東京医科歯科大学　歯学部附属病院
歯科衛生士総合研修センター　メルマガ会員の皆様　こんにちは！

歯科衛生士総合研修センターのメールマガジン２月号です。

平成30年度後期（第3期生）の研修は2月14日にすべて終了いたしました。
今回は、研修生同士がメッセージカードを活用して行っている情報交換・実習の感想
の一部をご紹介いたします。

【実習先】記載内容は研修生の原文です。

【医学部病棟往診口腔ケア】
　行く前に医科のカルテのコピー、前回の口腔内のカルテを見せて頂き、口腔がん、
白血病、橋本病、骨髄移植の患者さんの口腔ケアを見学させていただきました。
　口腔内のライト係として、Dr．のそばに居られますので、口腔内の観察がしっかりと
できます。病棟の医師・看護師の方への申し送りの際も横でお聞きしました。

【口腔ケア外来】
　3名の患者さんの見学をさせていただきました。他科からの依頼で来られている方
や治療終了したため来られている方などでした。一人の患者で60分。保健指導をじ
っくり聴く事ができ、自分の保健指導に生かしたいと思いました。U.Sブラシの当て方
ブラシ・ラバーカップの力加減を見せていただけました。

【スペシャルケアI外来（高齢者）】
　疾患をお持ちの高齢の方が患者さん。一人の患者さんで、６～７つなど多くの疾患
を持つ方が多く、全てのチェアーにモニターがあります。日本の高齢社会の何年後か
がここの外来の様子なのだと思いました。歯科衛生士も全身疾患の知識を知ってお
かなければならないと、改めて思いました。

【歯周病外来】
　午後からの見学が、タイムリーにも自己歯移植のオペに立ち合わせて頂き、オペ着
を着用してアシストに入らせて頂きました。緊張はしましたが、こんな機会はないだろ
うとアシストさせていただいたところ、バキュームの代わりに外科用吸引器で行い、オ
ペ室の歯科衛生士さん、サポートのドクターが詳しく教えてくださったので、本当にラッ
キーな実習となりました。

【在宅・施設での口腔健康管理】
　今回4人の方の訪問ケアに同行しましたが、口腔ケアを行う事はもちろん必要です
が、それ以上に一人一人に合ったマッサージや訓練、関わり方を導き出す事が本当
に大切な事だと思いました。私自身、患者さんの口腔内をキレイにしたい気持ちが先
走り、患者さんはいきなり何が始まるのか不安な思いをさせてしまっていたかもしれな
いと感じました。その為にも患者さんと上手くコミュニケーションを取る方法、訓練やマ
ッサージを学んでいこうと思います！

◆研修の様子はコチラ（歯科衛生士総合研修センター公式Facebook）
https://www.facebook.com/tmdu.dhtc/?ref=page_internal

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