大安研メルマガVol.65(2023年11月1日)
2023/11/01 (Wed) 14:00
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(略称「大安研(だいあんけん)」)は、日本初の「地方独立行政法人化した地方衛生研究所」として2017年4月1日に発足しました。大安研では、皆さまの健康に役立つ情報を直接お届けするため、「大安研メルマガ」を月1回配信しています。
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】海外への渡航時は狂犬病にご注意ください
【 2 】<論文紹介>危険ドラッグの摂取証明に強力な一手!代謝物の分子構造を解明しました
●大阪府の感染症発生動向調査週報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】海外への渡航時は狂犬病にご注意ください
(掲載日:2023年10月2日)
狂犬病は発症後の致死率がほぼ100%の恐ろしい感染症で、「狂犬病ウイルス」を持った動物に咬(か)まれることで感染します。アジア、アフリカを中心に、世界のほとんどの国で狂犬病が発生しており、日本以外では、イヌだけでなく、ネコ、キツネ、アライグマ、コウモリなどの野生動物にも注意が必要です。海外で動物に咬まれたり、引っかかれたりした場合は、すぐに傷口を洗浄し、現地の医療機関で診断を受けましょう。「感染」が疑われる場合は、速やかに狂犬病ワクチンの接種を受けて「発症」を予防することが大切です。また、狂犬病の流行地への渡航が予定されている方は、渡航前に予防接種を受けておくことも検討しましょう。動物には、むやみに近づかない、手を出さないことも大切です。
https://y.bmd.jp/90/963/1782/XXXX
【 2 】<論文紹介>危険ドラッグの摂取証明に強力な一手!代謝物の分子構造を解明しました
(掲載日:2023年9月26日)
薬の服用時には、肝臓などで薬成分の「代謝」(たいしゃ)※が起こり、薬が長く体内に残ることを防いでいます。危険ドラッグを摂取した場合にも、この「代謝」が起こり、複数の「代謝物」が生じます。危険ドラッグの摂取が疑われる対象者の尿などから、特定の危険ドラッグに由来する特徴的な「代謝物」が検出された場合、その結果は「特定の危険ドラッグの摂取」を裏付ける有力な証拠となります。したがって、様々な危険ドラッグからどのような代謝物が生じるのか、その分子構造を解明することは重要な課題です。この度、大麻の効き目を真似て人工的に作製された危険ドラッグである「クミル-スピナカ」の代謝物の構造を解明することに成功しました。今回の成果は、より効果的な薬物取締りに役立つと期待されます。
(※代謝の例:尿や便と一緒に体外に排出されやすい分子構造への変化)
https://y.bmd.jp/90/963/1783/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2023年38週~2023年41週(9月18日~ 10月15日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第38週】インフルエンザ やや増加
https://y.bmd.jp/90/963/1784/XXXX
【第39週】インフルエンザ さらに増加
https://y.bmd.jp/90/963/1785/XXXX
【第40週】インフルエンザ やや増加
https://y.bmd.jp/90/963/1786/XXXX
【第41週】インフルエンザ さらに増加続く
https://y.bmd.jp/90/963/1787/XXXX
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webmaster@iph.osaka.jp
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━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】海外への渡航時は狂犬病にご注意ください
【 2 】<論文紹介>危険ドラッグの摂取証明に強力な一手!代謝物の分子構造を解明しました
●大阪府の感染症発生動向調査週報
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●お知らせ
【 1 】海外への渡航時は狂犬病にご注意ください
(掲載日:2023年10月2日)
狂犬病は発症後の致死率がほぼ100%の恐ろしい感染症で、「狂犬病ウイルス」を持った動物に咬(か)まれることで感染します。アジア、アフリカを中心に、世界のほとんどの国で狂犬病が発生しており、日本以外では、イヌだけでなく、ネコ、キツネ、アライグマ、コウモリなどの野生動物にも注意が必要です。海外で動物に咬まれたり、引っかかれたりした場合は、すぐに傷口を洗浄し、現地の医療機関で診断を受けましょう。「感染」が疑われる場合は、速やかに狂犬病ワクチンの接種を受けて「発症」を予防することが大切です。また、狂犬病の流行地への渡航が予定されている方は、渡航前に予防接種を受けておくことも検討しましょう。動物には、むやみに近づかない、手を出さないことも大切です。
https://y.bmd.jp/90/963/1782/XXXX
【 2 】<論文紹介>危険ドラッグの摂取証明に強力な一手!代謝物の分子構造を解明しました
(掲載日:2023年9月26日)
薬の服用時には、肝臓などで薬成分の「代謝」(たいしゃ)※が起こり、薬が長く体内に残ることを防いでいます。危険ドラッグを摂取した場合にも、この「代謝」が起こり、複数の「代謝物」が生じます。危険ドラッグの摂取が疑われる対象者の尿などから、特定の危険ドラッグに由来する特徴的な「代謝物」が検出された場合、その結果は「特定の危険ドラッグの摂取」を裏付ける有力な証拠となります。したがって、様々な危険ドラッグからどのような代謝物が生じるのか、その分子構造を解明することは重要な課題です。この度、大麻の効き目を真似て人工的に作製された危険ドラッグである「クミル-スピナカ」の代謝物の構造を解明することに成功しました。今回の成果は、より効果的な薬物取締りに役立つと期待されます。
(※代謝の例:尿や便と一緒に体外に排出されやすい分子構造への変化)
https://y.bmd.jp/90/963/1783/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2023年38週~2023年41週(9月18日~ 10月15日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第38週】インフルエンザ やや増加
https://y.bmd.jp/90/963/1784/XXXX
【第39週】インフルエンザ さらに増加
https://y.bmd.jp/90/963/1785/XXXX
【第40週】インフルエンザ やや増加
https://y.bmd.jp/90/963/1786/XXXX
【第41週】インフルエンザ さらに増加続く
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