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地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(略称「大安研(だいあんけん)」)は、日本初の「地方独立行政法人化した地方衛生研究所」として2017年4月1日に発足しました。大安研では、皆さまの健康に役立つ情報を直接お届けするため、「大安研メルマガ」を月1回配信しています。

━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】食品を酸化から守ってくれるもの、「酸化防止剤」
【 2 】咽頭結膜熱にご注意ください!
【 3 】インフルエンザが大阪府で増加傾向。ご注意を!
●大阪府の感染症発生動向調査週報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】食品を酸化から守ってくれるもの、「酸化防止剤」
(掲載日:2023年9月5日)
食品が空気に触れると酸化して色や風味が悪くなります。また、油脂を多く含む食品が酸化すると「油焼け」と呼ばれる現象(異臭・変色)や食中毒を引き起こすことがあります。食品の酸化を防ぐために使用される食品添加物が「酸化防止剤」です。酸化防止剤は、油に溶けやすいもの(脂溶性)と水に溶けやすいもの(水溶性)の2種類に分けることができます。脂溶性の酸化防止剤(「ビタミンE」など)は、主に油脂の酸化を防ぐために、また、水溶性の酸化防止剤(「ビタミンC」など)は様々な食品の色や風味が悪くなるのを防ぐために役立っています。
https://y.bmd.jp/90/963/1766/XXXX

【 2 】咽頭結膜熱にご注意ください!
(掲載日:2023年9月14日)
咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)は、ウイルス感染により発熱、咽頭炎、結膜炎などの症状を引き起こす疾患です。子どもの間でプールの利用による流行が多いため、「プール熱」とも呼ばれていますが、プール以外でも感染します。感染予防には、手洗い、咳(せき)エチケット、プールの前後のシャワーや「うがい」が有効です。全国的に過去5年間と比較して感染者数が多い状況で、大阪府でも咽頭結膜熱の患者報告数が急増しています。感染予防を心がけましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/1767/XXXX

【 3 】インフルエンザが大阪府で増加傾向。ご注意を!
(掲載日:2023年9月14日)
大阪府でインフルエンザが流行の兆しです。2023年9月現在、「定点あたり報告数」が流行開始の目安である1を上回り続けており、注意が必要です。インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさなどの症状が急速に現れる感染症です。普通の風邪(かぜ)と同じように、鼻水、咳(せき)などの症状もみられますが、全身症状が強いことが特徴です。感染予防のためには、手洗いやワクチン接種が重要です。咳やくしゃみなどの症状があるときは、他の人への感染を防ぐために、咳エチケット、マスクの着用などを心がけてください。
https://y.bmd.jp/90/963/1768/XXXX

●大阪府の感染症発生動向調査週報
2023年33週~2023年37週(8月14日~ 9月17日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第33週】咽頭結膜熱 再び増加
https://y.bmd.jp/90/963/1769/XXXX
【第34週】新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの動向に注意
https://y.bmd.jp/90/963/1770/XXXX
【第35週】咽頭結膜熱 警報レベルを超える
https://y.bmd.jp/90/963/1771/XXXX
【第36週】インフルエンザ 全11ブロックで増加
https://y.bmd.jp/90/963/1772/XXXX
【第37週】インフルエンザ 増加続く
https://y.bmd.jp/90/963/1773/XXXX
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