まっています。政権末期で
の支持率上昇は異例のこと。これは論理的に考えれば「病気治ったら次やって
よ」との国民の声?
◆速報!ニュース解説 米中デジタル戦争!日本もデジタル庁設立へ
https://youtu.be/z3eeUqkX5Cc
<松田学よりひとこと>
米国がClean Networkでデジタル技術包囲網を中国に対して敷こうとして動け
ば、今度は中国が『グローバルデータ安全イニシアチブ』を国際社会に提唱。
どうも、中国が日ごろやっている悪事をいけないことだとするルールのようで
す。おかしな話ですが、米中によるデジタル・デカップリングが本格化しそう
です。菅さんは「デジタル庁」を打ち上げていますが、器を創るのは最初の一
歩に過ぎません。大事なのは中身。デジタルで日本がポジションをとれるだけ
のイノベーションを主導できるか。たとえば、私が唱えるブロックチェーン革
命やトークンエコノミーも視野に入れることになれば大したもの。いずれ、デ
ジタル円「松田プラン」も推進してほしいものです。
◆速報!ニュース解説 いよいよか!?倒産、失業じわり増加へ
https://youtu.be/be-i0bYGYZ4
<松田学よりひとこと>
感染防止か経済活動か、で語られる新型コロナ対策、これはコロナ死か自殺死
かを両天秤にかけるものである面なきにしもあらずです。いよいよ、倒産、失
業が顕在化してきましたが、ここに現れない廃業も考えれば、経済はこれから
が深刻…。その次に来るのが自殺者の増加。過去をみても、経済情勢の悪化の
1年後ぐらいから急増しています。8月は前年比で260人の大幅増の1,800人。
コロナが原因か分析中のようですが、これから増えていくのか。菅さんの最初
の大仕事になるべきは、コロナ対策の大転換かもしれません。
(6)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
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各情報発信・ツール紹介
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(1)松田政策研究所動画コンテンツ 新着/アーカイブ紹介
◆特番『日本人のための英仏独三国志』
ゲスト:歴史家・評論家 八幡和郎氏
https://youtu.be/S1HdnSYZUkY
◆特番『敵を知れ!メンツ≒支持率と理解せよ。
月刊戦略論的中国最新情報5月号』ゲスト:戦略科学者 中川コージ氏
https://youtu.be/LqkGFEpGI1I
◆特番『どうなる?アフターコロナの世界軍事情勢と自衛隊』
ゲスト:元航空自衛隊 評論家 潮匡人氏
https://youtu.be/g1jCURej674
(2)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所 ホームページ
https://matsuda-pi.com/index.html
◆松田政策研究所 YouTubeページ
https://www.youtube.com/channel/UCAN0E9cZN7n22Ka1-TuVb-Q
◆松田学 公式ホームページはこちら
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◆松田学 公式ブログはこちら
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/
◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/matsudaseisaku/
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3. 松田学 政策発信
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*ここでは松田学の過去の政策提言や国会・政治社会・経済・文化等のアーカ
イブを中心に案内して参ります。もちろん最新の松田学の提言や国会に関する
分析などもUPして参ります。
*<2020年9月21日UP>
サイバーセキュリティと政治の課題としての危機管理
「目に見えぬ侵略」(Silent Invasion)というタイトルの本が最近話題になって
いる。これは、中国が豪州に対し、武力以外の様々な手段、例えば日常の経済
活動や国民生活、民主政治などを通じて、いつの間にか属国化を進めてきた模
様を赤裸々に描いた本である。その日本語版序文に原著者が記するところでは、
日本も、中国の格好の標的となっている。世論戦、情報戦、心理戦…中国には
「超限戦」という言葉があるが、こうした武力を超えた手段による戦争こそが、
現代における戦争の主流となっており、現にそれは、日本に向けても毎日のよ
うに行われている戦争なのである。
(本稿は、Renaissance誌2020年9月号に筆者が寄稿し、掲載された記事に、
筆者が一部加筆し、関連する図を加えたものです。)
<続きはこちら>↓
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12626604148.html
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4. 編集後記
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こんにちは事務局です。
将棋界で快進撃を続ける藤井二冠ですが、なんと棋譜の分析のためのパソコン
を自作するとのこと。その搭載CPUは50万円。藤井二冠が使っているCPUでは
1秒間に6000万手読めるとのこと。将棋界もITやAIを使いこなすことでより強
くなれるという証左でしょう。
松田学通信編集部
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お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
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