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春秋社 メールマガジン

2019年8・9月号【Vol.014】
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■目次■
▼新刊案内(8・9月刊行)
▼近刊案内(10月刊行予定)
▼重版情報
▼書店イベント情報

▼webマガジン「web春秋 はるとあき」

▼編集後記

 

 

●正法眼蔵三百則提唱
安谷白雲 著
A5判/712頁/9800円
【内容】公案集『正法眼蔵三百則』の本則を和訳、あわせて提唱・頌を示し、仮名書きの『正法眼蔵』の台本(草稿)として注目されている同書をより読みやすく親しみやすくした。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-15344-4/

●精進料理考
吉村昇洋 著
四六判/288頁/1900円
【内容】食事も修行ととらえる道元禅師の教えに沿った、つくる・食べる・片付けるまでの心がまえから、インド・中国における僧侶の食事の歴史まで網羅した、精進料理大全。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-15902-6/

●密教の生き方
中村公昭 著
四六判/256頁/1800円
【内容】本当の密教の生き方とは。この混迷の世に、凜として清々しく生きるために。密教の〈いのち〉の言葉をとおし、その実践とエッセンスを指し示す、清新な仏教エッセイ。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-17238-4/

●14歳からの数学 ――佐治博士と数のふしぎの1週間
佐治晴夫 著
四六判/224頁/1700円
【内容】「数学はソナタに似ている。」――科学の詩人・佐治博士が語る楽しくてわかりやすい数学の話。論理・集合・方程式といった中学数学から、相対論やフラクタルなどちょっと進んだ内容まで、誰でもすらすら頭に入る楽しい数学の散歩道。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-36065-1/

●楽しく生きる、豊かに終える ――スピリチュアルケアと仏教瞑想〈改題新装〉
井上ウィマラ 著
四六判/226頁/1800円
【内容】誕生から死までの一生に起こるさまざまな悩み・苦しみとどのように向き合うべきか。心理療法と仏教瞑想の両方の視点から見出される解決法とは何か。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-36558-8/

●菌は語る ――ミクロの開拓者たちの生きざまと知性
星野 保 著
四六判/224頁/1800円
【内容】異端の菌類学者が見た菌類のダイナミックなドラマ。極限環境でヒト知れず暗躍する菌類の謎に包まれた生態や生存戦略等を紹介、生物の多様性を照らし出す異色の菌類解説書。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-42135-2/

●ベートーヴェン 完全詳細年譜
大崎滋生 著
A5判/632頁/8000円
【内容】最新研究を駆使して大作曲家の全体像を克明に年譜化した世界初の試み(すべての事項に出典を明示)。“生誕250年”に先駆けて、ベートーヴェン新時代の到来を告げる画期的労作。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-93215-5/

●静寂から音楽が生まれる
アンドラーシュ・シフ 著 岡田安樹浩 訳
四六判/424頁/3000円
【内容】現代最高のピアニスト、アンドラーシュ・シフのインタビュー&エッセイ集。円熟した巨匠の素顔と、音楽への深い洞察が、ときにユーモアを交えながら繊細な筆致で紡がれる。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-93602-3/

●「空」論 ――空から読み解く仏教
正木 晃 著
四六判/384頁/2500円
【内容】仏教を代表する空の思想を、ブッダに始まり龍樹、中観派へと至るインドの変遷から、チベット、中国、日本における展開まで網羅しわかりやすく解説した画期的な仏教入門。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-13437-5/

●三人のブッダ
立川武蔵 著
四六判/260頁/2500円
【内容】釈迦・阿弥陀仏・大日如来、性質の異なる三人の仏がどうして大乗仏教という一つの枠組みの中に生まれたのか。歴史的背景と空思想の考察から統一理論を試みた意欲作。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-13438-2/

●女らしくなく、男らしくなく、自分らしく生きる
露の団姫(つゆの まるこ)
四六判/240頁/1600円
【内容】女だから、男だから、ではなく、本当に自分らしく生きる、そのためにできることとは? 「仏教」や「落語」の世界で活躍する団姫さんが、自らの生き方を込めつつ語る注目の書。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-43656-1/

●心ひらくピアノ ――自閉症児と音楽療法士との14年〈増補版〉
土野研治 著(「土」は正しくは右上に点)
四六判/336頁/2200円
【内容】自閉症と呼ばれた少年のピアノ・レッスンを続けて14年。さまざまな困難に立ち向かい、やがてステージで演奏するまでに成長していく一人の少年と音楽療法士の感動の物語。その後19年の歩みと「音楽療法としてのレッスン」を増補。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-93603-0/

 

今月の営業部イチオシ本

 

●記憶する体
伊藤亜紗 著

四六判/280頁/1800円

 

【内容】「その人のその体らしさ」はどのように育まれるのか。経験と記憶をテーマに、視覚障害、吃音、認知症、幻肢痛などをもつ人の11のエピソードから、ユニークな身体論を展開。

 

http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33373-0/

 

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★近刊案内(10月刊行予定)★   http://www.shunjusha.co.jp/coming.html
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『親鸞と善光寺 ――日本仏教の諸相』
常磐井慈裕 著
A5判/420頁/8000円
浄土真宗高田派法主である著者の日本仏教研究の諸論考を集成。善光寺との関係性など、親鸞研究に新たな側面を開示する論考ほか、行基から近代の真宗までを広範囲に考究。

『チベット密教仏図典』
森 雅秀/宮坂宥明 著
A5判/350頁/3500円
チベットで代表的な「如来」「菩薩」「守護尊」「護法尊」「女尊」「神々」など112尊を、チベットで修行した仏画師の白描画をあげて解説を加えた一大図典。

『禅的生活のすすめ』
則竹秀南 著
四六判/192頁/1500円
自らの経験をふまえて、人生をどう生きるか、その喜びと苦しさを、禅的立場からしみじみと語る。いまを生きる私たちの心に響く仏教エッセイ。

『医学とはどのような学問か ――医学概論・医学哲学講義』
杉岡良彦 著
四六判/312頁/2200円
医学とはなにか。どうあるべきか。科学至上主義の弊害やフランクル思想、さらには代替医療や医学教育の問題まで、病と人生について根底から考えるための明快15講。

『福音派とは何か? ――トランプ大統領と福音派』
鈴木崇巨 著
四六判/216頁/1800円
トランプ大統領誕生の立役者で米国政治のキャスティングボートを握る福音派とは? 政治的視点から語られがちな福音派をキリスト教の歴史と信仰に寄り添いつつ徹底解説。

『教皇フランシスコの挑戦 ――闇から光へ〈新装版〉』
ポール・バレリー 著 南條俊二 訳
四六判/352頁/2500円
全世界の歓喜のうちに誕生した新教皇の波瀾の半生と、いま格闘中の諸問題。アルゼンチン軍事独裁時代の疑惑からバチカンの闇や醜聞まで綿密な取材をもとに克明に描く。

『被害と加害をとらえなおす ――虐待について語るということ』
信田さよ子/シャナ・キャンベル/上岡陽江 著
四六判/240頁/1800円
虐待とDVと依存症を生きのびた女性、長年支援の現場にたずさわった専門家だからこそ伝えることができる暴力の真実とは。被害・加害の固定観念を覆し、希望について語る。『虐待という迷宮』(2004)改題増補版。

『宮廷楽長(カペルマイスター)サリエーリのお菓子な食卓 ――時空を超えて味わうオペラ飯(メシ)
遠藤雅司 著
A5判/224頁/1700円
モーツァルトとベートーヴェンの時代、ウィーンの宮廷楽長に君臨したアントニオ・サリエーリ。彼の生涯を彩った総合芸術オペラの世界を目と舌で楽しむ、異色の歴史料理本!

(※刊行時期は変更となる場合がございます。)

 

 

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☆重版情報☆
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◆朝日、日経、読売ほか書評掲載で話題!

 

100%信頼できる人はいない。だから、うまくいく。

閉塞した日本の状況を打破するヒントに満ちた一冊。

 

『チョンキンマンションのボスは知っている ――アングラ経済の人類学

小川さやか 著


四六判/2000円/2刷

10月2日(水)重版出来予定

http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33371-6/

 

〇朝日新聞(8/31) 武田砂鉄氏・評
〇日本経済新聞(9/14) 星野博美氏・評
〇読売新聞(9/15) 坂井豊貴氏・評

〇週刊東洋経済(9/21) 栗下直也・評 ……ほか多数!

 

 

◆発売即重版決定!

 

誰もが自分だけの体のルールをもっている。階段の下り方、痛みとのつきあい方……。

経験と記憶は私たちをどう変えていくのだろう。

 

『記憶する体』伊藤亜紗 著


四六判/1800円/2刷

10/7(月)重版出来予定

http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33373-0/

 

 

 

☆「web春秋 はるとあき」連載当時の記事の一部が下記よりご覧になれます。ぜひご覧ください。

 → 『 記憶する体

 

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★書店イベント情報★
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●伊藤亜紗著『記憶する体』刊行記念

 

『記憶する体』(春秋社)&『かたちは思考する 芸術制作の分析』(東京大学出版会)刊行記念

伊藤亜紗×平倉 圭 トークイベント

「記憶を踊ること、私を作り変えること」

 

【日時】10月15日(火) 19:00~ (※開場時間18:45)
【会場】代官山 蔦屋書店 1号館 2階 イベントスペース
【定員】70名

参加条件、お申込み方法などくわしくは  https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/9545-1743320910.html をご覧ください。

 

 

そのほかの最新情報はこちら →  http://www.shunjusha.co.jp/news.html

 

 

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☆webマガジン「web春秋 はるとあき」☆
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人気連載、好評更新中!

 

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□編集後記□
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先月30日、エッセイストとしても知られるドイツ文学者の池内紀氏がお亡くなりになりました。2014年より小社PR誌『春秋』に「東海道五十三次」に関する連載をご執筆いただき、今年1月には創業100周年記念出版として 『東海道ふたり旅』を刊行させていただいたばかりでした。
読む者の目に情景をはっきりと浮かばせる豊かな筆致、細部に光る鋭い眼差し、ページをめくればきっと、あなたも東海道を巡る旅に出たくなるに違いありません。文章全体には池内氏のもつ言葉のあたたかみが広がっています。
いまや東京-京都間は新幹線のぞみ号で2時間半弱で結ばれる時代ですが、あえて、この本を“おとも”にじっくりと旅に出られてはいかがでしょうか(脳内旅行でも、ぜひ)。氏の数々の功績に改めて敬意を表するとともに、こころよりご冥福をお祈り申し上げます。

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2019年 6月号【Vol.012】
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2019年 7月号【Vol.013】
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