闇に入った政局と参政党の立場~不安定な国債市場と松田プラン&ウ和平で世界はトランプ・プーチン枢軸へ~松田 学 通信 vol.376 2025.9.5
2025/09/05 (Fri) 08:30
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松田学通信vol.376 2025.9.5
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1.松田学 コラム
闇に入った政局と参政党の立場~不安定な国債市場と松田プラン&
ウ和平で世界はトランプ・プーチン枢軸へ~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【ご案内】松田学のメディア出演、講演及び演説会など
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学のニュース解説
(4)松田学著書のご案内
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3.編集後記
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1.松田学 コラム
闇に入った政局と参政党の立場~不安定な国債市場と松田プラン&
ウ和平で世界はトランプ・プーチン枢軸へ~
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政局が正に「一寸先は闇」の流動的な状況に突入しています。自民党で参院選
の総括文書がまとめられ、9月2日に両院議員総会で報告され、来週の9月8日に、
前倒し総裁選を実施せよとする党国会議員と各県連支部はその旨を党本部に
「投票」、これが過半数に達すると総裁選実施が決まります。これがどうなる
かが当面の政局の焦点となります。
石破政権を温存したい?党執行部としては、これを記名投票にすることで投票
行動に圧力をかけましたが、こうした様々な画策がかえって反発を広げ、逆に、
投票への決意を表明する議員が閣内の政務三役の中からも次々と現われ、どう
も、過半数に達するのではないかという見方も…。記名投票にしたことで、逆
に、投票しなかった議員が誰なのかも明らかになりますから、彼らは参院選で
示された民意を無視する議員だとのレッテルが貼られるリスクを抱えることに
もなります。いずれにしても、この「踏み絵」で自民党は分裂?
もし、総裁選前倒しが決まれば…石破総理(周辺?)は既に、それなら国民に
信を問うとして、実施派議員たちにブラフをかけていますが、実際に急な解散
総選挙になるのかとなると、微妙です。まず、解散の大義名分がありません。
自らの延命のために国民に信を問う?また、現時点で石破総理のもとでの衆院
選となると、4度目の自公大敗に…?複数の閣僚が、解散に必要な閣議決定に
つき署名を拒否するとも言われています。
石破氏を元気にしているとされるのが内閣支持率の上昇ですが、それはリベラ
ル野党の支持者も含めた石破氏に対する支持率であり、判官びいきもあるでし
ょう。自民党の支持率は低迷したままですし、参院選で躍進した参政党の勢い
がそのまま自公の票を奪うでしょう。公明党は既に解散には反対と表明してい
ます。ただ、国民民主も参政党と共に勢いを増しているため野党間での選挙調
整はできず、野党分裂で自公が漁夫の利を得て衆院で過半数を回復するとの見
方もあるので、石破氏が勝負に出る可能性はゼロではありません。
解散総選挙を決断しない場合に石破氏が総理の座を守るためには総裁選に自ら
出馬するしかありませんが、これはさすがに無理だろうとの見方が多いようで
す。推薦人20人を集めるのも困難だとか。石破氏抜きでも、総裁選になれば、
これは9月いっぱいかかるでしょうから、日本の政治の停滞は長引きます。国
会では野党が多数ですから、選出された総裁が首班指名で総理に選出されない
可能性も。選出されれば10月にも新総理のもとで解散総選挙?そうなれば臨時
国会の開催は遅れ、政治の混乱は更に長引くことになります。
もし、総裁選前倒しという結果にならなければ…石破氏は自民党から形の上で
は信任を受けたことにはなりますが、すでに党四役は辞意を表明し、石破総理
の求心力は低下しています。少数与党のもとで頼りの野党との連携もままなら
ず、与党が薄氷を踏む思いの国会運営は更に野党ペースとなり、麻生最高顧問
が指摘するように「決められない政治」が再現するでしょう。政権運営はいず
れ行き詰まり、石破政権は短命に終わる?
しかし、そんな不安定政権だからこそ、ここぞとばかり立憲民主党との「隠れ
大連立」が浮上し、奇妙な安定状態となってリベラル左派主導の政治が定着す
る可能性も。選択的夫婦別姓など日本の国柄を壊す政策が立憲民主党の思い通
りに次々と実現し、石破氏の見方である国民世論の「右傾化」が収まる頃合い
を見計らいながら、参政党ブームが去るのを待って解散総選挙、それは再来年
になると断言する議員がいないことはありません。
いずれにしても、今年の秋の臨時国会で野党が対峙する総理は誰になるのかに
よって、参政党の出方も異ならざるを得ません。では、参政党はどうするのか。
『コラムの続きはこちらから・・・』
https://x.gd/d7cB8
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2.活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)【ご案内】松田学のメディア出演、講演及び演説会など
◆参政党関係/街頭演説・タウンミーティングなどの予定
現時点では、事前に告知して行われる一般向けの予定はありません。
決まりましたらSNSで告知いたします。
◆文化人放送局に参政党神谷代表とともに出演予定
9月9日午後 詳細未定
◆【討論】進化する世界謀略戦争~なぜ日本にスパイ防止法がないのか?
[桜R7/8/28]
https://www.youtube.com/watch?v=Uy6Sq2Cqs9A
<松田学よりひとこと>
チャンネル桜の8/28の3時間にわたる討論番組生配信に出演、テーマは、「進
化する世界謀略戦争~なぜ日本にスパイ防止法がないのか?」でした。スパイ
防止法の制定を掲げる参政党は法案に向け準備中ですが、そのような経緯から
私が急遽、呼ばれたようです。
これまでも世界は経済領域、サイバー、そして認知領域におけるプロパガンダ
戦も含め「謀略」によって動いてきたのは事実で、これら全体に対抗しようと
するのが参政党。今回、全体として、原口一博衆議院議員ほかご出席のパネリ
ストの皆さまが参政党を応援するトーンの議論になったことはありがたいこと
でした。
私以外のパネリストは、石田和靖、大高未貴、大野寛文、原口一博、坂東忠信、
山田敏弘の各氏で、司会は水島総氏でした。
冒頭(0:09:48~0:14:46)、私からは、こうした議論が「陰謀論」と片づけられ
ては日本は守れない、まずは、世界に戦争や収奪などをもたらしてきたグロー
バリズムの存在と、日本がストロング・ジャパンになろうとするたびに叩かれ
てきたことを国民が認識しなければならない旨を、大東亜戦争に至った経緯、
戦後の洗脳工作、90年代からの経済植民地化、近年の自民党のリベラル化、そ
して「日本人ファースト」を掲げる参政党に対する異常なまでのレッテル貼り
などを例に出しながら申し上げました。
外国勢力による干渉の排除などを目指す参政党の立場として、「謀略」の現状
などそれぞれの分野の皆さんの見方を参考にすべく、私自身は基本的に聞き役
になっておりましたが、スパイ防止も、ここまで懸念国に取り込まれ、サイバ
ー空間自体が筒抜け状態の日本ではそう簡単な話ではないようです。
議論を受け、最後にも、まとまった発言をいたしました(3:12:44~3:19:12)。
ただ、国を守るためにもまずはマネー。原口議員からは、積極財政派の野党は
「松田プラン」でまとまるべきだとの大変力強いお言葉もいただきました。
◆【社会現象】参政党「大躍進」が炙り出した「日本の敵」の正体
【松田学×デイリーWiLL】
https://www.youtube.com/watch?v=IJXdCx5jY7I
<松田学よりひとこと>
デイリーWiLLに8月30日、生出演いたしました。山根氏とは初対面でしたが、
お互い、初めて会ったような感じがしませんでした。私のチャンネルとも共通
の出演者が多く、日頃から視聴し合っておりますので。今回は参政党の話題。
なぜこれだけ躍進したのか、これから何をやりたいのか。山根氏のテンポの良
い振りに応じて50分あまり、思うところを語りました。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『宮崎先生に訊く!強か習近平!米中経済戦争の本質が変貌している!?』
ゲスト:評論家 宮崎正弘氏
https://youtu.be/zUArbpz7_qw?si=GgU91Xt-Ge7zM2f3
<松田学よりひとこと>
トランプ氏は自らのターゲットである中国締め上げに難渋しているようです。
それだけ中国が強大化した。その中国も行き詰まり、日本を草刈り場に…宮崎
正弘氏との対談で最後に出てきたのがトランプ政権が進める暗号通貨。日本で
はまともに注目されていませんが、これがこれからの世界を動かすキーファク
ターになるようです。この点でも宮崎氏は参政党に期待を表明しました。
◆特番『矢野義昭氏に訊く!ウクライナ戦争の帰結は?米ロの協調体制と日本
に問われる対ロ外交再構築』
ゲスト:岐阜女子大学特別客員教授 元陸上自衛隊陸将補 矢野義昭氏
https://youtu.be/zC8QBWPDIFg?si=Al7azFfNsK5fktp5
<松田学よりひとこと>
ウクライナ停戦に向けて何が起きているのか、軍事専門家の矢野義昭氏に話を
伺ってみましたが、結論はやはり…日本は敗戦国となるウにのめり込み過ぎた
ツケをこれから払わされることになる、ロシアとの関係改善が国益上、急務・・
もう、こうした見解をロシア派だとして批判していられないのが客観情勢のよ
うです。
◆特番『矢野義昭氏に訊く!日本に迫られる対米自立と将来の日米同盟
核抑止論はどう考えるべきか』
ゲスト:岐阜女子大学特別客員教授 元陸上自衛隊陸将補 矢野義昭氏
https://youtu.be/DW4KJ-T0hxU?si=jsuyoW5gCJXIHZWl
<松田学よりひとこと>
ロシアによるオレシュニクショック(破壊力の強大な極超音速ミサイル)など
軍事技術の変化で、米国はこれまでの前線への介入主義から撤退し、ゴールデ
ンドーム構想にみられるように、本土防衛に特化する方向へと、国防戦略を大
きく変更しようとしています。この流れで、中長期的には、米国は在日米軍基
地からも撤退し、日本は自立防衛を本格的に迫られることに…。日本は中国包
囲網において、米国に依存することなく、米国と対等な立場でストロングジャ
パンとして同志国となることを強く求められる。これが将来の日米同盟の在り
方でしょう。この道を選ぶか、中国の事実上の属領化を選ぶか、日本は重大な
選択が迫られている…この点を軸に、矢野義昭氏が日本の今後の国家戦略の在
り方について鋭い分析をしています。
◆特番『越境3.0Ch 石田和靖氏登場!食医療自給率向上、国産エネルギー開発
など日本の”真の自立”に必要な事とウクライナ最新情勢』
ゲスト:越境3.0Ch 石田和靖氏
https://youtu.be/L6SrPk2O-8w?si=2vOs0Bi4-G7um_2H
◆特番『”日本人ファースト”で覚醒した日本人に恐怖するワシントンと
グローバリスト!』
ゲスト:日本史研究者 麗澤大学国際学部准教授 ジェーソンモーガン氏
https://youtu.be/dc7-x8JH7O0?si=o5kdouvLiLsqQrz7
<松田学よりひとこと>
参政党が海外で極右などと間違ったレッテル貼りがなされて報道されているの
できちんと反論したいというお申し出に応じて、ジェイソン・モーガン氏から
インタビューを受けるとともに、対談を収録いたしました。
同氏は、日本人ファーストは本当に素晴らしい、それぞれの国が自国民ファー
ストなのは当然のこと、今回の参院選は日本人の間に覚醒が広がっていること
を示した。だからこそ、戦後、日本を植民地状態に置き続けてきた「ワシント
ン」(グローバリストたち)がそんな日本を恐れ、日本抑え込みを図ろうとし
ており、あの「ジャパンズ・ホロコースト」論もそんな背景で出てきたという
のがモーガン氏の見方でした。
これまでは支配層に対抗する国民が労働者「階級」という世界共通の「抽象概
念」で捉えられ、それが右と左という政治の対立軸となってきたが、その図式
は今や崩壊した、支配層に対抗する「国民」は各国ごとに異なるそれぞれの国
の国民となり、それは「実在する国民」であり、それが世界の潮流である、と
の指摘は慧眼でした。
その実在する国民を立場とするのが日本人ファーストだと捉えることができま
す。外国人排斥でもなんでもありません。そして、世界はストロング・ジャパ
ンを求めています、と。それを目指すのが参政党です、とインタビューでは答
えました。米国の保守系メディアで参政党を正しく伝えてくださるとのこと。
◆特番『左右の対立ではもう無い!参政党が作るこれからの日本の政治!』
ゲスト:国史啓蒙家 小名木善行氏
https://youtu.be/w5MGsFDEBpc?si=T8KQnxYfLOgcAsni
<松田学よりひとこと>
国史啓蒙家の小名木善行氏との対談を収録、当選した私、なかでも松田プラン
の実現への期待を強く表明。参政党は「財源は?」と詰め寄られることがある
が、参政党にこのプランあり。松田が言うだけではなく、党として、政府の通
貨発行権の活用ぐらいはちゃんと言って、堂々と反論してほしい、と。
◆特番「藤和彦氏と語る!ウクライナ戦争後の大混乱時代を日本は生き残れるのか
激変する世界の地政学」
参議院議員、松田政策研究所代表 松田学×経済産業研究所主席研究員 藤和彦氏
https://www.youtube.com/live/gcH7gklE5ug?si=ghqr2nzvCF2Lt8rg
ニコニコはこちら
https://live.nicovideo.jp/watch/lv348519976
<松田学よりひとこと>
日本人ファーストの経済的帰結は日本に再び内需主導の高度成長をもたらす、
と言ってもいいかもしれません。8/21に生配信で対談をした経済産業研究所の
藤和彦氏によると、これから欧米はデフレに入り、日本だけがインフレが継続。
理由は、日本では今後、団塊の世代が労働力から完全撤退するとますます人手
不足になること。
その克服の道を、外国人労働者に安易に頼ることなく、できるだけ日本人だけ
で日本の経済社会を回すよう、国民一人当たりの生産性の向上に求めることと
すれば、AIやロボット、ブロックチェーンなどの情報技術の装備を必然的に迫
られることになります。そのために政府が財政面で支援を講じる。日本のかつ
ての高度成長も最初は公共事業への政府のイニシャル投資から始まったとされ
ます。
現在のインフレはそもそも供給面から起きているものですから、インフレ抑制
は、需要面の政策である金融政策の出番ではなく、まさに供給面の政策である
生産性の向上にしか答はありません。生産性を上げるための財政支出は立派な
投資であり、投資の財源は国債。バラマキの財政支出ではなく、こうした生産
性向上のための積極財政であれば、インフレにつながるものではない。
グローバル経済が物価上昇や過度な金融引き締めでデフレへと転化していくと
すれば、日本はこれまでの海外依存型から転換して、国内の生産性向上をテー
マに、投資が投資を呼ぶ内需型の高度成長を実現する…人口減少というピンチ
をチャンスに変えて、自立経済の道を歩む。
そのためにこそ、何十年にわたって累積した国債残高の軛でできないでいる積
極財政を、実際に実現するために、松田プランの出番になる。藤氏との対談で
はこの点で意見が一致しました。
その他、「参院選は団塊ジュニア世代が団塊世代を打ち負かした選挙だった」
とする日本の政治の話から、グローバリゼーションが終焉してアナーキーな群
雄割拠に向かう国際秩序の大激変の話まで、話題は多岐にわたりました。
◆特番「及川幸久氏登場!トランプとプーチンが劇的に変えたウ戦争終結への
道!日本は松田プラン実現を急げ」
参議院議員、松田政策研究所代表 松田学×国際政治アナリスト 及川幸久氏
https://www.youtube.com/live/xd5d-p7bd78?si=axBZpWC9WXl6D4df
ニコニコはこちら
https://live.nicovideo.jp/watch/lv348561809
<松田学よりひとこと>
及川氏から、今回は経済財政について緊急の話があるというので、順番を変え
て、国債マーケットと松田プランの話から対談が始まりました。前半はもっぱ
らこの話題に。国債市場には構造的な変化が起きていて、国債購入の主力の生
保が国債を買わなくなった。日本の国債暴落で日本初の世界恐慌が起きるかも?
というのがマーケットの声だそうです。これは大変重要なこと。
大規模減税や積極財政は国債増発が不可欠だから、それを本当にやるには、も
はや松田プランしかなく、参院選で減税を主張した政党が数多い中で松田プラ
ンを備える参政党だけが地に足のついた主張をしていた、と及川氏。
国債残高を政府発行の暗号通貨で減らし、その代わりに国債を増発するこのプ
ラン、トランプ政権もステーブルコインという暗号通貨で画期的な政策を打ち
出している…さすがは金融のプロ、数ある論者の中でも及川氏は見事に財政政
策を考える上で必要な本質的な論点を突いています。
この対談、後半会員向けは、ウクライナ戦争の終結に向けた動きがテーマにな
りました。トランプとプーチンの間では既に、ウを同国の建国の原点である中
立国に戻すことを軸に「和平」で握っているようです。それはウや欧州が言う
「停戦」(=戦争の継続)とは異なる着地点。あとはウと欧州で話し合え、と。
NATOに加盟しない中立国なら、この戦争の根本原因であるNATOの東方拡大
(グローバリズムのNATOによる挑発)にストップがかかることになります。
国際社会では「挑発された戦争」であるかないかで侵略戦争かどうかの根本的
な違いがあるのに、日本では先に攻撃した側が侵略戦争という単純な捉え方し
かしていないから、真珠湾攻撃=日本が侵略戦争という認識になっているとい
う及川氏の主張は傾聴に値します。
結局、領土も含め、ウ戦争の終結はプーチンの狙い通りになった、これにトラ
ンプが乗ったことで、米国は北極海やレアアースでロシアと協調して利権を得
た、欧州は衰退し、NATOもEUも崩壊に向かう、これからの国際秩序はトラン
プ-プーチン枢軸で動いていく。ここにどう食い込むかが日本のあるべき戦略
・・・必見の番組です。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説【ウクライナを巡る駆け引きとガザ情勢】
ホワイトハウスに欧州首脳たち「屈辱的」?/ロシア抜きではダメだ/今の
焦点はウの安全保証の仕組み/停戦はまだ先/決着へ秘策も?、他
https://youtu.be/FV4n-gaLdJQ?si=-wH0wRv44SCCeGKM
◆松田学のニュース解説【トランプ大統領の米国と欧州・極東情勢】
米国は法治でなく人治独裁国家に?/国家資本主義で中国化?/利下げに転
じる米経済はデフレに突入?/EUが大国とは幻想、他
https://youtu.be/4KM80VZE7T0?si=ovYqHvjlHYW0NiBf
◆松田学のニュース解説【日本の政治経済情勢】
石破総理続投への闘い/支持率アップ!辞任の必要ない?/総裁選は?/連
立相手は維新?/共産党委員長の妨害容認?発言/増大する国債費/一律給
付は見直し、他
https://youtu.be/ZoN_RIMlunY?si=J2H-pGqSWpjM1tLM
◆松田学のニュース解説【ウクライナ・パレスチナ&極東軍事情勢】
ロシアが更にウに大規模攻撃/停戦は?「和平」は?/長距離射程兵器供与
をトランプ大統領決定/イスラエルもエスカレート!、他
https://youtu.be/wONP0U4Dg5s?si=ovedhcuKNLBc7_sd
◆松田学のニュース解説【日本の政治情勢】
自民は参院選敗北の総括へ/氏名公表が党分裂をもたらす?それぞれの立場
/石破氏は歴史修正主義を懸念?/NHKの歴史報道番組に物申す、他
https://youtu.be/b2DZS_fV3xg?si=vH0uqDtSQG0f_DNK
◆松田学のニュース解説【トランプ大統領と国際情勢】
中国人留学生大量受入れに転換!/揺らぐ支持/インドが離反/ワ●政策転
換にノー/トランプ氏に健康不安説/EUのCO2削減不可能、他
https://youtu.be/Xliu7s7yXns?si=ZvnGlksnVJUF3dwN
(4)松田学著書のご案内
◆日本を危機に陥れる黒幕の正体 最新版 宝島新書(2023年10月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
<松田学よりひとこと>
一昨年11月に刊行した単行本『日本を危機に陥れる黒幕の正体』のリニューアル
新書版です。刊行して一年、防衛費増額、広島サミットやLGBT法案などからも、
日本植民地化路線を進める岸田政権の本質が見えてきました。停戦に向かうウク
ライナ情勢、米国での草の根保守への潮流変化、アフターコロナ移行時でも未だ
に日本で続くワクチン接種など、さまざまな情勢も新たに加わっています。
そこで、改めて馬渕大使と対談を行い、それに基づいて一部を大幅に改訂して、
新書として発売されることとなりました。いま日本が問われている問題に斬り込
んでいます。
ぜひ、ご購読ください。
https://qr.paps.jp/Ttg7u
◆『日本再興 経済篇』方丈社(2023年3月)
https://hojosha.co.jp/menu/990589
<松田学よりひとこと>
私が昨年の元旦から執筆した経済論の決定版です。参政党の政策を理解する上
でも必須の本。グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリードする財
政・通貨革命を存分に提言しています。ここで提言したのが「国民国家主義」。
新たな経済の軸は「国民経済の復活」。「松田プラン」についても「人間復活の
ルネサンス」という文明論的な観点も含めて、広範な視点から解説しています。
◆その他、松田学の近著
・「日本再興 経済編 グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリード
する財政・通貨改革』(2023年3月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/mxupwyfd
・『日本を危機に陥れる黒幕の正体』宝島社(2022年11月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
https://tinyurl.com/yckb5twt
・『マスクを捨てよ、町へ出よう』方丈社(2022年8月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/ybze7pc6
・『これで日本は大丈夫!』方丈社(2022年5月)
松田学&武田邦彦(共著)
https://tinyurl.com/3fxjj87h
・『日本をこう変える』方丈社(2022年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/4wwyb8hh
・『新型コロナ騒動の正しい終わらせ方』方丈社(2021年12月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/4n37zz2t
・『新型コロナが本当にこわくなくなる本』方丈社(2021年5月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/mucdcyzr
・『親の金遣いが教育を決める訳』ギャラクシー出版(2020年12月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/3j2exx4p
・『いま知っておきたい みらいのお金の話』アスコム(2019年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/9jthubmd
・『米中知られざる仮想通貨戦争の内幕』宝島社(2019年1月)
松田学&伊藤秀俊(共著)
https://tinyurl.com/yz3dwxaz
・『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』創藝社(2018年8月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/yf563wty
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本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
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3.編集後記
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こんにちは事務局です。
新浪氏会見で浮かび上がった″3つの矛盾″「潔白」「ガバナンス」「サントリーへの愛」
https://www.sankei.com/article/20250903-IN6YLTG36REXBL5EH5KGHBSE7U/
違法の疑いがあるサプリメントに関する捜査を受け、サントリーホールディン
グス(HD)の会長を辞任した経済同友会の新浪剛史代表幹事は3日の定例会見
で、「当面の活動は自粛する」と述べたうえで、進退を同友会の判断にゆだね
るとした。
松田学通信編集部
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1.松田学 コラム
闇に入った政局と参政党の立場~不安定な国債市場と松田プラン&
ウ和平で世界はトランプ・プーチン枢軸へ~
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政局が正に「一寸先は闇」の流動的な状況に突入しています。自民党で参院選
の総括文書がまとめられ、9月2日に両院議員総会で報告され、来週の9月8日に、
前倒し総裁選を実施せよとする党国会議員と各県連支部はその旨を党本部に
「投票」、これが過半数に達すると総裁選実施が決まります。これがどうなる
かが当面の政局の焦点となります。
石破政権を温存したい?党執行部としては、これを記名投票にすることで投票
行動に圧力をかけましたが、こうした様々な画策がかえって反発を広げ、逆に、
投票への決意を表明する議員が閣内の政務三役の中からも次々と現われ、どう
も、過半数に達するのではないかという見方も…。記名投票にしたことで、逆
に、投票しなかった議員が誰なのかも明らかになりますから、彼らは参院選で
示された民意を無視する議員だとのレッテルが貼られるリスクを抱えることに
もなります。いずれにしても、この「踏み絵」で自民党は分裂?
もし、総裁選前倒しが決まれば…石破総理(周辺?)は既に、それなら国民に
信を問うとして、実施派議員たちにブラフをかけていますが、実際に急な解散
総選挙になるのかとなると、微妙です。まず、解散の大義名分がありません。
自らの延命のために国民に信を問う?また、現時点で石破総理のもとでの衆院
選となると、4度目の自公大敗に…?複数の閣僚が、解散に必要な閣議決定に
つき署名を拒否するとも言われています。
石破氏を元気にしているとされるのが内閣支持率の上昇ですが、それはリベラ
ル野党の支持者も含めた石破氏に対する支持率であり、判官びいきもあるでし
ょう。自民党の支持率は低迷したままですし、参院選で躍進した参政党の勢い
がそのまま自公の票を奪うでしょう。公明党は既に解散には反対と表明してい
ます。ただ、国民民主も参政党と共に勢いを増しているため野党間での選挙調
整はできず、野党分裂で自公が漁夫の利を得て衆院で過半数を回復するとの見
方もあるので、石破氏が勝負に出る可能性はゼロではありません。
解散総選挙を決断しない場合に石破氏が総理の座を守るためには総裁選に自ら
出馬するしかありませんが、これはさすがに無理だろうとの見方が多いようで
す。推薦人20人を集めるのも困難だとか。石破氏抜きでも、総裁選になれば、
これは9月いっぱいかかるでしょうから、日本の政治の停滞は長引きます。国
会では野党が多数ですから、選出された総裁が首班指名で総理に選出されない
可能性も。選出されれば10月にも新総理のもとで解散総選挙?そうなれば臨時
国会の開催は遅れ、政治の混乱は更に長引くことになります。
もし、総裁選前倒しという結果にならなければ…石破氏は自民党から形の上で
は信任を受けたことにはなりますが、すでに党四役は辞意を表明し、石破総理
の求心力は低下しています。少数与党のもとで頼りの野党との連携もままなら
ず、与党が薄氷を踏む思いの国会運営は更に野党ペースとなり、麻生最高顧問
が指摘するように「決められない政治」が再現するでしょう。政権運営はいず
れ行き詰まり、石破政権は短命に終わる?
しかし、そんな不安定政権だからこそ、ここぞとばかり立憲民主党との「隠れ
大連立」が浮上し、奇妙な安定状態となってリベラル左派主導の政治が定着す
る可能性も。選択的夫婦別姓など日本の国柄を壊す政策が立憲民主党の思い通
りに次々と実現し、石破氏の見方である国民世論の「右傾化」が収まる頃合い
を見計らいながら、参政党ブームが去るのを待って解散総選挙、それは再来年
になると断言する議員がいないことはありません。
いずれにしても、今年の秋の臨時国会で野党が対峙する総理は誰になるのかに
よって、参政党の出方も異ならざるを得ません。では、参政党はどうするのか。
『コラムの続きはこちらから・・・』
https://x.gd/d7cB8
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2.活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)【ご案内】松田学のメディア出演、講演及び演説会など
◆参政党関係/街頭演説・タウンミーティングなどの予定
現時点では、事前に告知して行われる一般向けの予定はありません。
決まりましたらSNSで告知いたします。
◆文化人放送局に参政党神谷代表とともに出演予定
9月9日午後 詳細未定
◆【討論】進化する世界謀略戦争~なぜ日本にスパイ防止法がないのか?
[桜R7/8/28]
https://www.youtube.com/watch?v=Uy6Sq2Cqs9A
<松田学よりひとこと>
チャンネル桜の8/28の3時間にわたる討論番組生配信に出演、テーマは、「進
化する世界謀略戦争~なぜ日本にスパイ防止法がないのか?」でした。スパイ
防止法の制定を掲げる参政党は法案に向け準備中ですが、そのような経緯から
私が急遽、呼ばれたようです。
これまでも世界は経済領域、サイバー、そして認知領域におけるプロパガンダ
戦も含め「謀略」によって動いてきたのは事実で、これら全体に対抗しようと
するのが参政党。今回、全体として、原口一博衆議院議員ほかご出席のパネリ
ストの皆さまが参政党を応援するトーンの議論になったことはありがたいこと
でした。
私以外のパネリストは、石田和靖、大高未貴、大野寛文、原口一博、坂東忠信、
山田敏弘の各氏で、司会は水島総氏でした。
冒頭(0:09:48~0:14:46)、私からは、こうした議論が「陰謀論」と片づけられ
ては日本は守れない、まずは、世界に戦争や収奪などをもたらしてきたグロー
バリズムの存在と、日本がストロング・ジャパンになろうとするたびに叩かれ
てきたことを国民が認識しなければならない旨を、大東亜戦争に至った経緯、
戦後の洗脳工作、90年代からの経済植民地化、近年の自民党のリベラル化、そ
して「日本人ファースト」を掲げる参政党に対する異常なまでのレッテル貼り
などを例に出しながら申し上げました。
外国勢力による干渉の排除などを目指す参政党の立場として、「謀略」の現状
などそれぞれの分野の皆さんの見方を参考にすべく、私自身は基本的に聞き役
になっておりましたが、スパイ防止も、ここまで懸念国に取り込まれ、サイバ
ー空間自体が筒抜け状態の日本ではそう簡単な話ではないようです。
議論を受け、最後にも、まとまった発言をいたしました(3:12:44~3:19:12)。
ただ、国を守るためにもまずはマネー。原口議員からは、積極財政派の野党は
「松田プラン」でまとまるべきだとの大変力強いお言葉もいただきました。
◆【社会現象】参政党「大躍進」が炙り出した「日本の敵」の正体
【松田学×デイリーWiLL】
https://www.youtube.com/watch?v=IJXdCx5jY7I
<松田学よりひとこと>
デイリーWiLLに8月30日、生出演いたしました。山根氏とは初対面でしたが、
お互い、初めて会ったような感じがしませんでした。私のチャンネルとも共通
の出演者が多く、日頃から視聴し合っておりますので。今回は参政党の話題。
なぜこれだけ躍進したのか、これから何をやりたいのか。山根氏のテンポの良
い振りに応じて50分あまり、思うところを語りました。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆特番『宮崎先生に訊く!強か習近平!米中経済戦争の本質が変貌している!?』
ゲスト:評論家 宮崎正弘氏
https://youtu.be/zUArbpz7_qw?si=GgU91Xt-Ge7zM2f3
<松田学よりひとこと>
トランプ氏は自らのターゲットである中国締め上げに難渋しているようです。
それだけ中国が強大化した。その中国も行き詰まり、日本を草刈り場に…宮崎
正弘氏との対談で最後に出てきたのがトランプ政権が進める暗号通貨。日本で
はまともに注目されていませんが、これがこれからの世界を動かすキーファク
ターになるようです。この点でも宮崎氏は参政党に期待を表明しました。
◆特番『矢野義昭氏に訊く!ウクライナ戦争の帰結は?米ロの協調体制と日本
に問われる対ロ外交再構築』
ゲスト:岐阜女子大学特別客員教授 元陸上自衛隊陸将補 矢野義昭氏
https://youtu.be/zC8QBWPDIFg?si=Al7azFfNsK5fktp5
<松田学よりひとこと>
ウクライナ停戦に向けて何が起きているのか、軍事専門家の矢野義昭氏に話を
伺ってみましたが、結論はやはり…日本は敗戦国となるウにのめり込み過ぎた
ツケをこれから払わされることになる、ロシアとの関係改善が国益上、急務・・
もう、こうした見解をロシア派だとして批判していられないのが客観情勢のよ
うです。
◆特番『矢野義昭氏に訊く!日本に迫られる対米自立と将来の日米同盟
核抑止論はどう考えるべきか』
ゲスト:岐阜女子大学特別客員教授 元陸上自衛隊陸将補 矢野義昭氏
https://youtu.be/DW4KJ-T0hxU?si=jsuyoW5gCJXIHZWl
<松田学よりひとこと>
ロシアによるオレシュニクショック(破壊力の強大な極超音速ミサイル)など
軍事技術の変化で、米国はこれまでの前線への介入主義から撤退し、ゴールデ
ンドーム構想にみられるように、本土防衛に特化する方向へと、国防戦略を大
きく変更しようとしています。この流れで、中長期的には、米国は在日米軍基
地からも撤退し、日本は自立防衛を本格的に迫られることに…。日本は中国包
囲網において、米国に依存することなく、米国と対等な立場でストロングジャ
パンとして同志国となることを強く求められる。これが将来の日米同盟の在り
方でしょう。この道を選ぶか、中国の事実上の属領化を選ぶか、日本は重大な
選択が迫られている…この点を軸に、矢野義昭氏が日本の今後の国家戦略の在
り方について鋭い分析をしています。
◆特番『越境3.0Ch 石田和靖氏登場!食医療自給率向上、国産エネルギー開発
など日本の”真の自立”に必要な事とウクライナ最新情勢』
ゲスト:越境3.0Ch 石田和靖氏
https://youtu.be/L6SrPk2O-8w?si=2vOs0Bi4-G7um_2H
◆特番『”日本人ファースト”で覚醒した日本人に恐怖するワシントンと
グローバリスト!』
ゲスト:日本史研究者 麗澤大学国際学部准教授 ジェーソンモーガン氏
https://youtu.be/dc7-x8JH7O0?si=o5kdouvLiLsqQrz7
<松田学よりひとこと>
参政党が海外で極右などと間違ったレッテル貼りがなされて報道されているの
できちんと反論したいというお申し出に応じて、ジェイソン・モーガン氏から
インタビューを受けるとともに、対談を収録いたしました。
同氏は、日本人ファーストは本当に素晴らしい、それぞれの国が自国民ファー
ストなのは当然のこと、今回の参院選は日本人の間に覚醒が広がっていること
を示した。だからこそ、戦後、日本を植民地状態に置き続けてきた「ワシント
ン」(グローバリストたち)がそんな日本を恐れ、日本抑え込みを図ろうとし
ており、あの「ジャパンズ・ホロコースト」論もそんな背景で出てきたという
のがモーガン氏の見方でした。
これまでは支配層に対抗する国民が労働者「階級」という世界共通の「抽象概
念」で捉えられ、それが右と左という政治の対立軸となってきたが、その図式
は今や崩壊した、支配層に対抗する「国民」は各国ごとに異なるそれぞれの国
の国民となり、それは「実在する国民」であり、それが世界の潮流である、と
の指摘は慧眼でした。
その実在する国民を立場とするのが日本人ファーストだと捉えることができま
す。外国人排斥でもなんでもありません。そして、世界はストロング・ジャパ
ンを求めています、と。それを目指すのが参政党です、とインタビューでは答
えました。米国の保守系メディアで参政党を正しく伝えてくださるとのこと。
◆特番『左右の対立ではもう無い!参政党が作るこれからの日本の政治!』
ゲスト:国史啓蒙家 小名木善行氏
https://youtu.be/w5MGsFDEBpc?si=T8KQnxYfLOgcAsni
<松田学よりひとこと>
国史啓蒙家の小名木善行氏との対談を収録、当選した私、なかでも松田プラン
の実現への期待を強く表明。参政党は「財源は?」と詰め寄られることがある
が、参政党にこのプランあり。松田が言うだけではなく、党として、政府の通
貨発行権の活用ぐらいはちゃんと言って、堂々と反論してほしい、と。
◆特番「藤和彦氏と語る!ウクライナ戦争後の大混乱時代を日本は生き残れるのか
激変する世界の地政学」
参議院議員、松田政策研究所代表 松田学×経済産業研究所主席研究員 藤和彦氏
https://www.youtube.com/live/gcH7gklE5ug?si=ghqr2nzvCF2Lt8rg
ニコニコはこちら
https://live.nicovideo.jp/watch/lv348519976
<松田学よりひとこと>
日本人ファーストの経済的帰結は日本に再び内需主導の高度成長をもたらす、
と言ってもいいかもしれません。8/21に生配信で対談をした経済産業研究所の
藤和彦氏によると、これから欧米はデフレに入り、日本だけがインフレが継続。
理由は、日本では今後、団塊の世代が労働力から完全撤退するとますます人手
不足になること。
その克服の道を、外国人労働者に安易に頼ることなく、できるだけ日本人だけ
で日本の経済社会を回すよう、国民一人当たりの生産性の向上に求めることと
すれば、AIやロボット、ブロックチェーンなどの情報技術の装備を必然的に迫
られることになります。そのために政府が財政面で支援を講じる。日本のかつ
ての高度成長も最初は公共事業への政府のイニシャル投資から始まったとされ
ます。
現在のインフレはそもそも供給面から起きているものですから、インフレ抑制
は、需要面の政策である金融政策の出番ではなく、まさに供給面の政策である
生産性の向上にしか答はありません。生産性を上げるための財政支出は立派な
投資であり、投資の財源は国債。バラマキの財政支出ではなく、こうした生産
性向上のための積極財政であれば、インフレにつながるものではない。
グローバル経済が物価上昇や過度な金融引き締めでデフレへと転化していくと
すれば、日本はこれまでの海外依存型から転換して、国内の生産性向上をテー
マに、投資が投資を呼ぶ内需型の高度成長を実現する…人口減少というピンチ
をチャンスに変えて、自立経済の道を歩む。
そのためにこそ、何十年にわたって累積した国債残高の軛でできないでいる積
極財政を、実際に実現するために、松田プランの出番になる。藤氏との対談で
はこの点で意見が一致しました。
その他、「参院選は団塊ジュニア世代が団塊世代を打ち負かした選挙だった」
とする日本の政治の話から、グローバリゼーションが終焉してアナーキーな群
雄割拠に向かう国際秩序の大激変の話まで、話題は多岐にわたりました。
◆特番「及川幸久氏登場!トランプとプーチンが劇的に変えたウ戦争終結への
道!日本は松田プラン実現を急げ」
参議院議員、松田政策研究所代表 松田学×国際政治アナリスト 及川幸久氏
https://www.youtube.com/live/xd5d-p7bd78?si=axBZpWC9WXl6D4df
ニコニコはこちら
https://live.nicovideo.jp/watch/lv348561809
<松田学よりひとこと>
及川氏から、今回は経済財政について緊急の話があるというので、順番を変え
て、国債マーケットと松田プランの話から対談が始まりました。前半はもっぱ
らこの話題に。国債市場には構造的な変化が起きていて、国債購入の主力の生
保が国債を買わなくなった。日本の国債暴落で日本初の世界恐慌が起きるかも?
というのがマーケットの声だそうです。これは大変重要なこと。
大規模減税や積極財政は国債増発が不可欠だから、それを本当にやるには、も
はや松田プランしかなく、参院選で減税を主張した政党が数多い中で松田プラ
ンを備える参政党だけが地に足のついた主張をしていた、と及川氏。
国債残高を政府発行の暗号通貨で減らし、その代わりに国債を増発するこのプ
ラン、トランプ政権もステーブルコインという暗号通貨で画期的な政策を打ち
出している…さすがは金融のプロ、数ある論者の中でも及川氏は見事に財政政
策を考える上で必要な本質的な論点を突いています。
この対談、後半会員向けは、ウクライナ戦争の終結に向けた動きがテーマにな
りました。トランプとプーチンの間では既に、ウを同国の建国の原点である中
立国に戻すことを軸に「和平」で握っているようです。それはウや欧州が言う
「停戦」(=戦争の継続)とは異なる着地点。あとはウと欧州で話し合え、と。
NATOに加盟しない中立国なら、この戦争の根本原因であるNATOの東方拡大
(グローバリズムのNATOによる挑発)にストップがかかることになります。
国際社会では「挑発された戦争」であるかないかで侵略戦争かどうかの根本的
な違いがあるのに、日本では先に攻撃した側が侵略戦争という単純な捉え方し
かしていないから、真珠湾攻撃=日本が侵略戦争という認識になっているとい
う及川氏の主張は傾聴に値します。
結局、領土も含め、ウ戦争の終結はプーチンの狙い通りになった、これにトラ
ンプが乗ったことで、米国は北極海やレアアースでロシアと協調して利権を得
た、欧州は衰退し、NATOもEUも崩壊に向かう、これからの国際秩序はトラン
プ-プーチン枢軸で動いていく。ここにどう食い込むかが日本のあるべき戦略
・・・必見の番組です。
(3)松田学のニュース解説
◆松田学のニュース解説【ウクライナを巡る駆け引きとガザ情勢】
ホワイトハウスに欧州首脳たち「屈辱的」?/ロシア抜きではダメだ/今の
焦点はウの安全保証の仕組み/停戦はまだ先/決着へ秘策も?、他
https://youtu.be/FV4n-gaLdJQ?si=-wH0wRv44SCCeGKM
◆松田学のニュース解説【トランプ大統領の米国と欧州・極東情勢】
米国は法治でなく人治独裁国家に?/国家資本主義で中国化?/利下げに転
じる米経済はデフレに突入?/EUが大国とは幻想、他
https://youtu.be/4KM80VZE7T0?si=ovYqHvjlHYW0NiBf
◆松田学のニュース解説【日本の政治経済情勢】
石破総理続投への闘い/支持率アップ!辞任の必要ない?/総裁選は?/連
立相手は維新?/共産党委員長の妨害容認?発言/増大する国債費/一律給
付は見直し、他
https://youtu.be/ZoN_RIMlunY?si=J2H-pGqSWpjM1tLM
◆松田学のニュース解説【ウクライナ・パレスチナ&極東軍事情勢】
ロシアが更にウに大規模攻撃/停戦は?「和平」は?/長距離射程兵器供与
をトランプ大統領決定/イスラエルもエスカレート!、他
https://youtu.be/wONP0U4Dg5s?si=ovedhcuKNLBc7_sd
◆松田学のニュース解説【日本の政治情勢】
自民は参院選敗北の総括へ/氏名公表が党分裂をもたらす?それぞれの立場
/石破氏は歴史修正主義を懸念?/NHKの歴史報道番組に物申す、他
https://youtu.be/b2DZS_fV3xg?si=vH0uqDtSQG0f_DNK
◆松田学のニュース解説【トランプ大統領と国際情勢】
中国人留学生大量受入れに転換!/揺らぐ支持/インドが離反/ワ●政策転
換にノー/トランプ氏に健康不安説/EUのCO2削減不可能、他
https://youtu.be/Xliu7s7yXns?si=ZvnGlksnVJUF3dwN
(4)松田学著書のご案内
◆日本を危機に陥れる黒幕の正体 最新版 宝島新書(2023年10月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
<松田学よりひとこと>
一昨年11月に刊行した単行本『日本を危機に陥れる黒幕の正体』のリニューアル
新書版です。刊行して一年、防衛費増額、広島サミットやLGBT法案などからも、
日本植民地化路線を進める岸田政権の本質が見えてきました。停戦に向かうウク
ライナ情勢、米国での草の根保守への潮流変化、アフターコロナ移行時でも未だ
に日本で続くワクチン接種など、さまざまな情勢も新たに加わっています。
そこで、改めて馬渕大使と対談を行い、それに基づいて一部を大幅に改訂して、
新書として発売されることとなりました。いま日本が問われている問題に斬り込
んでいます。
ぜひ、ご購読ください。
https://qr.paps.jp/Ttg7u
◆『日本再興 経済篇』方丈社(2023年3月)
https://hojosha.co.jp/menu/990589
<松田学よりひとこと>
私が昨年の元旦から執筆した経済論の決定版です。参政党の政策を理解する上
でも必須の本。グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリードする財
政・通貨革命を存分に提言しています。ここで提言したのが「国民国家主義」。
新たな経済の軸は「国民経済の復活」。「松田プラン」についても「人間復活の
ルネサンス」という文明論的な観点も含めて、広範な視点から解説しています。
◆その他、松田学の近著
・「日本再興 経済編 グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリード
する財政・通貨改革』(2023年3月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/mxupwyfd
・『日本を危機に陥れる黒幕の正体』宝島社(2022年11月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
https://tinyurl.com/yckb5twt
・『マスクを捨てよ、町へ出よう』方丈社(2022年8月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/ybze7pc6
・『これで日本は大丈夫!』方丈社(2022年5月)
松田学&武田邦彦(共著)
https://tinyurl.com/3fxjj87h
・『日本をこう変える』方丈社(2022年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/4wwyb8hh
・『新型コロナ騒動の正しい終わらせ方』方丈社(2021年12月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/4n37zz2t
・『新型コロナが本当にこわくなくなる本』方丈社(2021年5月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/mucdcyzr
・『親の金遣いが教育を決める訳』ギャラクシー出版(2020年12月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/3j2exx4p
・『いま知っておきたい みらいのお金の話』アスコム(2019年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/9jthubmd
・『米中知られざる仮想通貨戦争の内幕』宝島社(2019年1月)
松田学&伊藤秀俊(共著)
https://tinyurl.com/yz3dwxaz
・『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』創藝社(2018年8月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/yf563wty
(5)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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各情報発信・ツール紹介
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3.編集後記
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こんにちは事務局です。
新浪氏会見で浮かび上がった″3つの矛盾″「潔白」「ガバナンス」「サントリーへの愛」
https://www.sankei.com/article/20250903-IN6YLTG36REXBL5EH5KGHBSE7U/
違法の疑いがあるサプリメントに関する捜査を受け、サントリーホールディン
グス(HD)の会長を辞任した経済同友会の新浪剛史代表幹事は3日の定例会見
で、「当面の活動は自粛する」と述べたうえで、進退を同友会の判断にゆだね
るとした。
松田学通信編集部
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