大安研メルマガVol.72(2024年6月3日)
2024/06/03 (Mon) 14:00
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(略称「大安研(だいあんけん)」)は、日本初の「地方独立行政法人化した地方衛生研究所」として2017年4月1日に発足しました。大安研では、皆さまの健康に役立つ情報を直接お届けするため、「大安研メルマガ」を月1回配信しています。
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
【 2 】<論文紹介>スピロノラクトン錠の溶出試験に用いるポリソルベート80の品質に関する研究
【 3 】野外活動時や野外の動物に触れることで、ダニに咬まれないように注意しましょう!
【 4 】保健機能食品を正しく利用するために
【 5 】現在も梅毒感染拡大中早期発見・早期治療が大切です!
【 6 】試験法の妥当性評価への取り組み
●大阪府の感染症発生動向調査週報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
(掲載日:2024年4月25日)
山菜狩りの季節をむかえると、山菜でない野草を食べて食中毒になったというニュースをよく耳にします。その原因の多くは、有毒な野草を「食用の山菜」と誤って食べてしまったことです。食用と確実に判断できない山菜や植物は、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。食中毒になる野草についてのホームページ情報も紹介しています。
https://y.bmd.jp/90/963/1978/XXXX
【 2 】<論文紹介>スピロノラクトン錠の溶出試験に用いるポリソルベート80の品質に関する研究
(掲載日:2024年4月30日)
医薬品の品質を評価する試験の1つに医薬品の効き目に直結する「医薬品の溶け方」を評価する溶出試験があります。この試験では、試験液に界面活性剤のポリソルベート80(PS80)を添加する場合があります。上記の論文において、試験に用いるPS80の製品が異なると、スピロノラクトン錠の溶出試験において、安定した測定ができないことを明らかにしました。また、複数の機器を用い、PS80について溶出試験に影響を与える品質の比較を行いました。今回の成果はPS80を選択する際の条件を示しており、医薬品の品質評価に役立つと期待されます。https://y.bmd.jp/90/963/1979/XXXX
【 3 】野外活動時や野外の動物に触れることで、ダニに咬まれないように注意しましょう!
(掲載日:2024年5月2日)
春から秋はダニが活発に活動する時期です。病原体(ウイルスや細菌)を保有しているダニに咬(か)まれると病気を起こすことがあります。ダニと病気について正しい知識をもって適切な予防と行動をしましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/1980/XXXX
【 4 】保健機能食品を正しく利用するために
(掲載日:2024年5月2日)
消費者の健康志向の高まりを受けて、健康に良いとする成分を含んだ「健康食品」や、特定の食品成分を抽出・濃縮した「サプリメント」などの名称で数多くの商品が販売されています。これらは分類上「食品」になりますが、その商品の性格上、医薬品のような効果を期待している消費者も少なくありません。このため、「栄養機能食品」、「特定保健用食品」、「機能性表示食品」の3つに分類されている保健機能食品には、摂取する上での注意事項などが必ず記載されています。購入・利用する際は、商品に記載されている表示を確認しましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/1981/XXXX
【 5 】現在も梅毒感染拡大中早期発見・早期治療が大切です!
(掲載日:2024年5月9日)
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌の感染によって起こる性感染症です。全国の患者の報告数は毎年のように過去最多を更新し、2023年には10年前の12倍となり、特に20代女性の感染が増えています。梅毒は感染に気付きにくいため、感染拡大や治療の遅れにつながりやすい感染症です。しかし、早期に発見・治療を行えば、完治する感染症でもあります。あなた自身と大切なパートナーを守るためにも、早期発見のための行動が大切です!
https://y.bmd.jp/90/963/1982/XXXX
【 6 】試験法の妥当性評価への取り組み
(掲載日:2024年5月10日)
検査結果の信頼性を担保するためには「試験法の評価」が必要になります。当所では、厚生労働省が策定した妥当性評価ガイドラインに基づき、試験法の評価を行い、検査結果の信頼性を担保しています。今回は、試験法の妥当性評価についての取り組みをご紹介します。
https://y.bmd.jp/90/963/1983/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2024年第16週~2024年第20週(4月15日~5月19日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第16週】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 増加
https://y.bmd.jp/90/963/1984/XXXX
【第17週】インフルエンザ 非流行期へ
https://y.bmd.jp/90/963/1985/XXXX
【第18週】手足口病 今後の動向に注目
https://y.bmd.jp/90/963/1986/XXXX
【第19週】手足口病 増加
https://y.bmd.jp/90/963/1987/XXXX
【第20週】手足口病・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 いずれも増加
https://y.bmd.jp/90/963/1988/XXXX
────────────────────────────
○配信登録・停止の手続、バックナンバーはこちら
https://y.bmd.jp/90/963/1989/XXXX
○お問合せ・ご意見はこちら
webmaster@iph.osaka.jp
────────────────────────────
○当メールマガジンは送信専用メールアドレスから配信しています。このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
○当メールマガジンの内容は、私的使用または引用等、著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより、引用・転載・複製を行うことができます。
────────────────────────────
Copyright (C) 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所
http://www.iph.osaka.jp/index.html
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
【 2 】<論文紹介>スピロノラクトン錠の溶出試験に用いるポリソルベート80の品質に関する研究
【 3 】野外活動時や野外の動物に触れることで、ダニに咬まれないように注意しましょう!
【 4 】保健機能食品を正しく利用するために
【 5 】現在も梅毒感染拡大中早期発見・早期治療が大切です!
【 6 】試験法の妥当性評価への取り組み
●大阪府の感染症発生動向調査週報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
(掲載日:2024年4月25日)
山菜狩りの季節をむかえると、山菜でない野草を食べて食中毒になったというニュースをよく耳にします。その原因の多くは、有毒な野草を「食用の山菜」と誤って食べてしまったことです。食用と確実に判断できない山菜や植物は、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。食中毒になる野草についてのホームページ情報も紹介しています。
https://y.bmd.jp/90/963/1978/XXXX
【 2 】<論文紹介>スピロノラクトン錠の溶出試験に用いるポリソルベート80の品質に関する研究
(掲載日:2024年4月30日)
医薬品の品質を評価する試験の1つに医薬品の効き目に直結する「医薬品の溶け方」を評価する溶出試験があります。この試験では、試験液に界面活性剤のポリソルベート80(PS80)を添加する場合があります。上記の論文において、試験に用いるPS80の製品が異なると、スピロノラクトン錠の溶出試験において、安定した測定ができないことを明らかにしました。また、複数の機器を用い、PS80について溶出試験に影響を与える品質の比較を行いました。今回の成果はPS80を選択する際の条件を示しており、医薬品の品質評価に役立つと期待されます。https://y.bmd.jp/90/963/1979/XXXX
【 3 】野外活動時や野外の動物に触れることで、ダニに咬まれないように注意しましょう!
(掲載日:2024年5月2日)
春から秋はダニが活発に活動する時期です。病原体(ウイルスや細菌)を保有しているダニに咬(か)まれると病気を起こすことがあります。ダニと病気について正しい知識をもって適切な予防と行動をしましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/1980/XXXX
【 4 】保健機能食品を正しく利用するために
(掲載日:2024年5月2日)
消費者の健康志向の高まりを受けて、健康に良いとする成分を含んだ「健康食品」や、特定の食品成分を抽出・濃縮した「サプリメント」などの名称で数多くの商品が販売されています。これらは分類上「食品」になりますが、その商品の性格上、医薬品のような効果を期待している消費者も少なくありません。このため、「栄養機能食品」、「特定保健用食品」、「機能性表示食品」の3つに分類されている保健機能食品には、摂取する上での注意事項などが必ず記載されています。購入・利用する際は、商品に記載されている表示を確認しましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/1981/XXXX
【 5 】現在も梅毒感染拡大中早期発見・早期治療が大切です!
(掲載日:2024年5月9日)
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌の感染によって起こる性感染症です。全国の患者の報告数は毎年のように過去最多を更新し、2023年には10年前の12倍となり、特に20代女性の感染が増えています。梅毒は感染に気付きにくいため、感染拡大や治療の遅れにつながりやすい感染症です。しかし、早期に発見・治療を行えば、完治する感染症でもあります。あなた自身と大切なパートナーを守るためにも、早期発見のための行動が大切です!
https://y.bmd.jp/90/963/1982/XXXX
【 6 】試験法の妥当性評価への取り組み
(掲載日:2024年5月10日)
検査結果の信頼性を担保するためには「試験法の評価」が必要になります。当所では、厚生労働省が策定した妥当性評価ガイドラインに基づき、試験法の評価を行い、検査結果の信頼性を担保しています。今回は、試験法の妥当性評価についての取り組みをご紹介します。
https://y.bmd.jp/90/963/1983/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2024年第16週~2024年第20週(4月15日~5月19日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第16週】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 増加
https://y.bmd.jp/90/963/1984/XXXX
【第17週】インフルエンザ 非流行期へ
https://y.bmd.jp/90/963/1985/XXXX
【第18週】手足口病 今後の動向に注目
https://y.bmd.jp/90/963/1986/XXXX
【第19週】手足口病 増加
https://y.bmd.jp/90/963/1987/XXXX
【第20週】手足口病・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 いずれも増加
https://y.bmd.jp/90/963/1988/XXXX
────────────────────────────
○配信登録・停止の手続、バックナンバーはこちら
https://y.bmd.jp/90/963/1989/XXXX
○お問合せ・ご意見はこちら
webmaster@iph.osaka.jp
────────────────────────────
○当メールマガジンは送信専用メールアドレスから配信しています。このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
○当メールマガジンの内容は、私的使用または引用等、著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより、引用・転載・複製を行うことができます。
────────────────────────────
Copyright (C) 地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所
http://www.iph.osaka.jp/index.html