参議院選挙当選のご報告~日本国民本位の政治へ、これからが本番~松田 学 通信 vol.373 2025.7.30
2025/07/30 (Wed) 08:30
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松田学通信vol.373 2025.7.30
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信しております。今後配信が不要な場合は返信にてその旨お知らせください。
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1.松田学 コラム
参議院選挙当選のご報告~日本国民本位の政治へ、これからが本番~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【ご案内】松田学のメディア出演、講演及び演説会など
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学著書のご案内
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
〇各情報発信・ツール紹介
3.編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.松田学 コラム
参議院選挙当選のご報告~日本国民本位の政治へ、これからが本番~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回の参院選で私、松田学は当選を果たしました。
この参院選で躍進した参政党は、全国比例で742.5万票(得票率12.5%)を獲
得し、この比例枠で私を含む7人が当選。この得票数は自民、国民民主に次ぐ
3位で、参政党が3年前の参院選で獲得した176万票(当選者1人)の4倍以上の
数字でした。
また、地方選挙区で7人の当選者を出し、合計14人が当選。今回非改選の現職
1人と現職衆議院議員3人を併せ18人の国会議員を擁する政党に成長しました。
参政党はこれまで、1人しか当選者を出せない衆院の小選挙区のみならず、参
院選の県単位の地方選挙区でも当選は無理で、それらの候補者の皆さんは比例
で当選者を出すために闘うという位置づけでしたが(本人にとっては選挙活動
で耕した地元でその後、地方議員を狙う土台になるという意味はありましたが)、
今回、複数枠の区とはいえ地方選挙区でこれだけ当選者を出せたのは快挙だっ
たといえます。
全国比例で私が個人名への投票で得た票数は、今回、同じ党から10人の比例
候補者が出馬して個人名票が分散する中でも、88,419票を確保できました(3
年前の参院選では5人が立った中で7.3万票)。松田政策研究所CHでもおなじ
みの山中泉氏も2.8万票あまりで当選し、今後、同じ党の国会議員として共に
活動していくことになります。
私の当確が出たのは、投開票日である7月20日の翌日の21日の朝5時半頃。早
速、多くの方々から祝意のご連絡をいただき、短い睡眠をとったあと、16時
から炎天下の新橋SL広場にて参政党の祝勝街頭演説会に。比例当選者7人の
全員が次々と演説し、日本国民ファーストへと日本の政治を変え、次の時代
を拓く第一歩がスタートしました。
7月25日には当選証書を受け取り、議員バッヂも手にいたしました。正式に参
議院議員になったのは7月29日からで、同日、参議院会館の私の部屋(1017
号室)に入居、そして8月1日に初登院の流れとなります。国会議員への復帰
は2014年11月から数えて11年ぶりとなりますが、この間もYoutubeや参政党
の活動などを通じて国政への発言を続けてまいりました。旧知の方々からも、
この間、よく頑張ったと祝福をいただいております。
さて、今回の参院選は色々な意味で日本の政治に大きな節目が訪れていること
を示しています。自公が惨敗、立憲民主がその受皿にならず、参政党や国民民
主が民意をつかんで躍進、従来の組織型選挙の時代ではなくなりつつあります。
政治に国民が参加することを標榜する参政党は若い世代にも投票を呼びかけま
したが、旧来型の政治を終わらせたい民意とも相まって、投開票日が連休中日
であったにも関わらず、投票率は上がりました。
他方で、共産と社民が大きく後退し、右か左かが対立軸となってきた55年体制
も転機を迎えたようです。組織や利権ではなく、特定の理念のもとに国民が集
って党員として政党を担う本来の政党政治が日本でも定着する契機となるのが、
参政党の躍進かもしれません。
同党は「日本人ファースト」を掲げましたが、今回の選挙ではグローバリズム
に対抗して国民国家を掲げる新たな軸が日本でもようやく芽生え始めたという
のも一つの特徴でしょう。右か左かではなく、グローバリズムか反グローバリ
ズムかという軸は欧米など世界的な政治潮流となりつつあり、これを掲げる日
本唯一の参政党の躍進は、単なる反移民というテーゼを超えた新たな政治選択
の軸の誕生といえるかもしれません。
ちなみに、参政党は今回の選挙で「差別主義」などをプラカードに掲げる勢力
から酷い選挙妨害を受け続けましたが、それは誤解です。「日本人ファースト」
は決して排外主義ではなく、現在、多くの日本国民が野放図に増大しているか
にみえる外国人の流入や土地など不動産の購入などに不安を募らせている現状
を踏まえ、移民増大で苦しむ欧米のような状況になる前に、そこに一定のルー
ルや秩序を創ることを主張しているものです。
無秩序な外国勢の流入は、日本国民のみならず、入ってきた外国人にとっても
ハッピーなことではありません。参政党が掲げる日本古来の国柄である調和や
共存の理念を実現するためにも、まずは困窮する日本人自身をもっと豊かにし、
守り抜いていくことが必要だという立場。それぞれの国が自国のアイデンティ
ティを維持してこその世界の大調和です。
なお、参政党の候補者たちの多くが「消費税廃止」を唱えていましたが、同党
の国民負担率を46.2%から35%に引き下げるとの公約を実現するのは並大抵の
ことではなく、いくら理屈としては大型減税や積極財政が正しくても、実際に
それができる具体的な提案がなければポピュリズムに堕してしまうことを懸念
してきました。
財政政策の最大の制約となっているのが国債マーケットや金融です。政府の通
貨発行権を活用してその問題をクリアーできる「松田プラン」なくして参政党
の公約は実現できません。候補者たちばかりではなく、当選した参議院議員の
間でも、このことへの理解が未だ不十分な中で、国政の場に必要なプロの政策
論議をどう実現していくか、今回当選した14人の参議院議員の中で経験者は3
人、ほとんど新人の議員団をいかにレベルアップさせていくか、私に課せられ
た使命は重大です。
8月1日には私の役職も公表されることになると思いますが、これからがいよい
よ本番です。皆さまからのご期待に応えるべく、参議院議員として国政に全力
で取り組んでまいる所存ですので、今後ともご指導、ご鞭撻よろしくお願い申
し上げます。
松田政策研究所CHから参院選のご報告を過日、生配信いたしましたところ、
応援のコメントを多数いただきました。グローバリズムと向き合い日本国民が
主導する政治を確立するための闘いはこれからです。今後とも当CHも充実させ
ていきたいと考えております。
◆参院選を終えて ご報告 松田学
https://www.youtube.com/watch?v=PjqWUs7ZzRw
【コラムURLはこちら】
https://x.gd/lIEkW
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2.活動報告/セミナー情報
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出演番組・イベント・寄稿等
============================================
(1)【ご案内】松田学のメディア出演、講演及び演説会など
【メディア出演】
◆参政党 赤坂News
・松田学×伊藤貫 参院選SP対談Part.1
~トランプ革命とグローバリズムの終焉~【赤坂ニュース297】参政党
https://youtu.be/qs41Z4SVOlQ?si=mC5gnLUnIyijcMUX
・松田学×伊藤貫 参院選SP対談Part.2
~今後の国際秩序と日本のポジション~【赤坂ニュース299】参政党
https://www.youtube.com/watch?v=fJeDp-TrSps&t=72s
<松田学よりひとこと>
参院選に向けて「支持政党はないが、個人的なレベルで、松田さんをぜひお願
いします。」…国際政治アナリストの伊東貫氏にそうおっしゃっていただいた
本対談番組は、現在の世界の構図に見事に斬り込む内容となりました。曰く
「米国の現在の仮想敵国は、ロシア、チャイナ、ドイツ、そして日本…。」
パート2く、いまの日本、特にエリートたちに欠けてしまっ
たのはモラル(道徳)とモラール(士気)と国家戦略。このままでは5~15年
後に日本は中国の属領になる。そうならないよう、日本が日本であるために、
政治には日本国という明確な軸がますます求められています。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆松田学のニュース解説【参院選後の日本の政治状況】
いつ辞めるのか?石破総理退陣不可避か/強まる石破降ろし/同じく沈んだ
公明と立民/参政党の躍進を海外はどう報じているか/苦境の共産と社民
https://youtu.be/t2zCICRvKKE?si=IqsgyF32ZTJmNaqu
◆松田学のニュース解説【日米関税交渉合意】
本当に成功か?自動車は安堵したが…/市場は財政拡大を期待?/トランプ
大統領「史上最大で歴史的」の意味は?/食料は大丈夫?/どうする?80兆
円の投資、他
https://youtu.be/trCyVN6SSJA?si=7hA8aLiRmieBRE0r
(3)松田学著書のご案内
◆日本を危機に陥れる黒幕の正体 最新版 宝島新書(2023年10月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
<松田学よりひとこと>
一昨年11月に刊行した単行本『日本を危機に陥れる黒幕の正体』のリニューア
ル新書版です。刊行して一年、防衛費増額、広島サミットやLGBT法案などか
らも、日本植民地化路線を進める岸田政権の本質が見えてきました。停戦に向
かうウクライナ情勢、米国での草の根保守への潮流変化、アフターコロナ移行
時でも未だに日本で続くワクチン接種など、さまざまな情勢も新たに加わって
います。
そこで、改めて馬渕大使と対談を行い、それに基づいて一部を大幅に改訂して、
新書として発売されることとなりました。いま日本が問われている問題に斬り
込んでいます。
ぜひ、ご購読ください。
https://qr.paps.jp/Ttg7u
◆『日本再興 経済篇』方丈社(2023年3月)
https://hojosha.co.jp/menu/990589
<松田学よりひとこと>
私が昨年の元旦から執筆した経済論の決定版です。参政党の政策を理解する上
でも必須の本。グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリードする財
政・通貨革命を存分に提言しています。ここで提言したのが「国民国家主義」。
新たな経済の軸は「国民経済の復活」。「松田プラン」についても「人間復活の
ルネサンス」という文明論的な観点も含めて、広範な視点から解説しています。
◆その他、松田学の近著
・「日本再興 経済編 グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリード
する財政・通貨改革』(2023年3月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/mxupwyfd
・『日本を危機に陥れる黒幕の正体』宝島社(2022年11月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
https://tinyurl.com/yckb5twt
・『マスクを捨てよ、町へ出よう』方丈社(2022年8月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/ybze7pc6
・『これで日本は大丈夫!』方丈社(2022年5月)
松田学&武田邦彦(共著)
https://tinyurl.com/3fxjj87h
・『日本をこう変える』方丈社(2022年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/4wwyb8hh
・『新型コロナ騒動の正しい終わらせ方』方丈社(2021年12月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/4n37zz2t
・『新型コロナが本当にこわくなくなる本』方丈社(2021年5月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/mucdcyzr
・『親の金遣いが教育を決める訳』ギャラクシー出版(2020年12月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/3j2exx4p
・『いま知っておきたい みらいのお金の話』アスコム(2019年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/9jthubmd
・『米中知られざる仮想通貨戦争の内幕』宝島社(2019年1月)
松田学&伊藤秀俊(共著)
https://tinyurl.com/yz3dwxaz
・『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』創藝社(2018年8月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/yf563wty
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
松田政策研究所は、松田学の講演やセミナーのご依頼を承っております。
『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
詳細はこちら
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各情報発信・ツール紹介
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(1)各種 SNS紹介
◆松田政策研究所チャンネル2
https://www.youtube.com/channel/UCUdALlTFAabnQpu_IykDT_g
◆松田政策研究所ニコニコチャンネル
https://ch.nicovideo.jp/matsuda-pi
◆松田政策研究所 ホームページ
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◆松田政策研究所 YouTubeページ
https://www.youtube.com/channel/UCAN0E9cZN7n22Ka1-TuVb-Q
◆松田学 公式ホームページはこちら
https://matsuda-manabu.jp/
◆松田学 公式ブログはこちら
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◆松田政策研究所 フェイスブックはこちら
https://www.facebook.com/matsudaseisaku
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3.編集後記
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こんにちは事務局です。
「#石破やめるな」官邸前デモ集まったのはどんな人?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c575e00efbf42c1aead85b49fbd02f37cd0b7cbe
立憲、共産、社民、れいわ。こういう政党の支持層に言われるとしたら、即刻
辞任すべきでしょう。
松田学通信編集部
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お問合せは、松田政策研究所までご連絡ください。
E-mail:matsuda@yd-con.com
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【発行元】松田政策研究所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-472
TEL:03-6434-7354 FAX:03-64347356
URL. http://matsuda-pi.com/ E-mail. matsuda@yd-con.com
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※メール転送自由。掲載内容の転載・転用は事務局までご一報ください。
松田学通信vol.373 2025.7.30
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1.松田学 コラム
参議院選挙当選のご報告~日本国民本位の政治へ、これからが本番~
2.活動報告/セミナー情報
〇出演番組・イベント・寄稿等
(1)【ご案内】松田学のメディア出演、講演及び演説会など
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
(3)松田学著書のご案内
(4)講演・セミナー講師依頼はこちら
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3.編集後記
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1.松田学 コラム
参議院選挙当選のご報告~日本国民本位の政治へ、これからが本番~
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今回の参院選で私、松田学は当選を果たしました。
この参院選で躍進した参政党は、全国比例で742.5万票(得票率12.5%)を獲
得し、この比例枠で私を含む7人が当選。この得票数は自民、国民民主に次ぐ
3位で、参政党が3年前の参院選で獲得した176万票(当選者1人)の4倍以上の
数字でした。
また、地方選挙区で7人の当選者を出し、合計14人が当選。今回非改選の現職
1人と現職衆議院議員3人を併せ18人の国会議員を擁する政党に成長しました。
参政党はこれまで、1人しか当選者を出せない衆院の小選挙区のみならず、参
院選の県単位の地方選挙区でも当選は無理で、それらの候補者の皆さんは比例
で当選者を出すために闘うという位置づけでしたが(本人にとっては選挙活動
で耕した地元でその後、地方議員を狙う土台になるという意味はありましたが)、
今回、複数枠の区とはいえ地方選挙区でこれだけ当選者を出せたのは快挙だっ
たといえます。
全国比例で私が個人名への投票で得た票数は、今回、同じ党から10人の比例
候補者が出馬して個人名票が分散する中でも、88,419票を確保できました(3
年前の参院選では5人が立った中で7.3万票)。松田政策研究所CHでもおなじ
みの山中泉氏も2.8万票あまりで当選し、今後、同じ党の国会議員として共に
活動していくことになります。
私の当確が出たのは、投開票日である7月20日の翌日の21日の朝5時半頃。早
速、多くの方々から祝意のご連絡をいただき、短い睡眠をとったあと、16時
から炎天下の新橋SL広場にて参政党の祝勝街頭演説会に。比例当選者7人の
全員が次々と演説し、日本国民ファーストへと日本の政治を変え、次の時代
を拓く第一歩がスタートしました。
7月25日には当選証書を受け取り、議員バッヂも手にいたしました。正式に参
議院議員になったのは7月29日からで、同日、参議院会館の私の部屋(1017
号室)に入居、そして8月1日に初登院の流れとなります。国会議員への復帰
は2014年11月から数えて11年ぶりとなりますが、この間もYoutubeや参政党
の活動などを通じて国政への発言を続けてまいりました。旧知の方々からも、
この間、よく頑張ったと祝福をいただいております。
さて、今回の参院選は色々な意味で日本の政治に大きな節目が訪れていること
を示しています。自公が惨敗、立憲民主がその受皿にならず、参政党や国民民
主が民意をつかんで躍進、従来の組織型選挙の時代ではなくなりつつあります。
政治に国民が参加することを標榜する参政党は若い世代にも投票を呼びかけま
したが、旧来型の政治を終わらせたい民意とも相まって、投開票日が連休中日
であったにも関わらず、投票率は上がりました。
他方で、共産と社民が大きく後退し、右か左かが対立軸となってきた55年体制
も転機を迎えたようです。組織や利権ではなく、特定の理念のもとに国民が集
って党員として政党を担う本来の政党政治が日本でも定着する契機となるのが、
参政党の躍進かもしれません。
同党は「日本人ファースト」を掲げましたが、今回の選挙ではグローバリズム
に対抗して国民国家を掲げる新たな軸が日本でもようやく芽生え始めたという
のも一つの特徴でしょう。右か左かではなく、グローバリズムか反グローバリ
ズムかという軸は欧米など世界的な政治潮流となりつつあり、これを掲げる日
本唯一の参政党の躍進は、単なる反移民というテーゼを超えた新たな政治選択
の軸の誕生といえるかもしれません。
ちなみに、参政党は今回の選挙で「差別主義」などをプラカードに掲げる勢力
から酷い選挙妨害を受け続けましたが、それは誤解です。「日本人ファースト」
は決して排外主義ではなく、現在、多くの日本国民が野放図に増大しているか
にみえる外国人の流入や土地など不動産の購入などに不安を募らせている現状
を踏まえ、移民増大で苦しむ欧米のような状況になる前に、そこに一定のルー
ルや秩序を創ることを主張しているものです。
無秩序な外国勢の流入は、日本国民のみならず、入ってきた外国人にとっても
ハッピーなことではありません。参政党が掲げる日本古来の国柄である調和や
共存の理念を実現するためにも、まずは困窮する日本人自身をもっと豊かにし、
守り抜いていくことが必要だという立場。それぞれの国が自国のアイデンティ
ティを維持してこその世界の大調和です。
なお、参政党の候補者たちの多くが「消費税廃止」を唱えていましたが、同党
の国民負担率を46.2%から35%に引き下げるとの公約を実現するのは並大抵の
ことではなく、いくら理屈としては大型減税や積極財政が正しくても、実際に
それができる具体的な提案がなければポピュリズムに堕してしまうことを懸念
してきました。
財政政策の最大の制約となっているのが国債マーケットや金融です。政府の通
貨発行権を活用してその問題をクリアーできる「松田プラン」なくして参政党
の公約は実現できません。候補者たちばかりではなく、当選した参議院議員の
間でも、このことへの理解が未だ不十分な中で、国政の場に必要なプロの政策
論議をどう実現していくか、今回当選した14人の参議院議員の中で経験者は3
人、ほとんど新人の議員団をいかにレベルアップさせていくか、私に課せられ
た使命は重大です。
8月1日には私の役職も公表されることになると思いますが、これからがいよい
よ本番です。皆さまからのご期待に応えるべく、参議院議員として国政に全力
で取り組んでまいる所存ですので、今後ともご指導、ご鞭撻よろしくお願い申
し上げます。
松田政策研究所CHから参院選のご報告を過日、生配信いたしましたところ、
応援のコメントを多数いただきました。グローバリズムと向き合い日本国民が
主導する政治を確立するための闘いはこれからです。今後とも当CHも充実させ
ていきたいと考えております。
◆参院選を終えて ご報告 松田学
https://www.youtube.com/watch?v=PjqWUs7ZzRw
【コラムURLはこちら】
https://x.gd/lIEkW
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2.活動報告/セミナー情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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出演番組・イベント・寄稿等
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(1)【ご案内】松田学のメディア出演、講演及び演説会など
【メディア出演】
◆参政党 赤坂News
・松田学×伊藤貫 参院選SP対談Part.1
~トランプ革命とグローバリズムの終焉~【赤坂ニュース297】参政党
https://youtu.be/qs41Z4SVOlQ?si=mC5gnLUnIyijcMUX
・松田学×伊藤貫 参院選SP対談Part.2
~今後の国際秩序と日本のポジション~【赤坂ニュース299】参政党
https://www.youtube.com/watch?v=fJeDp-TrSps&t=72s
<松田学よりひとこと>
参院選に向けて「支持政党はないが、個人的なレベルで、松田さんをぜひお願
いします。」…国際政治アナリストの伊東貫氏にそうおっしゃっていただいた
本対談番組は、現在の世界の構図に見事に斬り込む内容となりました。曰く
「米国の現在の仮想敵国は、ロシア、チャイナ、ドイツ、そして日本…。」
パート2く、いまの日本、特にエリートたちに欠けてしまっ
たのはモラル(道徳)とモラール(士気)と国家戦略。このままでは5~15年
後に日本は中国の属領になる。そうならないよう、日本が日本であるために、
政治には日本国という明確な軸がますます求められています。
(2)【松田政策研究所Ch】最近の新着動画紹介
◆松田学のニュース解説【参院選後の日本の政治状況】
いつ辞めるのか?石破総理退陣不可避か/強まる石破降ろし/同じく沈んだ
公明と立民/参政党の躍進を海外はどう報じているか/苦境の共産と社民
https://youtu.be/t2zCICRvKKE?si=IqsgyF32ZTJmNaqu
◆松田学のニュース解説【日米関税交渉合意】
本当に成功か?自動車は安堵したが…/市場は財政拡大を期待?/トランプ
大統領「史上最大で歴史的」の意味は?/食料は大丈夫?/どうする?80兆
円の投資、他
https://youtu.be/trCyVN6SSJA?si=7hA8aLiRmieBRE0r
(3)松田学著書のご案内
◆日本を危機に陥れる黒幕の正体 最新版 宝島新書(2023年10月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
<松田学よりひとこと>
一昨年11月に刊行した単行本『日本を危機に陥れる黒幕の正体』のリニューア
ル新書版です。刊行して一年、防衛費増額、広島サミットやLGBT法案などか
らも、日本植民地化路線を進める岸田政権の本質が見えてきました。停戦に向
かうウクライナ情勢、米国での草の根保守への潮流変化、アフターコロナ移行
時でも未だに日本で続くワクチン接種など、さまざまな情勢も新たに加わって
います。
そこで、改めて馬渕大使と対談を行い、それに基づいて一部を大幅に改訂して、
新書として発売されることとなりました。いま日本が問われている問題に斬り
込んでいます。
ぜひ、ご購読ください。
https://qr.paps.jp/Ttg7u
◆『日本再興 経済篇』方丈社(2023年3月)
https://hojosha.co.jp/menu/990589
<松田学よりひとこと>
私が昨年の元旦から執筆した経済論の決定版です。参政党の政策を理解する上
でも必須の本。グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリードする財
政・通貨革命を存分に提言しています。ここで提言したのが「国民国家主義」。
新たな経済の軸は「国民経済の復活」。「松田プラン」についても「人間復活の
ルネサンス」という文明論的な観点も含めて、広範な視点から解説しています。
◆その他、松田学の近著
・「日本再興 経済編 グローバリズム支配から日本を取り戻し、世界をリード
する財政・通貨改革』(2023年3月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/mxupwyfd
・『日本を危機に陥れる黒幕の正体』宝島社(2022年11月)
松田学&馬渕睦夫(共著)
https://tinyurl.com/yckb5twt
・『マスクを捨てよ、町へ出よう』方丈社(2022年8月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/ybze7pc6
・『これで日本は大丈夫!』方丈社(2022年5月)
松田学&武田邦彦(共著)
https://tinyurl.com/3fxjj87h
・『日本をこう変える』方丈社(2022年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/4wwyb8hh
・『新型コロナ騒動の正しい終わらせ方』方丈社(2021年12月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/4n37zz2t
・『新型コロナが本当にこわくなくなる本』方丈社(2021年5月)
松田学&井上正康(共著)
https://tinyurl.com/mucdcyzr
・『親の金遣いが教育を決める訳』ギャラクシー出版(2020年12月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/3j2exx4p
・『いま知っておきたい みらいのお金の話』アスコム(2019年2月)
松田学(著)
https://tinyurl.com/9jthubmd
・『米中知られざる仮想通貨戦争の内幕』宝島社(2019年1月)
松田学&伊藤秀俊(共著)
https://tinyurl.com/yz3dwxaz
・『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』創藝社(2018年8月)
松田学(著)
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『日本新秩序!日本の未来を描かずして改革も成長も安心もなし!松田学が日
本の未来と国家像について語ります』松田政策研究所代表、元衆議院議員東京
大学大学院客員教授の松田学が専門である金融・財政、マクロ経済だけにとど
まらずIT、やAI(人工知能)、サイバーセキュリティや危機管理などに対
する最先端の研究と松田学が考える確固たる国家像と未来予測による知見を皆
さんに語り掛けます。一緒に考えましょう!
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3.編集後記
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こんにちは事務局です。
「#石破やめるな」官邸前デモ集まったのはどんな人?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c575e00efbf42c1aead85b49fbd02f37cd0b7cbe
立憲、共産、社民、れいわ。こういう政党の支持層に言われるとしたら、即刻
辞任すべきでしょう。
松田学通信編集部
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