東京医科歯科大学 歯学部附属病院
歯科衛生士総合研修センター メルマガ会員の皆様

歯科衛生士総合研修センターのメールマガジン8月号をお届けします。

☆研修生の病院実習が始まっています☆
8月1日より9月末まで希望する外来で実習を行います。実習の感想をご紹介いたし
ます。
口腔ケア外来と病棟(医学部)往診
EPPや超音波スケーリングの速さに驚いた。見習いたいと強く思った。
病棟往診では、状態がそれぞれ異なる患者さんだったので、とても幅広く勉強になっ
た。知らない単語が多かったので、後で調べようと思う。診療所では、歯石を取って
ブラッシングをしてということが当たり前だが、病棟では、その患者さんの状態に
よって「何をしてはいけないか」というところから入り、安全最優先で行くというのが
勉強になった。

むし歯外来
嘔吐反射の強い患者さんの静脈内鎮静法での治療を、麻酔科で見学させていただき
ました。バイタルは、血圧や呼吸・脈拍は落ち着いてくるが、酸素飽和度は特に注意
してみる必要がある。その理由や静脈内鎮静法を行う対象となる患者さんの例も教
えて頂き、一般歯科では見られない治療を見学することができ勉強になりました。

摂食嚥下リハビリテーションチームに同行
○○ホームでの見学。 出発前大学にて患者さんの情報、持ち込み器材の準備
ホームにて、担当管理栄養士・看護師より、利用者さんの現在に至る既往歴、症状
食事形態、どんな問題点か?見直しか? 外見の観察(意識レベル)、口腔内診査
(歯式、舌苔、粘膜の状態)、聴診(呼吸音)、【中略】、嚥下可能な場合は嚥下音聴診。必要に応じて、嚥下内視鏡
検査(VE)、ふくらはぎ・腹囲計測など。
まず、利用者さん(患者さん)が望んで受診することばかりではない。食に意欲のない
方、認知症の方などは 診察に対して協力的とは限らない。口を開かない、暴言、奇
声、叩く、咬むなどの状況下でも、何とか話しかけて少しずつでも診査を行っていた。
協力してもらうテクニック、検査の手際よさ、アセスメントの把握、診断に至っては、全
身に対しての疾病の特徴や薬の情報などを確実に理解し見極める。今回口腔機能
回復のための訓練は見られなかったが、高齢者・要介護者への診断が必要な診察を
手際よくするための準備や介助を見学することが出来ました。

☆令和元年度公開セミナーの開催日が決まりました☆
開催日時:2020年1月12日(日) 13時~16時30分
テーマ:認知症と口腔健康管理について
講 師:内門大丈先生(湘南いなほクリニック院長)
平野浩彦先生(東京都長寿医療センター 歯科口腔外科部長)
渡辺三恵子先生(世田谷区立特別養護老人ホーム 歯科衛生士)
会 場:東京医科歯科大学特別講堂(1号館9階)
詳細が決まりましたら、ホームページにてお知らせいたします。
皆様のご参加をお待ちしています。

◆研修の様子はコチラ(歯科衛生士総合研修センター公式Facebook)
https://www.facebook.com/tmdu.dhtc/?ref=page_internal


=================================================
メールマガジンの登録解除をされたい方は
https://y.bmd.jp/bm/p/f/tf.php?id=ikashika_eiseisi&task=cancel
より解除を行ってください。
=================================================
info@ikashikaeiseisi.comは送信用のアドレスとなります。
こちらにご返信頂いてもお返事等出来かねますので
その旨ご了承ください。
=================================================
東京医科歯科大学 歯科衛生士総合研修センター
〒113-8549 東京都文京区湯島1-5-45
TEL:03-5803-4349
FAX:03-5803-0405
電話受付時間:9:00~17:00(平日のみ)
http://www.ikashikaeiseisi.com/
=================================================