大安研メルマガVol.83(2025年5月1日)
2025/05/01 (Thu) 14:00
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(略称「大安研(だいあんけん)」)は、日本初の「地方独立行政法人化した地方衛生研究所」として2017年4月1日に発足しました。大安研では、皆さまの健康に役立つ情報を直接お届けするため、「大安研メルマガ」を月1回配信しています。
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】<論文紹介>健康食品の仮面を被った違法製品~医薬品成分ビンポセチンを検出しました~
【 2 】感染症の発生・流行把握をめざし下水サーベイランスの実証研究に取り組んでいます
【 3 】マイコプラズマ肺炎
【 4 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
【 5 】密封パックされた要冷蔵食品によるボツリヌス食中毒
●大阪府の感染症発生動向調査週報
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●お知らせ
【 1 】<論文紹介>健康食品の仮面を被った違法製品~医薬品成分ビンポセチンを検出しました~
(掲載日:2025年3月24日)
一般的に健康食品とは健康の維持や増進に役立つとされる食品を指します。医薬品と食品との間とも言われることもありますが、あくまで食品のくくりですので有効性や安全性を審査・承認された医薬品とは異なります。健康食品の中には違法に医薬品成分を配合している製品が存在します。本記事では令和4年に検査した健康食品から医薬品成分を検出した事例についてご紹介しています。
https://y.bmd.jp/90/963/2208/XXXX
【 2 】感染症の発生・流行把握をめざし下水サーベイランスの実証研究に取り組んでいます
(掲載日:2025年4月2日)
私たちが病原体に感染した場合、その病原体は体内で増殖し、多くの場合、体外へ排出されます。便や尿に排出された病原体は下水に含まれていることが考えられます。このため、感染者が病院を受診したかどうかに関わらず、下水中の病原体を調べれば感染症の発生・流行の状況を把握できる可能性があります。そこで、下水から検出された病原体遺伝子の情報を感染症の発生・流行状況の調査に活かすことを目的に研究を開始しました。これを“下水サーベイランスの実証研究”といいます。本記事ではその取り組みついてご紹介しています。
https://y.bmd.jp/90/963/2209/XXXX
【 3 】マイコプラズマ肺炎
(更新日:2025年4月17日)
マイコプラズマ肺炎は肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae: M. pneumoniae)によって引き起こされる肺炎です。感染症法に基づく感染症発生動向調査において5類感染症(定点把握)に位置付けられており基幹定点医療機関から毎週患者数が報告されています。2025年第15週は大阪府内の18の基幹定点医療機関から3例のマイコプラズマ肺炎の報告があり、定点あたり報告数は0.17でした。
https://y.bmd.jp/90/963/2210/XXXX
【 4 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
(掲載日:2025年4月17日)
山菜狩りの季節をむかえると、山菜でない野草を食べて食中毒になったというニュースをよく耳にします。食中毒になる原因の多くは、「食用の山菜」と思って採った有毒な野草を誤って食べたこと(誤食)によります。家庭においても、観賞用植物の誤食による食中毒が発生しています。食用と確実に判断できない山菜や植物は、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/2211/XXXX
【 5 】密封パックされた要冷蔵食品によるボツリヌス食中毒
(掲載日:2025年4月21日)
2025年1月、新潟市において50代女性がボツリヌス食中毒を発症したとの報道発表がありました。市内食料品店で購入した食品(容器包装詰、要冷蔵)を誤って自宅で2カ月常温保管し、食べた時にはブルーチーズのような臭いや味がしたといいます。喫食の翌日から、眼のチカチカ感、食べ物の飲み込みにくさ、言葉が発しにくいといった症状を自覚し、その後、全身の麻痺(まひ)症状が現れました。国立感染症研究所の検査で、便や血清からC型ボツリヌス毒素が検出されました。本記事では、密封パック詰の要冷蔵食品によるボツリヌス食中毒についてQ&A方式で解説します。
https://y.bmd.jp/90/963/2212/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2025年第12週~2025年第15週(3月17日~4月13日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第12週】感染性胃腸炎 減少傾向
https://y.bmd.jp/90/963/2213/XXXX
【第13週】感染性胃腸炎 減少続くも、過去10年間の同時期で高い
https://y.bmd.jp/90/963/2214/XXXX
【第14週】伝染性紅斑、水痘 今後の動向に注意
https://y.bmd.jp/90/963/2215/XXXX
【第15週】伝染性紅斑 増加
https://y.bmd.jp/90/963/2216/XXXX
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●お知らせ
【 1 】<論文紹介>健康食品の仮面を被った違法製品~医薬品成分ビンポセチンを検出しました~
【 2 】感染症の発生・流行把握をめざし下水サーベイランスの実証研究に取り組んでいます
【 3 】マイコプラズマ肺炎
【 4 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
【 5 】密封パックされた要冷蔵食品によるボツリヌス食中毒
●大阪府の感染症発生動向調査週報
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●お知らせ
【 1 】<論文紹介>健康食品の仮面を被った違法製品~医薬品成分ビンポセチンを検出しました~
(掲載日:2025年3月24日)
一般的に健康食品とは健康の維持や増進に役立つとされる食品を指します。医薬品と食品との間とも言われることもありますが、あくまで食品のくくりですので有効性や安全性を審査・承認された医薬品とは異なります。健康食品の中には違法に医薬品成分を配合している製品が存在します。本記事では令和4年に検査した健康食品から医薬品成分を検出した事例についてご紹介しています。
https://y.bmd.jp/90/963/2208/XXXX
【 2 】感染症の発生・流行把握をめざし下水サーベイランスの実証研究に取り組んでいます
(掲載日:2025年4月2日)
私たちが病原体に感染した場合、その病原体は体内で増殖し、多くの場合、体外へ排出されます。便や尿に排出された病原体は下水に含まれていることが考えられます。このため、感染者が病院を受診したかどうかに関わらず、下水中の病原体を調べれば感染症の発生・流行の状況を把握できる可能性があります。そこで、下水から検出された病原体遺伝子の情報を感染症の発生・流行状況の調査に活かすことを目的に研究を開始しました。これを“下水サーベイランスの実証研究”といいます。本記事ではその取り組みついてご紹介しています。
https://y.bmd.jp/90/963/2209/XXXX
【 3 】マイコプラズマ肺炎
(更新日:2025年4月17日)
マイコプラズマ肺炎は肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae: M. pneumoniae)によって引き起こされる肺炎です。感染症法に基づく感染症発生動向調査において5類感染症(定点把握)に位置付けられており基幹定点医療機関から毎週患者数が報告されています。2025年第15週は大阪府内の18の基幹定点医療機関から3例のマイコプラズマ肺炎の報告があり、定点あたり報告数は0.17でした。
https://y.bmd.jp/90/963/2210/XXXX
【 4 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
(掲載日:2025年4月17日)
山菜狩りの季節をむかえると、山菜でない野草を食べて食中毒になったというニュースをよく耳にします。食中毒になる原因の多くは、「食用の山菜」と思って採った有毒な野草を誤って食べたこと(誤食)によります。家庭においても、観賞用植物の誤食による食中毒が発生しています。食用と確実に判断できない山菜や植物は、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/2211/XXXX
【 5 】密封パックされた要冷蔵食品によるボツリヌス食中毒
(掲載日:2025年4月21日)
2025年1月、新潟市において50代女性がボツリヌス食中毒を発症したとの報道発表がありました。市内食料品店で購入した食品(容器包装詰、要冷蔵)を誤って自宅で2カ月常温保管し、食べた時にはブルーチーズのような臭いや味がしたといいます。喫食の翌日から、眼のチカチカ感、食べ物の飲み込みにくさ、言葉が発しにくいといった症状を自覚し、その後、全身の麻痺(まひ)症状が現れました。国立感染症研究所の検査で、便や血清からC型ボツリヌス毒素が検出されました。本記事では、密封パック詰の要冷蔵食品によるボツリヌス食中毒についてQ&A方式で解説します。
https://y.bmd.jp/90/963/2212/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2025年第12週~2025年第15週(3月17日~4月13日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第12週】感染性胃腸炎 減少傾向
https://y.bmd.jp/90/963/2213/XXXX
【第13週】感染性胃腸炎 減少続くも、過去10年間の同時期で高い
https://y.bmd.jp/90/963/2214/XXXX
【第14週】伝染性紅斑、水痘 今後の動向に注意
https://y.bmd.jp/90/963/2215/XXXX
【第15週】伝染性紅斑 増加
https://y.bmd.jp/90/963/2216/XXXX
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