大安研メルマガVol.59(2023年5月1日)
2023/05/01 (Mon) 14:00
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所(略称「大安研(だいあんけん)」)は、日本初の「地方独立行政法人化した地方衛生研究所」として2017年4月1日に発足しました。大安研では、皆さまの健康に役立つ情報を直接お届けするため、「大安研メルマガ」を月1回配信しています。
━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】サル痘(mpox)の多国間への感染の拡がりについて
【 2 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
【 3 】PFAS関連記事の紹介(過去の掲載記事から)
【 4 】職員採用選考【職種:研究員(微生物・衛生化学)】
●大阪府の感染症発生動向調査週報
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●お知らせ
【 1 】サル痘(mpox)の多国間への感染の拡がりについて
(掲載日:2023年4月18日)
サル痘(mpox:エムポックス)※1は、主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)に感染するリスクが高い伝染病です。近年ではアメリカ合衆国を中心に世界的な拡がりを見せています。日本国内においても、2023年4月14日時点で109例の報告があり、すべて男性の症例です。
※1:「サル痘」という用語は、この病気の原因ウイルスがサルから初めて発見されたことに由来しています。英語の略称である「mpox」の「m」は「monkey」の頭文字(サルを表す)であり、「pox」は「痘そう」(皮膚に発しんの出る病気)を表しています。
https://y.bmd.jp/90/963/1641/XXXX
【 2 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
(掲載日:2023年4月20日)
山菜狩りの季節になると、山菜と間違えて有毒な野草を食べて食中毒になる事例が増えます。間違えやすい有毒植物として、例えばイヌサフランやグロリオサがあり、令和4年度にはこれらを誤って食べて死亡した例が1件ずつ報告されています。これらの野草を含め、食用と判断できないものは決して「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。
https://y.bmd.jp/90/963/1642/XXXX
【 3 】PFAS関連記事の紹介(過去の掲載記事から)
最近、報道等でPFAS(有機フッ素化合物)という言葉を目にする機会が増えています。PFASに関連する大安研の過去の記事のタイトルとリンクを紹介します。
水道水におけるPFOSとPFOAについて
(掲載日:2020年5月19日)
https://y.bmd.jp/90/963/1643/XXXX
水道水中PFOS・PFOAの分析法について
(掲載日:2021年7月12)
https://y.bmd.jp/90/963/1644/XXXX
身近にあるPFAS(ピーファス)(大安研ニュース No.12)
(発行:2021年11月)
https://y.bmd.jp/90/963/1645/XXXX
(補足情報)有機フッ素化合物の「PFAS」※2は、はっ水剤や消火剤として使用されてきました。PFASは、自然界で分解しにくく、水にも油にも比較的溶けやすい性質を持つ環境汚染物質としても知られています。大安研は国や自治体と協力して、水道水中のPFASの調査・研究等に取り組んでいます。
過去の記事には掲載されていませんが、近年、わが国において、PFASの製造工場や、PFASを含む消火剤を使用してきた軍事施設の周辺地域で、河川水や地下水に含まれるPFAS濃度や付近住民の血液中のPFAS濃度が高い状況が明らかになりつつあり、大安研としても注視しているところです。
※2:「PFAS」はペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称です。いずれも複数のフッ素原子を含む化合物であり、骨組みとなる炭化水素の水素原子がすべてもれなくフッ素原子で置換されたものは「ペルフルオロ~」で、それ以外は「ポリフルオロ~」として大別されます。なお、「ペルフルオロ~」は「パーフルオロ~」と称されることもあります。
【 4 】職員採用選考【職種:研究員(微生物・衛生化学)】
(掲載日:2023年4月13日)
大安研では、令和6年4月1日から勤務していただく微生物・衛生化学分野の研究員(若干名)を新規採用予定です。採用選考試験の日程等の詳細は順次HPでお知らせします。
https://y.bmd.jp/90/963/1646/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2023年12週~2023年15週(3月20日~ 4月16日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第12週】「RSウイルス感染症 増加続く」
https://y.bmd.jp/90/963/1647/XXXX
【第13週】「RSウイルス感染症 引き続き増加」
https://y.bmd.jp/90/963/1648/XXXX
【第14週】「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 今後の動向に注意」
https://y.bmd.jp/90/963/1649/XXXX
【第15週】「インフルエンザ 非流行期へ」
https://y.bmd.jp/90/963/1650/XXXX
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━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ
【 1 】サル痘(mpox)の多国間への感染の拡がりについて
【 2 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
【 3 】PFAS関連記事の紹介(過去の掲載記事から)
【 4 】職員採用選考【職種:研究員(微生物・衛生化学)】
●大阪府の感染症発生動向調査週報
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●お知らせ
【 1 】サル痘(mpox)の多国間への感染の拡がりについて
(掲載日:2023年4月18日)
サル痘(mpox:エムポックス)※1は、主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)に感染するリスクが高い伝染病です。近年ではアメリカ合衆国を中心に世界的な拡がりを見せています。日本国内においても、2023年4月14日時点で109例の報告があり、すべて男性の症例です。
※1:「サル痘」という用語は、この病気の原因ウイルスがサルから初めて発見されたことに由来しています。英語の略称である「mpox」の「m」は「monkey」の頭文字(サルを表す)であり、「pox」は「痘そう」(皮膚に発しんの出る病気)を表しています。
https://y.bmd.jp/90/963/1641/XXXX
【 2 】(危険)知らない野草、山菜は採らない、食べない、売らない、あげない!
(掲載日:2023年4月20日)
山菜狩りの季節になると、山菜と間違えて有毒な野草を食べて食中毒になる事例が増えます。間違えやすい有毒植物として、例えばイヌサフランやグロリオサがあり、令和4年度にはこれらを誤って食べて死亡した例が1件ずつ報告されています。これらの野草を含め、食用と判断できないものは決して「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。
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【 3 】PFAS関連記事の紹介(過去の掲載記事から)
最近、報道等でPFAS(有機フッ素化合物)という言葉を目にする機会が増えています。PFASに関連する大安研の過去の記事のタイトルとリンクを紹介します。
水道水におけるPFOSとPFOAについて
(掲載日:2020年5月19日)
https://y.bmd.jp/90/963/1643/XXXX
水道水中PFOS・PFOAの分析法について
(掲載日:2021年7月12)
https://y.bmd.jp/90/963/1644/XXXX
身近にあるPFAS(ピーファス)(大安研ニュース No.12)
(発行:2021年11月)
https://y.bmd.jp/90/963/1645/XXXX
(補足情報)有機フッ素化合物の「PFAS」※2は、はっ水剤や消火剤として使用されてきました。PFASは、自然界で分解しにくく、水にも油にも比較的溶けやすい性質を持つ環境汚染物質としても知られています。大安研は国や自治体と協力して、水道水中のPFASの調査・研究等に取り組んでいます。
過去の記事には掲載されていませんが、近年、わが国において、PFASの製造工場や、PFASを含む消火剤を使用してきた軍事施設の周辺地域で、河川水や地下水に含まれるPFAS濃度や付近住民の血液中のPFAS濃度が高い状況が明らかになりつつあり、大安研としても注視しているところです。
※2:「PFAS」はペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称です。いずれも複数のフッ素原子を含む化合物であり、骨組みとなる炭化水素の水素原子がすべてもれなくフッ素原子で置換されたものは「ペルフルオロ~」で、それ以外は「ポリフルオロ~」として大別されます。なお、「ペルフルオロ~」は「パーフルオロ~」と称されることもあります。
【 4 】職員採用選考【職種:研究員(微生物・衛生化学)】
(掲載日:2023年4月13日)
大安研では、令和6年4月1日から勤務していただく微生物・衛生化学分野の研究員(若干名)を新規採用予定です。採用選考試験の日程等の詳細は順次HPでお知らせします。
https://y.bmd.jp/90/963/1646/XXXX
●大阪府の感染症発生動向調査週報
2023年12週~2023年15週(3月20日~ 4月16日)の大阪府感染症発生動向調査週報
(速報)を大阪府感染症情報センターのHPに掲載しました。
【第12週】「RSウイルス感染症 増加続く」
https://y.bmd.jp/90/963/1647/XXXX
【第13週】「RSウイルス感染症 引き続き増加」
https://y.bmd.jp/90/963/1648/XXXX
【第14週】「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 今後の動向に注意」
https://y.bmd.jp/90/963/1649/XXXX
【第15週】「インフルエンザ 非流行期へ」
https://y.bmd.jp/90/963/1650/XXXX
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