【SUBSEA TECH JAPAN】SUBSEA ニュース(2022.3.8)
2022/03/08 (Tue) 13:05
====SUBSEA TECH JAPAN====================================================
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┃出┃展┃募┃集┃!┃http://www.subsea-tech.jp/
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名 称:SUBSEA TECH JAPAN 2022(第4回海洋産業技術展)
会 期:2022年9月14日(水)~16日(金)
時 間:10:00~17:00
会 場:東京ビッグサイト〔東京国際展示場〕西ホール
主 催:産経新聞社
特別協賛:一般社団法人次世代センサ協議会 海洋計測センサシステム研究部会
企画協賛:一般社団法人センサイト協議会、スコットランド国際開発庁
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SUBSEA ニュース(2022.3.8)
Subsea Tech Japanでは海洋産業振興への寄与のため、関連ニュース情報のメール配信を行います。
タイムリーな情報、重要関連情報をお送りしますので企業活動の参考にしていただきたいと思います。
《企画協力・情報提供》 一般社団法人センサイト協議会
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トピックス
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《ニュース1》 洋上風力発電の入札案件
《ニュース2》 海洋関連企業の合併
《ニュース3》 潮流発電(スコットランド)
《ニュース4》 海洋研究船の引退
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▼《ニュース1》 洋上風力発電の入札案件
英国Crown Estate Scotlandは、北海のスコットランド地域における、Innovation and Targeted Oil and Gas(INTOG)と呼ばれる
新しい洋上風力リースプロジェクトの入札詳細を発表した。
目的は洋上風力と既存の石油ガス田を結び付けて石油ガス田の脱炭素化を図り、その為の風力発電用地を提供するものである。
100MW以下の発電容量であれば技術実証用、100MWを超えれば油田のRigに電気を供給するビジネス用となる。
今回の入札受付(Registration Open)は6月だが、入札希望の企業は下記ホームページにアクセスし、1.1項 Purpose of the
documents文中に記載されている(hare)をクリックしてリース条件などを記入、3月21日までに申し込むこと。
参考:
https://www.crownestatescotland.com/resources/documents/intog-summary-document-feb-22
https://www.crownestatescotland.com/news/new-leasing-opportunity-unveiled-to-boost-innovation-and-help-decarbonise-north-sea
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▼《ニュース2》 海洋関連企業の合併
洋計測エンジニアリングに強みを持つ株式会社沖シーテック(静岡県沼津市)とラギダイズ技術を特徴とする静岡沖電気株式会社は 2022年4月1日をもって経営統合し、新会社となる。
沖シーテック社は1987年設立で、計測パージ、計測船を保有し水中音響試験、システム試験の支援を行っている。
計測パージは静岡県内浦湾内に設置され、水中音響試験・計測設備等を備え海に浮かぶ実験室として多くの海洋関係研究機関、
企業などの開発支援を行ってきた。日本で唯一、実際の海で行える実験設備である。
また、本社近くの湖沼には真水での音響実験が行える専用設備も備えており、各種条件下での水中音響実験に対応可能。
今まで沖シーテック社が日本の海洋音響技術開発に寄与してきた功績は計り知れない。
関連大学の研究遂行に当たって、実際の海中環境の元で試験ができる唯一の設備として貴重な存在である。
静岡沖電気社は1980年の設立で、船舶関連中心に事業を営み、耐環境性に強い「ラギダイズ」技術を強みとしている。
光ファイバ応用計測技術などの先端センシング技術等も保有し、船上観測通信技術など、海という厳しい条件下での高信頼システム を実現している。
なお今回の統合は親会社である「OKI」の「中期経営計画2022」の成長戦略荷おける新規ソリューション創出分野の一つとして、
ソナー技術などの防衛関連技術の民間市場への展開として新たなる市場開拓の一つとして目指している。
今回の経営統合により、海洋事業者に向けたさらなるインフラ活用サービスを推し進める。
また最大の特徴である固定計測パージは2023年度を目処に更新する予定で、今後の国内海洋試験及び海洋産業進展に大きな効果を
出すものと思われる。
なお 統合後の新社名などは未定。
出典:
https://www.oki.com/jp/press/2021/12/z21079.html
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▼《ニュース3》 潮流発電(スコットランド)
脱炭素社会に向けた再生可能エネルギー開発競争は世界的に行われている。
特に海洋を利用する再生エネルギー開発は国内でも洋上風力発電、潮流発電、海流発電などの開発が進められるなど活発である。
一方海洋利用の再生エネルギー分野で先行するヨーロッパでも既存技術に頼らず新しい技術開発が進められている。
昨年のニュースであるが、スコットランドの企業が新しい潮流発電設備の設置運転を開始した。
Orbital Marine Power社は2MWの潮流発電装置Orbital O2をスコットランドオークに諸島近海に設置し、
その発生電力を欧州海洋エネルギーセンターに接続して運用実験を開始した。
このシステムはすべて英国製で約2000所帯の電力供給量になり、年間2200トンのCo2 削減効果があると言われている。
この装置は細長いプラットフォーム本体に備えられたV字型の2つの脚が海中に備えられ、それぞれの脚の端に直径20mの
ローターが装着されこれが潮流で回転し、内部にある1MWクラスのタービン2個で発電する。
潮流が変わってもプラットフォームは回転せずブレードのピッチを制御することで前方からと後方からの両方の潮流に対応出来る。 メンテナス性も配慮されており、ほとんどの設備は海上に浮かぶプラットフォーム本体に収納されている。
今後の実用化が期待できる。
出典:
http://orbitalmarine.com
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▼《ニュース4》 海洋研究船の引退
海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用してきた深海調査研究船「かいれい」が2月1日に老朽化のため運用を停止した。
「かいれい」は1977年に就航、その年のシップ・オズ・ザ。イヤーの準賞を得た。
深海探査の母船として活躍、2008年には大深度小型無人探査機「ABISMO」が世界で始めてマリアナ海溝での最大水深10,350mでの
サンプル採取に成功した。
2015年からは無人探査機「かいこう」による深海探索の支援母船として活躍、深度5,500mでのコバルトリッチクラストの存在確認
などで大きな成果を挙げてきた。
また東日本大震災での震源域での海底地形観測を行い海底地形のずれなどを確認した。
資源探索など今後の海洋産業開拓に寄与した功績には計り知れない。
24年間の運用で老朽化が進んだため、搭載設備類を海底広域研究船「かいめい」などに移し引退となる。
なお船体は解体を予定している。
出典:
JAMSTECホームページより
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貴社の関係各所へご転送くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
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このメールは、過去のSUBSEA TECH JAPANにご来場および事前登録、
フォーラムに参加した企業・団体、主催者及び事務局と名刺交換をした方、
Web検索などを中心に一斉配信しています。
事務局よりメールが不要の方は下記URLにて配信解除手続きをお願いします。
https://y.bmd.jp/bm/p/f/tf.php?id=event_i5&task=cancel
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【事務局】
産経新聞社 事業本部 コンベンション事業部
「SUBSEA TECH JAPAN」事務局
〒100-8079 東京都千代田区大手町1-7-2
TEL. 03-3273-6180 FAX. 03-3241-4999
E-mail. subsea@sankei.co.jp
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会 期:2022年9月14日(水)~16日(金)
時 間:10:00~17:00
会 場:東京ビッグサイト〔東京国際展示場〕西ホール
主 催:産経新聞社
特別協賛:一般社団法人次世代センサ協議会 海洋計測センサシステム研究部会
企画協賛:一般社団法人センサイト協議会、スコットランド国際開発庁
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Subsea Tech Japanでは海洋産業振興への寄与のため、関連ニュース情報のメール配信を行います。
タイムリーな情報、重要関連情報をお送りしますので企業活動の参考にしていただきたいと思います。
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《ニュース2》 海洋関連企業の合併
《ニュース3》 潮流発電(スコットランド)
《ニュース4》 海洋研究船の引退
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▼《ニュース1》 洋上風力発電の入札案件
英国Crown Estate Scotlandは、北海のスコットランド地域における、Innovation and Targeted Oil and Gas(INTOG)と呼ばれる
新しい洋上風力リースプロジェクトの入札詳細を発表した。
目的は洋上風力と既存の石油ガス田を結び付けて石油ガス田の脱炭素化を図り、その為の風力発電用地を提供するものである。
100MW以下の発電容量であれば技術実証用、100MWを超えれば油田のRigに電気を供給するビジネス用となる。
今回の入札受付(Registration Open)は6月だが、入札希望の企業は下記ホームページにアクセスし、1.1項 Purpose of the
documents文中に記載されている(hare)をクリックしてリース条件などを記入、3月21日までに申し込むこと。
参考:
https://www.crownestatescotland.com/resources/documents/intog-summary-document-feb-22
https://www.crownestatescotland.com/news/new-leasing-opportunity-unveiled-to-boost-innovation-and-help-decarbonise-north-sea
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▼《ニュース2》 海洋関連企業の合併
洋計測エンジニアリングに強みを持つ株式会社沖シーテック(静岡県沼津市)とラギダイズ技術を特徴とする静岡沖電気株式会社は 2022年4月1日をもって経営統合し、新会社となる。
沖シーテック社は1987年設立で、計測パージ、計測船を保有し水中音響試験、システム試験の支援を行っている。
計測パージは静岡県内浦湾内に設置され、水中音響試験・計測設備等を備え海に浮かぶ実験室として多くの海洋関係研究機関、
企業などの開発支援を行ってきた。日本で唯一、実際の海で行える実験設備である。
また、本社近くの湖沼には真水での音響実験が行える専用設備も備えており、各種条件下での水中音響実験に対応可能。
今まで沖シーテック社が日本の海洋音響技術開発に寄与してきた功績は計り知れない。
関連大学の研究遂行に当たって、実際の海中環境の元で試験ができる唯一の設備として貴重な存在である。
静岡沖電気社は1980年の設立で、船舶関連中心に事業を営み、耐環境性に強い「ラギダイズ」技術を強みとしている。
光ファイバ応用計測技術などの先端センシング技術等も保有し、船上観測通信技術など、海という厳しい条件下での高信頼システム を実現している。
なお今回の統合は親会社である「OKI」の「中期経営計画2022」の成長戦略荷おける新規ソリューション創出分野の一つとして、
ソナー技術などの防衛関連技術の民間市場への展開として新たなる市場開拓の一つとして目指している。
今回の経営統合により、海洋事業者に向けたさらなるインフラ活用サービスを推し進める。
また最大の特徴である固定計測パージは2023年度を目処に更新する予定で、今後の国内海洋試験及び海洋産業進展に大きな効果を
出すものと思われる。
なお 統合後の新社名などは未定。
出典:
https://www.oki.com/jp/press/2021/12/z21079.html
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▼《ニュース3》 潮流発電(スコットランド)
脱炭素社会に向けた再生可能エネルギー開発競争は世界的に行われている。
特に海洋を利用する再生エネルギー開発は国内でも洋上風力発電、潮流発電、海流発電などの開発が進められるなど活発である。
一方海洋利用の再生エネルギー分野で先行するヨーロッパでも既存技術に頼らず新しい技術開発が進められている。
昨年のニュースであるが、スコットランドの企業が新しい潮流発電設備の設置運転を開始した。
Orbital Marine Power社は2MWの潮流発電装置Orbital O2をスコットランドオークに諸島近海に設置し、
その発生電力を欧州海洋エネルギーセンターに接続して運用実験を開始した。
このシステムはすべて英国製で約2000所帯の電力供給量になり、年間2200トンのCo2 削減効果があると言われている。
この装置は細長いプラットフォーム本体に備えられたV字型の2つの脚が海中に備えられ、それぞれの脚の端に直径20mの
ローターが装着されこれが潮流で回転し、内部にある1MWクラスのタービン2個で発電する。
潮流が変わってもプラットフォームは回転せずブレードのピッチを制御することで前方からと後方からの両方の潮流に対応出来る。 メンテナス性も配慮されており、ほとんどの設備は海上に浮かぶプラットフォーム本体に収納されている。
今後の実用化が期待できる。
出典:
http://orbitalmarine.com
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▼《ニュース4》 海洋研究船の引退
海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用してきた深海調査研究船「かいれい」が2月1日に老朽化のため運用を停止した。
「かいれい」は1977年に就航、その年のシップ・オズ・ザ。イヤーの準賞を得た。
深海探査の母船として活躍、2008年には大深度小型無人探査機「ABISMO」が世界で始めてマリアナ海溝での最大水深10,350mでの
サンプル採取に成功した。
2015年からは無人探査機「かいこう」による深海探索の支援母船として活躍、深度5,500mでのコバルトリッチクラストの存在確認
などで大きな成果を挙げてきた。
また東日本大震災での震源域での海底地形観測を行い海底地形のずれなどを確認した。
資源探索など今後の海洋産業開拓に寄与した功績には計り知れない。
24年間の運用で老朽化が進んだため、搭載設備類を海底広域研究船「かいめい」などに移し引退となる。
なお船体は解体を予定している。
出典:
JAMSTECホームページより
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「SUBSEA TECH JAPAN」事務局
〒100-8079 東京都千代田区大手町1-7-2
TEL. 03-3273-6180 FAX. 03-3241-4999
E-mail. subsea@sankei.co.jp
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