大安研メルマガVol.34(2021年4月1日)
2021/04/01 (Thu) 14:00
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(略称「大安研(だいあんけん)」)は、日本初の「地方独立行政法人化した地方衛生研究所」として2017年4月1日に発足しました。大安研では、皆さまの健康に役立つ情報を直接お届けするため、「大安研メルマガ」を月1回配信いたします。
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●新型コロナウイルス関連情報
【1】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(20)
●お知らせ
【2】梅毒の報告数は依然として多い状況です
【3】麻痺性貝毒(PSP)の新しい検査法が開発されました
【4】感染症の基礎知識を知って、細菌性感染症”レジオネラ肺炎”を予防しよう
【5】大安研ニュース第10号を発行しました
●大阪府の感染症発生動向調査情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●新型コロナウイルス関連情報
【1】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(20)(3月1日/3月19日更新)
2021年1月7日に改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言について、3月1日には大阪府を含む2府4県(岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県)が解除され、残る1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)においても3月21日をもって解除されました。
また、2021年2月13日より、新型コロナウイルス感染症の感染症法における法的位置付けは、「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」に変更されました。
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1074&n=XXXX
●お知らせ
【2】梅毒の報告数は依然として多い状況です(3月5日)
2020年における全国の梅毒患者報告数は5,784人であり、2017年以降4年連続して5,000人を超えています。大阪府においては、2020年の年間患者報告数は889人(男性480人、女性409人)で、2019年の報告数より減少(2019年の年間患者報告数は1,101人)していますが、依然として多くの患者が報告されています。また、2015年以降女性の割合が増加しています。
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1075&n=XXXX
【3】麻痺性貝毒(PSP)の新しい検査法が開発されました(3月19日)
カキやアサリなどの二枚貝がPSPを産生する有毒プランクトンを捕食すると、体内にPSPが蓄積されます。その毒化(PSPが蓄積)した二枚貝をヒトが食べると神経性の食中毒症状を発症する場合があります。PSPによる二枚貝の毒化は、全国各地の海域で発生していますが、有毒プランクトンが発生すると二枚貝に規制値(可食部1gあたり4 MU#)を超えるPSPが蓄積していないか適時検査を実施し、有毒な二枚貝が流通することを規制しているため、市販の二枚貝によるPSPの食中毒は発生していません。このように、PSPの監視体制において二枚貝のPSP検査は非常に重要な役割を担っています。
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1076&n=XXXX
【4】感染症の基礎知識を知って、細菌性感染症”レジオネラ肺炎”を予防しよう(3月24日)
レジオネラ症は、レジオネラニューモフィラを代表とする細菌(レジオネラ属菌)が原因となって、発生します。レジオネラ症の中で肺炎が認められる病型をレジオネラ肺炎と呼びます。症状として、全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、咳や38℃以上の高熱、寒気、胸痛、呼吸困難が見られるようになります。今回は、感染症に関わる基礎知識を踏まえて、レジオネラ肺炎の予防策を紹介します。
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1077&n=XXXX
【5】大安研ニュース第10号を発行しました(3月10日)
当法人の役割を住民の皆様に知っていただくとともに、健康に役立つ情報を分かりやすくお届けするために、広報紙「大安研ニュース」を発行しています。
<大安研ニュース第10号目次>
・無菌性髄膜炎ってどんな病気?
・水銀の毒性について
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1078&n=XXXX
●大阪府の感染症発生動向情報
2021年8週~2021年11週(2月22日~3月21日)の大阪府感染症発生動向調査週報 (速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第8週】「RSウイルス感染症 増加続く」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1079&n=XXXX
【第9週】「定点把握疾患報告数 増加傾向続く」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1080&n=XXXX
【第10週】「RSウイルス感染症 増加傾向続く」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1081&n=XXXX
【第11週】「RSウイルス感染症 さらに増加」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1082&n=XXXX
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○配信登録・停止の手続、バックナンバーはこちら
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1083&n=XXXX
○お問合せ・ご意見はこちら
webmaster@iph.osaka.jp
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○当メールマガジンは送信専用メールアドレスから配信しています。このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
○当メールマガジンの内容は、私的使用または引用等、著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより、引用・転載・複製を行うことができます。
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●新型コロナウイルス関連情報
【1】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(20)
●お知らせ
【2】梅毒の報告数は依然として多い状況です
【3】麻痺性貝毒(PSP)の新しい検査法が開発されました
【4】感染症の基礎知識を知って、細菌性感染症”レジオネラ肺炎”を予防しよう
【5】大安研ニュース第10号を発行しました
●大阪府の感染症発生動向調査情報
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●新型コロナウイルス関連情報
【1】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(20)(3月1日/3月19日更新)
2021年1月7日に改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言について、3月1日には大阪府を含む2府4県(岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県)が解除され、残る1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)においても3月21日をもって解除されました。
また、2021年2月13日より、新型コロナウイルス感染症の感染症法における法的位置付けは、「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」に変更されました。
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●お知らせ
【2】梅毒の報告数は依然として多い状況です(3月5日)
2020年における全国の梅毒患者報告数は5,784人であり、2017年以降4年連続して5,000人を超えています。大阪府においては、2020年の年間患者報告数は889人(男性480人、女性409人)で、2019年の報告数より減少(2019年の年間患者報告数は1,101人)していますが、依然として多くの患者が報告されています。また、2015年以降女性の割合が増加しています。
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1075&n=XXXX
【3】麻痺性貝毒(PSP)の新しい検査法が開発されました(3月19日)
カキやアサリなどの二枚貝がPSPを産生する有毒プランクトンを捕食すると、体内にPSPが蓄積されます。その毒化(PSPが蓄積)した二枚貝をヒトが食べると神経性の食中毒症状を発症する場合があります。PSPによる二枚貝の毒化は、全国各地の海域で発生していますが、有毒プランクトンが発生すると二枚貝に規制値(可食部1gあたり4 MU#)を超えるPSPが蓄積していないか適時検査を実施し、有毒な二枚貝が流通することを規制しているため、市販の二枚貝によるPSPの食中毒は発生していません。このように、PSPの監視体制において二枚貝のPSP検査は非常に重要な役割を担っています。
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【4】感染症の基礎知識を知って、細菌性感染症”レジオネラ肺炎”を予防しよう(3月24日)
レジオネラ症は、レジオネラニューモフィラを代表とする細菌(レジオネラ属菌)が原因となって、発生します。レジオネラ症の中で肺炎が認められる病型をレジオネラ肺炎と呼びます。症状として、全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、咳や38℃以上の高熱、寒気、胸痛、呼吸困難が見られるようになります。今回は、感染症に関わる基礎知識を踏まえて、レジオネラ肺炎の予防策を紹介します。
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【5】大安研ニュース第10号を発行しました(3月10日)
当法人の役割を住民の皆様に知っていただくとともに、健康に役立つ情報を分かりやすくお届けするために、広報紙「大安研ニュース」を発行しています。
<大安研ニュース第10号目次>
・無菌性髄膜炎ってどんな病気?
・水銀の毒性について
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1078&n=XXXX
●大阪府の感染症発生動向情報
2021年8週~2021年11週(2月22日~3月21日)の大阪府感染症発生動向調査週報 (速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第8週】「RSウイルス感染症 増加続く」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1079&n=XXXX
【第9週】「定点把握疾患報告数 増加傾向続く」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1080&n=XXXX
【第10週】「RSウイルス感染症 増加傾向続く」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1081&n=XXXX
【第11週】「RSウイルス感染症 さらに増加」
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1082&n=XXXX
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○配信登録・停止の手続、バックナンバーはこちら
http://y.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=70&i=iphosaka&c=1083&n=XXXX
○お問合せ・ご意見はこちら
webmaster@iph.osaka.jp
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○当メールマガジンは送信専用メールアドレスから配信しています。このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
○当メールマガジンの内容は、私的使用または引用等、著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより、引用・転載・複製を行うことができます。
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Copyright (C) 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所
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