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春秋社 メールマガジン【Vol.019】
   2020年7月31日配信
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■目次■
▼トピック「じんぶん堂」好評連載中!
▼新刊案内(7月刊行)
▼近刊案内(8月刊行予定)
▼重版情報
▼書店イベント情報
▼webマガジン「web春秋 はるとあき」
▼編集後

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◎トピック◎「じんぶん堂」好評連載中!
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出版社と朝日新聞社による、“人文書の魅力発信していくプロジェクト”
「じんぶん堂(powered by 好書好日)ご覧いただいておりますでしょうか?
著者による読み物や、現代を生きるすべての方々にお読みいただきたい小社書籍のご紹介など、魅力的な連載を今後もお送りしていきますので、ぜひご期待ください!※毎週木曜日更新

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新刊案内(7月刊行)
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平岡 聡
四六判/264頁/2500円
【内容】仏教における「菩薩」とは、いったい誰か。大乗仏教の理想とされながら、知られることが少なかったその全容を、初めて体系的に分かりやすく提示する画期的な論考。

四六判/256頁/1900円
【内容】計画変更、延期、そして中止…。波乱に満ちた巨大イベントが映しだす夢と現実の相克、都市・郊外に刻まれた変貌の記憶。気鋭の民俗学者がたどるダイナミックな社会史!

●ソクラテスとイエス
  ――隣人愛と神の論理
八木 雄二
四六判/488頁/4500円
【内容】プラトン以来誤解にまみれたソクラテスの実像を探求し、西洋思想を理解するに必須の前提知識をちりばめ、ソクラテスとイエスがともに説いた隣人愛と神の論理を明らかにする。

畑中 三応子
四六判/240頁/2000円
【内容】舶来モノに夢中だった日本人が「国産」を重視する時代。一体何が起きたのか? 食材から家畜感染症対策、メディア事情までを辿り、食意識の変遷を追うスリリングな近現代史。

丸山 桂介
A5判/224頁/2500円
【内容】ピアノ学習の登竜門『インヴェンション』に込められたバッハの真の意図とは? バッハ作品に意図された聖書の世界とその神学的意味、独自の作曲技法を解き明かす。


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近刊案内(8月刊行予定)★  
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『上座部仏教の思想形成 ――ブッダから
 ブッダゴーサへ〈新装版〉』
馬場紀寿 著/A5判/336頁/9000円
上座部仏教はどのように形成され、パーリ正典はどのように成立したのか。ブッダゴーサの作品分析を通して、上座部仏教のみが仏陀の正嫡とする立場を覆す画期的研究。
『根をもつこと〈新装版〉』
シモーヌ・ヴェーユ著  山崎庸一郎 訳
四六判/408頁/2500円
故郷を失ったぼくらはいま、世界との絆をどうやって回復すればいいのだろう? 戦間期の混乱のなか、個人、共同体、国家のあり方をとうたシモーヌ・ヴェーユの最後の著作。
『神を待ちのぞむ〈新装版〉』
シモーヌ・ヴェーユ著  渡辺 秀 訳
四六判/288頁/2200円
あらゆる価値観が崩壊していくいま、“信じること”はいかにして可能だろうか? 教会をこえて、宗教をこえて、信仰のかたちをとうた、シモーヌ・ヴェーユの恩寵のことば。
『重力と恩寵〈新装版〉』
シモーヌ・ヴェーユ著  渡辺義愛 訳
四六判/368頁/2500円
ぼくらがいま、必要としているのは、パンではなく、詩なのではないだろうか? 荒ぶる世界において、“考えること”を実践しつづけた、シモーヌ・ヴェーユの真実のことば。
『チャールズ・バーニー 音楽見聞録〈ドイツ編〉』
小宮正安 訳/四六判/7000円  
18世紀ヨーロッパの音楽文化の息吹を今に伝える比類なきドキュメント。イギリスの音楽学者バーニーが1772年にドイツの諸都市を巡り、各地の音楽の実情をありのままに伝える。

(※刊行時期は変更となる場合がございます。)
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重版情報 

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 ~話題沸騰! 大好評10刷!~

第51回大宅壮一ノンフィクション賞&

第8回河合隼雄学芸賞 ダブル受賞!


Amazonランキング第1位!(海外の民俗部門7/31)

●チョンキンマンションのボスは 知っている  ――アングラ経済の人類学

小川さやか

四六判/276頁/2000円/2019年7月刊行


 香港のタンザニア人ビジネスマンの生活は、日本の常識から見れば「まさか!」の連続。既存の制度に期待しない人々が見出した、合理的で可能性に満ちた有り様とは。閉塞した日本の状況を打破するヒントに満ちた一冊。 ※電子版あり


●『成唯識論』を読む
竹村 牧男 著  【好評4刷】
四六判/576頁/7500円/2009年5月刊
我法二空を覚らせ、煩悩障と所知障を断じて涅槃と智慧を実現させる、法相宗の唯識教学。その根本聖典である仏教哲学の結晶『成唯識論』の思想体系の流れをわかりやすく講義。
四六判/304頁/5200円/2009年11月刊中国華厳宗を大成した賢首大師法蔵の主著で、華厳宗の根本的な綱要書でもある『華厳五教章』のうち、事事無礙世界の様相を示す六相門や十玄門について説かれた「義理分斉」章を中心に解説した本格書。

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書店イベント情報

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『五輪と万博』刊行記念トークイベント


『五輪と万博 ――開発の夢、翻弄の歴史』&『ざらざらをさわる』(晶文社)刊行記念
 畑中章宏×三好 愛トークイベント

 「記憶のあいまいさ、経験のおぼつかなさ」


◇日時:2020年8月2日(日)
    19:00~21:00(開場18:30)
◇場所: 本屋B&B

 (世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)

※配信または、ご来店(受付終了)のいずれかでご参加いただけるイベントです。

参加条件、お申込み方法などくわしくは こちらご覧ください。



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  webマガジン「web春秋 はるとあき」

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★好評連載★
「疫病論」西谷 修
第二回 人工知能と鮫の皮 

新型コロナウイルスの混乱の中、「疫病」を軸に、〈医学〉を歴史・社会・思想の観点から考察する。


「GEIDO試論」熊倉敬聡
第五回 GEIDO論の生態学的転回・展開へ(その2) ◇ 新たな「ガイアの脅威」となった現下のコロナ禍に、そしてその先に、人類の新たな創造性を見いだすことはできるのか。危機を前に、あらためて問い直す。


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□編集後記□
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 今年の梅雨明けは記録的に遅く、全国各地で甚大な水害が起きています。避難所での「密」を避けるために、雨の降るなか別の場所への再避難をせざるを得なかった、という報道もありました。東京をはじめ、コロナウイルスは依然として猛威をふるい、感染拡大防止と経済活動の両立の難しさを突きつけています。
 さて、そんななか、来年2021年7月の“東京五輪”開催に向け、本来の開会式の日であった7月23日に新国立競技場で一年前イベントが行われました。白血病と闘う競泳の池江璃花子選手の凛とした姿に、心打たれた方も多かったと思います。東京駅などに設置されていた“開催カウントダウン時計”も、再び、その時を刻み始めました。
  畑中章宏 『五輪と万博 ――開発の夢、翻弄の歴史』は、そんな巨大イベントがもたらす夢と現実の相克を探り、開催地・予定地の“土地”の記憶を掘り起こすことで、日本人が何を思い描き、土地や住民が何を想ったのかを辿るダイナミックな社会史です。
 一年後、どのような世界になっているのか。みなさまが大切な人たちと笑いあえる日々になっていることを、願ってやみません。一日も早い、新型コロナウイルス感染症の終息と、みなさまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
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□春秋社 メールマガジン□ 毎月1回配信

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■バックナンバー
【Vol.017】 2020年2月3日 配信

【Vol.018】 2020年7月2日 配信

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